古河電工、高速データ通信カード対応ワイヤレスルータ「FITELnet-F140」を販売
高速データ通信カード対応ワイヤレスルータ FITELnet-F140 を販売開始
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=190624&lindID=4
古河電気工業は、IPsec(注1)対応ブロードバンドルータFITELnet-Fシリーズに、高速データ通信カードに対応した「ワイヤレスルータFITELnet-F140」を追加します。FITELnet-F120の後継機種となり、2008年6月30日より販売を開始します。
PHS回線や3G携帯回線に加えて、HSDPA(注2)やEV-DO Rev.A(注3)といった3.5G携帯回線に接続する最新の高速データ通信カードに対応し、IPsec通信において最大110Mbps以上の高スループットを実現しました。また、イベントアクション機能(注4)の搭載により、バックアップ構成をサポートします。
急速に普及する高速モバイルデータ通信サービスを利用した、WAN回線のワイヤレス化に最適な製品です。
■ 開発の背景
近年、HSDPAやEV-DO Rev.Aといった、3.5G携帯回線による高速モバイルデータ通信サービスが急速に普及してきており、企業ネットワークの構築においても、新たなアクセス回線として注目を集めています。
FITELnet-Fシリーズでは、従来からPHS回線や3G携帯回線に接続するデータ通信カードに対応した、ワイヤレスルータFITELnet-F120をラインアップしておりましたが、3.5G携帯回線をはじめとして急速に広帯域化する高速モバイルデータ通信サービスに対応してゆくため、FITELnet-F140の開発を行いました。
実績豊富なブロードバンドルータFITELnet-F100をベースに開発することにより、同等の高スループット(最大110Mbps以上)を実現し、その他の機能も向上しております。
なおFITELnet-F140は、株式会社NTTデータ殿との共同企画製品である「F140D」として、NTTデータ殿が2008年1月より販売中です。
■ 製品の特長・データスペック
1.高速データ通信カードに幅広く対応
<対応予定カード>(順不同)
・イー・モバイル:D01NE、D02NE
・ソフトバンクモバイル:C01SI
・au:W01K、W04K、W05K
・ウィルコム:AX510N、AX520N
・NTTコミュニケーションズ:MC-N201P
※上記以外のデータ通信カードにも順次対応予定です
2.FITELnet-F シリーズの高いパフォーマンスを継承
・IPsec通信において最大110Mbps以上の高スループットを実現
3.データ通信カードを利用したバックアップ構成をサポート
・FITELnet-F シリーズで実績のあるイベントアクション機能を搭載し、障害時の回線自動切り換え、切り戻しを、データ通信カードを利用した構成でも実現しております。
4.その他スペック
・WAN:2ポート(10/100BASE-TX)
・LAN:4ポートスイッチングHUB(10/100BASE-TX)
・拡張スロット:PCMCIA×1スロット
・ステートフルインスペクションファイアウォール(注5)機能をサポート
・IPv6サポート
標準価格:125,000円(税別) ※従来機種のFITELnet-F120と同等です。
2008年6月30日販売開始予定
販売目標台数は、FITELnet-Fシリーズ全体で年間3万台を見込んでおります。
■ システム構成図
* 関連資料 参照
■ 用語解説
(注1)IPsec(IP security):
VPNを実現する方式。インターネットワーキングの標準化団体であるIETF(Internet Engineering Task Force)ワーキンググループにて策定された。転送データ(パケット)を暗号化、トンネリング、復号化することにより、途中経路でのデータ改竄・盗聴を防ぎ、セキュリティが確保されたバーチャル・プライベート・ネットワーク(VPN)を構築することができる。
(注2)HSDPA(High Speed Downlink Packet Access):
第3世代(3G)携帯電話方式「W-CDMA」のデータ通信を高速化した規格。3G方式の改良版であることから「3.5G」とも呼ばれ、従来の5倍以上(最大14.4Mbps)の通信速度を実現する。
(注3)EV-DO REV.A:
第3世代の移動対通信方式であるCDMA2000のデータ通信を高速化した派生規格。CDMA2000 1xEV-DO 方式をさらに改良したもの。正式には、CDMA2000 1xEV-DO Rev.Aという。
(注4)イベントアクション機能:
古河電気工業が開発したFIELnet-Fシリーズでサポートする冗長機能(バックアップ機能)の名称。複数のイベント(経路の監視、インタフェースの状態変化等)を基に、さまざまなアクション(通信経路の変更、電子メール送信等)を行うことができる。
(注5)ステートフルインスペクションファイアーウオール:
ステートフルインスペクション(Stateful Inspection)は、従来の「パケットフィルタリング」が進化したもので、通信(セッション)の状態や流れを監視・記憶し、許可されたアプリケーションのセッションのみをオープンする方法でネットワーク・アクセスを制御する方式。
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