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2008年05月 アーカイブ

2008年05月01日

ヨドバシ、イー・モバイル契約者向け月額280円の公衆無線LANプラン

 トリプレットゲートとヨドバシカメラは、複数の公衆無線LANサービスを共通IDで利用できる「WirelessGateヨドバシオリジナルプラン」のサービスを拡充、イー・モバイルユーザーに月額280円で提供すると発表した。合わせて決済方法にプリペイドカードを追加する。

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/21762.html

 WirelessGateヨドバシオリジナルプランは、月額380円でBBモバイルポイント、livedoor Wireless、みあこネット、成田空港Airportを回数無制限で利用できるサービス。トリプレットゲートによれば、サービス開始から4カ月で約2万人が同プランを契約しているという。

 4月29日からは、新たにイー・モバイルを契約しているユーザーであれば月額280円で利用できるプランを4月29日に開始する。対象はヨドバシカメラでイー・モバイルを契約したユーザーで、他店での契約は対象外。すでにヨドバシカメラで契約済みの場合、イー・モバイルに契約状況を確認した上で月額280円の料金を適用する。

 料金決済方法はこれまでクレジットカードのみだったが、5月下旬からはヨドバシカメラ全店舗でプリペイドカードを販売する。料金は3カ月間が1,260円、6カ月間が2,460円、12カ月間が4,800円で、初回ログイン時から期間を計算する。

 5月下旬からは、ライブドアの協力を受けてヨドバシカメラ全店舗内でWirelessGateが利用可能になる。また、今回の業務拡大および今後の展開を踏まえ、ヨドバシカメラがトリプレットゲートへ第三者割当による資本出資提携を行なったことも発表された。トリプレットゲートの2,100株をヨドバシカメラが保有し、株式比率は17%。


■ URL

  ニュースリリース

  http://www.tripletgate.com/wirelessgate/news/yodobashi20080428.html

■ 関連記事

・ ヨドバシカメラ、月額380円で各種公衆無線LANが利用できるサービス


(甲斐祐樹)

2008/04/30 12:55

FOMAハイスピード(HSDPA)が受信時最大7.2Mbpsに対応

NTTドコモグループ9社は、これまで受信時最大3.6Mbpsの通信速度で提供しておりました高速データ通信サービス「FOMA®ハイスピード」が、全国のFOMAハイスピードエリアにおいて、2008年4月1日より受信時最大7.2Mbps1 の高速データ通信に対応いたします。

FOMAハイスピードが更に高速になることにより、大容量データのダウンロードやリッチな音楽・映像などのコンテンツの閲覧がより快適にご利用いただけます。

http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080325_00.html

開始時期 : 2008年4月1日(火曜)午前10時<全国一斉>

対応機種 : FOMA A2502 HIGH-SPEED、L705iX、FOMA N2502 HIGH-SPEED

ご利用料金 :

現在ご利用いただいているFOMAのパケット通信料にてご利用いただけます。

特別な契約や付加機能使用料なしでご利用いただけます。

1 FOMAハイスピードエリアではベストエフォート方式による提供となり、受信時最大7.2Mbpsの高速データ通信が可能になりますが、通信環境や混雑状況により通信速度が変化する可能性があります。また、7.2Mbpsは技術規格上の最大通信速度であり、実際の通信速度を示すものではありません。

【決算】Infineonは増収増益,通信関連事業の買収効果などで

 ドイツInfineon Technologies AGの2008年1月~3月期決算は増収増益だった(発表資料)。売上高は前年同期比7%増の10億4900万ユーロである。営業利益は4700万ユーロで,前年同期の損益ゼロから改善した。

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080423/150893/

 なお,この数字には,連結子会社のドイツQimonda AGの業績が含まれていない(Tech-On!関連記事1)。Infineon社はQimonda社を連結対象から外す方針で,2008年3月末をもってQimonda社の資産や負債を「売却用資産」に分類,Qimonda社の業績は決算上,「非継続事業の損益」として計上している。

 Automotive, Industrial & Multimarket事業の売上高は,前年同期と同等の7億4100万ユーロだった。税引き・利払い前利益(EBIT)は前年同期比17%増の6900万ユーロである。米国自動車メーカーの需要は停滞が続いているものの,高出力のパワー半導体の売り上げが好調だったという。

 Communication Solutions事業の売上高は前年同期比27%増の3億200万ユーロだった。米LSI Corp.から携帯電話機向けチップ事業を,米Texas Instruments Inc.からDSL加入者側装置事業を買収した効果などにより,大幅増となった(Tech-On!関連記事2,同3)。EBITは2900万ユーロの赤字だったが,これも前年同期に比べれば1/2程度に縮減している。

 2008年度通期(2007年10月~2008年9月)の業績は,前年比で1ケタ台の増収増益を見込む。特に通信事業に関しては25~30%の増収となり,黒字化する見通し。HSDPAとEDGEの関連製品の本格量産や,事業買収の効果などを好業績を予測する根拠としている。

2008年05月04日

エリクソンがLTE試作機「Berta」のデモを公開! =2009年には、商用LTE端末(100Mbps)を投入へ=

3G、3.5Gなどワイヤレス・ブロードバンドの国際的な先進企業であるエリクソンは、去る2008年4月17日、東京・新宿のパークハイアット東京にて、3G(W-CDMA)、3.5G(HSPA)の次世代の3.9世代(スーパー3G)といわれる、LTE(Long Term Evolution、3Gの長期解)試作機とCMS(Converged Multimedia Services)のデモを行い、注目を集めた。このデモは、2008年2月にスペインのバルセロナで開催された世界最大級の移動体通信関連の総合イベントである『Mobile World Congress 2008』(旧3GSM World Congress)で、発表したデモ内容を東京で再現し披露したもの。

さらに、デモ会場では、LTE用の新モバイル・プラットフォーム「M700」に対応した商用のLTE端末(100Mbps)を2009年に投入すると発表、LTEの実用化が間近なことをアピールした。

http://wbb.forum.impressrd.jp/news/20080502/601

エリクソンがLTE試作機「Berta」のデモを公開!

=2009年には、商用のLTE端末(100Mbps)を投入へ=

≪1≫LTEに注力した製品ラインナップを強化へ

〔1〕HSPA(3.5G)では世界のマーケット・リーダー

写真1 フレドリック・アラタロ氏

(日本エリクソン 代表取締役社長)記者会見の挨拶に立った、エリクソン北東アジア、日本エリクソン(株)代表取締役社長のフレドリック・アラタロ(Fredric Alatalo)氏(写真1)は、まず図1を示しながら、エリクソンは世界のHSPA(3.5世代、※)システムの市場において、

(1)下り(3.6Mbps)のHSPAで49%

(2)下り(7.2Mbps)のHSPAで67%

(3)上りのHSPAで74%

のシェアを獲得(導入実績)し、国際的にマーケット・リーダーになっていることをアピールした。

※ HSPA(High Speed Packet Access):HSPAとは、W-CDMA方式を高度化し、下り回線の伝送速度を高速化した「HSDPA」(High Speed Downlink Packet Access)と、同じく上り回線を高速化する「HSUPA」(High Speed Uplink Packet Access)の総称。また、HSAPを高速化したHSPA Evolution (eHSPA)も開発され、それと並行してLTEが開発されている。



図1 エリクソンの世界におけるHSPAのシェア(クリックで拡大)

続いてアラタロ氏は図2を示しながら、同社は「移動通信のインフラ・ビジネスにおいて2007年度は、4000ミリオンUSドル(約4000億円)の売り上げがある(図2左)。今後、エリクソンは、3GPPで標準化されているW-CDMA/HSPAやLTEに注力した製品ラインアップを提供し、他の競合ベンダが取り組んでいる3GPP2標準のCDMA2000やUMB(Ultra Mobile Broadband、LTEの対抗版)、あるいはIEEE 802.16標準のWiMAX系などにはフォーカスしない方針を決定した」と明言した(図2の赤枠部分)。その理由として、W-CDMA(HSPA)やLTEの市場の成長の勢いのほうが、WiMAXなどよりも速くて、大きいことを強調した。


図2 エリクソンの移動通信インフラ・ビジネスの売り上げと製品ラインナップ(クリックで拡大)

(NSN:Nokia Siemens Networks、ALU:Alcatel-Lucent)

〔2〕IPTVに重点をおいてビジネスを展開

この他、テレコム・サービス(オペレータの運用代行サービス、コンサルティング・サービス、教育など)にも注力しながら、当面最も力が入っている領域として、映像などのマルチメディア・ビジネスの分野をあげた。現在、この分野のビジネスに焦点をあてて展開しているが、すでにエリクソンは、通信事業者にその基盤となる収益管理のための課金ソリューションを提供している。また社内には、「EMP(Ericsson Mobile Platforms、エリクソン・モバイル・プラットフォーム)というモバイル端末開発用のプラットフォームを用意しており、ソニー・エリクソンやシャープをはじめ、世界の多くの3G(W-CDMA)などのハンドセット・ベンダやデバイス・メーカーにこのEMPを提供している」と語った。

このようなプラットフォームを背景に、特に「双方向でパーソナライズされたテレビである、IPTVに重点をおいてビジネスを展開していく」と述べ、「このマルチメディアの領域での企業の買収によってマルチメディア・ビジネスを成長させていく」と語った。具体的には、すでに、豊富なビデオ・コーデックやビデオ・ソリューションなどを持っているノルウェーの国際的な企業「TANDBERG」(タンバーグ)を買収(2007年)。また、ビリング(課金管理)システム関係の企業であるドイツのLHSを買収(2007年)するなど、通信ビジネス基盤を強化している。

〔3〕NTTドコモがエリクソンのLTEを選定

さらに図3を示し、日本における1992年から今日に至る16年にわたるエリクソンのビジネスを紹介。ソフトバンクやイー・モバイルなどへの3.5GのHSDPAの納入実績を紹介しながら、最近のトピックスとして、2008年2月に、エリクソンがNTTドコモから次世代のLTEのサプライヤとして選ばれたことを披露した。

図3 日本エリクソンのビジネス展開の略史(クリックで拡大)

また、日本全国で通信事業者のネットワークでは、すでに6万5000サイト以上をインストールしていることを紹介した後、図4を示し、7Mbps(7.2Mbps)のHSPAが提供されている現在から、150Mbpsが提供されるLTE(2009年~2010年)まで、当面のロードマップを示した。

2008年05月07日

イー・モバイルが音声サービス開始――“基本料金0円/月、パケット定額1000円/月”からの「ケータイプラン」

イー・モバイルが、3月28日から提供する音声サービスの概要を明らかにした。通話の基本料金が無料でパケット定額が1000円/月からの「ケータイプラン」を提供し、月額980円の「定額パック24」を追加すれば、イー・モバイル間の音声通話を24時間定額で利用できる。

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0802/25/news048.html

イー・モバイル代表取締役会長兼CEO千本倖生氏 イー・モバイルが3月28日から提供する音声サービスの概要を明らかにした。

→「日本の携帯市場はまだ飽和などしていない」──イー・モバイル 千本会長

 通話の基本料金が無料で、パケット定額が1000~4980円/月(新にねん契約の場合)の「ケータイプラン」は、1000円分(2万3825パケット分)の無料通信分が付属し、2万3825パケットを超過すると0.042円/パケットが課金され、上限が4980円となっている。通話料は携帯/PHS/固定あてが18.9円/30秒、SMSが2.1円/通。

「ケータイプラン」の料金体系

 また、データカードと音声回線を契約するとデータ通信料が0円~3980円になる「ケータイプランデータセット」も用意。同プランを利用することで、データ通信カードユーザーは、追加の月額料金を支払うことなく音声携帯向けサービスを追加できる。ケータイプランデータセットには、1000円分(2万3825パケット分)の無料通信分が付属し、2万3825パケットを超過するとパケット通信料が0.042円/パケット課金され、上限は3980円となる。通話料は携帯/PHS/固定あてが18.9円/30秒、SMSが2.1円/通だ。

「ケータイプランデータセット」

 いずれのプランも、月額980円の「定額パック24」を追加すれば、イー・モバイル間の音声通話を24時間定額で利用でき、固定電話への通話は5.25円/30秒、他キャリアケータイあての通話は9.45円/30秒と非常に低価格になる。

 なお契約解除料は、「新にねん」を契約した場合、利用開始月から経過期間1カ月までが2万4000円、2カ月目からは毎月1000円ずつ減額され、経過期間2年で1000円、2年1カ月目以降は不要になる。端末購入時に、2万4000円を分割払いする「ご加入アシストにねん」を利用した場合は、利用開始月から経過期間1カ月までが4万8000円、2カ月目からは毎月2000円ずつ減額され、経過期間2年で2000円、2年1カ月目以降は解除料が不要になる。

音声端末「H11T」と「S11HT」を手にする関係者。左からイー・モバイルの代表取締役社長兼COOエリック・ガン氏、イー・モバイルの代表取締役会長兼CEO千本倖生氏、HTCのCEOピーター・チョウ氏、東芝執行役常務モバイルコミュニケーション社 社長の岡本光正氏

 イー・モバイルのサービスエリア外では、NTTドコモによるローミングで音声およびデータサービスが利用できる。国内ローミングサービスを利用するには別途申し込みが必要で、料金は月額105円。通話料は一律30秒あたり22.05円、パケット通信料は1パケットあたり0.0735円、イー・モバイル端末間のショートメッセージサービス(SMS)は1回5.25円(配信通知なし)もしくは7.35円(配信通知あり)。対象エリアは北海道の札幌近郊をのぞく道内、青森県、秋田県、岩手県、山形県、福島県、長野県、富山県、石川県、福井県、鳥取県、島根県、岡山県、山口県、香川県、愛媛県、徳島県、高知県、大分県、宮崎県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、沖縄県で、その他の地域では地下なども含めてローミングは利用できない。

 音声サービスに対応する端末は、2機種発表した。1つはHTC製のスマートフォン、EMONSTER「S11HT」で、QWERTYキーを備えたWindows Mobile 6搭載端末となっている。SIMロックをかけておらず、海外では現地のSIMを装着して利用可能。もう1つは東芝製の音声端末「H11T」で、ワンセグを搭載した回転2軸型の端末だ。カラーバリエーションは4色を用意する。


左がHTC製のスマートフォン「S11HT」、右が東芝製の音声端末「H11T」。H11Tのカラーバリエーションはホワイト、ブルー、ピンク、ブラックの4色

2008年05月08日

HTC が Windows Mobile Professional 搭載端末「HTC Touch Diamond」を発表

■トピックスの内容

http://www.wince.ne.jp/snap/cnBoard.asp?PID=2645

台湾 HTC は、5 月 6 日、Windows Mobile 6.1 Professionalを搭載した端末「HTC Touch Diamond」を発表した。欧州、アジア、中東では 6 月中、北米と中南米では 2008 年後半に発売予定となっている。

「HTC Touch Diamond」は同社の「HTC Touch」の後継機。タッチスクリーンで、Webサイトのズーム、パンを指 1 本で行うことが可能。また表示コンテンツは自動的にスクリーンに収まるよう調整される、本体を横向きにすると、Web ページが横向きに切り替わるといった機能も搭載している。

本体には 2.8 インチ VGA ディスプレイ、320 万画素のカメラを備え、サイズは 102×51×11.33mm、重さは 110g。通信方式は WCDMA/HSPA(900/2100MHz)、HSDPA(7.2Mbps)、HSUPA に対応。ワイヤレス機能として、802.11b/g と Bluetooth 2.0 を搭載している。

HTC、iPhone対抗の新スマートフォン「Touch Diamond」発表

HTCがiPhone対抗タッチスクリーン携帯の第2弾を投入する。

2008年05月07日 08時39分 更新

 台湾のHTCは5月6日、iPhone対抗のタッチスクリーン式スマートフォン「HTC Touch」の後継機種「HTC Touch Diamond」を発表した。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/07/news026.html

HTC Touch Diamond

 Touch Diamondでは、指1本でWebサイトのズーム、パンを自在に行うことができる。表示するコンテンツはディスプレイに収まるよう自動的に調整されるほか、本体を横向きに傾けると、Webページの表示が自動的に横向きに切り替わる。同社が開発した専用アプリケーションで、YouTubeの動画も視聴できる。

 Windows Mobile 6.1 Professionalを搭載し、2.8インチVGAディスプレイ、320万画素のカメラを搭載。WCDMA/HSPA(900/2100MHz)、HSDPA(7.2Mbps)、HSUPAに対応し、ワイヤレス機能は802.11b/gとBluetooth 2.0を搭載する。サイズは102×51×11.33ミリで、重さは110グラム。

 Touch Diamondは、欧州、アジアと中東で6月中に発売する予定。北米と中南米諸国での販売は2008年後半の予定。

2008年05月09日

ソフトバンク、2007年度業績は過去最高を更新

 ソフトバンクは、2007年度連結決算を発表した。売上高は、前年比9.1%増の2兆7,761億円、営業利益は19.6%増の3,242億円、経常利益は68.6%増の2,586億円、当期純利益は277.0%増の1,086億円となった。連結業績は、いずれも創業以来過去最高となった。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/39775.html

■ 移動体通信事業の営業利益は12.1%増の1,745億円


連結業績

純増数でドコモ、KDDIと比較

 移動体通信事業は、売上高が13.1%増の1兆6,308億円、営業利益は12.1%増の1,745億円。ソフトバンクモバイルの純増数は267万6,500件となり、通期純増ベースでは初の首位となった。全契約者数は1,800万件を突破。3G携帯電話の契約数は1,400万件を突破したという。

 「純増数が増加したのは、3社のうちソフトバンクモバイルだけ。前年比で3.8倍もの純増数となっている。3Gの契約比率は75.4%に達しており、新規では99%が3Gになっている」(ソフトバンク・孫正義社長)とした。

 3G携帯電話の基地局数は前年期末から2万9,404局増加し5万1,320局に、期中に発売した3G端末機種数は36機種、172色に達し、「AQUOSケータイや、HSDPA対応、インターネットマシン、そして、ガンダムケータイやディズニーケータイもある。業界一の品揃えであり、なんでもあるソフトバンクといえる状況になった」(孫社長)とした。また、ソフトバンクショップは2,653店に、ホワイトプランの申し込み件数は1,200万件を突破したという。

 ホワイトプランは、新規加入者の90数%に達しているほか、全ユーザーの2/3にあたる65%がホワイトプラン加入者となった。割賦販売制度である新スーパーボーナスの契約数は59%に達し、新規では90%近くが新スーパーボーナスに契約。とくに、個人ユーザーでは90数%の比率に達しているという。

 「これまでは3月が重要なことであるとは考えていなかったが、今年は半年以上をかけて入念な準備をしてきた。ホワイト学割を用意し、広告宣伝にも力を注いだ。結果として、通常月の3カ月分の契約数を獲得し、過去最高の契約数で純増シェア首位を獲得できた」と、最大の商戦期での首位獲得を自己評価した。

 ARPUは4,310円と前年度期末に比べて900円の減少。音声ARPUは2,710円、データARPUは1,600円となっている。「しかし、割賦請求分を加えた本質的なARPUは5,540円となっている。ソフトバンクモバイルになってからARPUが激減しているというイメージがあるだろうが、本来の姿は拡大している」として、割賦請求分を加えた、前年度期末に比べて110円増加していることを示した。「音声ARPUは減少しているが、通話分数は激増している。若者は、音声通話を利用しないと言われているが、むしろ通話を多く利用している」という。

 なお、iPhoneの投入については、これまでの回答と変わらず、「ノーコメント」とした。

 また、ソフトバンクBBを中心としたブロードバンド・インフラ事業は売上高が2.3%減の2,580億円、営業利益は48.1%増の397億円。ソフトバンクテレコムを中心とした固定通信事業は売上高が0.9%減の3,707億円、営業利益は33億円と黒字転換。ヤフーを中心とするインターネット・カルチャー事業は売上高が27.5%増の2,476億円、営業利益が19.4%増の1,152億円。イーコマース事業は売上高が0.3%減の2,707億円、営業利益は52.8%減の31億円となった。


セグメント別の売上高 連結の利益

飛躍的に伸びた純増数 他社と純増数の推移を比較

ホワイトプランは全体の3分の2に 割賦販売も順調に拡大しているとする

3G端末が中心に ARPUや割賦請求分について


■ 「モバイルインターネットを制する者がインターネットを制する」


「インターネットマシン」を手にする孫社長

 孫正義社長は、説明の最初と最後に、「モバイルインターネットを制する者がインターネットを制する」、「アジアを制する者が世界を制する」と書かれたスライドを示し、「このスライドは、今後10年間に渡り、継続的に示すものになる。ソフトバンクの事業は、この2点に集約する形で進んでいく。当社のすべて活動の本質的な部分はここにある。このスライドを記憶に留めて欲しい」と語った。

 モバイルインターネットへの取り組みとしては、今年から孫社長が打ち出した「インターネットマシン元年」としての取り組みを説明し、Yahoo! JAPANの携帯トップページのページビューが、「Y!ボタン」を携帯電話に搭載した2006年6月末に比べて約91倍に増加していること、有料音楽配信の実績では約9割が携帯電話で利用されていること、mixiのページビューの68.1%が携帯電話から閲覧されていることを示しながら、「携帯電話がインターネットマシン化することで携帯電話の利用環境が大きく変化する。インターネットマシンでは、フルキーボードによる入力が可能になり、テンキーで操作するのに比べて3~5倍も早くなった。業務が大きくはかどる。一度、フルキーボードに慣れると元のテンキーには戻れない」などと語った。



モバイルとアジア地域への注力を打ち出す

キャリア連合の規模は7億人に

 さらに、チャイナモバイル、ボーダフォンと共同でJoint Innovation Labを設立したことを紹介し、これを「戦略的3社連合」と位置づけた。Joint Innovation Labは、3社が33%ずつを出資。孫氏が会長に就任。チャイナモバイルの王建宙氏が副会長に、ボーダフォンのポール・ドノバン氏がCEOに就任した。

 「3社が共同で、新たなソフト、コンテンツ、ハード、セキュリティのためのプラットフォームを開発するとともに、新たなビジネスモデルも3社で開発していくことになる。ラボという名称だが、コストセンターではなく、プロフィットセンターとして、収益を追求する組織になる。すでに、開発チームをジョイントで起こしているが、どのようなテクロノジーで、どう展開していくかということは、来年早々か、その前後の時期に発表していくことになる」という。

 新会社では、携帯電話用のOSなどを開発するのではなく、新たなプラットフォームを開発することで、すべてのOSが利用できるようにする一方、異なるOSでもコンテンツやアプリケーションソフトが共通に動作させることができるプラットフォームを定義。サーバーによる事業モデルや、共通課金モデルなどを提案していくことになる。「毎月課金しているというオペレータの強みを生かして、マイクロペイメントなどの課金ビジネスも展開していけるようになるほか、共同サーバーで様々な収益を稼ぐことができる」のが狙いだという。

 さらに、「ソフトバンクモバイルは国内に約1,900万人のユーザーを持つが、日本人すべてのシェアをとっても1億人。しかし、ボーダフォンはすでに2億5,000万人のユーザーを持ち、チャイナモバイルは3億9,000万人ものユーザーを持つ。3社をあわせると、7億人のユーザーに対してアプローチできることになる。これは、5年以内に10億人の規模になるだろう。この10億人に対して、着メロや携帯電話用のゲームを配信するといったビジネスができるようになる。7億人、10億人という数字を聞いただけで、目の色が変わる。それだけのビジネスチャンスを提供できようになる。ビジネスモデルの次元を変えることができるもの」と述べた。


 また、孫社長は、「ソフトバンクモバイルは、日本以外の国において、どうビジネスを展開していくのかという質問を受けるが、他国で携帯電話の事業免許を取得し、鉄塔を建てるのでは、時間と資金がかかる。世界一のユーザー数を持つチャイナモバイルと、世界一の売上高を持つボーダフォンは、薩摩と長州であり、そこに当社が海援隊として、利益を得るような仕組みである。だが、これだけ規模の違う会社と対等の出資比率にできたのは日本が3Gの圧倒的な先進国であるのが理由。インターネットマシン化には、3Gが前提であり、できればHSDPAによる3,5Gが必要となる。これがソフトバンクの海外に向けた施策ともいえ、この3社連合確立のために1年半に渡り、黙々と準備をしてきた」などとした。

 かつてのボーダフォン時代の端末は、海外仕様となっていたことで、シェアを落とした経緯があった。それを日本人好みの端末開発にこだわり、シェアを拡大してきたのは確かだ。今回の3社によるジョイントベンチャーの動きが加速すると、また海外仕様に転換するのではないかとの質問も出たが、「日本人による、日本人のための端末づくりはますます強化する。だが、その上に載るコンテンツ、アプリケーションは、どんな端末にも載るようにしたい。ここは世界共通のものになる。携帯電話を端末を外国人風にすることはない」と否定してみせた。



■ CMキャラは「犬」から「猫」へ


白い猫が登場する新CMを披露

 一方、フェムトセルの取り組みについては、「順調に開発が進んでいる。5人の社員を対象に実験をしているが、6月からはこれを100人程度に拡大し、9月末にはユーザーが設置できるようになる。規制緩和を待って商用化に入る予定である。これまで、制度の問題や、コストが高かったという問題があったが、これが解決されつつある。フェムトセルは積極活用していく」と語った。

 また、今日付けで発表した、携帯電話と固定通信の融合サービス「ホワイトライン24」、「ホワイトコール24」についてもコメント。「法人向けと個人向けにそれぞれ24時間に渡り、携帯電話と固定電話を24時間通話無料としたのは世界で初めてのことになる」とし、サービスを開始する6月3日から放映するテレビCMでは、ホワイトプランで採用していた「犬」から、キャラクターを「猫」に変更することを明らかにした。

 さらに、NTTドコモが、ロゴマークを変更したことに対しては、「昔のロゴマークの方が格好良かったのではないか。人好きずきであるが。我々のロゴマークを気に入っているので変えるつもりはない」とした。

 なお、孫社長は、これまでのインターネット関連投資を振り返り、「これまでの累計投資額は3,000億円。評価額および売却額をあわせると2兆8,000億円となっており、投資額の9.4倍になった」と話した。また、中国でのインターネット事業が着実に成長していることを強調した。



■ URL

  ソフトバンク

  http://www.softbank.co.jp/

■ 関連記事

・ ソフトバンク、BBフォンと24時間無料通話「ホワイトコール24」

・ ソフトバンクモバイル富田副社長に2008年度の営業戦略を聞く


(大河原克行)

2008/05/08 20:37

イー・モバイル、留守番電話機能を大幅に拡充

 イー・モバイルは、留守番電話サービスを拡充し、5月9日より4つの機能を追加する。月額利用料は無料。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/39763.html

 今回留守番電話サービスに追加される機能は、「ダイレクトメッセージ」「返信機能」「名前応答メッセージ」「メッセージコントロール」の4つ。

 「ダイレクトメッセージ」は、イー・モバイルの端末に電話をかけた際、相手を呼び出さずにメッセージのみを残せるサービス。ダイレクトメッセージ接続用の電話番号にかけることで、直接留守番電話センターに音声メッセージを残すことができる。

 「返信機能」は、留守番電話の伝言メッセージやダイレクトメッセージに「返信要求」の設定を付加できるというもの。メッセージを再生すると、返信が要求されている旨のガイダンスが流れる。また、返信要求の有無に関わらず、ダイレクトメッセージによる返信が行なえる。

 「名前応答メッセージ」は、留守番電話の応答メッセージに追加される機能で、自分の声で録音した名前を、システム応答メッセージに組み込むことができる。

 「メッセージコントロール」は、伝言メッセージ再生中に操作できる機能で、次のメッセージに「進む」(#)、再生の「一時停止」(0)、再生中のメッセージの冒頭に「戻る」(*)の3種類でメッセージを操作できる。

 なお、機能拡充にともなう工事のため、サービス開始前の9日午前3時~3時30分までは、留守番電話サービスが一時中断する。



■ URL

  ニュースリリース

  http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=540

  イー・モバイル 通話オプションサービス

  http://emobile.jp/service/option1.html


(太田 亮三)

2008/05/08 16:47

イー・モバイル、災害用伝言板サービス開始

 イー・モバイルは、EMNet契約者向けの災害用伝言板サービスの提供を5月9日から開始する。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/39765.html

 災害用伝言板サービスは、大規模災害発生時に設置され、被災地にいるユーザーがEMNetを通じて安否情報を登録できるWebサービス。安否情報は他キャリアの携帯電話・PHSやパソコンからも確認できる。また、他キャリアの災害用伝言板サービスとも相互リンクする。

 対応端末はEMONSTER(S11HT)とH11Tの2モデル。日本語のほか英語にも対応する。メッセージは、1携帯電話番号あたり10件まで登録できる。安否情報が登録されると、あらかじめ設定したメールアドレス宛に安否情報の登録通知が送信される。

 伝言板サービスの利用料は無料。ただし、安否情報の登録にはEMNet(月額315円)を契約する必要がある。パケット通信料も無料だが、他キャリアの災害用伝言板にアクセスしたり、ローミングエリアからのアクセスには通信料がかかる。

 なお、5月9日~16日までを試用期間として、体験サービスが提供される。他キャリアと同様、毎月1日、正月三が日、防災週間、防災とボランティア週間などにも体験サービスが実施される。



■ URL

  ニュースリリース

  http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=539


(津田 啓夢)

2008/05/08 17:43

イー・モバイル、留守番電話機能に4つの新機能を追加

イー・モバイル株式会社は2008年5月9日、留守番電話機能の拡充として、4つの新機能を追加した。

http://japan.internet.com/allnet/20080508/6.html

追加されたのは、「ダイレクトメッセージ」「返信機能」「名前応答メッセージ」「メッセージコントロール」の4つ。

ダイレクトメッセージは、発信者の意思で、相手先を呼び出さずに直接留守番電話センターに音声メッセージを残すことができる機能。イー・モバイルのユーザー同士であれば、最大で10件の宛先に対し同時に音声メッセージを残すことができる。

返信機能は、イー・モバイルのユーザー同士であれば、留守番電話での伝言メッセージやダイレクトメッセージに対し、返信要求を付けたり、ダイレクトメッセージで返信したりすることができる機能。

名前応答メッセージは、留守番電話の応答メッセージに、自分の声で録音した名前を登録することができる機能。留守番電話応答メッセージは、従来の3種類(システム応答、オリジナル応答、不在案内)に名前応答メッセージを加えた4種類となる。

メッセージコントロールは、伝言メッセージ再生時に、次のメッセージへ「進む」、再生を「一時停止する」、メッセージ冒頭に「戻る」ことができる機能。操作に利用するダイヤルキーは「#」「0」「*」の3つ。

