NTTドコモ、冬商戦向け「905i」「705i」計23機種を発表
NTTドコモは1日、2007年度下期に発売する携帯電話端末の新製品23機種を発表した。高機能の「905iシリーズ」10機種と基本機能が中心の「705iシリーズ」が13機種。905iシリーズは「HSDPA」方式の高速パケット通信や国際ローミング機能などの最新機能をすべて標準搭載したフルスペック機を6機種用意したのが目玉。一方、705iシリーズは世界最薄の折りたたみ型などデザイン性の高いスリムな端末をそろえた。905iシリーズは11月26日から、705iシリーズは来年1月から順次発売する。
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=MMITfa000001112007
ドコモは905iシリーズ以降に発売する端末から新しい料金プランに移行する。携帯端末価格と通話料金を分離した「バリューコース」を選んだ場合、905iシリーズの実勢価格はキャンペーンによる8400円の割引を受けたうえで5万円前後となる見込み。従来の料金体系に近い「ベーシックコース」の場合は、そこからさらに1万5750円の割引が受けられ、3万円台半ばとなる。705iシリーズはバリューコースの場合で3万円台半ばから4万円前後、ベーシックコースの場合は2万円前後から2万円台半ばとなる見込み。
NTTドコモはこれまで高機能の「90x」シリーズと基本機能が中心の「70x」シリーズを別々に発表していたが、「905iから割賦販売制度を導入するなど端末の買い方が変わる。今後提供するバリエーション全体を提示してから選んでもらいたい」(辻村清行取締役常務執行役員)という理由で同時発表となった。
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新端末を発表する辻村清行取締役常務執行役員
905iシリーズは「ALL IN 世界ケータイ」というテーマで「P905iTV」と「SH905iTV」を除く8機種で第3世代とGSMの2つの通信方式による国際ローミングに対応する。154カ国で通話、105カ国でiモードによるインターネット接続ができる。日本語を英語に、英語を日本語に相互に音声翻訳できるアプリも搭載する。
最新機能ではHSDPAの高速パケット通信を全機種に、ワンセグは「N905iμ」と「SO905iCS」を除く8機種に搭載する。セキュリティー機能としては顔認証や指紋認証、手書き認証などを7機種で搭載する(905iシリーズ詳報)。
705iシリーズは世界最薄の9.8ミリの折りたたみ型「N705iμ」および「P705iμ」やワンセグ搭載で最薄の「P705i」、防水対応で最薄の「F705i」など「最薄」というキーワードにこだわったコンパクトな端末をそろえた(705iシリーズ詳報)。
新サービスとしては、音楽を端末に自動配信する「ミュージックチャネル」を拡張し、動画配信も可能な「Music&Videoチャネル」を始める。905iシリーズは全機種、705iシリーズでは6機種が対応する。
会見での辻村清行取締役常務執行役員との主な一問一答は以下の通り。
――70xシリーズは年明けの発表が通常だ。前倒しにした理由は。
同時に発表した理由は、905iから端末の買い方が変わるから。割賦販売やベーシックコースなどの買い方があり、どんな端末を提供できるのかバリエーションを提示したうえで、選んでもらいたいと思った。すべての機能が詰まって使いこなしたい人は905iを、自分にあった端末を選びたい人は705iを選んでもらえばいい。
――割賦制を始めることで、905iや705iの販売状況は従来とどう変わるとみているか。
これから割賦制を始めるので、予測がたたないところがある。頭金など販売代理店が決める部分もある。これまでのように最初は販売台数が少なくて、値段が下がるにつれて後で伸びるというパターンはあまりないと思う。
――他社との競争でどの程度危機感を感じているか。
非常に強い危機感を持っている。契約者数が純減という月もある。1つの施策でひっくり返せるものではない。魅力的な端末もそうだが、買い方や通話エリアなど1つ1つ訴求していって、今の苦境から脱したい。
[2007年11月1日/IT PLUS]
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