実機展示されるnuvifoneなどモバイル端末を紹介
CommunicAsia 2008は、アジアでは最大級となる通信関連の国際展示会だが、今回は世界のケータイトップメーカー5社のうち、ノキアとモトローラ、ソニー・エリクソンは出展を見送っている。そのため、一般コンシューマー向けにケータイを展示するのは、大手ではサムスンとLGの2社だけとなっていた。ここでは、携帯電話以外も含め、モバイル機器の展示を紹介する。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/event/40500.html
■ パナソニック
パナソニックによるTOUGHBOOKの展示
日本の企業では、ドコモのほかにもパナソニックが出展しているが、こちらはノートパソコンの「TOUGHBOOK」を展示しているだけで、ケータイの展示は行なっていなかった。ちなみにシンガポールでは、国内でレッツノートブランドで売られているモデルもTOUGHBOOKブランドでの販売となっている。また、無線LANだけでなくHSDPA通信機能も内蔵している。
■ GARMIN
GARMINのブース
nuvifone
ポータブルナビゲーションデバイスを手がけるGARMINは、通信機能を内蔵する「nuvifone」の実機を展示している。キーがほとんどない全面タッチパネルディスプレイのナビゲーションデバイス型となっているが、4バンドのGSMと3バンドのHSDPAに対応し、電話もできるスマートフォンのようなデバイスになっている。
発売は年末の見込みで、価格は決まっていない。日本での販売予定はなく、アジアではシンガポール、香港、台湾、インドネシアで発売される。
主な機能は、ウェブブラウジングと電話やSMS、メールなどのコミュニケーション、そしてナビゲーションとなる。ただし今回のデモでは通信機能は使えず、ウェブブラウザなどは試すことができなかった。ナビゲーションに利用する地図データはすべて本体に内蔵され、通信は必要ない。新たな地域の地図が必要な場合、メモリカードで追加できる。
操作はすべてタッチパネルディスプレイで行なう。画面上のアイコンなどは十分に大きく、指でも操作しやすくデザインされている。ケータイ風に縦長画面でも使えるが、本体を横にすれば横長画面の表示に自動的に切り替わる。屋外や車内での利用を想定し、映り込みが少なく、指紋も付きにくいつや消し加工が画面表面に施されている。
2月のWorld Mobile Congressではnuvifoneがケース内で展示されていたが、今回は一般来場者が自由に触れる形の展示となっていた。ただし実機は開発途中ということで、一部機能が使えないなどの制限が設けられていた。
右側面 背面。カメラを搭載する
メインメニュー 本体を横にすると画面表示も横長に変化する
地図の場所や電話帳の検索はすべて「Search」にまとめられている 試したところ、すべてのメニューで縦横両方の画面が用意されていた
ナビの画面 ナビは横画面の方が使いやすいとのこと
ソフトウェアキーボードはQWERTY型も用意されているようだが、デモ機では試せなかった 電話をかけるのにもソフトウェアテンキーを使う
■ Yahoo!
Yahoo!のブース
Yahoo!は、モバイル向けのサービス「Yahoo! Go 3.0」を紹介していた。Yahoo!は往来の多い通り沿いに大きなブースを設け、「Cafe Yahoo!」と称してカップアイスを配るなどして、多くの来場者を集めていた。
Yahoo! Go 3.0では目玉として「Mobile Widget」が提供される。これはいわゆるウィジェットの実行環境で、Javaアプリとして提供される(iPhone向けはウェブサイト)。ユーザーは自分のYahoo! Go上に自由にウィジェットを追加できる。ウィジェットはYahoo!自身が配信するものに加え、サードパーティによるウィジェットも利用できる。
ウィジェットには互換性があり、開発者は1つのウィジェットを作れば、複数のプラットフォームで利用できるようになる。対応するプラットフォームは、一般的なケータイのJavaアプリやiPhoneなど。ブースでは一般的なケータイやS60端末、BlackBerry、iPhone上でデモが行なわれていた。
ウィジェットは基本的に無料で、現在のところ有料のものはない。ただし今後は有料登録型のウィジェットを配信するための仕組みも導入する予定だという。なお、仕組みなどの違いから、日本のケータイ向けにウィジェットを提供する予定はないとのこと。
通常の端末でJavaアプリとして動くYahoo! GoのMobile Widget Mobile Widgetの検索画面。ここからウィジェットを探し、ダウンロードする
こちらはBlackBerry上のMobile Widget iPhone上のYahoo! Go。ウィジェットもここからアクセスする
さまざまなデバイスでデモが行なわれていた なぜかアイスクリーム(キャラメル味で美味しい)が配布されていた
■ Huawei/ZTE
このほか、中国のHuawei TechnologiesやZTEも大きなブースを構えて出展している。しかしいずれも基地局などインフラの展示が中心で、端末の展示も規模が小さいものとなっていた。
Huaweiブース Huaweiブースにはさまざまな種類の端末が展示されている
ZTEブース ZTEブースにもさまざまな種類の端末が展示されている
E220(右)とE230(左)
イー・モバイルにも端末を提供しているHuaweiは、イー・モバイル仕様で日本でも販売されている「E220」(イー・モバイルでの商品名はD01HW/D02HW)とその新バージョンである「E230」を展示していた。E230はE220とほぼ同じデザインながら小型化され、さらにHSUPAもサポートし、microSDカードスロットを搭載してメモリカードリーダーとしても使えるようになっている。すでに欧州では発売されているという。
■ URL
CommunicAsia 2008
(白根 雅彦)
2008/06/19 21:24
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