データ通信サービス最新カタログ
外出先でパソコンをインターネットに接続するには、いくつかの方法がある。まず思いつくのが、ホットスポットと呼ばれる公衆無線LANサービスを利用する方法。NTTコミュニケーションズの「ホットスポット」やNTTドコモの「Mzone」、NTT東日本/NTT西日本の「Mフレッツ」&「フレッツ・スポット」、ソフトバンクテレコムの「BBモバイルポイント」など、サービスを提供する事業者は複数ある。以前は利用するエリアなどによって個々の事業者と契約する必要があったが、最近は業者間の提携やローミングも活発になり、1社と契約するだけで、多くのエリアがカバーできるようになってきている。またエリアも着実に広がっていて、今や首都圏では、主要な駅の構内はすべて、ホットスポットになっていると言ってもいいほどだ。
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しかし、いくらホットスポットのエリアが広がり、以前に比べて利用しやすくなったからといって、いまだどこでも使えるというレベルには及ばない。訪問先の会社の会議室や、地方出張先の喫茶店など、無線LANにつながらない場所の方がまだまだ多いのが現状だ。そこで欠かせないのが、携帯電話事業者やPHS事業者による、データ通信サービスである。
ほんの1年ほど前まで、データ通信サービスには、速度が速い代わりに料金が高いか、料金は手軽だが速度が遅いかのいずれかの選択肢しかなかった。しかし、昨年(2007年)3月のイー・モバイルの参入を皮切りに、NTTドコモ、auが相次いで定額料金プランを導入したことなどを受け、今その構図は大きく様変わりしている。また昨年末から今年春にかけては、携帯電話事業者から回線を借りてサービスを提供する「MVNO」という新しい事業形態で、大手プロバイダーなどが相次いでこの分野に参入。今、データ通信サービスの選択肢は、かなりの広がりを見せている。そこで今回は、相次ぐ新規参入や競争の激化で混沌とする、各社のデータ通信サービスを改めて整理。定額料金で利用できるサービスを中心に、外出先でパソコンをインターネットにつなぐ際、最適なサービスはどれかを、個々のサービスのメリット、デメリットから探ってみたい。
パート1:NTTドコモ編 ドコモは利用できるサービスに制限あり
パート2:au編 自由度は高いが混雑時にはトラフィックを制限
パート3:ソフトバンクモバイル編 定額データ通信プランの登場に期待
パート4:イー・モバイル編 首都圏では圧倒的なコストパフォーマンス
パート5:ウィルコム編 PHSデータ通信は、地方で強みを発揮
パート6:MVNO事業者編 手軽さが魅力のMVNOデータ通信サービス
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