イー・モバイル、災害用伝言板サービスの提供を開始

イー・モバイル株式会社は2008年5月9日、大規模災害発生時に家族・親族・知人等との安否確認に利用できる「災害用伝言板」(http://dengon.emnet.ne.jp/)サービスを提供開始した。

http://japan.internet.com/allnet/20080508/7.html

災害用伝言板サービスは、大規模災害発生時に被災地に住むユーザーが、イー・モバイル携帯電話のインターネット接続サービス「EMnet」に開設された災害用伝言板に、自身の安否情報等が登録できるもの。登録された情報は、EMnet、インターネットを通じて他社携帯電話や PHS、パソコンからも閲覧が可能となる。

災害用伝言板サービスの対応機種は、EMONSTER(S11HT)、H11T の音声端末2機種。運用条件は、震度6弱以上の地震など、大規模な災害が発生した場合となる。

大手より10万円安いビジネスパソコンを作る

創業3年、社員わずか25人のパソコンメーカーが、モバイルPC市場をリードしている。横浜市に本社を構える工人舎だ。製品比較サイト「価格.com」の人気アイテムランキング「タブレットPC部門」では、上位10位のうち7機種を工人舎の製品が占めた(3月31日-4月6日)。

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/trail/080508_kohjinsha1/

工人舎製品の特徴は、なんといっても価格の安さ。同ランキング1位のモデルは6万円台、主力モデルも9万円台。なぜこの値段で作れるのか。「10万円ノート」市場の開拓史を、企画部部長の佐藤滋俊氏(48)に聞いた。

── 家電量販店の店頭に行くと、驚きの光景が目に飛び込んで来た。2台のノートPCの値札には、「1万9800円」と「3万9800円」の文字。これは「携帯電話イーモバイル同時加入で」の条件付きなのだが、単体で買っても「4万9800円」と「6万9800円」。パソコンとは思えない値段だ。


 もっとも工人舎製品の価格は後者で、前者は台湾メーカーASUSの「Eee PC」。「199ドルパソコン」として、日本で発売となる前から、世界的に話題をさらった。日本の超小型ノートPC市場で先行していた工人舎に、打撃はなかったのだろうか。──

量販店に行くと、私もドキっとします。「3万9800円」で売られているんですから。


佐藤 滋俊 工人舎企画部部長

2月上旬に発売した6万9800円の「SA」は、価格設定で比較されて、私たちが、1月25日発売のEee PC対策として出したと思われているようです。でもそれは違います。

SAは当初、7万9800円で企画していました。すると、ある大手量販店さんに呼ばれて、「1万円、下げられない?」と言われました。「Eee PCは4万9800円。ウチの店員なら、両方を横に並べて、6万9800円のものへお客さんを誘導することができる。でも7万9800円へは無理だ」。その方はこう説明するんです。量販店も、売り上げを確保するため、当然高い方を売りたいですからね。

イー・モバイル、アウトレット端末を販売--オンラインストア限定で

イー・モバイルは4月25日、イー・モバイル オンラインストアにおいて、アウトレット商品を期間限定で販売すると発表した。

http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20372241,00.htm

 アウトレット品とは、契約者の都合などにより返品された未使用または短期使用端末、故障端末などをイー・モバイルの再生施設でクリーニング、修理、稼動確認したもので、問題なく使用できることを同社が確認している。また、商品の配達完了日から30日間の保証を付ける。

 価格は端末によって異なるが、たとえば7.2Mbpsの通信が可能なPCデータカード「D02N」の場合、1万4000円分の利用料がついて、1万7980円となっている。なお、販売台数には限りがあるとのことだ。

2008年05月11日

「プラダ」ケータイ、約10万円でNTTドコモが2008年6月に発売

 韓国LG電子は2008年5月8日、ファッションブランドのプラダと共同開発した携帯電話機「PRADA Phone by LG(L852i)」を日本市場向けに投入すると発表した。NTTドコモが6月に発売する。2007年3月に欧州で発売済みの製品で、タッチパネル式の大型液晶を搭載するのが特徴。アップルのiPhoneのように、画面上のアイコンを手で操作して、電話をかけたりメールを読み書きしたりできる。価格はオープンで、実勢価格は約10万円。NTTドコモは2007年4月に、ドルチェ&ガッバーナとコラボレーションしたモトローラ製の携帯電話機「M702iS DOLCE&GABBANA」(7万5000円)を発売した実績がある。

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20080509/1002125/

 PRADA Phone by LG(L852i)の製品仕様は以下の通り。大きさは幅54×高さ101×厚さ12.7mm、重さは92g。W-CDMA対応で、通信速度は最大7.2Mビット/秒(HSDPA)。レンズにドイツのレンズメーカーであるシュナイダークロイツナッハ製を採用した、200万画素のカメラ機能を内蔵する。液晶は3.0型で解像度は400×240ドット。日本語化に伴い、「iモード」「iモードメール」など、NTTドコモの独自サービスに対応させている。なお、ワンセグ放送の受信機能やおサイフケータイ機能は省いた。

 本製品は、既に全世界44カ国で80万台を売り上げている。プラダとLG電子は、通常のプラダ製品と共存できる高級品として日本市場で売りたい考え。「全国のドコモ製品取扱店で発売するものの、イメージ戦略などマーケティング活動はすべてプラダとLG電子が手がけることでNTTドコモと合意済み。プラダ製品として、ブランド価値が下がらない売り方をする」(プラダ・グループのビジネス開発ディレクターであるジャコモ・オヴィディ氏)としている。

 なおNTTドコモでは、「905iシリーズ」以降、携帯電話を購入または機種変更時に、「ベーシックコース」「バリューコース」のいずれかのコースを選べる。本製品も同様で、従来通り、携帯電話購入時に端末代金の一部(1万5750円)を割り引いてもらえるベーシックコースに加え、端末の代金を分割でも支払えるバリューコースも選択可能。本製品も905iシリーズ同様、購入時の負担を軽減できる。

パイオニア、HSDPA通信やPC/携帯連動ポータル対応のポータブルカーナビ

パイオニアは、HSDPAによる通信に対応したポータブルカーナビゲーション「AVIC-T10」を6月上旬に発売する。オープンプライスで、店頭予想価格は6~7万円の見込み。

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/21828.html

 AVIC-T10は、最大3.6MbpsのHSDPAおよびW-CDMAでの通信に対応したポータブルカーナビゲーション。通信機能は、AVIC-T10の購入時にパイオニアモバイルネットワークスの通信サービスに加入し、契約完了後に送付される専用通信モジュールをAVIC-T10に装着することで利用可能となる。通信モジュールのメーカーは非公表だが、ソフトバンクの通信網を利用。通信料は、月額1,029~2,079円の二段階定額制を採用している。

 ナビゲーション機能では、通信機能を利用することで全国のユーザーから提供された走行状況や施設などの情報を付加した渋滞情報を提供する「スマートループ渋滞情報」、周辺の駐車場満空情報を取得して地図上で確認できる「駐車場満空情報」、自車位置周辺のガソリンスタンドの最新価格情報を表示できる「ガススタ価格情報」、ルート設定時に目的地周辺の天気情報を自動取得して表示する「ピンポイントウェザーライブ」、などの機能が利用できる。

 また、パイオニア、ソフトバンクテレコム、インクリメントPの合弁会社であるナビポータルによるAVIC-T10向けポータルサイト「ナビポータルサービス」が利用できる。ナビポータルサービスは、AVIC-T10のほかPCや携帯電話からも利用できるポータルサイトで、PCや携帯電話サイトで検索した目的地やルートを、ユーザー専用のサーバースペース「ナビフォルダ」に登録することで、AVIC-T10側から呼び出してナビゲーションに反映させることができる。AVIC-T10の電源投入時に、自動的にダウンロードさせることも可能だ。

 このほかナビポータルサービスでは、行動履歴などからユーザーの嗜好を分析して周辺の店舗情報や「Yahoo!グルメ」の口コミ情報を表示する「周辺おすすめ情報」、携帯電話向けサイトを利用して送迎される人が現在位置を入力してAVIC-T10に送信できる「お迎えサービス」といった機能を用意。また、自車位置周辺のイベント情報を検索できる「地域イベント情報」、テレビ番組で紹介されたスポット検索「番スポ!」、最新ニュースなどを表示する「トピックス」、自車位置周辺の3時間毎の天気を表示する「天気予報」などのサービスも利用できる。

 機能面では、ワイドVGA表示の5.8インチ液晶ディスプレイと4GBのフラッシュメモリ、ワンセグチューナーを搭載。本体にGPSレシーバー、GPSアンテナ、ジャイロセンサー、加速度センサを内蔵しており、自動車のダッシュボードなどに設置するのみで位置情報の取得が可能だ。また、後日発売予定のオプション「電源キット」に同梱されている車速パルス配線コードを接続することで、位置情報の取得精度を向上させることもできる。

 このほか、SDカードスロットを搭載しており、SDカードに保存されたWMA/MP3/AACファイルを再生できるオーディオプレーヤー機能や、JPEG/BMP画像を表示できるピクチャービューアー機が利用できる。また、Bluetoothモジュールを内蔵しており、携帯電話を接続してハンズフリー通話が可能だ。本体サイズは179.5×32.5×98.8mmで、重量は0.5kg。


■ URL

  ニュースリリース(パイオニア)

  http://pioneer.jp/press/2008/0509-5.html

  ニュースリリース(ソフトバンクテレコム)

  http://www.softbanktelecom.co.jp/release/2008/may/0509/index.html

■ 関連記事

・ ウィルコムに対応したネット連動カーナビ「サイバーナビ」2008年モデル

・ パイオニア、HDDを着脱してネットと連動するカーナビの2007年モデル


(大久保有規彦)

2008/05/09 16:12

アッカのMVNOサービスは6月1日から――ACCA Mobile(D)

8日、アッカ・ネットワークス(アッカ)は、NTTドコモのFOMA HSDPA網を利用したデータ通信サービスを6月1日から全国展開すると発表した。

http://www.rbbtoday.com/news/20080508/50938.html

 アッカは、ドコモからFOMAサービスの提供を受けるMVNOの形で、HSDPAによるデータ通信サービス、ACCA Mobile(D)を開始する。HSDPA網を利用することで、下り最大7.2Mbps、上り最大384kbpsのデータ通信が可能なサービスとなる。

 ドコモのHSDPA網を利用するため、提供エリアは全国の市区町村を中心としたエリアとなる。また、WORLD WING 3Gにも対応するため国際ローミングもドコモのエリアと同じ国や地域で利用することができる。端末は、CFタイプとUSBタイムの専用端末がレンタル契約で利用できる。写真は、ドコモの純正品だが、ACCA Mobile(D)ではこれらと同じ端末に専用のラベルなどでロゴが表示されたものが支給される予定だ。

【左】HSDPA対応のデータ通信カード(CFタイプ)の例【右】同、USBタイプ

 アッカでは、このサービスと企業向けのADSL・光アクセスサービスを組み合わせたパッケージなどを開発し、法人向けのセキュアなFMCサービスを展開していく予定だ。

サービスイメージ

 料金は、初期費用3,000円と月額基本料金が9,500円/月の固定プランか、8,000円~/月で同一企業内でパケット料のシェアができる2プランが用意される。端末のレンタル料金は月額基本料金に含まれている。どちらも定額プランなので通信料は発生しない(国際ローミング使用時を除く)。

(中尾真二@RBB 2008年5月8日 20:32)

アッカがドコモのHSDPA網を使うMVNOサービスを6月開始

 アッカ・ネットワークスは2008年5月8日,NTTドコモのHSDPA(high speed downlink packet access)サービスをMVNO(仮想移動体通信事業者)として提供する「ACCA Mobile(D)」を6月1日に開始すると発表した。モバイル端末向けのインターネット接続を提供するもので,FOMAハイスピード対応エリアでは下り最大7.2Mビット/秒,上り最大384kビット/秒で通信できる。プロトコルによる利用制限はない。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080508/301032/?ST=network

 サービスで使用するデータ通信カードは,USBタイプの「FOMA A2502 HIGH-SPEED」とCFカード・タイプの「N2502 HIGH-SPEED」を予定。料金プランは,「グループパケットシェアプラン」と「フラット定額プラン」の2種類を用意した。

 グループパケットシェアプランは,月額8000円(税別,端末レンタル代含む)からの料金で使えるプラン。1回線あたり85万パケット(1パケットは128バイト)までは基本料金内,それを超えると1パケットあたり0.012円(税別)の従量制になる。契約企業のユーザー間でパケット通信料をシェアでき,あまり使っていないユーザーの使用分を85万パケット以上使っているユーザーに回すことができる。もう一方のフラット定額プランは,端末レンタル料込みで月額9500円(税別)の定額で,パケット通信料はシェアできない。

 初期費用は,1回線につき3000円(税別)。両メニューとも,契約回線数に応じたボリューム・ディスカウントに個別相談で応じる。オプションで,パケット通信の国際ローミング・サービスを提供する。国際ローミングの基本料は不要で,パケット通信料は,ドコモの国際ローミング・サービス「WORLD WING」に準ずる(1パケット0.2円)。国際ローミングはUSBタイプの端末だけ対応する。

 アッカは,IP-VPNサービスを提供する他の通信事業者と協業して,ACCA Mobile(D)をIP-VPN網へのアクセス回線としても使えるようにする計画である。

[発表資料へ]



[記事一覧へ]


(山崎 洋一=日経コミュニケーション)  [2008/05/08]

アッカ・ネットワークス、モバイルデータ通信サービス「ACCA Mobile(D)」を提供

アッカ・ネットワークス

MVNO 第1弾の「ACCA Mobile(D)」を6月1日から提供開始

~NTTドコモのFOMA(HSDPA網)を利用したモバイルデータ通信サービスを全国展開~

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=188475&lindID=1

 株式会社アッカ・ネットワークス(以下「アッカ」、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:須山勇)は、株式会社NTTドコモ(以下「NTTドコモ」、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村維夫)からFOMA(R)サービスの提供を受け、MVNO(仮想移動体通信事業者)として提供する、モバイルデータ通信サービス「ACCA Mobile(D)」(下り最大7.2Mbps 上り最大384kbps)を2008年6月1日より開始いたします。

 アッカではADSL、光アクセスによる固定通信サービスと、HSDPA(*1)などの無線通信サービスを融合させた"ブロードバンド・マルチアクセス・サービス"の提供を今後の成長戦略の重要な柱と位置づけています。

 その第一弾であるMVNOによる「ACCA Mobile(D)」では、エリアカバレッジと品質に優れたNTTドコモのHSDPA網でのFOMAデータ通信専用カードを利用した企業向けのインターネット接続サービスおよび閉域網サービス(IP-VPNサービス)を提供します。

 さらに今後は、本サービスと企業向けADSL・光アクセスサービスを組み合わせたパッケージ・サービスも積極的に開発し、多くの企業ユーザに高い支持を受けている企業向けの固定通信サービスに加え、セキュアで高品質なワイヤレスブロードバンドサービスの提供により顧客満足の向上とシェア拡大を目指します。


■ 「ACCA Mobile(D)」の主な特徴

1.全国の人口カバー率(※1)は100%

 NTT ドコモが提供する全国のFOMAサービスエリアで、ご利用が可能です。また、FOMAハイスピード対応エリアでは、下り最大7.2Mbps/上り最大384kbpsでの利用(※2)が可能です。

 ※1 「人口カバー率」は、市町村の役場が所在する地点における通話が可能なエリアを基に算出しています。

 ※2 ハイスピード(7.2Mbps)対応エリア、及び対応機種に限ります。また、実際の通信速度は通信環境やネットワークの混雑状況に応じて変化します。

2.パケット国際ローミング対応

 サービス開始当初から、パケット国際ローミング対応しているので出張先でも国内と同じようにご利用が可能です。

 ※ 国際ローミング利用には別途オプションサービスの申し込みが必要です。利用時には日本の料金体系と異なり、別途パケット通信料が発生します。

 ※ 国際ローミングエリアは、NTTドコモ「WORLD WING R3G」サービスエリアに準拠。

3.企業向けの特別な料金体系

 お客様にとって分かりやすい料金体系を実現しました。毎月定額での使い放題定額プランと、企業内でパケット使用料を共有できるグループパケットシェアプラン。2つの料金プランから利用形態に応じてメニュー選択できる、実用性とコストパフォーマンスを両立させた料金体系となっています。

4.閉域網で実現するセキュアなネットワーク

 閉域網でのアクセス回線としてHSDPA網を利用したネットワークを実現。企業向けには欠かせない、ネットワークの安全性を実現するために企業単位での閉域網を提供します。


■ サービスの概要

●基本サービス仕様

(1) NTTドコモのFOMA(HSDPA技術)を利用した、下り最大7.2Mbps/上り最大384kbpsのHIGH-SPEEDデータ通信サービス。

(2) 提供エリア:全国市区町村を中心としたエリア(人口カバー率100%)。

【ハイスピードエリア】

 http://www.nttdocomo.co.jp/support/area/foma/hsdpa/index.html

【FOMA エリア】

 http://www.nttdocomo.co.jp/support/area/index.html

(3) ビジネスでの利用シーンを考えデータ通信カードは2種類(USBタイプ、CFタイプ)を予定。

 ※USBタイプは国際ローミング対応となります。

●ご利用料金

 * 関連資料 参照

●オプションサービス

 パケット国際ローミングサービス

●サービス開始日

 2008年6月1日~


■ 接続のイメージ図

 * 関連資料 参照


*1 HSDPA網:High-Speed Downlink Packet Accessの略称です。これは、パケット通信の高速化への要求に対応するために3GPPでW-CDMAの発展型として標準化された下りの通信速度を飛躍的に向上させる技術です。理論上は、下り最大14Mbpsの高速通信が可能です。

※ 「FOMA/フォーマ」と「WORLD WING」はNTTドコモの登録商標です。

<本件に関するお問合せ>

株式会社アッカ・ネットワークス

インフォメーションセンタ

TEL:0120-2044-39 (9:00~18:00 土・日・祝日除く)

Eメール: info@acca.ne.jp

PRADA Phoneが日本でも発売へ - ドコモ向けでiモードにも対応

LG電子とファッションブランドのPRADAは8日、全面タッチスクリーンを採用した携帯電話「PRADA Phone by LG(L852i)」を、6月より日本市場でも発売すると発表した。全国のNTTドコモ商品取扱店で販売する。

http://journal.mycom.co.jp/news/2008/05/08/023/

2007年3月に欧州市場で発売された同名製品をベースに、W-CDMA(800/2100)/HSDPA(7.2Mbps)やiモードへの対応など、日本市場向けのさまざまなカスタマイズを行っている。ブラックを基調としたスリムなデザインはそのまま継承しているが、着うたフル、デコメール、iチャネルなど日本独自のサービスも利用できるほか、自分撮り用のサブカメラも新たに搭載するなど、携帯電話としては新規に設計し直した製品となっている。

前面パネルからは通話・クリア・終話以外のキーを一切省き、電話番号や文字の入力を含めたほとんどすべての操作をタッチスクリーンで行うのが特徴。また、レザーケースなどの各種専用アクセサリが付属する。

パッケージングまで含めトータルでPRADAのデザインやスタイルを表現した

両社は同日夜、東京・南青山のPRADA Aoyama Epicenterで報道関係者にThe PRADA Phone by LGを公開する予定。

寸法 101×54×12.7mm

質量 92グラム

ディスプレイ 3.0インチワイドQVGA(240×400)・全面タッチスクリーン

外部メモリー microSDカード(最大2GB)

外側カメラ 200万画素CMOS・Schneider-Kreuznachレンズ採用

内側カメラ 搭載

「PRADA Phone by LG」が6月に国内販売開始

LG電子の「PRADA Phone by LG」が6月より日本でも発売される。NTTドコモより「PRADA Phone by LG(L852i)」の名称で、ドコモ製品取扱店で販売される予定。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/39761.html

 「PRADA Phone by LG」は、世界的なファッションブランドであるプラダとLG電子の提携によって生まれた3G携帯電話。2007年3月に欧州市場向けに発売され、その後、世界40カ国で80万台が販売されている。キーパッド非搭載のタッチパネル式ディスプレイを採用したシンプルなデザインで、ピュアブラックのボディカラーが印象的なモデルとなっている。

 通信方式は下り最大7.2MbpsのHSDPAに対応し、W-CDMAの2.1GHz/800MHz帯をサポート。3G方式の国際ローミングにも対応する。ディスプレイは、3.0インチ、ワイドQVGA(400×240ドット)サイズのフルタッチスクリーンを搭載し、タッチスクリーンを押すと指先で微振動が感じられるバイブレーション・タッチを採用する。

 また、200万画素のCMOSカメラを装備しており、レンズには、大型カメラのシュナイダーレンズなどで知られる独レンズメーカーSchneider-Kreuznach(シュナイダー・クロイツナッハ)公認レンズが採用される。

 最大2GBのmicroSDカードに対応し、SDオーディオやSDバインディングもサポートする。内蔵メモリは、2GBのフラッシュ/1GBのSDRAM。USBメモリとして使える大容量ストレージ機能を搭載。

 フルブラウザやiモードブラウザ、iアプリDX、着うたフル、iモーション(MPEG-4およびH.264)、Music&Videoチャネル、デコメ絵文字、デコメール、iチャネル、マルチメディア・プレイヤー(ドキュメント・ビューア)などが利用できる。

 バッテリー容量は900mAhで、通話時間は約140分、静止時の待受時間は約350時間となる。大きさは101×54×12.7mmで、重さは92g。なお、ドコモの通常の携帯電話と同様に、キャリアブランドの製品として投入される。


【お詫びと訂正】

 初出時、「The PRADA Phone by LG(L852i)」および「ドコモショップ限定で販売」と記載しておりましたが、その後、発表内容の訂正がありました。正しくは「PRADA Phone by LG(L852i)」および「ドコモ製品取扱店で販売」となります。お詫びして訂正いたします。


背面 200万画素のCMOSカメラを装備


披露パーティは青山のプラダで行なわれた

写真左からプラダのジャコモ・オヴィディ氏、LG電子のリ・ギュホン氏、プラダのダヴィデ・セシア氏、LG電子のチャン・マ氏

 報道関係者向けの披露パーティが開催された8日、プラダ ジャパンの代表取締役社長のダヴィデ・セシア氏、LG電子ジャパンの代表取締役のリ・ギュホン氏のほか、LG電子 マーケティング戦略担当バイスプレジデントのチャン・マ氏、プラダ・グループ ビジネス開発ディレクターのジャコモ・オヴィディ氏らが出席した。

 LG電子のチャン・マ氏は、2007年にスペインで行なわれた「3GSM World Congress Barcelona 2007」で発表して以来、現在44カ国で販売しており、今回の日本での販売が45カ国目になると話した。欧州などでは昨年春にすでに製品が投入されており、日本市場への参入に時間がかかった理由として、日本市場が非常に洗練された市場であり、ユーザーが高品質なものを求める傾向にある点をあげた。このため、現行製品に少し手を加えて販売するのでは不十分と判断したという。

 日本向けのモデルは海外のGSM版やCDMA版とは異なり、W-CDMA方式を採用し、下り最大7.2MbpsのHSDPAをサポートする初の「PRADA Phone by LG」となる。海外メーカーのモデルだが、iモードへの対応やデコメールや絵文字など、日本の携帯電話に標準搭載される機能は基本的に用意されている。

 チャン・マ氏はこのほか、「我々はたくさんの数を売ろうとは思っていない。PRADA Phoneは、かつてないほどのユーザー体験を提供するだろう」とコメントした。

 プラダのジャコモ・オヴィディ氏は、「プラダのロゴが付いているものでしか味わえないものを提供する」と話す一方で、今回の「PRADA Phone by LG」が単にプラダの名前を貸すようなライセンス商品ではなく、LG電子とイチから端末を作り上げていったことを説明。プラダの中心顧客層は30~40代となり、プラダは今回の「PRADA Phone by LG」を通じて、若者層に対してもプラダ製品を届けていくという。

 なお、国内の端末はドコモの製品として販売されるが、プロモーションなどはプラダとLG電子が行なう予定。気になる販売価格については明言を避けたが、海外では日本円にして9~11万円程度で販売されている。国内モデルもこうした価格帯が予想される。


【追記】

 9日、NTTドコモからも「PRADA Phone by LG」が発表された。ディスプレイは65,536色表示のTFT液晶、ディスプレイ側のカメラは30万画素のCMOSセンサーを装備する。2in1や10MBのiモーション、ソフトウェア更新の自動更新機能、電話帳お預かりサービスなどは非対応とアナウンスされた。

動画で見る「PRADA Phone by LG」

(クリックで再生)



PRADA Phone by LG コンパクトなボディ

端末には、ケース、スタイラスになるストラップなどが同梱される。いずれもプラダのロゴ入り MEDIA SKIN(左)とサイズ比較

側面部に外部接続端子、音量調節などの上下キー、カメラシャッターキーなど 外部接続端子は通常のFOMAの端子と同じ

もう一方にはイヤホン端子やキーロックボタンなどを装備。キーロックは短押しでロック、長押しで解除。メールなど作成中でもすぐにロックが可能で、解除するとメール作成画面から再開できる 平型イヤホン端子を採用

端末上部にストラップホールや、赤外線通信ポートがある。おサイフケータイやGPS機能は非対応 下部のボタンでバッテリーカバーが開く

背面にカメラがある 付属のケースに端末を入れた

バッテリー部にFOMAカードを挿入する FOMAカードスロットのすぐ下にmicroSDカードスロットがある

発話と終話ボタン

待受画面 メニュー画面 設定画面

電話をかける際には10キーが表示される メール画面 作成画面

文字入力時には通常の携帯電話の文字入力を意識したソフトキーが表示される 変換候補を選択 絵文字対応

絵文字一覧に触れると、触った部分の絵文字がさらに9つ表示される iモードに対応 フルブラウザも利用できる

カメラ機能 カメラ撮影画面 手描きメモ機能

撮影した写真に手書きできる 待受画面に表示された時計をクリックすると…… アラーム設定画面に遷移する

メニュー画面は別のテーマも用意されている プラダの青山の店舗には、入り口のマネキンがPRADA Phone by LGを手にしていた

さりげなく手にはPRADA Phone by LG 店舗に入るとPRADA Phone by LGに目がとまる

端末のモックアップも展示されていた


■ URL

  LG電子

  http://jp.lge.com/

  PRADA

  http://www.prada.com/

  ニュースリリース(NTTドコモ)

  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080509_00.html

  製品情報(NTTドコモ)

  http://www.nttdocomo.co.jp/product/concept_model/l852i/index.html

■ 関連記事

・ PRADA PhoneなどラグジュアリーケータイをアピールするLG

・ PRADAにShineにChocolate、LGはファッション性をアピール

・ LG、PRADAブランドのEDGE携帯を世界投入


(津田 啓夢)

2008/05/08 16:06

アッカ、ドコモ網利用したMVNOとして7.2Mbpsの法人向けサービス開始へ

アッカ・ネットワークスは8日、他社の通信網を借り受けて通信サービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)として、受信最大7.2Mbpsのモバイルデータ通信サービス「ACCA mobile(D)」を6月1日より法人向けに提供開始すると発表した。通信網にはNTTドコモのFOMAを利用する。

http://journal.mycom.co.jp/news/2008/05/08/019/

NTTドコモのFOMA(HSDPA)網を利用し、受信最大7.2Mbps(規格上の理論値、以下同)・送信最大384kbpsの高速データ通信サービスを提供する。料金体系は月額9,500円の完全定額制プラン「フラット定額プラン」と、月額8,000円からの一部定額制プラン「グループパケットシェアプラン」が用意される。グループパケットシェアプランは一定のパケット通信料が基本料金に含まれ、それを超えた場合従量課金されるプランで、同一企業内の複数回線でパケット通信料金の共有が可能。端末はUSB接続型とコンパクトフラッシュ型がレンタルで提供され、レンタル料は月額料金に含まれる。そのほか、初期費用が別途必要となる。

通信プロトコルに特に制限は設けない。また、アッカが提供するIP-VPNサービスが利用できるので、外出先からもセキュアな環境で社内ネットワークなどに接続できる。そのほか国際ローミングにも対応し、ドコモの3G国際ローミングが利用できるエリアであれば海外でもデータ通信が可能(フラット定額プランの場合でも従量料金が必要)。

アッカでは今後、従来提供しているADSLや光による企業向けインターネット接続サービスにこのモバイル接続サービスを組み合わせ、パッケージサービスとしても提供していきたいとしている。

アッカ、NTTドコモ網を利用したMVNO方式の法人向けデータ通信サービス

 アッカ・ネットワークスは、NTTドコモからFOMAサービスの提供を受け、MVNO方式による法人向けデータ通信サービス「ACCA mobile(D)」を6月1日から開始する。料金は「フラット定額プラン」の場合で、月額9,975円。

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/21818.html

 アッカでは、NTTドコモからFOMAサービスの提供を受けたMVNOサービスについて、2008年2月に基本合意を結んだと発表済み。今回発表した「ACCA mobile(D)」では、NTTドコモのHSDPA網でFOMAデータ通信専用カードを利用した、企業向けのインターネット接続サービスおよびIP-VPNサービスを提供していく。

 NTTドコモが提供する全国のFOMAサービスエリアで利用が可能で、FOMAハイスピード対応エリアでは下り最大7.2Mbps、上り最大384kbpsのデータ通信が行なえる。また、NTTドコモの「WORLD WING 3G」サービスエリアに準拠した、「パケット国際ローミングサービス」もオプション提供する。

 端末レンタル料金を含めた月額料金は、定額制の「フラット定額プラン」が9,975円で、企業内でパケット使用料を共有できる「グループパケットシェアプラン」が月額8,400円から。端末はCFカードタイプに加え、国際ローミング利用に対応したUSBタイプの2種類を用意する。


■ URL

  ニュースリリース

  http://www.acca.ne.jp/release/080508_2.html

■ 関連記事

・ アッカ、NTTドコモとMVNOで合意。NTT Comやウィルコムとの連携も検討


(村松健至)

2008/05/08 15:55

2008年05月12日

パイオニア、専用通信サービスを利用できるHSDPA対応ポータブルナビ

HSDPA/W-CDMA通信モジュールを搭載したポータブルカーナビ「AVIC-T10」(画像クリックで拡大)

 パイオニアは、専用のHSDPA/W-CDMA通信モジュールを接続して最新のドライブ情報を取得できるポータブルカーナビ「AVIC-T10」を2008年6月上旬に発売する。パソコンや携帯電話と連携したナビ専用通信サービスに対応する。価格はオープンで、予想実売価格は6~7万円。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080512/1010732/?top

