RIM、BlackBerryハイエンドモデルを日本投入か
カナダResearch In Motion(RIM)が米国時間12日に発表したスマートフォン新製品「BlackBerry Bold」が、日本でも発売される可能性が高まった。13日にフロリダ州オーランドで開幕した同社の年次カンファレンス「WES 2008」で関係者筋が明らかにした。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0805/14/news018.html
新製品は、米国では7月以降にAT&Tから発売されることが決定しており、世界各国で順次発売される。国内では日本語化や端末試験を経て、NTTドコモから発売される見通しだという。
待ち受け画面には電子メール、アドレス帳、スケジュール、Webブラウザ、Google Maps、マルチメディアプレーヤーのアイコンが並ぶ。背面はレザーを採用し、中央上部に200万画素のカメラを搭載する
BlackBerry Boldは、HSDPAやクアッドバンドGSM、WiFi、Bluetoothに対応したBlackBerryシリーズの最上位モデル。GPSを内蔵し、ナビゲーションサービスを利用できるほか、フルブラウザ、マルチメディアプレーヤー、1Gバイトの大容量オンボードストレージ、メッセージング機能、グループウェア連携機能などを備える。特にマルチメディア機能は、従来端末から大幅な機能強化が図られた。メニュー画面やプレイリストにはトラックボールを利用した直感的な操作ができるようになっている。動画再生では、30コマ/秒の滑らかな映像を表示できMP3やWAVE、AACなどの音声ファイルも再生できる。AppleのiTunesと連携して、楽曲やプレイリストの管理も可能だ。
マルチメディア機能では、音楽や動画、写真・画像を管理できる。動画はH.264やWMV、DivXなどをサポートし、滑らかに再生する
HSDPA利用時の通信速度は下り最大3.6Mbps。フルブラウザでは、トラックボールを利用して画面の拡大・縮小表示が可能。電子メール利用時には添付されたドキュメントファイルの閲覧・編集もできる。ファイルのダウンロード可否をポップアップウインドウで表示し、必要なファイルだけを選んで通信料金を節約できる。
フルブラウザは拡大・縮小表示が自在。BlackBerryでは独自に画像などを圧縮しているため、PC閲覧時もデータ通信料金を抑えられるメリットがあるという。デモ機のブラウザは日本語に対応しておらず、一部の国内サイトが表示できない
従来機種と同様にMicrosoft Exchange ServerやIBM Lotus Notes、Novell GroupWiseなどのグループウェアとも連携可能。会社ドメインの電子メール利用やスケジュール連携ができ、Lotusのインスタントメッセージング機能のSametimeも利用できる。BlackBerry Boldは、パーソナルとビジネスの双方の用途をカバーするハイブリッドな特徴を持つ端末になるという。
Google Mapsは日本語対応のため、秋葉原近辺の地図が明瞭に表示された。内蔵GPSとの連携は未定
現在、国内で販売されているBlackBerry端末は、W-CDMA対応モデルの「8707h(日/英版)」の1機種で、NTTドコモが法人向けに展開している。BlackBerry Boldの販売形態や発売時期、価格などは未定だが、国内では2機種となる見込みだ。
国内で販売される場合には、パーソナル向け機能を企業ユーザーが管理できる環境や、逆に個人ユーザーがBlackBerryを利用できるためのサービス、販売環境が必要になるなどの課題が存在している。
主な仕様
製品名 BlackBerry Bold
サイズ 縦114×横66×厚さ14ミリメートル
重量 133グラム
通信 UMTS(850/1900/2100MHz)、GSM(850/900/1800/1900MHz)、IEEE802.11a/b/g
画面 TFT液晶(サイズ非公開、480×320画素、約6万5000色)
外部接続 Bluetooth v2.0、USB、microSDカード
メモリ オンボード:1Gバイト、フラッシュ:128Mバイト
入力 QWERTYキーボード、トラックボール
連続待受時間 約312時間(目標値)
連続通話時間 約300分間(目標値)
主要アプリケーション 電子メール/スケジュール/アドレス帳連携、マルチメディア再生、GPS、デジタルカメラ(約200万画素)ほか
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