【注目株】金融、輸出、エルピーダ、日産化、自動車部品、紙パ(2)
3月6日(ブルームバーグ):6日の材料銘柄は以下の通り。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=aFNv6KuYy5Zc&refer=jp_japan
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など金融株:5日の米国株市場では金融不安が強まった。格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが米銀JPモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴ、バンク・オブ・アメリカ(BOA)の格付けを引き下げる可能性を示し、金融株が軒並み急落。シティグループの株価は初めて1ドルを割り込んだ。
トヨタ自動車(7203)など輸出関連株:5日の海外外国為替市場では、円が主要通貨に対して上昇した。米S&P500種株価指数が 1996年以来の低水準に落ち込んだことで、日本の投資家による資金の本国還流の動きが進んだことが背景。東京時間早朝は対ドルで98円、対ユーロで123円をそれぞれはさんだ動きとなっている。
エルピーダメモリ(6665):台湾経済部(経済省)は5日、台湾のDRAMメーカー6社を統合して傘下に置く新会社を設立すると発表した。新会社の社名は「台湾メモリー」で、当局の出資比率は50%未満となる。台湾勢を1つに再編した上で、コスト競争力の高い海外企業の技術導入を図るため、エルピーダや米マイクロン・テクノロジーとも交渉し、統合に加わるよう協議するという。また6日付の日本経済新聞朝刊は、エルピーダが新たな資本増強を迫られそうだと報じた。
日産化学工業(4021):同社と帝人ファーマは5日、両社が共同開発中の新規心房細動および粗動の治療・予防薬について、米ブリストル・マイヤーズスクイブ社とライセンス契約を締結したと発表。契約に際しての一時金4000万ドル、開発段階に応じたマイルストーン(節目)総額1億7000万ドル、売上高に応じたマイルストーン総額1億 7500万ドル、ならびに売上高に応じたロイヤルティを受領するという。
トヨタ自動車系の部品株:信用調査会社の帝国データバンク・名古屋支店は5日、トヨタ自動車グループ下請けの日本高周波(愛知県豊田市)が3日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したと発表した。負債は約26億円。同社はトヨタ紡織(3116)の下請け企業で、自動車ドアの内張り加工などを手掛けてきた。
パルプ・紙株:大和総研は5日、東証1部主要企業300社(金融除く)の08年度の経常利益予想が昨年11月時の前年度比29%減から、同64%減に減益率が拡大するとの分析結果を公表。世界的な景気の急減速、円高、製品価格の下落などが背景。業種別では自動車、電機が赤字に転落し、化学や商社の減益率が拡大、前回は増益を見込んでいた紙パも減益に転じる。一方、09年度は9.2%減益の予想。原油価格下落の恩恵で、紙パと電力・ガスの増益率が上振れしている。
CSKホールディングス(9737):4月1日付で機構改革を実施、グループを横断した営業推進機能、事業企画機能として「グループ営業推進部」を新設する。組織は13部・室から8部・室に大幅に簡素化される。
小売株:6日付の日本経済新聞朝刊は、春季労使交渉で自動車大手が労働組合の賃金改善要求に対してゼロ回答する方針になったのに加え、電機大手も経営側はゼロ回答も辞さない姿勢を示していると報道。賃金に対する不透明感から、個人消費の先行き懸念強まる可能性がある。
セブン&アイ・ホールディングス(3382):景気悪化で落ち込んでいる売り上げ回復のため、低価格の食料品などをそろえた新しいタイプの店を当初の2倍に増やすとNHKが6日報じた。
ワイエイシイ(6298)::元社員の代表者印不正使用による私文書偽造が判明したと発表。現段階で明らかになっている懸念される被害額は5000万円。
セシール(9937):春夏カタログの配布部数・ページ数の削減、暖冬で秋冬物が伸び悩んだことが影響し、2月の売上高は前年同期比 19.5%減の37億円になった。1月は同1.5%減の45億円。
アルチザネットワークス(6778):WiMAX対応製品の販売前年同期比を上回ったものの、HSDPA対応基地局向け、次世代移動体通信向け製品の販売が低迷した影響などで、第2四半期累計(08年8月- 09年1月)の単独営業損益は7200万円の赤字となった。前年同期は5億9400万円の黒字。一方、発行済み株式総数の1.1%に相当する1000 株を上限に自社株買いを実施する。実施期間は9日から4月17日。
アインファーマシーズ(9627):調剤薬局など医薬事業における既存店の堅調、新規出店、子会社による埼玉調剤の買収効果などで第3四半期累計(08年5月-09年1月)の連結営業利益は前年同期比23%増の36億円になった。据え置かれた09年4月通期計画の49億円(前期比11%増)に対する進ちょく率は73%。
東栄住宅(8875):首都圏中心に戸建てやマンションを分譲。販売用不動産の評価損、過年度保証工事引当金繰入額の発生などにより、 09年1月期の連結純損失は137億円と、従来計画の80億円から拡大したもようと発表。
ラウンドワン(4680):2月の月次売り上げ状況によると、既存店の総売上高は前年同月比7.7%減となり、全社ベースでは同0.8%減の59億8200万円だった。
ヒマラヤ(7514):中部地方を中心にスポーツ用品専門チェーンを展開。2月度の月次売り上げ速報によると、既存店売上高は前年同月比22.7%減、全店ベースでも12.7%減に落ち込んだ。既存店ベースでは客数、客単価とも10%以上の落ち込み。
インデックス・ホールディングス(4835):保有するフィスコ(3807)株を、借入金担保として提供していることが大量保有報告書で明らかになった。ブルームバーグ・データによると、インデクHは金融情報などを提供するフィスコの筆頭株主。インデクHが関東財務局に提出した変更報告書(大量保有報告書)には、同社がフィスコ株の保有比率を17.9%に据え置いた上で、借入金の担保としてフィスコ株を中小企業保証機構に全株(5978株)担保提供した、と記載している。
綜合臨床ホールディングス(2399):08年8月-09年1月期の連結最終損失が1億4200万円となった。難易度の高い難治性疾患分野の案件や外注案件の比率が計画より高くなり、原価率が上昇して赤字が拡大した。
アルインコ(5933):投資有価証券の評価損、持分法(中央ビルト工業、1971)による投資損失を特別損失として計上するため、09年3月期の連結純利益予想を従来の7億6000万円から前期比96%減の 4000万円に引き下げた。期末の配当を1株当たり3.5円と従来計画の 7.5円から減配、年間では13円配となり、前期から2円減る。
丸千代山岡家(3399):北海道、関東で「ラーメン山岡家」をチェーン展開。原材料価格は期初計画を上回ったものの、電化厨房の導入による光熱費の圧縮、人件費適正化などの効果で、09年1月期の単独営業利益は従来計画から17%上振れ、2億2900万円になったもよう。前の期の2.8倍水準。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 長谷川 敏郎 Toshiro Hasegawa thasegawa6@bloomberg.net
更新日時 : 2009/03/06 08:16 JST
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