 5.8型ワイドVGA(800×480ドット)ディスプレイとワンセグチューナー、4GBのフラッシュメモリーを搭載。本体に内蔵したGPSとジャイロセンサー、加速度センサーによって、オンダッシュに取り付けるだけで、高精度な自車位置表示が可能。

 携帯電話のハンズフリー通話が可能なBluetooth機能、音楽や画像の再生機能などを備える。電源はDC12V(シガーライターソケット)、AC100V、バッテリーに対応。本体サイズは幅179.5×高さ98.8×奥行き32.5mm、重さは0.5kg。

 また、別途通信サービス契約すると、同社が提供する「スマートループ渋滞情報」「駐車場満空情報」「ガススタ価格情報」「ピンポイントウェザーライブ」などリアルタイム情報サービスが利用できる。

 このほか、同社とソフトバンクテレコムなどが設立したナビポータルと連携して配信する新規開店情報サービスなども利用可能。通信にはソフトバンク回線を利用し、料金は月額1029円と2079円の2段階制。

(文/鴨沢浅葱=Infostand

携帯純増数、ソフトバンクが12カ月連続トップ、KDDIは7年9カ月ぶり純減

 電気通信事業者協会がまとめた4月の携帯電話契約数は、ソフトバンクモバイルの純増数が19万2900件で12カ月連続のトップとなった。NTTドコモの純増は9万6000件、イー・モバイルは9万2400件となった。KDDIはツーカーのサービス終了により、11万8700件の純減だった。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080512/1010730/

 ソフトバンクモバイルは東京で9万件以上契約数を伸ばしたほか関西、九州で好調だった。NTTドコモは中国を除く全地域で純増となった。1つの電話機で2つの番号を持てる「2in1」は1万2600件の純増となった。

 KDDIはツーカーの契約23万4100件が終了し、auの純増が11万5400件だったため、日本移動通信などが合併してKDDIとなる以前の2000年7月以来はじめて純減となった。なおauでは、これまで大幅な純増が続いていたプリペイド契約が減少に転じた。

 ウィルコムのPHSは東京、東海、九州で契約数が減少し、1万2600件の純減となった。

ツーカー終了でKDDIは純減に---4月の携帯電話契約純増数

電気通信事業者協会は,2008年4月の携帯電話の契約純増数が26万2700件だったと発表した。前年同月実績に比べると約45%少ない。

http://www.nikkeibp.co.jp/news/manu08q2/570786/

事業者別にみると,ソフトバンクモバイルが19万2900件で,12カ月連続で首位に立った。2位はNTTドコモで9万6000件。3位はイー・モバイルで9万2400件となっている。前月まで2位だったKDDIは,2008年3月末でツーカーがサービスを終了したのに伴い,純減に陥った。

「勢い」はVMwareとSF.comが接戦,サイボウズが3位復帰,「存在感」はMSとオラクルが今回も7割超

 日経マーケット・アクセスが,ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者を対象に行った2008年4月調査で,情報通信製品/サービス・ベンダーとシステム・インテグレーターの主要企業各68社について,「強い存在感がある」「会社に勢いがある」と感じるかを聞いた。このうち,有効回答(「調査概要」を参照)30票以上を得た主要ベンダー62社について,「存在感」と「勢い」の評価を相関図にまとめた。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20080509/301015/?ST=system

 横軸の「存在感」は今回も,77.6%の支持を集めた「マイクロソフト」がトップ。2007年1月調査から2007年4月調査(75.0%),2007年7月調査(79.9%),2007年10月調査(77.6%),前回2008年1月調査(79.7%),そして今回も安定して「存在感のあるベンダー」トップの評価を得た。

 「存在感」2位の日本オラクル(71.4%,前回75.3%,2007年10月調査71.6%,2007年7月調査76.1%,2007年4月調査74.0%)も定位置。マイクロソフトに毎回肉薄してはいるが,なかなか上回ることができない。3位グループも前回と同様オラクルから8~9ポイント後方に,NTT東日本/NTT西日本(62.7%),SAPジャパン(61.2%),日本IBM(60.2%),シスコシステムズ(59.1%)の4社が並んでいる。

 今回調査のベンダーに対する評価では「存在感」が軒並み低下傾向(前回2008年1月調査と比較可能な53社中41社がダウン)だったのに対し,縦軸の「勢い」の評価は上昇した企業が多い(同53社中36社がアップ)。

初登場のイー・モバイルが「勢い」で5位36.2%

 「勢い」のトップには注目の2社が並んだ。2007年7月調査(36.8%)と2007年10月調査(41.4%)のトップから,前回調査で30.3%と大きく後退したセールスフォース・ドットコム(SF.com)が,今回は47.9%でカムバック。前回初登場で32.3%の支持を得たヴイエムウェア(VMware日本法人)が,今回さらに押し上げて48.1%。この両社からやや離れた3位にサイボウズ(41.9%,前回は29.7%,前々回は35.3%)が再浮上した。

 「勢い」の4位は,前回アップルジャパンとほぼ同率首位だったソフトバンクモバイル(今回38.8%,前回38.5%,前々回33.9%)。ちなみに今回アップルジャパンは前回から約14ポイント・ダウンの24.4%に終わっている。「勢い」の5位には,今回から評価対象リストに加えたイー・モバイルが登場した。6位(32.8%)は前回5位(31.0%)のウイングアークテクノロジーズだった。

松下電器の「存在感」「勢い」が10ポイント以上ダウン

 このほか,2008年1月調査と比較可能な53社の中で「存在感」のスコアを10ポイント以上上げたのはカシオ計算機(24.3%,前回は12.5%)のみ。「存在感」を15ポイント以上下げたベンダーが8社(松下電器産業,VMware,EMCジャパン,ソニー,NTTコミュニケーションズ,リコー,三菱電機,マカフィー)あった。「勢い」の評価では前述のSF.comの17.6ポイント・アップが最大で,VMwareの15.8ポイントが2番手。アッカ・ネットワークス(前回9.4%→今回22.0%)とサイボウズが12ポイント台のアップで,10ポイント以上上げたのはこの4社。「勢い」のスコアを10ポイント以上下げたのは松下電器産業(前回29.0%→今回19.0%)と,前述のアップルジャパンだった。

 松下は前回2008年1月調査で唯一,前々回の2007年10月調査から「存在感」「勢い」とも10ポイント以上上げるという躍進を見せたが,今回は逆に「存在感」「勢い」とも大きくダウンした。

■調査概要

 日経マーケット・アクセスが,ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者を対象に,情報通信製品/サービス・ベンダーの主要企業68社について,《会社に勢いがある》《強い存在感がある》と感じるかを聞いた。評価対象(「接点がある」とした回答者数30以上)のベンダー62社(総回答数1万3791件)に対する,「勢いがある」という評価の単純平均は20.8%(各社の回答数を乗じた加重平均でも20.8%),「存在感がある」という評価の単純平均は35.2%(加重平均45.8%)だった。

 2007年1月調査の集計では,回答者が,対象ベンダーのビジネス領域と自分の職務領域に「接点がある」とし,かつ対象ベンダーについて《今後利用したい》《会社に勢いがある》《強い存在感がある》のいずれかを「はい」とした回答者の数nを100%とした時の比率を使用,n=30以上を得たベンダー22社を掲載した。

 今回(2008年4月調査)の集計では,2007年4月調査以後,前回2008年1月調査までの4回と同じく,対象ベンダーのビジネス領域と自分の職務領域に「接点がある」とした回答者の数nを100%とした時の比率を使用している。

 2008年4月調査で実施した評価対象ベンダーリストの主な変更点は,「イー・モバイル」「ブロケード コミュニケーションズ システムズ」「データ・アプリケーション」「インフォテリア」「アライドテレシス」の5社の追加と,インフォプリント・ソリューションズ・ジャパン,日本ストラタステクノロジー,日本テラデータ,BMCソフトウエア,インフォベックの5社の削除である。

 評価対象企業全136社のリストは,本調査の設問の原文とともに,日経マーケット・アクセスの有償会員向けサイト「日経MA-INDEX 企業情報システム」で近日中に公開する予定。

 調査実施時期は2008年4月中旬,調査全体の有効回答は2920件,「所属する企業・組織で自社の情報システムにかかわる業務(企画立案・設計・開発・運用・予算承認など)を担当している」とした実質的な有効回答は1136件。

図1●主要情報通信(ICT)製品/サービス・ベンダー62社に対するイメージ

(「対象ベンダーのビジネス領域と自分の職務領域に接点がある」とした回答者の中での比率,n=125以上の31社)

[画像のクリックで拡大表示]

図2●主要情報通信(ICT)製品/サービス・ベンダー62社に対するイメージ

(「対象ベンダーのビジネス領域と自分の職務領域に接点がある」とした回答者の中での比率,n=30以上125未満の31社)

[画像のクリックで拡大表示]


回答者が担当するシステムの範囲/分野




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(千田 淳=日経マーケット・アクセス)  [2008/05/12]

携帯電話・PHS、KDDIが初の純減

 電気通信事業者協会が9日発表した4月の携帯電話・PHS(簡易型携帯電話)契約数で、KDDIの解約数が新規契約数を11万8700件上回る純減となった。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080510-OYT1T00106.htm

 KDDIが月間ベースで純減となるのは、2000年10月にDDI(第二電電)、KDD、日本移動通信(IDO)の3社合併で発足して以来初めて。第2世代のツーカーブランドのサービスが3月いっぱいで終わった上、主力である第3世代auブランドの伸びも春商戦の反動で鈍化したためだ。

 4月のKDDIは、3月末時点で残っていたツーカー23万4100件が解約扱いとなった。さらに、auの純増数も11万5400件と3月の約5分の1にとどまった。ただ、同社は「番号持ち運び制度導入以降の増加基調に変化はない」と、5月以降は再び純増が続くと見ている。

 4月の純増数トップは12か月連続のソフトバンクモバイル(19万2900件)で、自社携帯間の通話が原則無料となる料金プランなどが引き続き支持された。3月下旬に音声サービスに参入したイー・モバイルは9万2400件の純増で、NTTドコモ(9万6000件)とほぼ同じだった。

(2008年5月10日00時54分 読売新聞)

イー・モバイル、安否情報を携帯電話で伝達できる「災害用伝言板」サービスを提供

災害用伝言板サービスの提供を開始

~ 被災者の安否情報を携帯電話ですぐに伝達 ~

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=188484&lindID=1

 イー・モバイル株式会社(本社:東京都港区、代表者:代表取締役会長兼CEO 千本倖生、以下イー・モバイル)は、5月9日より、大規模災害発生時に家族・親族・知人等との安否確認にご利用いただける「災害用伝言板」サービスの提供を開始いたします。

 サービス概要、その他詳細は以下のとおりです。


1.サービス概要

 災害用伝言板サービスは、大規模災害発生時に被災地にお住まいのお客様が、イー・モバイル携帯電話のインターネット接続サービス「EMnet」に開設された「災害用伝言板」に、ご自身の安否情報等が登録できるもので、登録された情報は、EMnetはもちろん、インターネットを通じて他社携帯電話やPHS、パソコンからも閲覧が可能となります。

■安否情報登録

 大規模災害発生時にEMnetの災害用伝言板を通じてお客様の安否情報を登録することができます。

■安否情報確認

 全国どこからでも安否情報を確認することができます。なお、各携帯電話・PHS事業者の同サービスと相互リンクを設定しています。

■お知らせメール送信

 事前に設定した家族・親族・知人のメールアドレスに、安否情報が登録されたことを通知するメールを自動送信します。


2.提供開始日時

 2008年5月9日(金)正午

 ※2008年5月9日(金)正午から5月16日(金)正午までの間、お客様に災害用伝言板をお試しいただくため、体験サービスを提供します。


3.提供料金

 利用料金、パケット通信料共に無料

 ※他携帯電話・PHS事業者の災害用伝言板サービスへのアクセスにはパケット通信料がかかります。

 ※ローミングエリアからのアクセスにはパケット通信料がかかります。

 ※お知らせメールの送信は無料ですが、受信にはパケット通信料がかかります。

 ※別途、「EMnet」(月額使用料315円(税込))へのお申込みが必要です。


4.提供内容詳細

 ※ 関連資料参照


5.体験サービス

 お客様に災害用伝言板をお試しいただくため、体験サービスを提供します。

<提供時期>

 ・2008年5月9日(金)正午~5月16日(金)正午

 ・毎月1日

 ・正月三が日

 ・防災週間(8月30日~9月5日)

 ・防災とボランティア週間(1月15日~1月21日)

<体験内容>

 安否情報の登録・確認・削除

 ※お知らせメールは送信されません。

 ※他社携帯電話端末、PHS、パソコンからも登録されたメッセージを確認できます。

 ※実際に災害が発生した場合、本番のサービスへ移行します。

 ※体験サービスの提供期間は各携帯電話・PHS事業者によって異なります。提供期間が異なる場合、他事業者からの閲覧の際に当社災害用伝言板のURLを直接入力して頂く必要があります。


(※参考資料あり)

携帯電話:ソフトバンク、純増数12カ月連続首位 ドコモは2位--4月

 電気通信事業者協会が9日発表した4月の携帯電話契約数によると、新規契約数から解約数を引いた純増数はソフトバンクモバイルが19万2900件と12カ月連続で首位だった。NTTドコモは9万6000件で13カ月ぶりに2位に浮上。KDDI(auとツーカー)はマイナス11万8700件で同社としては初の純減になった。

http://mainichi.jp/life/electronics/news/20080510ddm008020141000c.html

 KDDIはauブランドが11万5400件の純増だったが、ツーカーブランドのサービスを3月末で終了し、契約が残っていた23万4100件を4月中に自動解約したことが響いた。同社は「今回の純減はあくまで特殊要因」と説明している。

 ソフトバンクモバイルは、家族間通話無料化や新規契約の学生の月額基本料を3年間無料にするプランなど各種の割引制度で先行、契約数を大きく伸ばし続けている。

 国内の携帯電話の総契約数は昨年末に1億件を超え、今後大きな増加は見込めない状況。07年度は600万件だった市場全体の純増数も08年度は400万件前後にとどまる見通しで、契約獲得のための割引競争は一段と激しさを増しそうだ。【前川雅俊】

毎日新聞 2008年5月10日 東京朝刊

ソフトバンクが首位 4月、北陸の携帯純増数

 北陸三県の四月の携帯電話契約動向は、新規契約から解約を差し引いた純増数で、ソフトバンクモバイル北陸事業所が二千四百台増で二カ月ぶりに首位だった。NTTドコモ北陸、auブランドのKDDIコンシューマ北陸支社の順で続いた。

 ソフトバンクは、昨年四月から毎月二千台以上の純増を維持。学生の基本使用料を三年間無料にする「ホワイト学割」の導入で、「これまで弱かった学生層を切り崩せた」(広報担当者)としている。

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080510303.htm

 ドコモは、千八百台増。家族間の通話無料プランを中心に、家族加入に的を絞ったキャンペーンの効果が高かったという。

 KDDIは、千二百台増だった。四月は目玉機種の発売を控え、「買い控えの動きもあった」(広報担当者)と分析している。

 全国ベースでは、ソフトバンクが十九万二千九百台増で、十二カ月連続のトップとなった。ドコモは九万六千台増、イー・モバイルが九万二千四百台増。KDDIは、プリペイド端末を中心とした「ツーカー」ブランドのサービスを三月末で終了したため、十一万八千七百台の純減となった。

イー・モバイル、留守番電話機能の拡充と災害用伝言板の提供を開始

イー・モバイルは8日、同社携帯電話サービスにおいて、留守番電話機能の拡充および大規模災害発生時の安否確認サービス「災害用伝言板」の開始を発表した。いずれも9日より提供されており、利用料金は無料(留守番電話センターへの通話料を除く)。

http://journal.mycom.co.jp/news/2008/05/09/043/

留守番電話機能には新たに4つの機能が追加される。発信者の意思で相手先を呼び出さずに直接留守番電話センターに音声メッセージを残すことができる「ダイレクトメッセージ」、イー・モバイルどうしであれば、伝言メッセージやダイレクトメッセージに返信要求を付けたり、ダイレクトメッセージで返信できる「返信機能」、留守番電話の応答メッセージに、最長10秒の音声を録音できる「名前応答メッセージ」、伝言メッセージの一時停止や巻き戻しができる「メッセージコントロール」の4つ。

災害用伝言板サービスは、震度6弱以上の地震など、大規模な災害が発生した場合に、自身の安否情報の登録や、家族や知人の安否情報の確認が可能なシステム。登録した情報は、EMnet経由に加え、PCや他の通信事業者の携帯電話・PHSなどからも閲覧できる。

なお、16日の正午まで、災害用伝言板の体験サービスを提供する。期間内であれば、災害時と同じように安否情報の登録や確認を試すことが可能。

アリババ、シャオネイ、チャイナモバイル、アジアを制しモバイルインターネットを制す

 ソフトバンクは8日、平成20年度3月期(2007年4月~2008年3月)の連結決算を発表した。売上は2兆7,762億円(前年比9.1%増、以下同じ)、営業利益は3,243億円(19.6%増)、経常利益は2,586億円(68.6%増)、当期純利益は1,086億円(277%増)と大幅な増収増益になった。

http://www.rbbtoday.com/news/20080509/50949.html

 セグメント別の営業利益では、移動通信が1,745億円、ブロードバンド・インフラ(Yahoo! BB)が397億円、固定通信(ソフトバンクテレコム)が33億円、インターネット・カルチャー(Yahoo!JAPAN)が1,152億円となった。特にソフトバンクテレコムは前年度は29億円の赤字だったが、これが黒字に改善している。

【左】連結決算のサマリー【右】セグメント別の営業利益

 ソフトバンクグループは、Yahoo! BBの販売促進費増加により2002年度から2004年度まで連結決算で赤字が続き、投資家などから厳しく指摘を受けていた。しかし、今回の連結決算は創業以来、過去最高水準となった。発表の席でソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏は、「すべての事業セグメントで営業利益が改善した。暗雲は去った」と満面の笑みでコメントした。

【左】ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏【右】連結利業利益の推移

 移動通信(ソフトバンクモバイル)の純増数は、ボーダフォン時代の2004年度は4万契約にとどまったのに対して、買収した初年度の2006年は70万契約、2008年度は268万契約と大きく伸ばしている。「ドコモさんとKDDIさんは勢いが落ちたが、ボーダフォンがソフトバンクになってから着実に勢いが出てきた」とアピールした。

【左】携帯電話の純増数の推移【右】携帯電話各社の純増数

 またARPUは4,310円となり他社の6,000円前後と比べると低い。同氏はこれを、「財務会計の一面であって木を見て森を見ず」の数字だとする。ソフトバンクは端末を分割払いで販売しており、ユーザは毎月、端末代金と通話料金を一緒に払っている。同氏は、この分割払いの代金も含めた金額が“本質的なARPU”だと力説する。この本質的なARPUだと、ソフトバンクモバイルは5,540円となり「2006年度をボトムとして、本質的なARPUは上がり始めている」としている。

“本質的なARPU”とするグラフ

 「モバイルインターネットを制する者がインターネットを制する。アジアを制する者が世界を制する」。今回の決算発表では、ソフトバンクグループの世界戦略について多く語った。Joint Innovation Labの設立と、アジアへの投資だ。

「モバイルインターネットを制する者がインターネットを制する。アジアを制する者が世界を制する」と掲げる孫正義氏

 Joint Innovation Labは、「モバイルインターネットを制する者がインターネットを制する」に基づくもの。ソフトバンク、ボーダフォン、チャイナモバイルが33.3%ずつ出資を行い設立した。

【左】Joint Innovation Labの設立【右】ソフトバンクモバイル、ボーダフォングループ、チャイナモバイルのユーザ数

 Joint Innovation Labでは、ハードウェアやサービス、コンテンツの共同開発や調達を行う。ソフトバンク、ボーダフォン、チャイナモバイルの3グループの携帯電話ユーザを合わせると約7億人にも達する。「7億人のユーザ向けに提供するとなれば、ハードウェアやソフトウェアのベンダーは目の色を変える」とスケールメリットを示した。

 具体的なサービスの内容やコンテンツは明らかにしなかったが、「5年以内に10億人のユーザをベースに、ゲームやコンテンツ、ウェジェット、課金ビジネスモデルを考えると新しいビジネスモデルができる。たとえばマイクロペイメント。インターネット上では難しかった。携帯電話では、100%のユーザが課金をしているから、マイクロペイメントで5円とか10円という課金も可能になる」との例を挙げた。

 ソフトバンクは創業以来、多くの会社に出資を行っており、現在は「中国に重心をシフトして行っている」とする。「アジアを制する者が世界を制する」とはこのことだ。

 中国では、B2Bイーコマースで75%のシェアと会員2,900万人を持つ「Alibaba.com」のほか、会員数2,500万人の大学生専用のSNS「Xiaonei」(シェオネイ:校内網)、84%のシェアを持つネットオークション「Taobao.com」、7,400万人が利用するオンライン決済「Alipay」などを傘下におさめている。

 各社への出資は、「戦略的パートナーとして側面から支援するのが基本思想」という。「出資を行うのは、上下関係ではなく同盟関係を築くため。アリババもYahoo! JAPANも同盟関係と考えている。出資した各社は、ソフトバンクが加わる前に成長しているから、それを加速するのにお役に立てるのかもしれない」との理念がある。

 同社はこれまでにも、10年前にはアメリカ、5年前には国内の会社に投資を行ってきた。3,000億円の投資が10年間で9倍の2.8兆円にまで膨れあがった。

インターネット関連戦略に対する投資。特にYahoo!JAPANは77億円の投資が1兆2,578億円の評価または売却益となったのが大きい

(安達崇徳@RBB 2008年5月9日 12:43)

2008年05月13日

中国移動:TD-SCDMAへの累計投資142億元

 中国移動(チャイナモバイル)の王建宙董事長兼CEO(最高経営責任者)が、8日に開かれた株主総会において、第3世代(3G)通信技術TD-SCDMAの累計投資額が142億元に達したと発表した。新浪科技が伝えた。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0512&f=it_0512_003.shtml

  これまで中国国内の8都市にテスト用ネットワークを建設し、合計1.4万カ所の基地局が完成している。4月からスタートした商用テストは順調で、現在はネットワークの品質改善やHSDPAの通信速度の向上作業などが行われているという。

  テストの状況について王董事長は、「中国移動と第三機関によるデータ分析も始まった」と説明したが、具体的なテスト結果は、まだ調査期間が短いため公表できないとした。しかし、近いうちに再度TD-SCDMA対応端末の入札を予定しているという。(編集担当:入澤可織)

アビームコンサルティング、「エネルギー/カーボンマネジメント支援サービス」を提供

アビーム コンサルティング、企業の地球温暖化対策支援サービスをスタート

~新サービス「エネルギー/カーボンマネジメント支援サービス」を開発、

マネジメント改善による企業全体の継続的な省エネ・CO2排出削減を支援~

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=188662&lindID=5

 アビーム コンサルティング株式会社(代表取締役社長:西岡 一正、本社:東京都千代田区、以下:アビーム コンサルティング)は、豪州エナジェティクス社(代表取締役社長:トニー・クーパー、本社:豪州シドニー、以下:エナジェティクス)と業務提携し、日本国内企業向けに、「エネルギー/カーボンマネジメント支援サービス」の提供を開始したことを発表しました。


<背景>

 現在、日本政府は京都議定書の目標達成に向け新たな法規制強化の検討を進めており、「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(省エネ法)および「地球温暖化対策の推進に関する法律」(温対法)の改正においては、従来の事業所単位の報告義務から企業単位での報告義務への変更を検討しています。さらに、東京都は自治体として国に先駆けた取り組みとして、大規模事業所を対象とした温暖化ガス排出総量削減義務と排出量取引制度の導入について条例改正を検討しています。このような規制強化の流れにより、今後、各企業は地球温暖化対策を重要な経営課題の一つと捉え、トップマネジメントによる取り組みを強化する必要があります。

 一方、一定規模以上のエネルギーを使用する工場・事業場(エネルギー管理指定工場)では、省エネ法で規定されている判断基準に基づき、省エネに関するソフト面(マネジメント)の改善を図ることが義務づけられています。

 しかしながら、企業全体で統合されたソフト面の取り組みが実施できている企業は一部のみであり、大部分の企業では、事業所ごとにエネルギー管理責任者が現場レベルの裁量範囲の中でハード面(技術)中心の省エネ対策を実施しているのが現状です。

 そのため、これらの企業ではソフト面改善による省エネの余地が残されています。


<サービス内容>

 アビーム コンサルティングでは、企業の地球温暖化対策支援において、海外にて既に多くの実績を持つエナジェティクスと業務提携し、企業全体の地球温暖化対策をソフト面から支援する「エネルギー/カーボンマネジメント支援サービス」の提供を開始しました。

 業務提携をしたエナジェティクスは、地球温暖化問題に対して国民意識の高いオーストラリアにおいて、エネルギー・カーボンマネジメントに関するコンサルティングとソフトウェアビジネスに関して20年以上の実績を誇り、近年、急速な事業拡大を図っています。同社の最大の特長はハード・ソフト両面からの省エネ・CO2削減に関するコンサルティングノウハウを保有し、そのサービス提供を支援するためのツールを開発していることです。

 現在は、大手小売業、金融機関、不動産、通信、水道局、自治体などを中心とした民生部門に属する企業、組織だけでなく、製造業などの産業部門企業まで、幅広い業種に対してサービスを提供しています。

 今回の新サービス「エネルギー/カーボンマネジメント支援サービス」では、エナジェティクス社のエネルギーマネジメント診断ツール(One-2-FiveR Energy)を活用した、「エネルギーマネジメント診断」、「エネルギーマネジメント改善コンサルティング」およびデータ管理ツール(EnTERPRIZE.EM?)を活用したデータ収集、管理、分析、報告に関する「エネルギー・CO2データ管理支援」の各サービスを企業のニーズに応じ組み合わせて提供いたします。

(1)エネルギーマネジメント診断

 これまで定量的な把握や評価が難しかった企業のソフト面での取組みレベルについて、マネジメント診断ツール(One-2-FiveR Energy)により5段階に評価、エネルギーマネジメントにおいて取り組むべき優先課題および今後の対策の方向性を提言するサービス。

 診断方法については、企業の経営層および現場責任者を含めた診断ワークショップを開催し、エネルギー管理に関する主要10分野22項目について質問形式にて実施する。

 本診断により各企業のマネジメントレベルを“見える化”できるため、複数事業所間での相対比較によるベンチマーク分析が可能となるだけでなく、今後の対策に関する経営層における迅速な意思決定も可能となる。また、定期的に本診断を実施することにより、改善状況の定量的な把握も可能となる。現在、本診断ツールは全世界の企業2,000事業所以上にて導入されている。

(2)エネルギーマネジメント改善コンサルティング

 従来のハード面中心のボトムアップ型アプローチと、企業経営の視点からのソフト面に関するトップダウン型アプローチを統合し、実効性のあるエネルギーマネジメントシステム構築を支援するサービス。

 実際のサービス提供にあたっては、技術的なノウハウをもつパートナー企業とアライアンスの上、技術的な設備診断およびデータ分析に基づく省エネポテンシャル評価を実施。その結果とマネジメント診断に基づき、ハード、ソフト両面にて中長期的に取り組むべき対策のロードマップ策定支援を行う。さらに、企業ニーズに応じその後の各対策の実施計画策定ならびに対策実行についても支援する。各企業は実効性のあるエネルギーマネジメントシステム構築により、継続的な省エネ、CO2排出量削減の実現が可能となる。

(3)エネルギー・CO2データ管理支援

 企業全体での正確なエネルギーデータ収集に基づき、全社および各事業所単位での目標管理指標(KPI)に対する達成状況を管理し、ハード、ソフト両面からの省エネ対策の実効性を検証するとともに、法対応報告書等のレポート作成業務の効率化を支援するサービス。

 エナジェティクスが開発したデータ管理ツール(EnTERPRIZE.EM(R))を活用し、企業全体でのエネルギー・CO2排出に関するデータの収集、管理、分析、報告について一元的に支援するアウトソーシングサービスとして提供する。

 本サービスは、インターネットによるASPサービスにより提供するため、短期間でのサービス利用が可能となるだけでなく、全社でのエネルギー・CO2排出に関わるデータ管理業務が効率化できるため、従業員のコア業務への集中も可能となる。さらに、全社での正確なCO2排出量を把握できるため、将来的な排出量取引の義務化等の法規制強化に対しても柔軟な対応が可能となる。現在、豪州を中心に全世界の企業27社、21,000事業所以上に対してサービス提供している。


<今後の展開>

 さらに今後は、温暖化ガス排出削減を「省エネ」の視点だけでなく、「再生エネルギー利用」「オフセット」の3つの視点から企業の最適なCO2排出削減を支援する「カーボンマネジメント支援サービス」への拡張も予定しています。

 アビーム コンサルティングでは、本サービスのニーズは、新たな法規制対応が必要となる小売業、金融、不動産業、通信業などの民生部門企業だけでなく、これまで省エネ対策が十分実施されてきている産業部門企業においても大きいと分析しており、同社の新たなサービスメニューとして、3年後に売上10億円を目標としています。


<アビーム コンサルティング株式会社について>

 アビーム コンサルティングは、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームです。戦略、BPR、IT、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識と、豊富な経験を持つ約3,500名のプロフェッショナルを有し、金融、製造、流通、エネルギー、情報通信、パブリックなどの分野を担う企業、組織に対し幅広いコンサルティングサービスを提供しています。2007年3月期連結売上高は378億円(米国会計基準準拠)。

2008年05月14日

イー・モバイル、HSDPAデータ通信端末「D03HW」

イー・モバイルは、ExpressCard型のデータ通信端末「D03HW」(Huawei製)を、5月24日より発売する。

http://news.kakaku.com/prdnews/cd=pc/ctcd=0078/id=2528/

ExpressCard/34タイプを採用し、ノートPCなどに装着することで、受信最大通信速度7.2MbpsのHSDPA通信サービスを利用することが可能。可動式アンテナにより高感度での通信を確保できる。

また、面倒なインストール作業なしで、すぐ使える「ゼロインストール」に対応する。ベーシック料金プランの価格は29,980円。

ソフトバンクの3Gを活用した電子POPソリューション

 ソフトバンク クリエイティブは、ソフトバンクのHSDPA方式「3Gハイスピード」などに対応した電子POPソリューションを6月20日より提供する。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/39833.html

 今回の電子POPソリューションは、ソフトバンク クリエイティブのコンテンツ配信センターからインターネットを通じて、ネットワーク対応の電子POP機器のコンテンツの入れ替えや、再生スケジュールの指示、稼動監視などが行なえるASP型のサービス。

