日本HP、中小企業向けモバイルシンクライアントを発表
イー・モバイルの高速データ通信端末をセットにしたモデルも発売。セキュリティ性と通信のパフォーマンスの両立を目指したという。
[國谷武史,ITmedia]2008年06月23日 17時52分 更新
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0806/23/news080.html
日本HPは6月23日、中小企業向けのモバイルノート型シンクライアント端末「HP Compaq 2533t Mobile Thin Client」を発表した。イー・モバイルの高速データ通信端末のセットモデルもラインアップし、6月26日に発売する。
2533t 新製品は、ノート型シンクライアント端末として同社では初めて専用設計されたモデル。筐体は表面を酸化させた陽極酸化アルミニウムとマグネシウム合金を張り合わせた耐衝撃性の高いボディ構造を採用し、天板は1800ポンドの荷重に耐えるという。1GバイトのフラッシュメモリドライブおよびDDR2メモリを搭載する。HDDや冷却ファンなど回転駆動するパーツを使用しないため、耐久性や静穏性にも優れるとしている。
同社では、新製品を展開するにあたってJuniper NetworksやCisco Systemsなど主要なVPN機器ベンダーの製品と接続検証を実施しているほか、ブレード型ワークステーション/PCやWebアプリケーションといった接続先コンピュータ環境およびストレージ環境を含めた動作検証も実施するという。
製品特徴について、松本光吉執行役員は「既存のネットワークおよびシステム環境にも円滑に導入できることを目指した。モバイルならではの接続性とセキュリティを両立させた」と説明。製品担当の菊地友仁プロダクトマネジャーは、「ローカル上にデータを残さないセキュリティの高さ、代替機がすぐに使用できる手軽さ、堅牢性とモビリティといったIT部門が求めるシンクライアント端末を実現した」と話した。
新製品は単体で販売するほかに、イー・モバイルの下り最大7.2bpsデータ通信サービスに対応する通信カード(D02NEまたはD02HWを選択可)をセットにしたモデルも販売する。製品価格は、単体販売の場合が12万5790円、セットモデルが10万4790円。セットモデルを購入する場合は、イー・モバイルと2年契約が必須となる。
エリア拡大と通信速度、定額制料金が法人利用の拡大につながっているという
法人ユーザーの動向について、イー・モバイルの阿部基成副社長は「全国主要都市でのサービス開始や7.2Mbpsのデータ通信サービス導入で年初から法人契約者が急増した。通信速度など、従来のモバイルデータ通信に不満を持っていた企業が相次いで利用し始めている」と話した。
スポンサードリンク
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://stickman.xsrv.jp/mt3x214/mt-tb.cgi/1193