 導入店舗では、ネットワークの準備や、メモリカードによるコンテンツの差し替え

などが不要となる。第1弾の端末は7インチのディスプレイが搭載されており、3Gハイスピードのほか、無線LANおよび有線LANでも通信が可能。外部電源となるため、ACアダプターを接続する。

 ソフトバンク クリエイティブでは、エーディテクノと共同で3つのネットワークに対応した電子POP端末を開発した。また、第1弾は今回の7インチディスプレイ搭載モデルとなるが、今後セットトップボックスなど、より柔軟な形態の端末を提供していく方針。



■ URL

  ニュースリリース

  http://www.softbankcr.co.jp/press_release/pop.html


(津田 啓夢)

2008/05/13 16:30

RIM,BlackBerryのHSDPA対応モデルを発表

 カナダのResearch In Motion(RIM)は現地時間2008年5月12日,スマートフォン「BlackBerry」のビジネス・ユーザーおよびパワー・ユーザー向け新モデル「BlackBerry Bold」を発表した。BlackBerry製品で初めてトライバンドHSDPAネットワークをサポートし,GPSとWi-Fi(802.11 a/b/g)にも対応する。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080513/301427/

 BlackBerry Boldは,動作周波数624MHzのプロセサ,128Mバイトのフラッシュ・メモリーおよび1Gバイトのオンボード・ストレージを搭載し,ハーフVGA(320×240ピクセル)表示が可能な液晶ディスプレイを備える。新しくデザインされたQWERTY配列のキーボード,microSD/SDHCメモリー・カード・スロットを装備する。

 電子メール,メッセージング,オーガナイザ,ブラウザといった機能を備え,ほかのBlackBerryモデルと同じように,「BlackBerry Enterprise Server」を介して,グループウエアの「Lotus Domino」「Microsoft Exchange」「Novell GroupWise」などに対応する。また,プリインストールされている「DataViz Documents to Go」スイートにより端末上でWord,Excel,PowerPointファイルを編集できる。

 マルチメディア機能としては,200万画素のカメラ,ビデオ録画機能,内蔵フラッシュ,5倍デジタル・ズーム機能,メディア・プレーヤなどを提供。iTunesユーザー向けにiTunesの音楽ライブラリとスマートフォンを同期できるアプリケーション「BlackBerry Media Sync」を提供する。

 RIMは同日,BlackBerryスマートフォンで米Microsoftのオンライン・サービス「Windows Live」を利用できるようにすることでMicrosoftと合意したと発表した。BlackBerryユーザーは,2008年夏からBlackBerry端末でインスタント・メッセージング(IM)サービス「Windows Live Messenger」やメール・サービスの「Windows Live Hotmail」を利用できるようになるという。これらのサービスは複数言語に対応する予定となっている。

 BlackBerry Boldは,2008年夏から世界の通信事業者を通じて発売される予定。米メディアの(internetnews.com)によると,価格は300ドル~400ドルになる見通しだという。米国ではAT&Tから発売される。

[発表資料(1)]

[発表資料(2)]



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(ITpro)  [2008/05/13]

アッカ、イー・モバイルMVNOで7.2Mbpsサービス 個人向けも

アッカがイー・モバイル回線を借りるMVNOで、下り最大7.2Mbpsのモバイルデータ通信サービスを6月から、法人・個人向けに展開する。

2008年05月13日 09時25分 更新

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/13/news025.html

 アッカ・ネットワークスは5月12日、イー・モバイルの回線を借りるMVNO(仮想移動体通信事業者)として、6月から下り最大7.2Mbpsのモバイルデータ通信サービスを始めると発表した。

 イー・モバイルの回線とPC用データ通信カードを使い、インターネット接続サービス「ACCA mobile(E)」として、法人・個人に提供する。

 アッカは、NTTドコモのHSDPA網を借りるMVNOとして、法人向けの「ACCA Mobile(D)」も6月1日に開始する予定。

カナダのRIM、新型「ブラックベリー」を発表

 [トロント 12日 ロイター] カナダの携帯情報端末大手リサーチ・イン・モーション(RIM)(RIM.TO: 株価, 企業情報, レポート)(RIMM.O: 株価, 企業情報, レポート)は12日、携帯情報端末「ブラックベリー」の新機種「ブラックベリー・ボールド」を発表した。

http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-31746120080512

 「ブラックベリー」の主力顧客層であるビジネスユーザーをターゲットにしているが、個人の利用も拡大したいとしている。

 新機種の発表を受けて、12日の株式市場ではRIM株が7%近く急伸した。

 新機種は「ブラックベリー」として初めて、第3世代(3G)携帯電話の高速化技術「HSDPA」を採用。GPS(全地球測位システム)や無線LAN(Wi?Fi)など、マルチメディア機能も搭載した。

 今年夏から全世界で発売する。価格は300─400ドル。米国ではAT&T(T.N: 株価, 企業情報, レポート)が通信サービスを提供する。

 シティ・インベストメント・リサーチのアナリスト、ジム・スバ氏は「3G対応機種の発表は、今年後半になると予想していた。新機種の発売で、RIMの出荷台数は四半期ベースで20─40万台増える可能性がある」との見方を示した。

カナダのRIM、新型「ブラックベリー」を発表

 [トロント 12日 ロイター] カナダの携帯情報端末大手リサーチ・イン・モーション(RIM)(RIM.TO: 株価, 企業情報, レポート)(RIMM.O: 株価, 企業情報, レポート)は12日、携帯情報端末「ブラックベリー」の新機種「ブラックベリー・ボールド」を発表した。

http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK815694020080512

 「ブラックベリー」の主力顧客層であるビジネスユーザーをターゲットにしているが、個人の利用も拡大したいとしている。

 新機種の発表を受けて、12日の株式市場ではRIM株が7%近く急伸した。

 新機種は「ブラックベリー」として初めて、第3世代(3G)携帯電話の高速化技術「HSDPA」を採用。GPS(全地球測位システム)や無線LAN(Wi−Fi)など、マルチメディア機能も搭載した。

 今年夏から全世界で発売する。価格は300─400ドル。米国ではAT&T(T.N: 株価, 企業情報, レポート)が通信サービスを提供する。

 シティ・インベストメント・リサーチのアナリスト、ジム・スバ氏は「3G対応機種の発表は、今年後半になると予想していた。新機種の発売で、RIMの出荷台数は四半期ベースで20─40万台増える可能性がある」との見方を示した。


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RIM、HSDPA対応の「BlackBerry Bold」発表

新しい「Bold」モデルは、BlackBerryシリーズでは初めてHSDPAネットワークをサポートする。

2008年05月12日 16時14分 更新

 カナダのRIM(Research In Motion)は5月12日、スマートフォン「BlackBerry」シリーズの新モデル「BlackBerry Bold」を発表した。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/12/news065.html

 新モデルはBlackBerryシリーズでは初めてトライバンドHSDPAネットワークをサポートし、またGPS、Wi-Fiを内蔵。新しくデザインされたQWERTYキーボード、トラックボール、200万画素カメラ、128Mバイトフラッシュメモリ、1Gバイトのオンボードストレージを搭載する。

 また従来のBlackBerry端末と同様、電子メール、メッセージング、電子手帳、ブラウザなどの機能を備え、Lotus DominoやMicrosoft Exchangeなどのビジネスアプリケーションに対応する。音楽再生やビデオ再生などのマルチメディア機能もあり、新しいBlackBerry Media SyncソフトでiTunesの音楽ライブラリを同期化することもできる。

 BlackBerry Bold(モデルナンバー:9000)は夏の初めにキャリア各社から販売される予定。

アッカ、ドコモに続きイー・モバイル回線もMVNOとして利用へ - 個人も対象

アッカ・ネットワークスとイー・モバイルは12日、アッカがイー・モバイルから通信網の提供を受け、MVNO(仮想移動体通信事業者)としてモバイルデータ通信サービスを展開することで両社が合意に至った発表した。サービスは6月中をめどに開始する予定。

http://journal.mycom.co.jp/news/2008/05/12/023/

サービス名は「ACCA mobile(E)」で、イー・モバイルのHSDPA網を利用し、受信最大7.2Mbps(規格上の理論値、以下同)・送信最大384kbpsの高速データ通信サービスを提供する。アッカは8日、NTTドコモの通信網を利用して提供する同様のサービス「ACCA mobile(D)」を発表しており、MVNOとして提供するモバイルデータ通信サービスではこれに続く第2弾の発表となる。

ACCA mobile(D)が法人のみを対象としたサービスであるのに対し、ACCA mobile(E)は個人でも契約が可能になる予定。料金などサービスの詳細については現在検討中で、決定次第追って発表するとしている。

2008年05月18日

総務省、回線貸出料で携帯各社を指導・基準価格の明示要求

 総務省は週明けの19日、携帯電話各社に対して、高速データ通信などのサービスを提供する「MVNO(仮想移動体通信事業者)」向けの回線貸出料をめぐって、行政指導を一斉に実施する。回線貸し出しの料金設定が極めて不透明と判断。是正を求め、交渉の目安となる回線の卸値の「標準価格プラン」の早期策定と公表を要求する。価格設定を明確にして公正な競争環境を整えるとともに、新規参入の加速につなげる。

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080517AT3S1601C16052008.html

 行政指導は電気通信事業法に基づく。対象は携帯電話やPHS事業を展開するNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDI、イー・モバイル、ウィルコム、KDDI系のUQコミュニケーションズの6社。19日に担当者を総務省に呼び、文書で指導する。(07:00)

アッカ、無線ブロードバンドに本格参入 イー・モバMVNOで初のレンタル制導入も

アッカはワイヤレスブロードバンドサービスに本格参入する。イー・モバMVNOでは「初期料金と月額料金、契約期間のバランスを考慮した加入しやすいプラン」を検討しているという。

2008年05月16日 16時20分 更新

 アッカ・ネットワークスの須山勇社長兼CEO(最高経営責任者)は5月15日、ワイヤレスブロードバンドサービスに本格参入すると発表した。ADSLサービスの維持に努めつつ、MVNO方式によるデータ通信サービスや無線と有線を組み合わせたFMCサービスなどを今後の事業の柱にする。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/16/news081.html

決算説明会資料より 同社は6月、「ACCA mobile」としてMVNOによる2つのデータ通信サービスを始める。NTTドコモの回線を借りる法人向けサービスと、イー・モバイルの回線を借りる個人・法人向けサービスで、それぞれ下り最大7.2MbpsのHSDPA回線を活用する。

 ドコモMVNOはサービスエリアや実績を重視する法人向け、イー・モバイルMVNOは個人や料金を重視するユーザー向けと切り分ける。イー・モバイルMVNOでは、初期料金と月額料金、契約期間のバランスを考慮した加入しやすいプランを検討しており、「ちょっと出張で使ってみるなど、短期間の用途向けにレンタルサービスを検討している」(須山社長)という。

 ACCA mobileとADSLを組み合わせた無線+有線デュアルサービスを安価に提供するほか、1つのIDでそれぞれシームレスに使えるFMCサービスも検討していく。

 同日発表した1~3月期の連結決算は、売上高が前年同期比12%減の80億6400万円、営業利益が17%減の7億800万円になるなど、減収減益だった。売上高の9割超を占める個人向けADSL事業が、光サービスへのシフトに伴う市場縮小の影響で減少傾向にある一方、それに代わる成長の軸が現状ではないのが響いている。

 ADSL市場の縮小は近く歯止めがかかると予想しているが、長期間使っているユーザー向けの優遇プランを提供するなどし、現ユーザーの維持に注力して売り上げを確保する。その上で、今後の拡大が見込まれる無線ブロードバンド事業を軌道にのせ、成長のドライバーにする──という戦略だ。一方、ネットワーク関連コストを前期比で17%カットするほか、採算性の厳しい事業を整理するなど、原価構造の見直しも断行する。

携帯参入で売上げ急伸 イー・アクセス

イー・アクセスが14日発表した平成20年3月期連結決算は、売上高が前期比20・1%増の675億円、営業利益も同6・8倍の70億円となったものの、携帯サービス開始にともなう費用増から最終損益は63億円の赤字となった。

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080514/biz0805142039031-n1.htm

 主力のADSL事業は縮小したが、グループの携帯電話事業会社イー・モバイルが昨年3月末に新規参入し、1年間で約41万件の契約を獲得。同社の売上高は145億円と、前期の5億円から急伸した。持ち分法適用会社のため、連結業績には売上高15億円が反映された。

 また、携帯電話端末の開発事業も売上高が3・8倍の155億円となった。

 21年3月期の連結業績予想は売上高が18・4%増の800億円、営業利益は79・1%増の127億円。

イー・アクセス決算、モバイル関連事業が急伸

グループ会社のイー・モバイル、4月末で契約者数50万件を突破

[2008-05-14 17:16:00.0]

http://kigyoka.com/kigyoka/public/news/news.jsp?id=862

新社長に就任予定の深田浩仁氏

 ADSL大手のイー・アクセス(東証1部)は5月14日、2008年3月期の決算を発表した。連結売上高は675億6400万円(前年比20.1%増)、営業利益は70億9200万円(同約6.7倍増)と増収増益となった。グループ会社のイー・モバイルが手掛ける高速モバイル・データ通信事業が急速に加入者を増やした結果、イー・アクセスがイー・モバイルに提供する携帯端末事業などが急成長し、業績を押し上げた。

 一方、経常損益は83億6500万円の赤字、当期純損益は63億5100万円の赤字となった。昨年5月31日にイー・アクセスがイー・モバイル株式の一部を売却し、イー・モバイルが連結子会社から持分法適用関連会社に異動した結果、イー・モバイルの業績は持分法による投資損益として主に経常利益に反映されている。イー・モバイルのサービス開始に伴う営業費用の増加や先行投資などにより、損失が拡大した。

 09年3月期の連結業績は、売上高が800億円(前年比18.4%増)、営業利益が127億円(同79.1%増)を見込む。経常損益は61億円の赤字、当期純損益は103億円の赤字を予想する。

 グループ会社で高速モバイル・データ通信事業を手掛けるイー・モバイルの加入者数は4月末で50万件を突破した。イー・モバイルのエリック・ガン代表取締役社長兼COOは「09年3月末で加入者数約140万契約を達成したい」と語った。

 またイー・アクセスは6月25日開催予定の定時株主総会をもって執行役員副社長の深田浩仁氏が代表取締役社長に就任、イー・モバイルの専務執行役員情報システム本部長の小林英夫氏がイー・アクセスの代表取締役副社長に就任すると発表した。現社長の安井敏雄氏は退任、会長の千本倖生氏は留任する。

イー・アクセス決算、モバイル契約数は41万件。ADSLは減少傾向が続く

イー・アクセスは14日、2008年3月期(2007年4月~2008年3月)の連結業績に関する説明会を開催した。2008年3月末時点のADSL契約数は184.3万件、イー・モバイル契約数は41万1,500件。

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/21875.html

■ ADSL契約数は8.2万件減少。ホールセール以外の展開も図る


イー・アクセスの安井敏雄 代表取締役社長

2008年3月期の業績

 連結売上高は、前年比20.1%増の675億6,400万円。営業利益は、イー・モバイルが2007年6月から連結子会社から持分法適用関連会社となったことで、576.0%増の70億9,200万円となった。また、経常損失は434.8%拡大の83億6,500万円、純損失は63億5,100万円。

 事業別に見ると、ネットワーク事業の売上高は前年比3.0%減の543億300万円で、営業利益は2.1%減の122億7,100万円。ADSL契約数は前年比8.2万件減の184.3万件、ISP(AOL)契約数は3.0万件減の20.0万件と、減少傾向が続いている。

 安井敏雄 代表取締役社長は、「契約数は減少しているものの、年間平均解約率は1.88%と前年から0.03ポイント改善した」と説明。また、イー・モバイルとのセット販売や提携パートナーの増加によって、「市場シェアも13.7%から14.3%へと増加した」と付け加えた。

 ADSL契約数自体に関しては、「今後、大々的に契約数が伸びることは期待していない」とコメント。「これまでのホールセール型モデルからの変化を目指し、新しいビジネスモデルの展開も考えていく」とし、「純減になるにしても、いろいろと対策を行ない、フラットになるよう努力していきたい」と語った。

 デバイス事業では、イー・モバイルに対して7機種の端末を提供。年間売上高は130億円となり、連結ベースの売上高は155億3,300万円、営業損失は10億5,600万円となった。

 このほか、モバイルデータ通信サービスのMVNO事業に関しては、2008年3月末時点で6社と提携しており、今後もさらなる提携を進めるとしている。また、伝送事業に関してはADSLサービスのバックボーンをイー・モバイルと共有し、売上高は32.7億円と営業利益の黒字化も達成した。

 その上で2009年3月期の連結業績に関しては、売上高と営業利益で増収増益を予想。具体的数値は、売上高が18.4%増の800億円、営業利益が79.1%増の127億円、経常損失が61億円で、純損失が103億円を見込んでいる。また、年間株主配当は2,300円を維持するという。


ADSL・ISP契約数と連結売上の推移 ネットワーク事業戦略


■ イー・モバイル契約数は41.1万件。来年3月には140万件以上の契約を目指す


イー・モバイルの状況

 イー・モバイルに関しては、2008年3月末の累計契約数は41万1,500件。また、4月末の契約数は50万3,900件と、単月で9万2,400件純増した。人口カバー率は2008年3月末で約80%で、音声サービス開始時点のローミングエリアは約15%。

 安井氏は、「契約数は非常に好調に推移しており、モバイルブロードバンドの需要拡大を身にしみて感じている」とコメント。単体の売上高は145億円、営業損失は382.1億円、経常損失は419.6億円で、純損失は420.2億円。

 2009年3月期の契約者数見通しに関しては、イー・アクセス取締役でイー・モバイル代表取締役社長のエリック・ガン氏が説明。ガン氏は「最低でも100万件の新規契約を見込んでおり、累計契約数は140万件以上を目指したい」と目標を示した。また、ARPU値に関しては「2008年3月期の4,500円前後から、若干の減少を見込んでいる」とした。

 新規端末の計画も進められているが、詳細に関しては未公表。イー・アクセス取締役会長で、イー・モバイル代表取締役会長 兼 CEOの千本倖生氏は「イー・モバイルはデータ通信をメインに、音声をアドオンしたビジネスを展開しており、音声にデータを付加する他社とはビジネスモデルが異なる」と説明した上で、「こうしたビジネスモデルの差にもとづいた端末戦略を、今後登場する端末で理解して貰えると考えている」と述べた。

 2009年3月期の業績見通しに関しては、売上高が850億円、営業損失が360億円、純損失が440億円を予想。なお、イー・アクセスの安井氏にはイー・モバイルのバランスシート状況に関して「現預金が約940億円、未消化のコミットメントラインが約1,400億円ある」とし、資金面に関する不安を否定した。


イー・モバイルの契約数推移。2008年3月は10万超の契約を獲得した イー・モバイルの位置付け


■ アッカに対する株主代表訴訟は今後の動向を見ながら判断

 なお、イー・アクセスではアッカ・ネットワークスの自己株式取得を巡って、株主代表訴訟を準備することを、2008年3月19日に発表している。

 千本氏によれば、「経営陣個人に対する法的措置の準備は完了している」という。ただし、アッカの経営陣が刷新された点を踏まえて、「イー・アクセスとしては、今後の株価や企業価値の向上状況を静かに見守りながら、訴訟を行なうかどうかを決めていきたい」とし、直ちに提訴する考えがない点を明らかにした。

 また、5月12日にはイー・モバイルとアッカ・ネットワークスの間でMVNOに関する発表も行なわれた。千本氏は「イー・アクセスとの関係に直接影響するわけではないが、新しい経営陣による戦略的見直しが図られたと考えており、一定の評価を与えている」と語った。

 このほか説明会では、イー・アクセスの代表取締役社長候補に内定した深田浩仁氏と、代表取締役副社長候補の小林英夫氏が改めて紹介された。両氏は今後開催される定時株主総会での承認をもって、正式に就任する予定となっている。


イー・アクセス取締役会長で、イー・モバイル代表取締役会長 兼 CEOの千本倖生氏 (左から)イー・アクセスの代表取締役社長候補の深田浩仁氏と、代表取締役副社長候補の小林英夫氏

■ URL

  イー・アクセス IR情報ページ

  http://www.eaccess.net/ir/index.html

  イー・モバイル

  http://emobile.jp/

■ 関連記事

・ イー・アクセス決算、ADSL契約数が純増を維持。モバイル契約は3万件

・ アッカ、イー・モバイルとMVNOによるデータ通信サービス提供で基本合意

・ イー・アクセス、アッカに対して株主代表訴訟を準備へ


(村松健至)

2008/05/14 19:18

Joshin web特集「ワンセグを使いこなそう モバイルで見るデジタル放送」を公開

 家電・パソコン・ホビーの大型専門店、インターネットショッピングの Joshin webでは、特集記事「ワンセグを使いこなそう モバイルで見るデジタル放送」を公開いたしました。

http://www.news2u.net/NRR200831469.html

 主要な携帯電話に搭載されて、モバイルテレビとして大ブレイク中のワンセグ放送。携帯電話に限らず、パソコン・デジタルプレイヤー・ポータブルDVD・カーナビ・ゲーム機とワンセグ搭載機種は続々と増えています。この特集では各社のワンセグ搭載製品をご紹介。ワンセグのご購入を検討中の方はもちろん、読み物としても楽しんでいただける内容となっています。


「ワンセグを使いこなそう」のページはこちら

http://joshinweb.jp/av/oneseg.html?ACK=N2U

Joshin web トップページ

http://joshinweb.jp/top.html?ACK=N2U

お問い合わせはこちら

https://joshinweb.jp/renraku/?ACK=N2U


関連URL:http://joshinweb.jp/av/oneseg.html?ACK=N2U

アッカの2008年度1Q決算は減収減益,無線ブロードバンドの本格展開を強調

アッカ・ネットワークスは2008年5月15日,2008年12月期第1四半期(2008年1月1日~3月31日)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比11.7%減の80億6400万円,営業利益は同16.8%減の7億800万円,経常利益は同22.4%減の6億7200万円だった。前年同期比で減収減益だが,2008年度通期予測に対して売上高,営業利益,経常利益,純利益の「全項目で進ちょく率が25%を超え,順調に推移した」(須山勇社長兼CEO,写真1)。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080515/301947/

 今後はADSL市場の縮退による売上高の減少傾向を食い止めるべく,「無線ブロードバンドに本格的に進出する」(須山社長,写真2)。既にNTTドコモとイー・モバイルから無線設備を借り,MVNO(仮想移動体通信事業者)としてHSDPA(high speed downlink packet access)を利用したデータ通信サービスを開始することを発表済み(関連記事1,関連記事2)である。

 無線ブロードバンド事業について,NTTドコモの設備を活用した「ACCA mobile(D)」は実績やエリアを重視する企業ユーザー向けに,イー・モバイルの設備を利用した「ACCA mobile(E)」は価格を重視する個人ユーザー向けに展開することを考えている。ACCA mobile(D)は「フラット定額プラン」と「グループパケットシェアプラン」の2種類の料金プランを発表しているが,IP-VPNのアクセス回線向けの料金はバックアップ用途を含め,「もう少しユニークなメニューを用意している」(須山社長)という。

 一方,ACCA mobile(E)は料金プランをまだ発表していないが,ユーザーが利用しやすいように「端末のレンタル方式を採用する予定」(須山社長)である。「現状のサービスは初期費用が高かったり,契約期間が長期間拘束されたりする。ビジネス・パーソンが出張などで短期間だけ気軽に使えるような料金プランを考えている」(同)。詳細は6月に発表する予定だ。

 さらに,ADSLの解約防止策の強化と原価構造の改善を図る。前者はADSLの長期利用者を優遇するプランを検討している。一方,後者は,(1)ネットワーク構築や調達にかかるコストの削減(前年度比17%の削減を予定),(2)ソリューション支援事業における採算性の低い案件の整理,(3)映像コミュニケーション事業の譲渡・分社化の3点を挙げた。(3)は動画投稿サイト「zoome」の事業を4月に分社化すると発表したほか,同日に企業向け映像コミュニケーション事業をJストリームに譲渡すると発表した。Jストリームへの譲渡価額は500万円で,9月1日に実施する。

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(榊原 康=日経コミュニケーション)  [2008/05/15]

イーモバイル渾身のスマートフォン「EMONSTER S11HT」を試した

イーモバイルから3月に発売されたスマートフォン「イーモンスター」こと「S11HT」。新規参入キャリアの音声通話対応端末でもあり、注目を集めている。そこで、端末の性能と価格、さらには毎月のランニングコストまで、実際に使って徹底チェックした。

http://bcnranking.jp/news/0805/080516_10698p1.html

 まだ耳慣れないかもしれないが、イーモバイルは07年3月末に新規参入を果たしたれっきとしたケータイキャリア。当初はデータ通信のみのだったが、この3月末から音声通話サービスを開始。NTTドコモやau、ソフトバンクと並ぶサービスを展開することになった。もちろん電話番号を変えずにキャリアを変更するMNP(モバイルナンバーポータビリティ)にも対応する。

 今回取り上げる「S11HT」は、音声通話に対応するスマートフォンで3月28日に発売したばかり。台湾メーカー、HTC製の端末だ。海外では「HTC TyTN II(タイタン・ツー)」として販売されている。OSはWindows Mobile 6 Professional Editionを搭載。他のスマートフォン同様、ホームページの閲覧、メールの送受信、オフィス文書の閲覧・編集、画像・音楽・動画の再生、スケジュール管理などができる。ケータイというよりも、「機能限定版のパソコン」といったほうがいいだろう。

●液晶の解像度はやや不満だがあとは文句のない装備




 本体の大きさは幅59×長さ112×暑さ19mm、重さは190g。ディスプレイ部をスライドさせると、フルキーボードが現れる。配列はQWERTY配列。記号や数字はFnキーを押しながら入力する。WindowsキーやShiftキーは用意されているが、Ctrlキーはない。キートップが丸みを帯びているので、押し間違いも少なく快適に操作できる。キーボードは適度なクリック感があり、慣れればケータイの数字キーよりははるかに早く文字入力ができるだろう。




 ディスプレイは2.8型のTFT液晶。ディスプレイ部を見やすい角度に調節できるのは大きな特徴だ。液晶はタッチパネル式で、付属のスタイラスペンのほか、指先でも操作可能。背面にはケータイカメラも備えており、300万画素で写真が撮影できる。音声通話はもちろん、HSDPA(最大3.6Mbps)のデータ通信にも対応。さらに、無線LANとBluetooth 2.0も備えるなど、ワイヤレス通信機能は万全だ。ただしディスプレイは、240×320ドットのQVGAと解像度が低い。最近では一般的なケータイでも480×640ドット、VGA程度の解像度を持つ端末も増えており、この部分では若干見劣りがする。




 内蔵のGPS機能を使い、「モバイルGoogleマップ」や「NAVITIME」で現在位置を表示できるのも便利。空が見えている場所なら、高精度の位置検索ができる。地図データの読み込み時に2~3秒のタイムラグが生じるが、スクロールはスムーズでストレスなく操作できる。もちろん、建物の形どころか駐車場に止まっている車の車種がわかるほど拡大して表示することも可能だ。オンラインソフトを使えば、内蔵カメラで撮影した写真に位置情報を付与することもできる。ただし、GPSはケータイの電波と違って、衛星からの信号が届かない屋内ではほとんど動作しない。ほかのGPSデバイスよりも早く通信が切れてしまうように感じた。




●リーズナブルな料金体系も魅力、PCにつないでも同一データ料

 後発キャリアだけあり、イーモバイルは価格体系を工夫している。まずは電話料金を比較してみよう。月々1000円からのデータ通信利用料はかかるものの、通話部分に関する基本料は無料。通話料のみに課金される。通話料は30秒18.9円の一律で、月額980円の「定額パック24」契約なら通話料は半額。さらにイーモバイル端末同士なら24時間通話料がかからない。携帯電話・PHS宛が30秒9.45円、固定電話が30秒5.25円という通話料金は、NTTドコモ・au・ソフトバンクはもちろん、ウィルコムを含めても最安クラスだ。

回線使用の標準料金明示を=携帯参入促進で通信6社指導へ-総務省

携帯電話事業への参入を促進するため、総務省がNTTドコモなど通信事業6社に対し、回線使用料(接続料)の標準料金プランの作成・明示と対応窓口の一元化を進めるよう指導することが17日、分かった。19日に6社を呼び、文書で改善を求める。

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2008051700212

 今回の指導は、ドコモのほか、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイル、ウィルコムと、次世代高速無線通信「WiMAX(ワイマックス)」のサービスを来年開始するKDDI系のUQコミュニケーションズが対象。自社の通信設備を持たず、既存の通信回線を借りて事業を行う仮想移動体通信事業者(MVNO)による参入を促し、データ通信市場の活性化を目指す。

2008年05月20日

Asus Aura:iPhoneっぽい携帯(今後のデファクト?)

こういうiPhoneそっくりさんが、今後大量に登場するんでしょうね。

http://www.gizmodo.jp/2007/02/asus_auraiphone.html

これはAsus Aura。タッチスクリーンとかもろもろある携帯電話です。でもiPhoneにない機能もあります。HSDPAとかUMTSとか。

まあ、いずれにしろ、この製品も単なるコンセプトです。来週バルセロナで開かれる大規模な携帯電話の展示会には、このAuraのようなiPhoneそっくり製品が、ガンダム無双におけるザクのように現れまくることが予想されます。

スマートフォンの使い方

「TouchFLO」搭載のWindows Mobile端末「HT1100」

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/review/39918.html

 「HT1100」は、NTTドコモから近く発売されるWindows Mobile 6 Professionalエディション採用のスマートフォンだ。HTC製のWindows Mobileスマートフォンというと、ドコモならば「hTc Z」があり、ソフトバンクやイー・モバイル、ウィルコムなどからも端末が登場し、最近では国内でもおなじみのメーカーだ。HT1100は、HTC独自のインターフェイス拡張機能「TouchFLO」を搭載し、フルキーボードではなくテンキーを搭載するなど、これまでのHTC製Windows Mobile端末とも異なるポイントが多い。今回は一足早く端末を試す機会があったので、新機軸のポイントを中心にレビューをお届けする。



■ 指で操作する「TouchFLO」

 「TouchFLO」は、Windows Mobile端末に「指タッチ」による操作を取り入れたもので、各種アプリは、指で画面をなぞることでスクロールや拡大縮小といった操作ができる機能が加えられている。さらに、指で使うことを前提とした独自デザインのメニューなども搭載されている。



独自仕様のホーム画面

 まず起動して目にするのは、HTC独自のホーム画面(待受画面)だ。画面の上半分には大きく時計が表示されているが、ここはタブをクリックすることで天気情報、アプリ起動ショートカット、電話機能ショートカットの画面に切り替えられる。タブや各画面のアイコンは大きめのデザインになっているので、親指でも難なく押せる。画面の下半分には、直近のスケジュールなどのスマートフォン的な情報が表示される。

 ディスプレイ下にあるドコモのロゴあたりから指を上方向にスライドさせると、専用のランチャーメニューが起動する。このランチャーメニューは、マルチメディアと通信・PIM、連絡先ショートカットの3種類があり、指を左右にスライドさせることで切り替えるようになっている。それぞれアイコンが大きいので、やはり親指でも難なく操作できる。


スライド操作で呼び出すランチャーメニューの1つ ランチャーメニューの1つ。通信やPIM関連項目が並ぶ ランチャーメニューの1つ。連絡先ショートカットを登録できる

 ここまでの操作は、本体を握る手の親指の「腹」でできるので、普通のケータイのように片手だけで可能だ。多くのスマートフォン・PDAの場合、「利き手にスタイラス・もう一方の手に本体」もしくは「両手でキーボードをつかむ」という両手使用が基本スタイルになっているが、HT1100は「片手でもある程度の操作ができる」というわけだ。

 片手が荷物でふさがっているときや移動中など、日常には両手でケータイを使えないシーンが少なからずある。利用スタイルにもよると思うが、HT1100の「片手でも操作できる」ということは、日常で使うケータイには重要なポイントと言えるだろう。



スタートメニューなどは標準デザインのまま

 しかし、片手だけで難なくタッチパネルを操作できるのは、ホーム画面とランチャーメニューまでだ。ランチャー以外の各種アプリやスタートメニューは、そのほとんどがWindows Mobile標準のものとなるため、メニューリストなどクリックする部分が小さく、スタイラスか、せめて「人差し指の先」くらいでないと正確に操作できない場面が多く、両手が必要になってしまう。

 もちろん、カーソルキーなどでも操作はできるが、Windows Mobileのメニュー画面やアプリは、タブデザインなどを多用していて、カーソルキーではあまり使いやすくない。さらにいえば、HT1100はクリアキーなどもスライドを開かないと押せないデザインとなっているので、キーだけでの操作もあまり得意とは言えないだろう。

 指タッチの操作性だけで言えば、たとえばアップルのiPod touchなど、指タッチありきで根本からデザインされたインターフェイスに比べると分が悪い印象を受けた。これは、元々がスタイラス操作を中心にデザインされているWindows Mobileであるため、既存のメニューやアプリとの互換性を維持するために、スタイラス操作が必要にならざるを得ない面もあるだろう。逆に言えば、「スタイラスを使う従来のアプリが使える」というのは、HT1100のメリットにもなる。豊富なアプリが使えることは、Windows Mobile端末にとって、欠かすことのできない要素だろう。



文字入力にはテンキーを使う

 テンキーはスライドを開いて使う。HT1100の場合、スライドさせると「新しい電子メール」や「新しい予定」といった項目の並んだ専用メニューが起動する。「スライドを開く」=「文字入力が必要な作業をする」という操作の動線を考えた作りだが、ただスタートキーを押したくてスライドさせても専用メニューが立ち上がってしまう。

 文字入力はテンキーで行なうので、ほぼすべて片手で操作できる。フルキーボードではないが、予測変換にも対応しているので、普通のケータイに慣れていれば違和感なく使えるだろう。しかし、日本のケータイに比べると、「英字」や「ひらがな」などのモード切り替え操作が「*」キーの長押しに割り当てられていて、切り替えのたびに長押しするのは煩わしいと感じた。


文字入力は予測変換に対応する 本体をスライドさせると起動する専用のランチャーメニュー


■ 機能はスマートフォンとして平均的、無線LAN非搭載は残念


各種通信機能は専用アプリでON/OFFを切り替えられる

 通信機能としては、FOMAハイスピード(HSDPA)による下り最大3.6Mbpsでの通信が可能になっている。GSM/GPRSも内蔵し、海外ローミングにも対応する。FOMAの通信には、「Biz・ホーダイ」によるパケット通信定額サービスが利用できる。

 一方で、iモードサービスには対応していない。パソコンと同じようにWebブラウジングやメールができるが、QRコードからケータイサイトにアクセスするなど、ケータイらしいことはほとんどできない。普通のケータイと併用するならば問題ないが、HT1100をメインのケータイとして使う場合は注意が必要だ。

 インターネット接続には、mopera UなどのFOMA対応アクセスポイントが必要だ。別途契約や設定が必要なところだが、HT1100の場合、mopera Uの自動設定機能が搭載されているので、少しだけ手間を省くことができる。

 無線機能としては、Bluetoothにも対応していて、ヘッドセットなどを接続できる。しかし、残念ながら無線LAN機能は搭載されていない。Biz・ホーダイに対応するので、必ずしも無線LANは必要ないのかもしれないが、逆に言うとBiz・ホーダイなしでは自宅でもネット端末として使いにくい。



Opera Mobile

 アプリとしては、Internet Explorer MobileやOutlook Mobile、Office Mobile、Windows Media Player Mobileなど、Windows Mobile端末の標準的なところを一通り搭載している。フルブラウザについては、Opera Mobileもプリインストールされている。さらに、YouTubeに対応したストリーミングアプリやFMラジオといった機能も搭載している。アプリは標準状態でもそこそこ充実しているが、もちろん各種アプリを自分で追加インストールすることも可能だ。プラットフォームがWindows Mobile 6 Professionalエディションなので、ネットで配布されているWindows Mobile向けアプリの多くが使える。

 プリインストールされているアプリは、基本的には通常のWindows Mobileと同等だが、フルブラウザなどは、画面をなぞることでスクロール操作ができるなどの拡張が施されている。しかし、たとえばフルブラウザでは、表示するページによっては指の動きに画面表示がついてこないことがあった。指でなぞってスクロールさせる、という操作自体は直感的だが、動きが追従しないだけで、だいぶ操作感が下がった印象を受けてしまった。



■ 片手でWindows Mobile端末を使いたい人の最適解

 TouchFLOを中心とした指を使うインターフェイスとテンキーによる文字入力は、これまでのWindows Mobile端末の「なんでもスタイラス必須」と「文字入力に両手が必要」に不満を覚えていた人には嬉しいポイントだ。

 もっとも、Windows Mobile元々のインターフェイスはほとんどスタイラス前提なので、Windows Mobile標準のままのメニューやアプリでは、従来同様にスタイラスが必要になる。ネットなどで配布されている既存のアプリも、HT1100だからといって指で操作しやすくなるわけではない。スタイラスがまったく不要というわけではないので注意が必要だ。

 スタイラスが必要とは言っても、簡単な操作なら指でできる、というのは大きなメリットである。指で操作できるのはごく一部の操作だけだが、日常的に使う機能の多くは指で操作できるようにフォローされている。これまでのWindows Mobileの場合、「特定のアプリを起動する」、「電話をかける」などの操作にもスタイラスがないと不便なことがあった。しかしHT1100の場合、そういった基本的な操作は指でできてしまうのだ。

 HT1100を選ぶ最大のポイントは、片手でも使いやすい「Windows Mobile端末」というところだ。Windows Mobileにこだわらないならば、当然、普通のケータイの方が片手操作しやすいが、Windows Mobile端末に限定してみると、HT1100はほかのWindows Mobile端末に比べて格段に片手で使いやすい。

 F1100など、タッチパネルなしのWindows Mobile 6 Standardエディションの端末なら、スタイラスが不要なので片手でも使いやすいが、Standardエディションはアプリ互換性などにクセがある。その点、HT1100はProfessionalエディションなので、普通のWindows Mobileアプリならほぼ利用できる。

 豊富なWindows Mobileアプリと片手操作を両立したいなら、HT1100は最適な選択肢だ。そういった人は、一度HT1100を触って試してみると良いだろう。



■ URL

  製品情報

  http://www.nttdocomo.co.jp/product/smart_phone/ht1100/index.html

  HTC Nippon

  http://www.htc.com/jp/

■ 関連記事

・ ドコモのスマートフォン「HT1100」、内覧会レポート

・ 独特のタッチ液晶操作に対応した「HT1100」


(白根 雅彦)

2008/05/20 16:20

WANの“ワイヤレス化”がスタート

 WANの“ワイヤレス化”元年──。2008年はこんな年になりそうだ。3.5Gサービスを企業ネットワークで活用する環境が着々と整ってきているからだ。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080428/300329/

 現在,イー・モバイルの「EMモバイルブロードバンド」やNTTドコモの「定額データプランHIGH-SPEED」といったHSDPAサービスでは,1Mビット/秒以上の実効速度を利用できる可能性が高い。1Mビット/秒と言えばADSLに匹敵する速度だ。これだけの実効速度があれば,モバイル用途だけではなく,企業ネットワーク内の拠点間通信で使うアクセス回線として採用できる。

 企業ネットワークで3.5Gサービスを使うとなれば,専用の機器やソリューションが必要だ。既に「ワイヤレス・ルーター」と呼ばれる製品が登場している。また,IIJなどのネットワーク・インテグレータはセキュリティ対策など3.5Gサービス用の各種企業向けソリューションを準備し始めている。

100台超のHSDPAルーターを使う事例も

 大型の導入事例も出てきている。多くの拠点を持つある大手企業は,5月の稼働に向けてイー・モバイルのHSDPAサービスをフル活用する企業ネットワークを構築中だ。このネットワークでは計100台以上のワイヤレス・ルーターを利用する(図1)。ワイヤレス・ルーターはHSDPAサービスとLANをつなぐ機器だ。導入する機種はNTTデータと古河電気工業が共同開発した「F140D」。イー・モバイルのPCカード型データ通信カードを差し込んで使う。

図1●小規模拠点では3.5Gのモバイル・データ通信を主回線として使える

ある大手企業は図のようなネットワークを現在構築中であるという。

[画像のクリックで拡大表示]

 興味深いのは,同ネットワークでは小規模拠点で有線WANサービスを一切使用せず,イー・モバイルの回線だけを利用する点だ。これは1Mビット/秒以上の実効速度を期待できるからこそ採用できた思い切った設計と言える。有線WANを導入する必要がないので,ビルのオーナーとの交渉やWAN回線の導入工事といった,これまで必要だった作業が不要になることも大きなメリットだ。

 もちろん,ワイヤレスならではの留意点はある。拠点によっては電波が届かない,または十分な速度が出ない可能性がある。事前のチェックは欠かせない。とはいっても,全拠点に赴いて電波状況を調べる必要はない。携帯電話事業者は電波強度のシミュレータを持っており,事前に各拠点の電波強度を計算してもらうことが可能だ。

「有線+無線」の方が信頼性は高い

 小規模拠点だけではなく,中規模以上の拠点でも3.5Gサービスは有効に使える。バックアップ回線として活用すれば,ネットワークの信頼性を高められる。主回線とバックアップ回線の両方を有線にするよりも,無線を組み合わせた方が「キャリア・ダイバシティ」が高まり,リスク分散になるのである。

 これまでの企業ネットワークでは主回線が広域イーサネットやIP-VPNで副回線がBフレッツといった組み合わせが多かった。しかし,広域イーサネットやIP-VPNの光ファイバとBフレッツは,回線の引き込みルートが同じである場合が多いという。「引き込みルートで事故があると両方とも切れてしまう。バックアップがワイヤレスであればこのようなリスクはなくなる」(前述のワイヤレス・ルーターを使うネットワークの設計を手がけるNTTデータ法人ビジネス事業本部の松田次博ネットワーク企画ビジネスユニット長)。

 なお,3.5Gサービスの利用開始後に拠点の近くにビルなどができて電波状況が悪化し,実効速度が低下する可能性はゼロではない。この点に関しては注意が必要だ。ネットワークの構築・運用をネットワーク・インテグレータに依頼する場合であれば,実効速度低下時の対策に関するSLAをネットワーク・インテグレータとの間で結んでおくべきだろう。

3.5G対応の無線ルーターで用途広がる

 3.5Gサービスを使うネットワークの中では,ワイヤレス・ルーターが果たす役割は大きい(表1)。実はこのワイヤレス・ルーターという製品ジャンルは以前から存在していた。だが,従来の製品はPHSや最大伝送速度が384kビット/秒のW-CDMAといったナローバンドのサービスを使っていたので用途が限られ,一部のユーザー向けの機器という印象が否めなかった。

表1●定額の3.5Gデータ通信サービスに対応する主なワイヤレス・ルーター製品

ワイヤレス・ルーターはモバイル・ルーターとも呼ばれる。

[画像のクリックで拡大表示]

 しかし,メガクラスの実効速度が見込めるようになったことで,ワイヤレス・ルーターは今後多くの場面で使われることになりそうだ。3.5Gサービスを拠点間通信で使う際の必須機器であるほか,様々な利用シーンがある。

写真1●ネクストマジックのCOOLSPOT2.0

イー・モバイルのHSDPA通信カードと無線LANカードを同時に使える。HSDPAと無線LANの接続が可能。

 例えば,ワイヤレス・ルーター「COOLSPOT」を開発するネクストマジックの萩原州社長は,「学会やイベントの会場などに短期間だけインターネット環境を用意したい場合に使える」と説明する。ワイヤレス・ルーターにはHSDPAと無線LANの両方に対応し,HSDPAと無線LANを接続する製品がある(写真1)。このような機器を用いると,電源さえ確保できれば,どこにでも手軽に無線LAN経由のインターネット接続環境を整えられる。工事現場などの一時的な拠点でも有用な機器になる。

 ワイヤレス・ルーター「Rooster-VMII」を開発するサンコミュニケーションズの森田栄 流通営業課マネージャーは,「産業装置や遠隔カメラに接続して収集したログや映像を送信するといった用途がある。3.5Gになって高速化すれば,今後さらに積極的な使い方が生まれるだろう」と語る。

 国内では3.5Gサービスをサポートするワイヤレス・ルーターを,前述のNTTデータやネクストマジック,サンコミュニケーションズなどの数社が発売,または発売予定だ。海外でもマレーシアのフィフス・メディア社が「AXIA HSDPA Communications Server」という製品を発売している。これは独シーメンス製のGSM/HSDPA通信モジュールを内蔵し,無線LANアクセス・ポイントやSIPサーバー,プリント・サーバーなどの機能も備えるユニークな製品である。

MVNOが企業向けメニューを追加

 企業ネットワークで3.5Gサービスを活用するにはワイヤレス・ルーター以外にも,各種のソリューションが欠かせない。特にセキュリティや管理ソリューションが重要だ。

 この分野にいち早く着手するのがIIJである。IIJはNTTドコモとイー・モバイルのMVNOとして企業向けに特化したHSDPAサービス「IIJモバイル」を提供。同時に,ユーザーがアクセスできるWebサイトを限定する「接続先限定」オプションや,リモートアクセスVPN用のゲートウエイ機器を24時間365日体制で遠隔監視するなどのオプション・サービスを用意している(図2)。

図2●IIJが「IIJモバイル」で用意するセキュリティのオプション

VPNやWebサイトの接続先を限定するサービスなどを提供する。

[画像のクリックで拡大表示]

 IIJは,自社開発のワイヤレス・ルーター「SEIL/X1」とIIJモバイル,そしてIIJのネットワーク遠隔管理システム「SMF」を組み合わせたソリューションも準備中だ。このソリューションを使えば,「ユーザー企業の各拠点で行う作業はSEIL/X1を電源につなぐだけ」(IIJの丸山孝一 営業本部副本部長)。後の設定・管理はすべてセンター側からIIJモバイル経由の遠隔操作で実施できるようになり,ワイヤレス・ルーターの利用のハードルを大幅に下げる。



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(武部 健一=日経コミュニケーション)  [2008/05/20]




出典:日経コミュニケーション 2008年4月1日号 64ページより

(記事は執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります)

イー・モバイル「EMONSTER」を取材現場で使ってみた

 イー・モバイルが3月に発売した「EMONSTER(S11HT)」。マイクロソフト社製OS「WindowsMobile6」搭載のスマートフォンで、ブログサイトランキングでも上位にくる注目機種だ。4月末、長野であった五輪聖火リレーの取材現場で同機を使ってみた。さて使い勝手は・・・。(アサヒ・コム編集部)

http://www.asahi.com/digital/mobile/TKY200805160206.html

聖火リレー取材でイー・モバイル「S11HT」を使って沿道から映像を送った。編集部で使っているアップル社製PC「Macbook」とは、ケーブル接続なしで通信する=4月26日、長野市で

イー・モバイルのスマートフォン「EMONSTER(S11HT)」。横59ミリ、縦112ミリ、厚さ19ミリ。連続通話は264分で、300万画素のカメラを搭載

画面の傾きがほどよい。側面にあるホイールを人さし指で回すとアイコン選択やスクロールができる。ホイールを押し込めばマウスのクリックのような操作ができる

ネットへの接続には、WindowsMobile6内のアプリケーション「インターネット共有」アイコンを指でタッチする

 4月26日朝。長野市の善光寺付近のスタート地点には、中国人留学生らとチベット支持団体が押し寄せ、現場はスタート前から大混乱。

 午前8時半、まず、第一走者の星野仙一氏が聖火を持って会場を出て、通行規制された片側2車線の道路を走り始めた。ビデオを手に何とか確保した場所から一部始終を映像におさめた。

 しかし、困ったことに途中から雨が降り出した。

 急がなければならない。東京本社に映像を送るため、撮り終えた後、道路脇に座り込んで、ハイビジョンビデオカメラで撮影したデータをアップル社の「Macbook」に取り込み、編集。EMONSTERのタッチパネルを操作して、ネット接続アプリケーションを立ち上げた。

 すんなりつながる。Macとケーブルでつなぐ必要がなく、EMONSTERを上着のポケットに入れた。ケーブル接続なしで使えて便利だ。雨にもぬれない。大きさが11MBのファイルを転送したところ、約12分かかった。

 こういう多くの人が集まる現場では、データ通信カードが使えないことが多い。携帯電話を大勢が一斉に使うため、通信が混雑するからだ。EMONSTERはそれほど普及していない。記者の経験上、あまり普及していない通信機器には魅力がある。

 東京でテストした時より、転送速度は約半分と遅かったが、映像を無事送ることができた。持っていた他社製の携帯電話は圏外になっていた。

 EMONSTERのキーボードはスライド式。画面を傾けることができ、小さなパソコンのような形になる。重さは190グラム。最新型の携帯には100グラム以下の軽量のものもあるから、少し、重さを感じる。

 特筆すべきは、携帯電話、簡易小型PC、同社の主力サービスであるデータ通信の機能を1台で完結してしまう点だ。HSDPA方式による通信で、1秒間に下りが最大3.6Mb、上りが最大384Kbのスピードが出る。外出時にノートPCでブラウズするのも快適だ。SIMロックフリーでもあり、他業者のSIMカードや海外でも使えるという。

 ただ、問題もある。同機は都内の地下鉄構内では5月現在、電波をやりとりする基地局が整備されておらず、電話は使えない。無線LANは使えるのでデータ通信は可能だ。また、人口カバー率は47都道府県で81%。首都圏や主要都市部では使えるが、使えない地域もあるので注意が必要だ。

 

 後日、都内で午後6時ごろに使ってみたが、ユーザーが多いからか一部の場所でつながりにくいこともあった。同社の担当者は、「今年から来年にかけて地上はもちろんのこと地下でも使えるよう設備増強を迅速に進めています」と話した。

高速・定額で企業ネットが変容

3.5Gモバイル・データ通信が企業ネットの新しい世界を切り開こうとしている。3.5Gとは第3.5世代携帯電話のこと。数Mビット/秒の「高速」な伝送速度を得られる技術である。この技術は,今や携帯電話端末のデータ通信だけではなく,ノート・パソコンなどをネットに接続する際のモバイル・データ通信用途などで活用が進んでいる。しかも月数千円程度の「定額」料金で使えるようになってきた。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080428/300328/

 高速・定額の口火を切ったのは最後発の携帯電話事業者,イー・モバイルだ。その後,NTTドコモやKDDIも追随。イー・モバイルやNTTドコモから通信インフラを借り受けて事業を行うMVNO(仮想移動体通信事業者)も同様のサービスを提供し始めた(表1)。「IIJモバイル」を提供するIIJのように,企業向けに特化したMVNOも登場している。

表1●定額のノートPC向け(携帯電話端末以外で使う)3.5Gデータ通信サービス

2008年3月時点で提供されているものをまとめた。他にもアッカ・ネットワークスなどがMVNOによるHSDPAサービスの提供を予定している。サービスによって,端末をレンタルするか購入するか,インターネット接続料金を含むか含まないか,といった違いがある。ワイヤレス・ルーターでもこれらのサービスが使える。

[画像のクリックで拡大表示]

 3.5Gサービスの中でも,特にイー・モバイルやNTTドコモなどが提供する「HSDPA」はユーザーからの評価が高い。HSDPAは伝送速度の理論値が下り最大14.4Mビット/秒(現在提供されているサービスは最大3.6M~7.2Mビット/秒に制限)で,実効速度でも下り1Mビット/秒以上を期待できるからだ。

 1Mビット/秒以上の実効速度があれば,企業ネットワークの中で,ADSLなど固定通信回線の代わりに使うことが可能だ。3.5Gサービスを企業ネットのアクセス回線として使うための製品も続々登場している。

 企業内でのノート・パソコンの使い方にも変革をもたらす。モバイル・データ通信経由の遠隔管理や情報のプッシュ型配信,「モバイル・シン・クライアント」など,ノート・パソコンの新たな活用法が生まれてくる。また,3.5Gの通信モジュールを内蔵するノート・パソコンも昨年夏ころから急増中だ。さらに,3.5G対応の通信モジュールが登場したことで,「デジタル・サイネージ」への動画配信といった新規の用途も見込まれる。こうした新しい世界の詳細を次ページから見ていこう。



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(武部 健一=日経コミュニケーション)  [2008/05/19]

BlackBerry誕生は日本がきっかけ――RIMのラザリディス共同CEO

 ビジネスマンを中心に人気を集めるスマートフォン「BlackBerry」を展開するカナダResearch In Motion(RIM)は、2007年度は好業績となりユーザー数も過去最高となるなど好調な事業展開を続ける。同社成長の要因と日本市場に対する展望について、マイク・ラザリディス社長兼共同CEOに聞いた。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0805/15/news029.html

ITmedia ビジネスユーザーに特化したモバイルサービスは独特な事業との印象を受けますが、何がきっかけだったのでしょうか。

ラザリディス氏 私自身は学生時代からコンピュータ技術やワイヤレス技術に携わってきました。ワイヤレスでデータをやり取りするというのは、実は日本で開かれた国際会議で自動販売機のメンテナンス情報をワイヤレスで受け渡ししているという発表を聞いたのがきっかけでした。

 まず、双方向でメッセージをやり取りするページャーを開発し、1998年から電子メールやブラウジングができるワイヤレスデータシステムを本格的に始めました。これが現在のBlackBerryとなっています。

マイク・ラザリディス社長兼共同CEO

ITmedia 昨年度の業績が非常に良かったそうですが、RIMが成功した要因とは何でしょうか。

ラザリディス氏 最も特徴的なのはわれわれのシステムが非常に品質の高い強固なセキュリティ環境を実現している点でしょう。政府機関や軍事機関、企業が求めるレベルのセキュリティを確保しています。

 POP3やIMAPの電子メールをモバイル環境に配信するという利便性、また、MicrosoftのExchange ServerやIBMのLotus Domino、NovellのGroupWiseといったグループウェアをモバイルで利用できるようにしました。経営層から現場部門に至るまでのあらゆるビジネスパーソンが簡単に利用できる操作性も支持される理由になっています。

 ワイヤレスにおいては、GSMやW-CDMA、CDMA 2000 1xEV-DOをサポートし、最近ではWiFiにも対応しました。特にWiFiは企業利用が拡大し、今後はますますBlackBerryの活躍が期待されます。こうした技術への対応も積極的に行ってきました。

ITmedia 新端末はマルチメディアなどコンシューマーを意識したような機能を搭載していますが、今後はコンシューマー市場にも進出していくのでしょうか。

ラザリディス氏 新製品の「BlackBerry Bold」は、あくまで大企業のエグゼクティブ層をターゲットとしたハイエンドモデルに位置付けています。しかし、BlackBerry Boldをスマートに使いこなすユーザーの姿を見て、一般の方々が「BlackBerryを使いたい」と感じれば、結果的にコンシューマー市場進出へのきっかけになるかもしれませんね。

ITmedia 日本市場は高機能端末が人気を集める世界でも独特な市場だと言われますが、どのような印象をお持ちですか。

ラザリディス氏 日本に拠点を置くグローバル企業が数多く存在し、海外企業でも日本をアジアの拠点に位置付ける企業が少なくありません。われわれにとって日本は、BlackBerryの潜在的なユーザーを抱える非常に有望な市場です。

 コンシューマーの中にも、高精細の動画機能や高品質な端末を求める方が多くいると聞いています。BlackBerry Boldのような、われわれのプロダクトが多くの方に受け入れられるのではないかと期待しています。

ITmedia 日本市場に対してどのようにアプローチされるのですか。

ラザリディス氏 3G端末「8707h」を販売しているNTTドコモのように、日本でリーダーシップを発揮している企業との提携を軸に日本でのビジネスをさらに拡大していきたいと考えています。

BlackBerryでLive MessengerやHotmail――RIMと米Microsoftが提携強化

 12日(現地時間)、米MicrsoftはBlackBerryのメーカーであるResearch In Motion(RIM)と、BlackBerryでのWindows Live Messenger/Windows Live Hotmailとの連携強化について発表した。

http://www.rbbtoday.com/news/20080513/51029.html

RIMのスマートフォン:BlackBerry

 この提携により、BlackBerryユーザーは、端末上でLive Messengerによる音声通話が簡単にできるようになり、メールサービスとしてHotmailの機能が統合される。アクセスはHotmail、Messengerのアカウントが必要となるが、Messengerについては、BlackBerryの「プッシュ」機能でメッセージの自動配信や同期がとれるのでリアルタイム通話も可能としている。また、グループチャットやユーザーステータスやコンタクトリストなども設定可能。ステータス等のカスタマイズ、通話履歴、アバター、ファイル送信、エモーションなどもサポートされる。Hotmailの機能としては、単一メールボックスでHotmailや他アカウントの管理、HTMLメール対応などとなっている。

 サービスは夏ごろから開始の予定で、各国語サポートも行われる。

(中尾真二@RBB 2008年5月13日 12:56)

BlackBerryでWindows Liveサービスが利用可能に

BlackBerryスマートフォンで、MicrosoftのHotmailとMessengerサービスが利用可能になる。

2008年05月13日 08時01分 更新

 米MicrosoftとカナダのResearch In Motion(RIM)は5月12日、RIMのBlackBerryスマートフォンでMicrosoft Windows Liveサービスを利用できるようにすることで合意した。Windows Live HotmailとWindows Live MessengerがBlackBerryプラットフォームに統合される。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/13/news020.html

 これによりBlackBerryユーザーは、HotmailとMessengerの機能を利用できるようになる。Hotmailでは、BlackBerryの「プッシュ」技術によって、メッセージをオンラインアカウントと自動的に同期できるため、常に最新のメッセージを外出先から閲覧できる。Hotmailの受信ボックスを独立させて設置するか、ほかのメールアカウントと一緒に1つの受信ボックスにまとめるかが選択可能。

 Messengerでは、インスタントメッセージの送受信やグループチャット、ステータスの設定、アバターの表示、写真やファイルの送受信などが可能だ。

 この夏に多言語対応で提供を開始する見込み。

RIM、BlackBerryハイエンドモデルを日本投入か

 カナダResearch In Motion(RIM)が米国時間12日に発表したスマートフォン新製品「BlackBerry Bold」が、日本でも発売される可能性が高まった。13日にフロリダ州オーランドで開幕した同社の年次カンファレンス「WES 2008」で関係者筋が明らかにした。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0805/14/news018.html

 新製品は、米国では7月以降にAT&Tから発売されることが決定しており、世界各国で順次発売される。国内では日本語化や端末試験を経て、NTTドコモから発売される見通しだという。

待ち受け画面には電子メール、アドレス帳、スケジュール、Webブラウザ、Google Maps、マルチメディアプレーヤーのアイコンが並ぶ。背面はレザーを採用し、中央上部に200万画素のカメラを搭載する

 BlackBerry Boldは、HSDPAやクアッドバンドGSM、WiFi、Bluetoothに対応したBlackBerryシリーズの最上位モデル。GPSを内蔵し、ナビゲーションサービスを利用できるほか、フルブラウザ、マルチメディアプレーヤー、1Gバイトの大容量オンボードストレージ、メッセージング機能、グループウェア連携機能などを備える。特にマルチメディア機能は、従来端末から大幅な機能強化が図られた。メニュー画面やプレイリストにはトラックボールを利用した直感的な操作ができるようになっている。動画再生では、30コマ/秒の滑らかな映像を表示できMP3やWAVE、AACなどの音声ファイルも再生できる。AppleのiTunesと連携して、楽曲やプレイリストの管理も可能だ。

マルチメディア機能では、音楽や動画、写真・画像を管理できる。動画はH.264やWMV、DivXなどをサポートし、滑らかに再生する

 HSDPA利用時の通信速度は下り最大3.6Mbps。フルブラウザでは、トラックボールを利用して画面の拡大・縮小表示が可能。電子メール利用時には添付されたドキュメントファイルの閲覧・編集もできる。ファイルのダウンロード可否をポップアップウインドウで表示し、必要なファイルだけを選んで通信料金を節約できる。

フルブラウザは拡大・縮小表示が自在。BlackBerryでは独自に画像などを圧縮しているため、PC閲覧時もデータ通信料金を抑えられるメリットがあるという。デモ機のブラウザは日本語に対応しておらず、一部の国内サイトが表示できない

 従来機種と同様にMicrosoft Exchange ServerやIBM Lotus Notes、Novell GroupWiseなどのグループウェアとも連携可能。会社ドメインの電子メール利用やスケジュール連携ができ、Lotusのインスタントメッセージング機能のSametimeも利用できる。BlackBerry Boldは、パーソナルとビジネスの双方の用途をカバーするハイブリッドな特徴を持つ端末になるという。

Google Mapsは日本語対応のため、秋葉原近辺の地図が明瞭に表示された。内蔵GPSとの連携は未定

 現在、国内で販売されているBlackBerry端末は、W-CDMA対応モデルの「8707h(日/英版)」の1機種で、NTTドコモが法人向けに展開している。BlackBerry Boldの販売形態や発売時期、価格などは未定だが、国内では2機種となる見込みだ。

 国内で販売される場合には、パーソナル向け機能を企業ユーザーが管理できる環境や、逆に個人ユーザーがBlackBerryを利用できるためのサービス、販売環境が必要になるなどの課題が存在している。

主な仕様

製品名 BlackBerry Bold

サイズ 縦114×横66×厚さ14ミリメートル

重量 133グラム

通信 UMTS(850/1900/2100MHz)、GSM(850/900/1800/1900MHz)、IEEE802.11a/b/g

画面 TFT液晶(サイズ非公開、480×320画素、約6万5000色)

外部接続 Bluetooth v2.0、USB、microSDカード

メモリ オンボード:1Gバイト、フラッシュ:128Mバイト

入力 QWERTYキーボード、トラックボール

連続待受時間 約312時間(目標値)

連続通話時間 約300分間(目標値)

主要アプリケーション 電子メール/スケジュール/アドレス帳連携、マルチメディア再生、GPS、デジタルカメラ(約200万画素)ほか

RIM、3G対応のブラックベリー最新版発表

 ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)カナダの携帯情報端末(PDA)大手リサーチ・イン・モーション(RIM)(Nasdaq:RIMM)は12日、人気端末「ブラックベリー」の最新版を発表する。この新機種「ブラックベリー・ボールド」には、米アップル(Nasdaq:AAPL)の「iPhone(アイフォン)」など競合機種に対抗して市場シェアを維持するため新たな機能が追加された。

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCDT7883.html

 最新機種は、多彩なメディアへの対応を視野に入れて携帯電話サービス各社が打ち出している高速の第3世代(3G)携帯電話ネットワークを利用する。また、より高度なビジネスソフトウエアを実行できるよう、処理性能を向上させた。楽曲ダウンロードやインターネット閲覧、動画視聴もより簡単に楽しめるようになる。

 オンタリオ州ウォータールーに本社を置くRIMは、契約者数が過去3年間で毎年ほぼ倍増し、135カ国に1400万人強に上るブラックベリーシリーズの勢いを持続させる取り組みを強めている。こうした伸びにもかかわらず、RIMは米アップルや台湾の宏達国際電子(HTC)(2498.TW)、フィンランドのノキア(NYSE:NOK)、韓国のサムスン電子(005930.SE)といった海外勢との競争激化に直面している。

 米国ではアップルがブラックベリー最大の脅威だろう。アップル製のiPhoneは個人利用の消費者に人気が高く、ブラックベリーはビジネスユーザー間で最も強い。だが、アップルは最近、法人ユーザーに対するiPhoneの魅力を向上させるための措置を講じている。

 スタイリッシュなシルバー縁のブラックベリー最新機種は、アップルのオンラインストア「iTunes(アイチューンズ)」で購入した楽曲をより簡単に楽しめる機能も搭載。iPhoneに対する承認とも受けとめられる。

 RIMのジム・バルシリー共同最高経営責任者(CEO)はインタビューで、新機種のiTunesとのシンクロ機能について、iPhoneに照準を定めたものではないと強調。「当社はこれを競争上のものではなく、日常生活で利用するアプリケーションとの自然な同調ととらえている」と語った。

 ブラックベリー・ボールドは海外では今夏発売予定。アップルの3G対応iPhoneが発売される見込みの時期とほぼ同じとなる。米国ではAT&T(NYSE:T)がボールドに携帯電話サービスを独占提供する。ボールドは世界各地の3G通信網に対応。米国では年内に発売される見通し。

 RIMの新製品は、米国に比べて3Gネットワークの普及が進む欧州・アジアでのプレゼンス拡大を図る同社の取り組みを後押しする見込み。RIMの海外での売上高は伸びているものの、依然としてカナダ・米国が総売上高の3分の2を占めている。

 新モデルは今月13-15日にフロリダ州オーランドで開催されるブラックベリー向けソフトウエア開発者の会合「ワイヤレス・エンタープライズ・シンポジウム(WES)2008」の開会式で発表される予定。

 この式典では、ブラックベリーやその他の携帯電話用プラットホーム(基盤ソフト製品)向けのアプリケーション・サービスの開発支援を目的とする1億5000万ドル規模のベンチャーキャピタル基金の設立をRIM、ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(NYSE:RY)、トムソン・ロイター(NYSE:TRI)が発表する。

2008年05月22日

ぺんてる、スマートフォンに手書きのデータを取り込めるソフトウエア

 ぺんてる(本社:東京都中央区)は、デジタルペンで紙に書いた文字や図形をWindows Mobile搭載のスマートフォンに取り込む専用ソフトウエア「airpenNOTE POCKET(エアペンノートポケット)」を2008年5月20日発売する。価格はオープンで、予想実売価格は3000円前後。試用版を5月下旬からダウンロード提供する予定。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080514/1011051/

 デジタルペンとセンサー付きのメモリーユニットからなる同社の「airpenストレージノート2.0」(別売、直販サイトでの価格は3万1500円)のデータをWindows Mobile端末に取り込むソフト。airpenはA4サイズの普通紙に書いた筆跡を読み込んでデジタルデータ化する。

 ペンをUSBでWindows Mobile端末に接続して、リアルタイムにデータを転送するほか、非接続時に書いた文字をメモリーユニットに記憶しておき、あとで吸い上げて閲覧することもできる。

 保存したデータは、ワンクリックでメール送信が可能。BMP、JPEG、GIF、PNGなどの画像にも変換でき、専用ソフトなしで閲覧できる。また、PCにデータを移動して、専用ソフトウエアでのデータと一元管理することも可能。手書き文字認識機能でテキスト化もできる(文字認識機能の継続使用には、別途ライセンスが必要)。

 対応OSは、Windows Mobile 5.0 Pocket PC、Windows Mobile 6 Standard/Professional/Classic。動作確認済みのスマートフォンは、「Willcom W-ZERO3 es」(WS007SH)、「Advanced W-ZERO3 es」(WS011SH)、「EMOBILE EM-ONE」 (S01SH)、「EM-ONE α」(S01SH2)、「SoftBank X01T」。

(文/宇高舞美=Infostand)

ぺんてる、WM端末向けの手書き認識ソフトウェア

 ぺんてるは、専用ペンを使って紙に書いた文字をWindows Mobile端末に取り込めるソフトウェア「airpenNOTE POCKET」を5月20日より発売する。オープンプライスとなるが、3,150円程度でダウンロード販売が行なわれる見込み。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/39826.html

 「airpenNOTE POCKET」は、デジタルペン「airpenストレージノート2.0」(別売)とWindows Mobile端末をUSB接続し、紙に書いた情報をすぐに端末に取り込めるソフトウェア。スマートフォンには手書き入力機能などが用意されているが、airpenを利用すれば、A4サイズ以下の普通紙に書いた情報をそのままデジタルデータとして保存できる。

 読み取ったデータはベクター形式の専用フォーマットで保存されるが、ソフトウェアからBMP/JPEG/GIF/PNGといった汎用的な形式に変換できる。ワンクリックでメール送信も行なえる。

 対応OSは、Windows Mobile 5.0 pocket PC、Windows Mobile 6 Standard/Professional/Classic。ただし、端末にUSBホスト機能が搭載されている必要がある。対応端末はウィルコムのW-ZERO3[es](WS007SH)、Advanced/W-ZERO3[es](WS011SH)、イー・モバイルのEM・ONEおよびEM・ONE α、ソフトバンクのX01T。

 なお、5月20日からはぺんてるのWebサイトでも30日の期間限定試用版が配信される。将来的には、「airpenストレージノート2.0」に同梱されるCD-ROMに試用版のソフトウェアを収録するという。「airpenストレージノート2.0」の価格は、直販サイトで31,500円。



■ URL

  製品情報

  http://www.airpen.jp/products/tokuchou-airpenNOTE_Pocket.html

  airpen Webサイト

  http://www.airpen.jp/


(津田 啓夢)

2008/05/13 13:13

アビームが経営視点のエネルギー管理の総合支援サービス

アビーム コンサルティングは2008年5月12日、全社のエネルギー消費量管理や環境効率改善に取り組む企業向けに「エネルギー/カーボンマネジメント支援サービス」を開始した。エネルギー管理の実態を調査してレベル分けするほか、改善コンサルティングやエネルギー関連データ管理サービスなどを提供する。オーストラリアで環境対策のコンサルティングを手掛けるエナジェティクスと業務提携し、同社の手法とツールを持ち込む。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080512/301385/

 メニューは3つある。(1)企業の取り組みを5段階評価する「エネルギーマネジメント診断」、(2)診断の内容に基づいて省エネ対策を提案する「エネルギーマネジメント改善コンサルティング」、(3)企業が使用した電気量やガス量などのデータを管理するソフトをサービス提供する「エネルギー・CO2データ管理支援」である。このうちエネルギー・CO2データ管理支援は、エナジェティクスのソフトウエア「EnTERPRIZE.EM」を利用したものだ(画面)。

 サービス利用企業は、まずエネルギーマネジメント診断を受け、実態を把握することから始める。アビームの担当者が、企業の工場やデータセンターなどの拠点ごとに経営層と現場責任者を集めてヒアリング。リーダーシップ、現状把握、計画立案など10分野22項目について、それぞれ10問ずつ、合計220~230の質問をし、その企業のレベルを明らかにする。

 これまでエナジェティクスが顧客から集めたデータを利用し、同業他社と比較することにより、どの取り組みが進んでいるか、遅れているかが分かる。診断には、エナジェティクスのソフトウエア「One-2-Five Energy」を使う。

 「日本企業は、環境対策が進んでいると思いがちだが、それは工場内など一部分の取り組みだけ。経営と一体となって全社で省エネに取り組んでいる日本企業は、まだ少数だ」と、アビーム コンサルティング 社会基盤・サービス統括事業部の山本英夫シニアマネージャーは指摘する。

 エネルギーマネジメント診断を受けた企業は、必要に応じてエネルギーマネジメント改善コンサルティングや、エネルギー・CO2データ管理支援などのメニューも利用できる。アビームは、3年後までに10億円の売り上げを目指す。



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(福田 崇男=日経コンピュータ)  [2008/05/12]

経営の観点から地球温暖化対策を、アビームの新サービス

 アビーム コンサルティングは5月12日、企業の地球温暖化対策への取り組みを支援する「エネルギー/カーボンマネジメント支援サービス」の提供を開始すると発表した。

http://www.atmarkit.co.jp/news/200805/12/abeam.html

 同サービスは、海外でエネルギー/カーボンマネジメントのコンサルティングとソフトウェアビジネスで実績を持つ豪エナジェティクス社との業務提携により、アビームが国内企業に提供するもの。エナジェティクスが開発・提供するエネルギーマネジメント診断ツール「One-2-Five Energy」を活用した「エネルギーマネジメント診断」「エネルギーマネジメント改善コンサルティング」およびデータ管理ツール「EnTERPRIZE.EM」を活用したデータ収集、管理、分析、報告に関する「エネルギー・CO2データ管理支援」の各サービスを企業のニーズに応じて提供する。

 エネルギーマネジメント診断とエネルギーマネジメント改善コンサルティングは、企業の地球温暖化対策を技術面だけではなく、マネジメント面でも支援するサービス。診断ツールで企業が取り組むべき課題を洗い出し、技術・マネジメント両面で今後の対策のロードマップ策定支援を行う。また、エネルギー・CO2データ管理支援は、企業全体でのエネルギー・CO2排出に関するデータの収集、管理、分析、報告をASPサービスで提供する。データ管理業務の効率化とともに、全社レベルでの正確なCO2排出量の把握が可能。これにより、将来的なCO2排出量取引義務化などの法規制強化に対して柔軟な対応が可能になるという。

 同社によると、京都議定書の目標達成に向けて法規制の強化が予想される中、多くの企業は全社レベルでの省エネ対策に多くの課題があるという。そのため、同サービスは新たに法規制対応が必要となる小売、金融、不動産、通信などを中心に大きなニーズがあるとしている。同社では今後、同サービスにエネルギー再生やカーボンオフセットのコンセプトを加えて「カーボンマネジメント支援サービス」へ拡張することも予定しており、3年後には売上10億円を見込んでいるという。

携帯電話ユーザーをターゲットにビジネスモデルを構築中---MediaFLOの取組み(後編)

 前回の本稿では,地上アナログテレビ放送停波後をにらんだモバイル・マルチメディア放送の提供に向けて,一つの有力方式である「MediaFLO」の技術的な現状を報告した。今回は引き続き,クアルコムジャパンが開催した「MediaFLO Conference 2008」から,MediaFLO陣営が目指すサービスのイメージを説明する。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080519/302666/

写真1●MediaFLOを使ったサービス/コンテンツの広がり

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 携帯端末向けマルチメディア放送は,放送波を利用して,同時性・同報性・広域性を担保するものである。MediaFLO陣営では,その前提の上で,テレビやラジオなどのライブコンテンツに加えてニュース,天気予報,番組情報などのデータ放送を提供する。さらに携帯電話にあらかじめ搭載されている通信機能を利用してVOD的な映像データのダウンロードサービスやプル型のコンテンツ・サービスを提供するハイブリッド型のサービスを検討している(写真1)。



サービスはキャリアフリーで提供

      • メディアフロージャパン企画

 KDDI系列であるメディアフロージャパン企画社長の増田和彦氏は,MediaFLOを使った新しいサービスについて,「放送インフラと携帯電話の機能や通信インフラを併せ持つサービス。クロスメディアによる新たなビジネスを作りあげることがMediaFLOを日本で導入する大きな意義」と説明する。

 想定するMediaFLOサービスの利用者は,ずばり“携帯電話ユーザー”だという。「ワンセグの視聴スタイルには,自宅で視聴するスタイルがある。MediaFLOによるモバイル・マルチメディア放送も同様に,単純に“視聴者”という視点ではなく,“携帯電話ユーザー”に対してどれだけ魅力的なサービスを提供できるかがカギ」(増田氏)になる。

 ネットワークの作り方も,携帯電話ユーザーを意識したネットワーク構成も考慮する必要がある。現在,総務省情報通信審議会「携帯端末向けマルチメディア放送サービス等の在り方に関する懇談会」で議論されている,放送エリアの「全国/地域」の区分について,増田氏はこの視点から「携帯電話ユーザーが対象となれば,全国に自由に移動が可能。特定地域だけのサービスよりも,全国を対象とした広域サービスの方が使い勝手がよい」と説明した。

 メディアフロージャパン企画の株主と出資比率はKDDIが80%,クアルコムジャパンが20%である。しかし,増田氏は「KDDI向けにだけサービスを提供するのではなく,NTTドコモやソフトバンクモバイル,イー・モバイル,ウィルコムなど,KDDI以外の事業者にもサービスを提供することが基本的な考え方」と,説明した。

写真2●サービス提供時期より2年前の事業者確定を要望

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 また,サービス開始までのタイム・テーブルについて,総務省の検討している導入スケジュールに異論を唱えた。総務省では2010年から免許手続きを行う予定としている。一方,メディアフロージャパン企画が要望している免許時期は2009年の夏ごろ。2011年7月の地上アナログ放送停波後にサービスを開始する場合「約2年間かけてネットワークの構築を行っていくことになるため」(増田氏)である(写真2)。

 こうした中,メディアフロージャパン企画は沖縄県の「ユビキタス特区」で,MediaFLOトライアルの実施準備を進めている。増田氏は「2011年からの提供に備えたMediaFLOサービスの在り方について,一般のユーザーも含めて実フィールドで検証していく」と,その意義を説明した。



グローバル展開を視野に低コストなサービス提供へ

      • モバイルメディア企画

 一方,ソフトバンクグループのモバイルメディア企画 取締役の石原弘氏も,ターゲットとなる端末はメディアフロージャパン企画と同様に携帯電話だと考えているという。携帯電話ユーザーに対して,どのように放送サービスを提供するのがベストかが検討課題である。

 ソフトバンクがMediaFLOを採用した理由の一つとして石原氏は,「国内市場だけでなく海外市場も視野に入れたサービスやビジネスモデルの構築ができ,グローバル展開に期待していること」を挙げた。さらにグローバル展開による低コストの機器調達などに加え,「統計多重方式により周波数を有効に使えるため,ビット当りの伝送コストを最小にできる。これらの理由から,ユーザーへより安価なサービス提供が可能となり,サービスの普及促進につながる」(石原氏)と説明した。

 モバイルメディア企画が考えているMediaFLOのビジネスモデルは,ハードとソフトが分離している携帯電話のコンテンツ配信モデルを基本にしている。これは,放送と通信で縦割りになっている現行の法体系から,放送と通信を1つの法体系にまとめようと総務省が議論している「情報通信法(仮称)」の考え方に沿ったものでもある。

写真3●モバイルメディア企画が描くビジネスモデル

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 モバイルメディア企画ではコンテンツ配信プラットフォームを用意し,自前でサービスを行う部分と他社に貸し出す部分との2種類を提供する。例えば,携帯電話におけるMVNO(仮想移動体通信事業者)のように,MediaFLOの周波数帯域を一部リースするようなビジネスモデルや,携帯電話の料金代行のような課金プラットフォームの貸し出しも考慮している(写真3)。

 こうしたモデルにより,MediaFLOを使って自動車の車載端末向けに地図の更新サービスを提供するなど,様々プレーヤが参加できるメリットが生じる。「参加できるプレーヤが最大となるビジネスモデルを構築する」というモバイルメディア企画のビジネス・コンセプトを具体化する方策といえる。

 また,モバイルメディア企画は複数の放送方式を1台の携帯電話でサポートすることも検討している。放送方式にかかわらず,「簡単なユーザー・インタフェースを使い,見たいコンテンツを簡単に見られることが重要」(石原氏)と,モバイル・マルチメディア放送における「ユーザー・エクスペリエンス」の重要性を示した。さらに,複数の放送方式をサポートした携帯電話により,放送サービスの国際ローミング・サービスも検討しているという。



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(隅倉 正隆=IT・放送技術コンサルタント)  [2008/05/22]

総務省のIMT-2000高度化作業班,3.9Gのサービス像を各社が語る

 総務省は2008年5月20日,3.9世代携帯電話(3.9G)導入に向けた技術的条件を専門的に調査するIMT-2000高度化作業班(以下作業班)の第1回会合を開いた。作業班は,親会である携帯電話等周波数有効利用方策委員会が4月21日に開催した会合で設置が決まり(関連記事),電波産業会(ARIB)の若尾正義専務理事が主任を務めている。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080521/303299/

 第1回となる会合では,冒頭に総務省の渡辺克也移動通信課長が議論の進め方を説明。「作業班では幅広く3.9Gの利用イメージを議論していただきたい。3.9Gで携帯電話サービスはどう変わるのか。3.9Gサービスにはどの程度の周波数幅が必要なのか。こうした利用イメージを今後の周波数の割り当ての参考にしていく」(同氏)と語り,サービス像から3.9Gに必要な帯域幅を固めていく方針を示した。

 今回はこの方針に沿う形で,NTTドコモ,イー・モバイル,NEC,松下電器産業(パナソニック モバイルコミュニケーションズ),クアルコムジャパンの5社が,3.9Gのサービス像や各社の取り組み状況を述べた。

 NTTドコモは,同社が「Super 3G」という名称で開発を進めている3.9G規格「LTE」(long term evolution)の実験状況や,想定するサービス像を紹介。3.9Gのサービス像としては,高速・大容量を生かしたモバイル新聞・雑誌などのメディア配信や,低遅延を生かしたオンライン・ゲーム,立体音響や立体映像を使った臨場感のある新たなコミュニケーションなどを挙げた。

 一方イー・モバイルは「増大するデータ・トラフィックに対応するため,高効率の技術は継続的に導入していかなければならない」(諸橋知雄次世代モバイルネットワーク企画室室長)と語り,3.9G規格導入の必然性を説いた。

 なおクアルコムジャパンは,LTEや「UMB」(ultra mobile broadband)などの3.9G規格に加えて,同社が進めているHSPAで利用する5MHzの帯域を2重化し広帯域化する「マルチキャリアHSPA」の取り組みを紹介。10MHz以下の周波数帯域を利用する場合,LTEなど3.9G規格とほぼ同等の性能を発揮できるとアピールした。

 作業班は5月にさらに2回の会合を開く予定。親会に当たる携帯電話等周波数有効利用方策委員会は,5月1日から23日まで3.9G導入に向けた意見募集を実施中で,5月29日に開催される委員会の会合で希望する事業者が意見陳述する予定となっている。

 3.9Gとは,現行の第3世代携帯電話(3G)を高度化したシステムのこと。3GPPで標準化がほぼ完了した「LTE」や,米クアルコムなどが開発を進める「UMB」などが3.9Gのシステムに当たる。いずれも100Mビット/秒超と,既存のシステムよりも高速・大容量の伝送を実現するのが特徴だ。



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(堀越 功=日経コミュニケーション)  [2008/05/21]

勝算あり? イー・モバイルの阿部基成副社長に聞く「次の一手」

 2007年3月の開業以来、順調にユーザーを獲得しつつあるイー・モバイル。HSDPAを定額で提供したことで、ADSLのような使い勝手をモバイルでも楽しめるようになった。今年3月からは音声サービスも開始し、基本料無料で勝負を挑みつつある。イー・モバイルは過去1年、そして今後の戦略をどのように練っているのか。副社長の阿部基成氏に本音を聞いた。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20080520/1011890/

上々の立ち上がりをどう見ているのか

 イー・モバイルと言えば、開業当時は3.6Mbps、最近では7.2Mbpsのモバイルブロードバンドサービスでユーザーを増やしつつある。筆者の周りにいる、普段からノートPCを持ち歩くユーザーの多くもPHSからイー・モバイルに乗り換えつつある。まだ始まって1年しかたっていないことを考えると、かなり上々の船出ではないだろうか。

イー・モバイルの阿部基成副社長(画像クリックで拡大)

阿部氏「加入者は計画通り増えている。開業当初はどれだけ違いがわかってもらうえるか不安があった。実際の使われ方も、固定通信とほぼ同じでありながら、外出先でも使われている。昼間のトラフィックも増えており、ネットワークとしてはうまくいっている。

 モバイルでありながらブロードバンドというのは、これまでどこもやっていないサービス。それだけにユーザーにどうやって乗り換えてもらうかが課題だった。使ってもらえば良さがわかってもらえるが、まずは使ってみようかと思ってもらえるきっかけづくりが重要だった。いざ契約しようと思うと、料金と契約期間の拘束がある。そこを理解した上で契約してもらうための、良い評判づくりが大切だった」

 イー・モバイルを使っているユーザーの多くは、それまでPHSのウィルコムでモバイルデータ通信をしていた人が圧倒的。そのあたり、他社からユーザーを奪える勝算というはあったのだろうか。

阿部氏「ユーザーからの評判はいい。いままでは料金的に使えなかったという人が多かったようだ。PHSのように使っても、非常に遅いので使わなくなった、というユーザーもかなりいたようだ。それに比べて、イー・モバイルはADSLとそん色なく使え、固定のサービスはいらないという声をもらっている」

 実際、イー・モバイルを使って様々なところで通信しているが、意外と使えることに驚いてしまう。開業直後の昨年6月にはすでに成田空港で使たし、今年は、湯河原の温泉地や富士スピードウェイなどもエリアとなっていた。『使えれば便利』と思ったところでかなり利用できるようになった印象がある。

阿部氏「“意外”と言われるとちょっとつらいです(笑)」

ノートPCの社外利用が“復権”!?

 現在,多くの金融機関や大手IT企業などが,ノート・パソコン(ノートPC)の外部への持ち出しを禁止している。外出時にノートPCを業務で使えないのは不便だが,ノートPCの紛失による情報漏えい事故が多発しており,やむを得ない措置と言える。しかし,3.5GサービスによってノートPCは形態を変え,再び外出時の業務端末として活用できるようになりそうだ。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080430/300375/

 企業向けの観点からは二つのポイントがある。一つは3.5Gサービスを使ったノートPCを端末に使う「モバイル・シン・クライアント」。もう一つは通信モジュールを内蔵するノートPC(図1)。いずれもノートPCからの情報漏えい対策や遠隔管理などの目的で期待が高まる。

図1●3.5G通信モジュール内蔵のノートPCは遠隔管理やシン・クライアントなど,さまざまな用途での利用が期待できる

写真はエリクソンのHSPA通信モジュール。なお,通信モジュールの多くはGPS機能も持つ。

[画像のクリックで拡大表示]

 既に3.5Gサービスを使うモバイル・シン・クライアントが企業で利用され始めている。イー・モバイルの鎌田浩彰 営業本部法人営業部長によると,「把握しているだけでもイー・モバイルのHSDPAと組み合わせてシン・クライアントを導入する企業が5~6社はある」という。例えば,日本総研ソリューションズは3月からイー・モバイルのサービス経由でシン・クライアントを導入した。7月には400ユーザー規模になる。

HSDPAが実現した携帯型シン・クライアント

 HSDPAサービスなどのブロードバンド環境が利用できる場所であれば,モバイル・シン・クライアントはどこででも使える。万が一,端末を紛失したとしても,データはすべてサーバー側にあるので,情報漏えいは起こらない。ノートPCの利便性と情報漏えい対策を両立したシステムと言える。

 モバイル・シン・クライアントは,定額かつ1Mビット/秒以上の実効速度を期待できるからこそ可能になった。シン・クライアントはサーバーとクライアントの間で画面イメージの転送といったデータ通信を常時行う。低速でも利用はできるが,ストレスなく使うには500k~800kビット/秒の安定的な帯域は欲しいところだ。これまでのモバイル・データ通信サービスではこの速度の実現が難しかった。

ノートPCの遠隔管理に3.5G活用

 3.5G通信モジュールを内蔵するノートPCも可能性が大きい。携帯電話網を使う遠隔管理といったシステムを実現できそうだからだ。これらは既にBlackBerryなどのスマートフォンでは当たり前の機能。ノートPC紛失時に遠隔操作でハード・ディスクやSSDに保存されたデータを消去できれば,情報漏えい対策になる。内蔵通信モジュールであれば取り外せないので,常時,遠隔管理の対象にできる。KDDIの増田正彦FMC営業本部モジュール営業開発部長は,「まだ具体的に話せる段階ではないが,そういうニーズは十分に理解している」という。

 通信モジュール内蔵ノートPCもワイヤレス・ルーターと同様,以前からPHSを使う製品はあった。だが,帯域の狭さからあまり一般的にはならなかった。しかし,ここでも3.5Gサービスのスピードが状況を変えた。昨年夏ころから通信モジュールを内蔵する製品の発売が相次いでいる。NTTドコモの定額HSDPAに対応するソニーの「VAIO type T」や,KDDIの定額CDMA 1X WINに対応するレノボ・ジャパンの「ThinkPad X61」などだ。東芝も3月17日に通信モジュールを内蔵し,定額CDMA 1X WINに対応する「dynabook SS RX1」を発表している。

 海外でも同様の動きがある。HSPA通信モジュールを開発するスウェーデンのエリクソンは2月に米レノボと提携。ノートPCへの通信モジュールの内蔵を世界的な規模で進めている。「2011年には発売されるノート・パソコンのうち50%がHSPA通信モジュールを搭載しているだろう」(日本エリクソンの山本一成 ネットワークス本部端末担当主幹)。エリクソンのモジュールを搭載するレノボの製品は2008年中には発売になる予定だ。

これからも高速化するモバイル・データ通信

 3.5Gサービスのユーザーが増加すれば,携帯電話網の帯域が逼迫(ひっぱく)し,実効速度が低下するのでは──。このような懸念を持っているとしたら,それは杞憂(きゆう)かもしれない。モバイル・データ通信は今後も,高速化するからだ。

 まず,現行のHSDPAサービスはまだスピードアップの余地がある。イー・モバイルやNTTドコモは下り最大3.6Mビット/秒や7.2Mビット/秒でサービスを提供しているが,HSDPAは仕様上,下り最大14.4Mビット/秒まで高速化できる。

 もっとも仕様上の理論値と,実効速度は異なる。理論値がいくら速くても実際の速度が遅ければ誇大広告のようなもの。この点に関して日本エリクソンの山本氏は,「『GRAKE2』(ジーレイク)という受信ダイバーシティ技術を使えば,実効速度を大幅に高められる。7.2Mのサービスなら下り最大7Mビット/秒近くの実効速度を得られる」と説明する。

 HSDPAや今後登場するHSPA Evolutionなど3GPP(W-CDMA)系の技術は,下り最大100Mビット/秒以上のLTEまでロードマップが見えている(図A)。HD画質の動画をモバイル・データ通信でやり取りすることも,夢ではなくなるだろう。

図A●今後もモバイル・データ通信の高速化は急激に進む

下り最大100Mビット/秒のLTEなどが,実用化の視野に入ってきた。

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(武部 健一=日経コミュニケーション)  [2008/05/21]

2008年05月23日

Spbオンラインシェルを発表、Spbソフトウエアがセビットで

 【シドニー20日PRN=共同JBN】大手モバイル・アプリケーション・ベンダーであるSpbソフトウエアハウス(Spb Software House)は20日、開催中の情報・通信技術専門展示会「セビット(CeBIT)オーストラリア」でオンライン・マルチメディアのコンテンツとサービスに対する実用的なデバイス上のアクセスポイントとなるSpbオンラインシェルを実物展示した。Spbオンラインシェルはモバイル・ネットワーク通信事業者が契約者に改善されたコンテンツ体験を提供する助けとなる。

http://www.nejinews.co.jp/news/business/eid763.html

 Spbオンラインシェルはユーザーが直接ウィンドウズ・モバイル携帯機器を使用してオンラインでのラジオ、テレビ、ビデオ・オン・デマンド、天気予報、ゲーム、音楽、ショッピングを可能にする優雅なコンテンツ発見のソリューションである。Spbオンラインシェルはユーザーのモバイル・エンターテインメント、データに対する情熱を再活性化するように設定されており、使いやすくオンラインサービスと支払いについて単一のポータルとなっている。このシェルはキャリヤーの独自のアイデンティティーとブランドを厳密に守り強化するよう設計されている。

 SpbソフトウエアのセバスチャンJ・シュミット最高経営責任者(CEO)は「世界中でモバイルサービスに対する需要は強力である。われわれはオーストラリアで革新的モバイル・キャリヤーとの提携を積極的に求めている。オーストラリアはモバイル機器での第3世代とストリーミング・コンテンツを早くから採用しており、Spbオンラインシェルが普及すると信じている」と語った。

 Spbオンラインシェルはユーザーインターフェースの改善であると世界で多数の移動体専門家が認めているアプリケーションのSpbモバイルシェルのエンジンを使用している。このユーザーインターフェース改善はウィンドウズ・モバイルへの関心を再び高め、デバイス体験を完全に変える。

 Spbソフトウエアのワシーリ・フィリポフ最高執行責任者(COO)は「すべてのサービスが同じように作られているわけではないし、成功するかどうかは機能性だけの問題ではない。結局の所は最終使用者の体験に関わることである。われわれは数百万台のアイフォン(iPhone)によって他のウェブ可能なスマートフォンをすべて合わせたよりも多くのウェブ上でのやり取りが創出されたのを見ている。したがってSpbはどのようなデリバリーでも『なに(内容)』と同じように『どのように(方法)』が重要であることを理解している」と述べた。

 Spbはオンライン・モバイル・サービスへの需要増加とパートナーに適切にサービスするため子会社を設立する計画である。

 ▽Spbソフトウエアについて(http://www.spbsoftwarehouse.com

 Spbはウィンドウズ・モバイル電話の使用体験を強化するソフトウエアを設計している。Spbはユニークな消費者製品ラインを結びつけており、顧客にはアスーステック(華碩電脳)、ベンキュー・シーメンス、イー・テン(E-TEN)、フライ、富士通シーメンス・コンピューターズ、ギガバイト、HTC、O2、オプティマス、パーム、シングテル、スイスコム・モバイル、T-モバイル、ビンペルコムなどが含まれる。

(共同通信PRワイヤー)

[ 2008.05.22 木曜日 15:07 国際情報 ]

ドコモ、「PRADA Phone by LG」6月1日発売

 NTTドコモは、LG電子製のFOMA端末「PRADA Phone by LG」を6月1日に発売する。バリューコースの価格は一括で10万円弱になる見込み。24回の分割払いの場合は月々2,625円。分割の場合、店舗により対応は異なる可能性はあるが、差額(37,000円前後)は頭金などで支払うことになる。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/39988.html

 「PRADA Phone by LG」(L852i)は、ファッションブランドであるプラダとLG電子による開発の3G端末。テンキーを搭載しない全面タッチパネルのストレート型端末となっている。

 通信方式は下り最大7.2MbpsのHSDPAに対応し、FOMAプラスエリアとしてW-CDMAの2.1GHz/800MHz帯をサポート。3G方式の国際ローミングにも対応する。ディスプレイは、3.0インチ、ワイドQVGA(400×240ドット)サイズ、65,536色表示のフルタッチスクリーンを搭載し、指先で微振動が感じられるバイブ・タッチ・キーを採用する。

 背面には200万画素のCMOSカメラが搭載されるほか、microSDカード(別売)は2GBまでの容量に対応する。

 フルブラウザやiモードブラウザ、iアプリDX、着うたフル、iモーション(MPEG-4およびH.264)、Music&Videoチャネル、デコメ絵文字、デコメール、iチャネル、マルチメディア・プレイヤー(ドキュメント・ビューア)などが利用できる。

 連続待受時間は約350時間、連続通話時間は約140分、連続テレビ時間は約90分。大きさは101×54×12.7mmで、重さは約92g。



■ URL

  ニュースリリース

  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080522_00.html

  製品情報(NTTドコモ)

  http://www.nttdocomo.co.jp/product/concept_model/l852i/

  「PRADA Phone by LG」特設サイト

  http://www.pradaphonebylg.co.jp/

■ 関連記事

・ 「PRADA Phone by LG」が6月に国内販売開始


(太田 亮三)

2008/05/22 15:56

自席のPCを活用した新発想のモバイルシンクライアント

外出先でのノートPC紛失などによる情報漏えいを防ぐべく、PCの持ち出しを禁止する企業が増えている。ここでは、それに起因する業務効率低下の問題を低コストで解決する新ソリューションを紹介する。

[提供:松下電工インフォメーションシステムズ株式会社]

http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/0805/20/news02.html

 ノートPCは、外回りの営業担当者にとって心強い武器ではあるが、可搬性が高いが故に紛失や盗難の危険がつきまとう。それを恐れてノートPCの持ち出しを禁止する企業が増えているが、それでは業務効率も営業担当者のモチベーションも大きく低下してしまう。

 そのようなときに有効なのが、モバイルシンクライアントソリューションだ。ディスクレスのシンクライアント端末から中継サーバ経由で自席のPCにアクセスするという新発想で、業務の効率化と情報漏えいの防止策を企業にもたらす。

 ここでは、松下電工インフォメーションシステムズが提供するモバイルシンクライアントソリューションと、同ソリューションを実際に社内に導入して得た副次効果について紹介する。

総務省、携帯電話・PHS事業者にMVNO条件明確化を要請

総務省は19日、携帯電話・PHS事業者6社に対して、自社の通信網を持たない移動体通信事業者であるMVNO(仮想移動体通信事業者)に回線を提供する際の標準的な条件・料金を公表し、相談・対応窓口を一本化するよう要請した。回線を卸売提供する際の条件を明確にすることで、日本におけるMVNOの参入促進を狙う。

http://journal.mycom.co.jp/news/2008/05/21/033/

要請を受けたのは、携帯電話事業者のNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイル4社と、PHS事業者のウィルコム、2009年にモバイルWiMAXサービスを提供開始する予定のUQコミュニケーションズ。

総務省は、昨年9月に公表された「モバイルビジネス活性化プラン」に基づき、「MVNOに係る電気通信事業法および電波法の適用に関するガイドライン」の改定を19日に行った。

この改定では、MNO(自社の携帯電話網を保持する事業者)はMVNO(回線を借り受ける側)に向けた標準プラン(標準的なケースを想定した卸売料金その他の提供条件)を策定することが望ましい、MVNOに関する一元的な窓口を公開し、一般的な事務処理手続を公表するなど、MVNOとの協議を適正かつ円滑に行う体制を整備することが望ましいといった内容をガイドラインに盛り込んだ。今回の要請は、ガイドラインの具体的な実行を各通信事業者に求めた形となる。

回線借り受け条件が明確化されることにより、MVNOが事業計画を立てやすくなる。日本におけるMVNOとしての通信業界への参入障壁を引き下げることで、より健全な市場競争を促進することを狙う。

MVNOによる通信サービスの提供は欧米では盛んにおこなわれており、KDDIもアメリカではMVNOとして携帯電話サービス「KDDI Mobile」を提供している。日本では日本通信がウィルコムのPHS網を借り受けてデータ通信サービスを提供してきたほか、携帯電話においてもHSDPAデータ通信を中心にIIJ、@nifty、BIGLOBE、アッカ・ネットワークスなどがイー・モバイルやNTTドコモの回線を借り受けて参入する動きがみられていた。2.5GHz帯を利用してサービスを提供するモバイルWiMAXおよび次世代PHSの事業においては、当初よりMVNOへの設備解放が求められている。

(吉川英一/K-MAX)

2008年05月24日

7.2Mbpsの速さ!イー・モバイル「データカード端末」

イー・モバイルは、ExpressCard/34タイプのデータカード端末「D03HW」を発売する。

http://www.j-cast.com/mono/2008/05/23020513.html

次世代PCカード規格であるExpressCardには幅が34mmのものと54mmのものがあるが、「D03HW」は34mmのタイプ。しかも、スリムなだけではなく、このタイプとしては国内初となる受信最大通信速度7.2Mbps対応機種だ。

販売は2008年5月24日にイー・モバイル取扱店で開始される。一般販売は5月29日から。

参考価格は「ベーシックプラン」の場合で2万9980円、2年契約の「新にねんプラン] の場合で5980円。

2008年05月26日

NTTコムのVPNからSalesforceを直接利用可能に,年内にはNGNへの対応も

 セールスフォース・ドットコムとNTTコミュニケーションズ(NTTコム)は2008年5月26日,セールスフォース・ドットコムのSaaSアプリケーション「Salesforce」をNTTコムのVPNで利用できる「Salesforce over VPN powered by NTT Communications」(Salesforce over VPN)を7月1日から提供すると発表した。インターネットを経由せずにVPN環境だけでSalesforceを利用できるのは世界で初めてとなる。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080526/304015/

 Salesforce over VPNは,NTTコムのVPN上にゲートウエイを設置し,冗長構成を採った国際VPNを経由してセールスフォース・ドットコムのデータ・センターにアクセスできるようにするサービス。SalesforceのライセンスとVPNサービスをまとめて提供し,NTTコムがネットワークの常時監視やトラブル対応,保守などを手がける。料金は,初期費用が1ユーザーあたり2万1000円,月額料金はEnterprise VPN Editionが1万6800円/ID,Professional VPN Editionが8925円/ID。

 これまで,セールスフォース・ドットコムのデータ・センターへのアクセス手段は,インターネットだけだった。このため,VPNサービスのユーザー企業がセールスフォース・ドットコムのデータ・センターにアクセスするには,ユーザー企業が独自に自社のVPNとインターネットの間にゲートウエイを設置して,ファイアウォールのポートを開く必要があった。「これまでは,社内のセキュリティ・ポリシー上の問題からインターネットでアクセスすることが難しかった企業にとって,インターネットと完全に切り離されたVPN環境で接続できることによってこの問題をクリアできる」と,NTTコムの野村雅行副社長はそのメリットを強調する。

 9月からはNTTドコモのiモードやHSDPA(high speed downlink packet access)のFOMAハイスピードからのアクセスを可能にするサービスも提供予定。また,企業ユーザーのストレージ上のデータベースとセールスフォース・ドットコムのデータ・センターとの間で,シングル・サイン・オンによるデータ連携を可能にするサービスも2008年度内に追加する予定である。

 両社はサービス開始後,セールスフォース・ドットコムの新規ユーザーの50%以上がSalesforce over VPNを選択すると見込む。


セールスフォースとNTTがSaaS over NGNで提携

 また,セールスフォース・ドットコムとNTTコム,NTT持ち株会社は,NTTグループのNGN(次世代ネットワーク)上でSaaS型のアプリケーションを提供する「SaaS over NGN」で提携することを発表した(写真)。

 SaaS over NGNは,SaaSアプリケーションの利用時にNTTの情報流通プラットフォーム研究所が開発した認証連携技術を使用。アクセス回線識別によるユーザー認証を補強し,ユーザーはより安全にSaaSアプリケーションを利用できる。

 NTTはSaaS over NGNを年内にも利用可能にする予定で,セールスフォース・ドットコムのSalesforceもSaaS over NGNに対応したSaaSアプリケーションとして提供するという。

[発表資料へ]



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(中井 奨=日経コミュニケーション)  [2008/05/26]

2008年05月27日

イー・モバイル、スマートフォン端末で携帯IP電話サービスを開始

 イー・モバイルは、Windows Mobileを搭載した「EMONSTER」や今後発売する端末向けにIP電話サービスを提供すると発表した。サービス開始時期は2008年7月を予定している。

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/21986.html

 イー・モバイルでは2008年3月に音声サービスを開始し、HTC社製の「EMONSTER(S11HT)」と東芝製の「H11T」を発売している。その一方で、スマートフォンによるIP電話サービスの要望があることから、今回のサービス提供を決定したという。

 対象となる端末は、EMONSTERおよび同社が今後発売するWindows Mobile端末。専用のクライアントソフトとイー・モバイルのデータ通信網を組み合わせて、IP電話の利用が可能になる。また、「EM・ONE α」のIP電話サービスは発信のみ対応するが、今回のサービスでは発着信双方に対応させる見込みという。

 具体的な提携先や料金等の条件は未定で、詳細は今後発表される見込み。なお、他社のWindows Mobile端末への対応も未定としている。


■ URL

  ニュースリリース

  http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=546

■ 関連記事

・ HTC、イー・モバイル音声サービス対応のWindows Mobile端末「EMONSTER」


(村松健至)

2008/05/27 16:12

イー・モバイル、電話サービスの新CM放映開始

 イー・モバイルは、電話サービスの施策をアピールする新CMの放映を開始した。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/40065.html

 今回放映が開始されたのは、同社のCMキャラクターとしておなじみのニホンザル「ハヤハヤ君」が登場する新CM「Yes,we Change」篇。電話サービスの特徴を大観衆の前で演説しアピールする内容となっている。

 新CMはTBS系「みのもんたの朝ズバッ!」やテレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」などで放映される予定。



■ URL

  ニュースリリース

  http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=545


(太田 亮三)

2008/05/27 12:25

スマートフォンの新しい市場を狙う「WILLCOM 03」

法林岳之

1963年神奈川県出身。携帯電話をはじめ、パソコン関連の解説記事や製品試用レポートなどを執筆。「できるWindows Vista」、「できるポケット LISMOですぐに音楽が楽しめる本」(インプレスジャパン)、「お父さんのための携帯電話ABC」(NHK出版)など、著書も多数。ホームページはPC用の他、各ケータイに対応。「ケータイならオレに聞け!」(impress TV)も配信中。asahi.comでも連載執筆中。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/mobile_catchup/40063.html

WILLCOM 03

 5月26日、ウィルコムは従来から販売してきたシャープ製端末「W-ZERO3シリーズ」の後継モデルに位置付けられる「WILLCOM 03(ウィルコム・ゼロスリー)」を発表した。W-ZERO3シリーズの集大成として、ゼロから設計を見直し、基本性能を強化したというWILLCOM 03だが、発表会で実機を試用してきた印象なども踏まえ、その方向性を考えてみよう。



■ 3つのW-ZERO3シリーズで切り開いたスマートフォン市場


ウィルコムがラインナップするスマートフォン

 2005年に発表された初代モデルで日本のスマートフォン市場を切り開いたW-ZERO3シリーズ。その後、2006年7月のW-ZERO3[es]、2007年のAdvanced/W-ZERO3[es]と進化を遂げてきたが、今回、ゼロから設計を見直したという「WILLCOM 03」が発表された。

 W-ZERO3シリーズによって、切り開かれた日本のスマートフォン市場は、NTTドコモやソフトバンク、イー・モバイルなども参入し、ようやく約100万台規模の市場へと成長しつつある。ウィルコムはスマートフォンの市場において、約70%に相当するシェアを獲得し、端末を開発するシャープとともに、市場全体をリードしている。しかし、その一方で各携帯電話事業者が販売する通常デザインの端末は、多いモデルなら1機種で100万台以上、少ないモデルでも1機種で数十万台が売れていることを考慮すると、スマートフォンの市場はまだまだ小さく、未開拓という見方もできる。

 今回発表されたWILLCOM 03は、従来のW-ZERO3シリーズの後継に位置付けられる端末だが、昨年発表されたAdvanced/W-ZERO3[es]を進化させたような形でまとめられている。特に、ボディサイズやデザインがそう感じさせるのだが、関係者によれば、Advanced/W-ZERO3[es]の売れ行きや反響を見ている中で、端末をビジネスに利用するユーザーだけでなく、若年層を中心に、モバイルパソコンの代わりのように利用するカジュアルなユーザーが増えてきたこともあり、その方向性をもう少し追求することで、新しいモバイルユーザーが開拓できるのではないかと考えたことが今回の商品化に結びついているという。つまり、WILLCOM 03は既存のスマートフォンを積極的に活用してきたユーザー向けだけでなく、もっと幅広いユーザーを狙った端末ということになる。

 この狙いはもうひとつのウィルコムの取り組みである「WILLCOM D4」の位置付けとも関係してくる。つまり、既存のW-ZERO3シリーズを利用してきたモバイルユーザーの内、もっとモバイル環境を積極的に活用したいというアクティブなユーザーにはWILLCOM D4、スマートフォンには興味があるけど、なかなか手を出せずにいるユーザーにはWILLCOM 03という展開を考えているようだ。もちろん、当面は既存のW-ZERO3[es]とAdvanced/W-ZERO3[es]も併売されるため、2つのモデルにユーザーを振り分けてしまうわけではないが、ウィルコムとしては2つの方向性を示すことで、ユーザーの幅広いニーズに応えようとしているわけだ。



■ 普通のケータイのように使えるWILLCOM 03


コンパクトなボディと鮮やかなボディカラーを採用

 WILLCOM 03は従来のW-ZERO3シリーズの後継に位置付けられながら、少し違った方向性を意識して開発された端末だ。端末の詳しい内容については、すでに発表会のレポートが掲載されているので、そちらを参照していただきたいが、ここでは筆者が会場で試用した印象などを紹介しよう。

 まず、端末を手に取って、すぐにわかるのがそのコンパクトなサイズ感だ。W-ZERO3シリーズも代を追うごとに、少しずつコンパクトになってきたが、今回のWILLCOM 03は最近の通常デザインの端末と印象が変わらないレベルにまとめられている。特に、高さ(長さ)についてはAdvanced/W-ZERO3[es]でも不満が多かっただけに、かなり持ち歩きやすくなったという印象だ。

 ボディカラーは前述の通り、パーソナルなユーザー層を狙うということもあり、やや派手なピンク、ゴールド、ライムの3色がラインアップされており、ウィルコムとしてはピンクをメインのイメージカラーとして展開していくという。このあたりも従来のW-ZERO3シリーズとは異なる方向性と言えそうだが、スライド式キーボードを格納した状態では、側面しかボディカラーが目立たないため、それほど派手さは気にならないかもしれない。もっとも通常デザインのケータイの多くは、もっと派手でインパクトのあるボディカラーを採用されているので、WILLCOM 03くらいの派手さはまったく気にならないという見方もできるだろう。

 本体底面から引き出す形で使うことができるQWERTY配列のフルキーボードは、基本的にAdvanced/W-ZERO3[es]と同じ構造を採用する。ただ、キーボードのレイアウトは左側に[Fn]キーや[半角/全角]キー、[Tab]キーを独立させるなど、細かい部分で変更が加えられている。キーのクリック感などはあまり変わらない。

 操作系ではWILLCOM 03の最大の特徴のひとつである「2モードイルミネーションキー」が注目される。2モードイルミネーションキーはディスプレイの下側にレイアウトされているエリアに、イルミネーションでダイヤルキーと方向キーなどの2つのパターンを表示するというもので、操作する機能や場面によって、表示する内容が切り替わる(切り替える)しくみだ。イルミネーションの領域にダイヤルキーが表示されているときは、液晶ディスプレイ側に方向キーのイルミネーションと同じデザインのグラフィックが表示され、そこをタッチして操作することもできる。2モードイルミネーションキーの内部的な構造は明らかにされていないが、おそらくタッチ操作をする領域の内側(内部)に2枚のシート上のイルミネーションが埋められていて、それぞれを切り替えながら、表示しているようだ。最初は操作に戸惑うが、サイドキーで切り替えられることなどを覚えると、なかなか快適に操作することができる。昨年のiPhoneの登場以降、各社からいろいろな形で新しいタッチ操作によるユーザーインターフェイスが提案されているが、最近、筆者が試用した中ではNTTドコモの「PRADA Phone by LG(L852i)」のフルタッチスクリーンなどと並び、快適に利用できると環境のひとつと言えそうだ。



独自のメニュー画面を搭載

メニュー画面とユーザーインターフェイスが採用されている。トップ画面に「メール」「インターネット」「ライフツール」「データBOX」という大きなパネルが並び、それぞれの項目を選ぶと、右側に第二階層の選択項目が表示されるというものだが、動きもなめらかで、視覚的にもわかりやすいため、従来のWindows Mobile搭載端末とは違った楽しい操作感が演出されている。

 ハードウェア面では新たにワンセグやBluetoothが搭載された。 ワンセグについては基本的に視聴のみをサポートしており、データ放送の閲覧や録画などの機能は搭載されていない。技術的には難しいのかもしれないが、タイムシフトなどの機能も含め、もう少し機能向上を期待したいところだ。Bluetoothについては、音楽再生のためのA2DPやヘッドセットを利用するためのHSPなど、ひと通りのプロファイルをサポートする。ただ、ワンセグの音声をワイヤレスで楽しむための著作権保護技術のSCMS-Tはサポートしていないため、ワンセグ視聴時の音声は有線のステレオイヤホンや内蔵スピーカーで楽しむことになる。このあたりのサポートについてはWindows Mobileという汎用的なOSを採用しているため、開発のハードルがやや高いようだ。

 ソフトウェアも改良が加えられているが、日本語入力が各携帯電話事業者のSHシリーズでおなじみの「ケータイShoin6」に変更され、使いやすさを考慮した電話帳ソフトも搭載されている。従来のW-ZERO3シリーズで採用されていたATOKも使いやすかったが、ダイヤルキーでの入力など、通常デザインのケータイとしての使い勝手を考慮し、ケータイShoin6への変更を決めたという。WILLCOM 03の場合、QWERTY配列のフルキーでも入力することになるが、その点についての個別のチューニングはしていないそうだ。電話帳ソフトについては、Windows Mobileに標準で搭載されている「連絡先」は電話を掛けるときなどの使い勝手が良くないため、別のアプリケーションとして、「電話帳」を開発し、搭載している。この電話帳はあくまでもフロントエンドで、パソコンのOutlookとシンクロ(同期)したデータを元に、見やすい形式で表示をしているという形になる。個別の電話帳ソフトとそれに関連付けられたデータがパソコン側に必要になるわけではない。ただ、ケータイの電話帳では「○○さん」「□□ちゃん」といった表記を使うことも多いため、普通のケータイ的な使い方を重視するのなら、敢えて、Outlookとのシンクロから切り離した電話帳ソフトを検討しても良かったのではないだろうか。


 実際の操作感については、全体的に見て、快適性が向上したと言えそうだ。CPUやメモリなどのスペックは従来のAdvanced/W-ZERO[es]と同じなのだが、Advanced/W-ZERO3[es]では画面切り替えなどがかなり重くなる場面が見受けられたが、WILLCOM 03では動きが随分とスムーズになった印象を受けた。Operaブラウザのスクロールなどでは、少し描画が追いついてない場面もあるが、それでも従来よりは一段とスムーズに使うことができる。筆者は当初、容量などのスペックは同じだが、メモリの仕様(速度や種類)が異なるのではないかと考えたが、関係者によれば、ハードウェアの基本仕様は変わっておらず、全体的なブラッシュアップとチューニングによって、パフォーマンスが少し改善されているのだという。OSがWindows Mobile 6.1になったこともパフォーマンス改善の要素のひとつなのだそうだ。

 また、今回の発表のプレゼンテーションでは、他のスマートフォンとの比較なども紹介されたが、W-ZERO3シリーズの大きなアドバンテージのひとつは、やはり、液晶ディスプレイにあるという印象だ。現在、国内で販売されている多くのスマートフォンは、QVGAサイズのディスプレイを採用しているため、フルブラウザなどを利用すると、どうしても画面が狭く感じられてしまうが、W-ZERO3シリーズは一貫して、VGAクラスの液晶ディスプレイを採用し、今回のWILLCOM 03も800×480ドットの表示が可能な3インチのワイドVGA液晶を搭載しており、Operaブラウザなども快適に利用できる。ただ、その一方で、こうした端末がもう少し上の年齢層の人たちが使うことを考慮すると、逆に文字などが小さすぎて、見えにくくなるという弊害もあるため、文字サイズを簡単に変更できるモードの搭載も検討して欲しいところだ。



■ 「もうひとつの未来。」はパーソナルなスマートフォン

 以上が今回の発表で明らかにされたWILLCOM 03の内容と筆者の簡単なインプレッションだ。ここで紹介した内容は、あくまでも発表会の限られた時間内で得られた情報を基にしたものであり、実際に製品が販売されるときには内容が変更されている可能性があることは、ご理解いただきたい。

 W-ZERO3シリーズによって、切り開かれた日本のスマートフォン市場は、各社から後発製品が登場し、各事業者や端末メーカー、コンテンツプロバイダ、ソフトウェアベンダーなどの期待もかなり大きくなってきている。

 ただ、これまでのスマートフォンの市場は、どちらかと言えば、法人や企業内個人といったビジネスユーザーを意識したものであり、端末も「仕事の道具」っぽさが強く打ち出されていた。これに対し、今回、発表されたWILLCOM 03は、仕事の道具としての一面を抑え、個人がプライベートを楽しむための道具として、利用できるように改良を加えてきたという印象だ。スマートフォンはアクティブかつヘビーに活用しなければならないようなイメージを払拭し、気軽に楽しく使える環境を目指そうという提案とも受け取ることができそうだ。ウィルコムは次世代PHSへ向けて、新しいキャッチコピー「もうひとつの未来。」を掲げているが、スマートフォンのもうひとつの未来を描き出そうとした端末と言えるかもしれない。



■ URL

  ニュースリリース

  http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2008/05/26/

  製品情報(ウィルコム)

  http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/ws/020sh/

  製品情報(シャープ)

  http://www.sharp.co.jp/ws/020sh/

■ 関連記事

・ ウィルコム、ワンセグ対応のスマートフォン「WILLCOM 03」

・ ウィルコム喜久川氏、スマートフォンと同社の今後を語る


(法林岳之)

2008/05/27 11:36

ウィルコム、新端末発売 それでも競争は激化

 ウィルコムは26日、PHS電話にパソコンの機能を取り込んだスマートフォン「W-ZERO3」シリーズの最新機種「ウィルコム03」を発表した。

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080526/biz0805261920011-n1.htm

 小型・軽量で、タッチパネルによる高い操作性を実現した。価格は2年契約を前提にした割引価格で1台3万5520円。6月下旬に発売予定。

 新端末はピンク、ライム、ゴールドの3色を用意。手のひらサイズで、約135グラムに軽量化し「ビジネス向けが主だったスマートフォンで、一般利用者間でのシェア拡大を狙う」(喜久川政樹社長)考えだ。

 タッチパネルでウェブサイトのスクロールなどが簡単に行え、ワンセグ放送も受信できる。

 ウィルコムはスマートフォンで約7割のシェアを持つ。

 ただ、イー・モバイルが高速通信サービスで攻勢をかけるなどスマートフォン市場でも競争が激化している。

VPN経由でセールスフォースのSaaSを利用可能に、「回線シェアの半分目指す」

 セールスフォース・ドットコムは2008年5月26日、NTTコミュニケーションズ(NTTコム)と提携し、VPN(仮想閉域網)経由でSaaS型CRM(顧客情報管理)「Salesforce」を利用できるサービスを7月1日に開始すると発表した。VPNを利用する際のSalesforceの追加料金は、1ユーザー当たり月額料金1000円。これにユーザーの拠点からNTTコムの国内ゲートウエイまでのVPN回線料金が、別途必要になる(1拠点当たり数千円から数十万円など)。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080527/304108/

 VPN経由でSalesforceが利用可能になるのは「今回が世界で初めて」(セールスフォース・ドットコムの宇陀栄次社長)という。これまでは、インターネット経由でしか利用できなかった。「多くのユーザーからVPNで使えないかという問い合わせを受けていた。今回の提携により、セキュリティを気にする多くのユーザーが利用に踏み切れるようになる」と宇陀社長は期待する。NTTコムの野村雅行代表取締役副社長は、「初年度でSalesforceの新規ユーザーのシェア半分を目指す。将来的には7割まで行ける」とぶち上げた。

 新サービスのメリットはセキュリティが高いことのほか、障害発生時のサポートをNTTコムが一手に引き受けることや、インターネットで発生し得るふくそうの可能性が小さいことである。障害が発生した場合、原因がネットワークにあるのか、セールスフォース側、またはユーザー側にあるのかをNTTコムが調べて報告する。

 NTTドコモのHSDPA方式に対応した携帯電話用高速通信サービス経由でも利用できる。9月にはiモード対応携帯電話からのアクセスも可能にする。Webブラウザかiアプリからアクセス可能になる見込み。他社の携帯電話への対応も予定する。

 1ユーザー当たりの月額料金は、CRMの一通りの機能が使える「Professional VPN Edition」が8925円(税込み)、部署ごとのセキュリティ機能などを付加した「Enterprise VPN Edition」が1万6800円(同)である。

 このほか2社とNTTは、「NGN(次世代ネットワーク)」向けのSalesforceの提供で提携したことも同日発表した。認証機能などの強化を図る計画である。



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(安東 一真=日経コンピュータ)  [2008/05/27]

着せかえパネル対応のワンセグケータイ「SO706i」

 SO706iは、ワンセグや国際ローミングに対応し、着せかえパネル「Style-UPパネル」(別売)も利用可能なソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製端末。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/40034.html

 ワンセグ用のアンテナは内蔵タイプを採用。HSDPAおよびGSM方式に対し、海外渡航向けコンテンツとして「Talkman Flash」などがプリセットされる。ディスプレイは約2.8インチのフルワイドQVGA液晶を搭載。サブディスプレイは搭載しない。カメラ機能は約200万画素のCMOSとなる。

 なお、別売の「Style-UPパネル」は、ラインストーンや付属のシールで端末のデコレーションが行なえる。

 大きさは105×49×13.4mmで、重さは約98g。連続待受時間は約580時間、GSMで約290時間、連続通話時間は約220分、GSMで約190分。2GBまでのmicroSDカードに対応する。ボディカラーはピンクゴールド、プラチナホワイト、オニキスブラック。


オニキスブラック

プラチナホワイト

■フォトギャラリー




■ URL

  ニュースリリース

  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080527_00.html


(津田 啓夢)

2008/05/27 15:44

HSDPA対応の防水ワンセグケータイ「F706i」

 「F706i」は、70Xiシリーズ初の富士通製防水対応ワンセグケータイ。HSDPA方式に対応し、おサイフケータイをサポートする。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/40029.html

 風呂やキッチンで使えるIPX5/IPX7の防水性能に、ワンセグを搭載。ボディは回転2軸ヒンジを採用し、横画面でワンセグやフルブラウザが楽しめる。また、ワンセグの起動予約を利用した目覚まし機能なども用意されている。

 ボディの背面には白色37セグLEDを搭載し、イルミネーションでさまざまな演出が楽しめる。ディスプレイは約2.7インチのフルワイドQVGA液晶。カメラ機能は200万画素のCMOSセンサーを搭載し、バッテリー部の奧にmicroSDカードスロットを装備する。

 騒がしい場合に相手の声を強調し、さらに相手の声が小さい場合には自動で音量を調整する機能「スーパーはっきりボイス」、小さな声で話しても自動で送話音量を上げて相手に聞き取りやすくる機能「はっきりマイク」に対応。

 大きさは109×49×16.9mm、重さは約137g。連続待受時間は約620時間、連続通話時間は約190分。8GBまでのmicroSDHCカードに対応する。ボディカラーはCrystal Blue、Jewel White、Sparkling Pink、Precious Blackの4色。


Precious Black

Sparking Pink Jewel White

■フォトギャラリー




■ URL

  ニュースリリース

  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080527_00.html


(津田 啓夢)

2008/05/27 15:35

906iは全機種フルワイドVGAだっ!

(株)NTTドコモは27日、携帯電話機「FOMA906i」シリーズ9機種と「FOMA706i」シリーズ10機種の計19機種を一斉発表した。まずは906iのラインアップから紹介する。

http://ascii.jp/elem/000/000/136/136556/

ほとんどの機種でワンセグ&GPSを搭載

 906iは「オールラウンド動画ケータイ」というネーミングが付いており、全機種でフルワイドVGA(480×854ドット)以上の液晶ディスプレーを採用。国際ローミングサービス「WORLD WING」、HSDPA通信サービス「FOMAハイスピード」に全機種で対応するほか、非接触型ICチップ「FeliCa」を内蔵する。

 また、ワンセグとGPSについても、ほとんどの機種で両方搭載する。そのほか新サービスなどは後ほど紹介する。




万歩計搭載の「F906i」

F906i

 液晶ディスプレーが90度回転する「ヨコモーション」ケータイの最新機種。検索専用の「サーチキー」ボタンを押すことで検索窓が表示され、調べたい文字を入力し、iモードやフルブラウザー、メールなどの対象アプリケーションを選ぶことですぐに検索を行なうことができる。また、歩数計算機能を内蔵し、歩いた距離や消費カロリー、脂肪燃焼量などを確認できる。そのほか、数字キーのバックライトが7色に変化する「レインボーキーイルミ」を搭載する。

 ディスプレーは3.2インチ(480×864ドット)で、ワンセグとGPS両対応。カラーはゴールド、ミラーブラック、ミラーレッド、ホワイトの4種類で、6月5日発売。




笑顔でシャッターが切れる「N906i」

N906i

 520万画素カメラ機能を内蔵し、笑顔を検出して自動でシャッターを切る「スマイルフェイスシャッター」機能を搭載。また、待ち受け画面からワンタッチでメールやスケジュール、iチャネルなどの情報を1画面で表示する「デスクトップインフォ」機能も利用できる。

 ディスプレーは3インチ(480×854ドット)で、ワンセグ、GPSを内蔵。カラーはEXOTIC VIOLET、STREET BLACK、EXTREME WHITEの4種類で、6月発売予定。

ドコモ<9437.T>が携帯電話の新モデル19機種を発表、夏商戦に備え

 [東京 27日 ロイター] NTTドコモ(9437.T: 株価, ニュース, レポート)は27日、携帯電話の新モデル19機種を発表した。6月―9月の期間に順次投入し、夏商戦に備える。自宅などのブロードバンド環境で携帯電話が利用できる新サービスも導入し、利用者の囲い込みを進める。

http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK013526820080527

 新シリーズの「906i」8機種と、「706i」11機種を発表した。3.5世代携帯電話(HSDPA)の906iシリーズでは、ほとんどの機種でワンセグ放送の受信機能を標準装備とした。ネット接続の「iモード」から動画配信サービスへの接続を容易にするなどし、HSDPAの特徴となっている高速データ通信機能の利用も促したい考え。


 ドコモは同日、自宅などの無線LANブロードバンド環境で携帯電話が利用できるサービス「ホームU」を6月に開始するとも発表した。月額利用料は1029円(税込み)で、最大54メガビットの高速パケット通信が利用できる。ホームUから発信すれば通話料金がFOMA携帯電話からの発信に対して3割引相当になり、ホームU利用者間での通話は24時間無料になるとしている。


記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

イーモバイル「イーモンスター S11HT」

 イーモバイルの「S11HT」を買った。EMONSTER(イーモンスター)という通称もあるようだが、ここでは機種名のS11HTで通すことにする。参考のため前機種であるEMone(S01SH II。今回はこちらも機種名にする)とのスペック比較を下の【表01】にまとめておく。なお、S11HTのプロセッサ名にあるMSM7200は、QualcommのHSUPA/HSDPA/WCDMA対応のチップセットの名称であり、アプリケーションプロセッサとしてはARM11相当のコアを内蔵している。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0527/pda80.htm

【表01】S11HT、S01SO IIスペック比較   S11HT S01SO II

CPU Qualcomm MSM7200(ARM11) Marvell PXA270

Clock[MHz] 400 520

RAM[MB] 128 128

Flash[MB] 256 512

LCD 2.8型 QVGA(320×240) 4.1型 WVGA(800×480)

USB 2.0(Full Speed) 2.0(?)

Bluetooth 2.0+EDR 1.2

WLAN 802.11b/g 802.11b/g

カードスロット microSD miniSD

Windows Mobile 6 Professional 6 Classic

サイズ 112[H]×59[W]×19[D] 140[W]×70[d]×18.9[H]

重量[g] 190 250




●コンパクトだが使いやすい

 S11HTは、同じイーモバイルのS01SH II(EM・ONE α)に比べるとコンパクトである。日常的な使い勝手は、S01SH IIよりもよさそうだ。これは、サイズに起因するもので、S01SH IIは、液晶が4.1型で、S11HTよりも一回りは大きい。なので、手に持ったときにあんまりしっくり来ないのである。

 S11HTの液晶は、2.8型QVGA(320×240)なので、全体のサイズもコンパクトだ。また、スクロールダイヤルなどもあり、メールを読む程度なら片手で操作できるのもいい。

 キーボードは、押した感じは柔らかく、また、キーボードの最上段と液晶の間は広く、キーが押しにくいということもない。液晶を立てることができるので、机に置いたり、両手に持ったときにも見やすい角度にできるので割と使い勝手もよい。左右のソフトキーもちゃんとフルキー側にあるため、開いているときにメニューを開くのも簡単だ。

キーボードを開いたS11HT。この状態から液晶を立てることができる。キーボードはかなり柔らかいがクリック感がある。ソフトキーやカーソルキーもあり、フルキー側で操作が可能だ 本体下部。ナビゲーションキーの下にあるのがmicroSDスロット。スタイラスホルダやUSB(充電とヘッドセット端子を兼ねる)、ストラップホールがある。なお、USBコネクタ右側の2つの穴は、上がリセットボタン用、下がマイク用である 写真右からS01SH II、X01T、S11HTである。S01SH IIとX01TはともにワイドVGAで800×480ドット。S11HTがQVGA(320×240)である。Windows Mobileでは、通常表示は、QVGAに合わせるようになっているため、どれも横方向の表示文字数は同じになる


●だけどバッテリも小さい

 ただ、小型化ゆえの問題としてバッテリ駆動時間の問題がある。何もしていないときの消費電力は割と小さく、カタログスペックでは待ち受け時間は350時間になっている。しかし、30分に1回メール(GMailをIMPA4にてアクセス)をチェックするような設定にしておき、ときどきメールを見るような使い方をすると、バッテリ寿命は17~24時間程度。毎日充電が必要な点は、S01SH IIと変わらないようだ。

 また、Bluetoothで外部機器を接続して通信を連続で行なわせた場合、完全にバッテリが無くなるまでの動作時間は2時間50分程度だった(Bluetooth PAN経由でN810を接続し、インターネットラジオを連続して視聴したとき)。2時間30分でバッテリ残量が10%となり、警告が表示され、その後19分ほど動作した。残量が1%となったために充電を開始したが、リセットがかかってしまった。メモリなどを残したいのなら、残り10%で警告が出たあたりでやめておいたほうが無難だろう。

 連続通信で2時間30分は少し短すぎるような感じである。S01SH IIも短かったが大容量バッテリがあった。しかし、S01HTには、純正オプションとしては大容量バッテリは用意されていない。

 筆者としては、Bluetooth経由でノートPCやN810から利用することもあって、この機種にしたのだが、2時間30分は、使えないとまでは言わないが、ちょっと短すぎる。USB接続ならば、通信中もS11HTは充電状態になり、動作時間はもっと伸びるだろう。しかし、USB接続で使うなら、USBタイプのアダプタを使えばよく、Bluetoothによるワイヤレス接続というところにS11HTを使う意味がある。

 インターネット共有で接続している間、S11HTは自動でスリープ状態に入らない(接続待ちの状態でも、外部機器からの接続前ならばスリープ状態に入る)。ただし、電源ボタンで強制的にスリープ状態に入れることは可能で、また、接続もそのままだ。先ほどの動作時間のテストは、ずっとスリープ状態にしており、バッテリ残量を確認するときのみONにしていた。これをずっとONのままにしておいても動作時間には15分程度しか差はでなかった。


●ダイヤルアップからインターネット共有になった

 S11HTは、PCなどに接続して通信を行なわせる場合、S01SH IIとは違い、「インターネット共有」を使う。S11HTは、BluetoothならPAN(Persola Area Network)プロファイルのNAP(Network Access Point)になり、USBならば、ActiveSync経由でのアクセスとなる。これは、Windows Mobile Deviceをネットワークアダプタ(NDIS Divice)として接続するもの。このためUSB経由での接続は、原理的にはWindowsに限られる。

 また、Bluetoothでも、従来のようにDUN(Dial Up Network)プロファイルではないため、利用する機器がPANプロファイルに対応している必要がある。こういう面倒なことになった半面、他のデバイスとPANで接続し、通信を行なわせている間も、S11HT側でメールチェックなどのインターネットアクセスが可能になる。DUNやUSBにより外部機器(PCなど)がモデム接続を行なっている間は、Windows Mobile側は、通信を行なうことができない。たとえば、S01SH IIの場合、外部機器がS01SH IIをモデムとして使用している間、Windows Mobile側はこれを認識することができず、ダイヤルアップを行なおうとして失敗する。

 これはモデムというデバイスが本来共有して複数機器が同時に通信するような仕組みになっていないからである。しかし、インターネット共有の場合、TCP/IPレベルでの接続となり、外部デバイスからのパケットは、Windows Moible上のアプリケーションからのパケットと同様に処理される。このため、Windows Mobile上のアプリケーションと共存が可能なのである。

 また、接続する外部機器(PCやPDA)側もモデムインターフェイスを利用しないことで、接続時の処理負荷が下がる。モデムは、1バイトずつデータを送るシリアルポートと同じレガシーなインターフェイスで、パケットをまとめて送信できるネットワークインターフェイスよりも処理負荷が高い。また、プロトコル的にもTCP/IPをPPPでくるみ、その上でシリアルデータとして通信させるため、その分の負荷もある。

 こうしたメリットの半面、接続できるデバイスが限られる。また、後述するようにS11HTでDUNプロファイルを有効にすることも可能なのだが、この場合には、S11HTを操作する必要がない。これに対してインターネット共有では、プログラムを起動し、メニューから「接続」を選択しない限り、USBやBluetoothでの接続を受け付けない。また、一回外部機器側で通信を終了させると、インターネット共有側は非接続状態に戻ってしまう。このため、必ず接続前にS11HT側を操作しなければならない。

 実際に使ってみると、DUNでは時々接続に失敗することがあるが、PANは確実に接続できる。また、後述のベンチマークにあるようにDUNよりもPANのほうが高速である。

 それで、筆者は、いまのところPANプロファイル経由でインターネット共有を介して接続している。というのは、筆者の手元にあるノートPCやN810ではPAN経由の接続が可能であり、DUNでもときどき失敗して、結局S11HT側の操作が必要になるからである。


●Bluetooth経由でもS01SH IIよりも高速

 気になる転送速度だが、Bluetooth経由でも、USB経由でもS01SH IIよりも高速という結果だった(表02)。テストは、Windows Vistaを搭載したノートPCとUSB、Bluetooth PAN、DUNで接続し、同時にS01SH IIでもテストを行なった。

 まず、S01SH IIとの比較だが、USB、Bluetooth PAN/DUNのいずれでも、S11HTが上回った。Bluetoothは、S01SH IIがBluetooth 1.2であるのに対してS11HTは、Bluetooth 2.0+EDRとなっているため、転送レートに差がある。また、インターネット共有とモデム接続では、前述のように効率的な差が原理的に存在する。

 S11HTには、BluetoothでDUNプロファイルを利用可能にするプログラム(WM6_BT_DUN.Cabファイル)がインターネットで出回っている。これを利用してDUNプロファイルで接続したときも参考として測定してみた。まず、PANプロファイルとの差は、15%程度。これがネットワークドライバ経由とモデムドライバ経由の差なのであろう。

 しかし、S01SH IIとの比較では、同じUSB接続であっても、モデム、ネットワーク接続の方式の違いはあっても、かなり差がある。これから推測するに、無線部の性能などが違っているのではないかと思われる。S01SH IIでは、筆者の仕事部屋ではときどき圏外になり、ダイヤルアップに失敗することが多々ある。一方、S11HTの場合、どうも圏外になることはないようなのだ。「ないようなのだ」というのは、S11HTの電波状態表示は、携帯電話用のもので、データプランのSIMを入れていると電波状態が表示できないからである。しかし、これまでダイアルアップなどに失敗することがないことから、受信強度はそれほど悪くないと推測される。同じ場所なのに、受信状態が違うのは、無線部の性能が違うからと判断できそうだ。

【表02】ベンチマーク結果   S11HT S01SH II

USB BT PAN BT DUN USB BT DUN

1 1.49Mbps 1.08Mbps 928kbps 489kbps 360kbps

2 1.41Mbps 1.13Mbps 920kbps 591kbps 338kbps

3 1.22Mbps 1.10Mbps 915kbps 533kbps 356kbps

4 1.44Mbps 1.12Mbps 935kbps 580kbps 330kbps

5 1.43Mbps 0.98Mbps 928kbps 546kbps 321kbps

平均 1.40Mbps 1.08Mbps 925kbps 548kbps 341kbps



●GPSも搭載

 S11HTのもう1つの特徴はGPSが内蔵されたこと。このGPSは、イーモバイルの通信を利用してサーバーから衛星に関する情報を入手してから衛星捕捉を行なうことができる。このため、通常のGPSよりも短時間で衛星捕捉可能という特徴を持つ。外出したときに試してみたが、衛星が受信できるような環境なら、1分以内に衛星を捕捉して緯度経度の測定が可能になった。イーモバイルだと通信料金を気にしなくていいので、これは便利な機能かもしれない。ただ、海外に行ったときにはどうなるのかがちょっと気になった。なぜなら、特に地域を指定するようなメニューがないからである。今度アメリカに行ったときに試してみることにしよう。

 GPSを使うアプリケーションとしては、Navitimeが用意されているが、これは、ケータイプラン用のSIMを入れていないと、利用できない。フリーで入手可能で、GPSを利用できるものとてはGoogleのモバイルGoogleマップがある。標準状態で、GPS中間ドライバが使えるようになっているので、モバイルGoogleマップでも、「Windowsで設定」のままでいい。


●Windows Mobileは少しバージョンアップ

 このS11HTが搭載するのは、Windows Mobile 6 Professionalである。これに対して、S01SH IIは、通話機能を持たなかったため、Classincエディションが搭載されている。S11HTに搭載されているProfessional Editionは、5.2.1944で、ソフトバンクモバイルのX01Tが搭載しているWindows Mobile 6 Professionalよりも若干新しい。

 Windows Mobileは、エディションごとにバージョン番号が振られていて、S01SH IIとの比較は無意味なので、X01Tとの比較をしてみよう。X01Tでは、購入後にOffice Mobileのアップデートを行なう必要があった。これは、Office MobileをOffice 2007のファイル形式などに対応させるもの。しかし、S11HTでは、この作業は必要なく、また、新たなOffice Mobile ソフトウェアとしてOneNote Mobileが最初から搭載されている。これは、デスクトップ用のOneNote 2007と同期可能なソフトウェアだが、単体でもメモ用に利用できる。ただ、もともとWindows Mobileは、Outlookと同期可能なメモがある。デスクトップでOneNoteを使っているならOneNote Mobileを使うほうメリットはあるが、OneNoteにはビューアが提供されていないので、OneNoteを持っていなければ、作成したファイルをデスクトップ側で利用することができない。なお、OneNote 2007には、Windows Mobile用のOneNote Mobileが付属しているので、別途インストールが可能で、最初から搭載されている必要はない。このほかの変更点としては、前述のインターネット共有程度である。

 WebブラウザがIE Mobileのみなので、GoogleなどのAjax系のフルサービスなどを利用するのは難しいが、携帯電話向けサービスや、専用プログラム(モバイルGoogleマップ)を使えばいいだろう。そう割り切れば、画面サイズと解像度のバランスもよく、割と使いやすい機種なのではないかと思う。

□イーモバイルのホームページ

http://emobile.jp/

□製品情報

http://emobile.jp/products/ht/s11ht/

□関連記事

【2月25日】フルキーボード搭載のHTC製スマートフォン「S11HT」(ケータイ)

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/38669.html

□バックナンバー

(2008年5月27日)

2008年05月28日

イー・モバイル、スマートフォン「EMONSTER」でIP電話サービスを提供へ

 イー・モバイルは5月27日、同社が提供するスマートフォン「EMONSTER」でIP電話を発着信できるようにすると発表した。7月をめどにサービスを開始し、今後発売するWindows Mobile OS搭載のスマートフォンでも対応する。

http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20374039,00.htm

 EMONSTERに専用のクライアントソフトを搭載することで利用できるようにする。ただし、サービスを実現するにあたっての提携先や料金は未定としている。

 イー・モバイルは、最大7.2Mbpsの高速定額モバイルデータサービスを提供している。人口カバー率は6月時点で約85%になる計画だ。

イー・モバイルの通信環境をみんなで共有する

外で集まったミーティング。みんなインターネットに接続したいが、イー・モバイルを持っているのは1人だけ。この人のノートPCをアクセスポイントに変えて、全員がネットに接続できないだろうか?

2008年05月28日 16時17分 更新

 イー・モバイルを皮切りに、定額制の高速ワイヤレスインターネット接続サービスが現実のものになった。電波状態が良好であれば1Mbps以上の通信速度が得られるので、出先などで複数のPCやWi-FI端末からインターネット接続を共用できないかな、なんて思うことも当然あるだろう。

http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0805/28/news069.html

 実は、インターネットに接続しているPCがWindows XPやVistaの場合、無線LANのアドホック接続機能を利用すれば複数の無線LAN機器でインターネット接続を共有できる。Windowsの「インターネット接続の共有」(ICS)機能を使い、無線LANのアドホック接続を使ってインスタントLANを構築。インターネットに接続しているPCをアクセスポイント代わりにしてしまえばいいのだ。


ダイヤルアップを静的エントリにしておく

 まずPCの設定を行うが、ちょっとしたポイントもある。高速ワイヤレスインターネット接続が「ダイヤルアップ」の静的なエントリーになっている必要があることだ。

 例えばauの「WINシングル定額」の場合、もともとユーザーがダイヤルアップのエントリーを作成する必要があるので特に準備は必要ない。イー・モバイルの場合は、接続ユーティリティを使っていると、ユーティリティがダイヤルアップのエントリーを動的に作成/削除してしまうので、静的なエントリーになっていない。そこでコントロールパネルから「ネットワーク接続」を呼び出し、「新しい接続を作成する」のウィザードを実行して静的なエントリーを作成する。

高速ワイヤレスインターネット接続がイー・モバイルの場合、画像のようにダイヤルアップの設定を行う。電話番号とユーザー名、パスワードは共通(パスワードも「em」)。PCカード/CFカード/USBタイプのどの端末でも「使用するデバイス」の選択が異なるだけで、設定手順は同じだ

 続いて、ダイヤルアップの静的なエントリーのプロパティを表示。「詳細設定」タブを選択して「ネットワークのほかのユーザーに~」にチェックを入れてインターネット接続の共有機能を有効にする。ホームネットワーク接続には無線LANの接続名を選択して「OK」を押して設定を完了する。この段階で無線LANのIPアドレスが「192.168.0.1」に固定されてDHCPサーバとしても機能するようになる。

 左図のように設定を行う。ダイヤルアップ接続前に行うのが原則だ。

無線LANをアドホック接続に

 次に無線LANでアドホック接続を行えるようにする。「ワイヤレス ネットワーク接続」のプロパティを表示して「ワイヤレスネットワーク」のタブをクリック。無線LAN用に別途ユーティリティなどがインストールされている場合には、このタブが存在しない場合もあるが、ユーティリティからも同様の設定ができるはずだ。

 「詳細設定」をクリックして「アクセスするネットワーク」を「コンピュータ相互」に設定して「閉じる」をクリック。この設定は必須ではないが、ほかにアクセスポイントがある場合などは、この設定に変更しないとアクセスポイントへの接続が優先されてしまうので面倒になる。

このタブがない場合にはユーティリティ側で同様の設定を行う。またタブがあっても「Windowsでワイヤレスの~」にチェックが入っていない場合、同様にユーティリティで設定を行わないと設定の不整合を起こす可能性がある点には注意だ

 次に「追加」をクリックしてネットワーク名の設定とセキュリティの設定を行う。規格上の問題でアホドック接続ではWEPしか暗号化には利用できないが、常時使うネットワークでなければそれほど不安視する必要もないだろう。可能な限り128ビット(13文字の文字列か26ケタの16進数)のキーを設定することをお勧めする。

アドホック接続では暗号化はWEPのみが使える。当然だが、無線LAN接続するすべての機器でネットワーク名とWEPキーは同じものを設定する

 無線LAN経由でインターネットに接続したい側のPCや無線LAN対応機器でも、アドホック接続用に同様に無線LANの設定を変更する。IPアドレスとDNSサーバはDHCPから自動取得するようにしておく。今時はオフィスでも自宅でも、固定IPで利用している人はまれだろうから、ほとんどの場合IPアドレスに関しての設定変更はいらないだろう。

 これでしばらくするとアドホックでの無線LAN接続が開始される。機器やOSによっては明示的に無線LAN接続を開始しないといけない場合があるので、この場合先に作成したアドホックでの接続を開始する。あとはルータ代わりになるPCで高速ワイヤレスインターネット接続を開始すれば、無線LANで接続された機器からもインターネット接続が利用できるようになる。

Windows VistaがインストールされたPCからの接続。「lifehack」がアクセスポイントとして、インターネットへのゲートウェイになっているのが分かる。ちゃんとアドホック接続されている

こちらはWindows Mobile 6端末から接続した場合。IPアドレスが自動設定されているのが分かる。もちろんインターネットにも問題なく接続できている

設定をいちいち変更しなくてはならないのが難点

 今回はWindowsの持つ機能を利用したが、難点は無線LANの設定をいちいち変更しないといけないことだ。特にルータ代わりに設定したPCでは、インターネット接続の共有機能を無効にしないと無線LANのIPアドレスが固定IPのままになる。すると普段の無線LAN環境で、アクセスポイントには接続したのにインターネットに接続できない! と慌てることになる。

 そこで別途、PCカードやUSB接続の無線LANモジュールを別に準備して、臨時のアクセスポイントして機能させる方法もある。こちらの方法だと無線LANの設定を変更する必要がない、アドホック接続では都合が悪い無線LAN機器でも接続できるメリットがある。次回はこちらを紹介しよう。

イー・モバイル、スマートフォン向け携帯IP電話サービスを7月メドに提供

イー・モバイルは2008年5月27日、スマートフォンからの携帯IP電話サービスを、7月をめどに採用すると発表した。対応機種は販売中の「EMONSTER」と今後発売する「Windows Mobile OS」搭載機種。端末向けのクライアントソフトによって、スマートフォンからの発信・着信ができるよう検討を進めている。提携先、料金などは未定。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080528/1013114/

 イー・モバイルは昨年10月、高速データ通信網を利用する専用の情報端末「EM・ONE α(アルファ)」での携帯IP電話の発信のみのサービスを提供開始。国内固定電話向け毎分2.4円、国内携帯電話向け同15.99円、米国固定電話向け同2.14円と割安で、ユーザーからの機種拡大への要望に応えたという。

 同社は最大7.2Mbpsの高速・定額モバイルデータサービスを全国ベースで提供しており、今年6月には、人口カバー率約85%を達成する見込み。発着信可能な携帯IP電話サービスをスマートフォンに拡大することで、高速データ通信網の強みを生かし、端末の普及を図る。

(文/平城奈緒里=Infostand

2008年05月29日

ドコモ、HSDPAに対応したワンタッチキー搭載モデル「L706ie」を発表

NTTドコモは27日、FOMA携帯電話の新製品「L706ie」(LG電子製)を発表した。ワンタッチキーを搭載するなど使いやすい機能を充実させ、前機種の「L705i」からデザインを変更し、新たに、下り最大3.6MbpsのFOMAハイスピード(HSDPA)に対応させた携帯電話となる。8月発売予定。

http://journal.mycom.co.jp/news/2008/05/28/048/

プリインストールされるiアプリは、「FOMA通信環境確認」「Sudoku Puzzle」「HelloweenFever」の3つに加え、「PRADA Phone by LG (L852i)」にも搭載された脳トレ風ゲーム「脳オン(NoeON)」の合計4つ。

新たに背面ディスプレイを搭載するなどデザインをリニューアルしており、より使いやすさが増している。L705iと同じく、メインディスプレイの下には4つのワンタッチキーを搭載する。4つのうち3つはあらかじめ設定した番号へのワンタッチでの発信などが行えるように設定でき、残る1つの「Myワンタッチキー」は、メール、スケジュール、電卓などの機能を直接呼び出せるショートカット機能として利用できる。

正面

裏面

左側面

右側面

先端

ヒンジ部

さらに、シンプルメニュー、拡大メニュー、拡大文字に対応するほか、数字キーなどのダイヤルキーがドーム状に盛り上がった「でかキー」を採用しており、シンプルながらも快適に使えるよう工夫されている。型番末尾に「e」という文字が付け加えられた706ieシリーズは、みんな(everyone)に楽しく(enjoy)、使いやすい(easy)ことをめざした"ieシリーズ"としてラインナップされている。今回発表された706ieシリーズの4機種の中では唯一GSM方式に対応した"世界ケータイ"となっており、国際ローミングサービス「WORLD WING(3G+GSM)」が利用可能だ。

ワンタッチキー

同27日に、韓国の移動通信体事業者「KT Freetel(KTF)」とNTTドコモが、LG電子製の3G携帯電話を共同調達するとの発表を行っており、データ端末「FOMA A2502 HIGH-SPEED」に続く2機種目がL706ieとなっている。9月にKTFからも、外部接続端子をFOMA共通仕様から変更するなどした、デザインや機能の同じ携帯電話が発売される予定だ。L706ieのKTFモデルとの共通ニックネームは「Wine Phone」とされている。

ワンセグ、おサイフケータイ、GPS、エリアメール、ドキュメントビューアはサポートしていないが、iチャネルや着うたフルは利用可能。iモードブラウザはFlash Lite 1.1を搭載する。メインディスプレイは約2.4インチQVGA(240×320ドット) 液晶、サブディスプレイは約1.3インチ(128×160ドット)液晶。充電池は、3.7V・860mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載する。

寸法 100×51×17.3mm

質量 約106g

連続待受時間(静止時) 約300時間

GSM連続待受時間(静止時) 約300分時間

連続通話時間(3G/GSM) 約150分/約170分

連続テレビ電話時間 約100分

メインディスプレイ 約2.4インチQVGA(240×320ドット)TFT液晶(262,144色)

サブディスプレイ 1.3インチ(128×160ドット)TFT液晶(65,536色)

外部メモリー -

外側カメラ 有効約130万画素CMOS

内側カメラ -

色 ゴールド/ホワイト/ピンク

イー・モバイル、EMONSTER で利用できる IP 電話サービス開始を予定

イー・モバイルは、2008年5月27日、EMONSTER および今後発売される同社の Windows Mobile OS 搭載スマートフォンにて利用できる携帯 IP 電話サービスを、7月を目途に正式採用する予定であることを明らかにした。

http://japan.internet.com/allnet/20080529/9.html

同社では3月に音声サービスの提供を開始しているが、スマートフォンから携帯 IP 電話サービスを利用したい、とのユーザーからの要望を受け、今回の正式採用予定を発表。

また同社は、「EM・ONE α」から利用できる携帯 IP 電話発信サービスを提供しているが、今回採用を予定している携帯 IP 電話サービスは、Windows Mobile OS 搭載端末向けクライアントソフトにより提供する予定で、発信・着信ともに利用できるよう検討を進めているという。

サイボウズとアイビィ、サイボウズOffice 7とOutlookの同期ソフト

サイボウズ株式会社と有限会社アイビィ・コミュニケーションズは5月29日、Webグループウェア「サイボウズOffice 7」と、マイクロソフトのOutlookおよびWindows Mobile搭載スマートフォンとの間でデータ同期を実現する「AIVY Sync for サイボウズ Office 7」を発表した。同日よりアイビィ・コミュニケーションズより販売を開始する。価格は9800円。

http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/software/2008/05/29/13040.html

 AIVY Sync for サイボウズ Office 7は、サイボウズOffice 7とOutlookとの間で、スケジュール・ToDo・アドレス帳のデータを同期するソフト。双方向の同期のほか、サイボウズOffice 7のデータのみをOutlookに読み込んだり、OutlookのデータのみをサイボウズOffice 7に読み込んだりすることも可能。そのほか、スケジュールのみといった項目ごとの同期にも対応している。

 対応OSは、Windows 2000/XP/Vista。対応バージョンは、Outlook 2002以降。Windows Mobile 5.0/6.0、W-ZERO3、EM-ONE、iPAQといったスマートフォン、PDAに対応している。




■ URL

  サイボウズ株式会社

  http://cybozu.co.jp/

  有限会社アイビィ・コミュニケーションズ

  http://www.aivy.co.jp/

  プレスリリース

  http://group.cybozu.jp/news/08052901.html

  AIVY Sync for サイボウズ Office 7

  http://www.aivy.co.jp/products/office7_sync.html



( 福浦 一広 )

2008/05/29 13:50

2008年05月30日

大唐テレコム:SKテレコムと協力、TD海外市場を開拓

 5月29日、中国国内メディアによれば、中国通信事業者の大唐テレコムは、韓国SKテレコムと、TD規格の海外市場への共同開拓について合意した模様。

http://www.chinapress.jp/it/11608/

 大唐テレコムのチーフエンジニア、陳山枝氏は「両社が共同で構築するTD―SCDMAネットワーク(第3世代通信規格)は、TD―HSDPA(第3.5世代通信規格)への改修に成功した」と発表。

 2007年2月両社は北京で「TD―SCDMA業務共同開発センター」を設立した。

 また、両社はTD規格の海外市場への開拓に大きな関心を寄せている。

 とりわけアフリカ、東南アジアなどの通信市場では、TD規格は他の3G規格に比較して導入コストなどの面で優位性をもつとのこと。

(China Press編集部:CW) 


(05/29 11:31)

イー・モバイル、通信品質確保に向けた対策を検討開始

 イー・モバイルは、同社提供のデータ通信サービスにおいて、ネットワーク資源の品質や公平性確保のための対策の実施について、検討を開始した。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/40147.html

 今回の検討は、連続的かつ大量の通信をする一部ユーザーに対して、ネットワークの品質確保や他のユーザーとの公平性を確保することを目的に行なう。ただし、現時点で、ネットワークに影響を与えるような問題はないとのことで、将来的にそのようなユーザーが出現するケースに備える意味で、検討を行なうことにしたという。

 検討開始の背景には、5月23日に日本インターネットプロバイダ協会が発表した、帯域制御措置を実施する場合のガイドラインの存在がある。ガイドラインは、帯域を占有するヘビーユーザーなどに対して帯域制御を行な