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2007年06月 アーカイブ

2007年06月01日

イー・モバイル、『EM・ONE』用の3Dブラウザー“3D Box”を提供開始

イー・モバイル(株)は30日、同社のデータ通信端末『EM・ONE』(エムワン)向けに、“3D Box”(スリー・ディー・ボックス)のダウンロード提供を開始し、同時にコンテンツ配信を開始したと発表した。

http://ascii.jp/elem/000/000/038/38742/

3D Boxは、3Dで表現された立体空間内のキャビネットと引き出しに、インターネットコンテンツとマルチメディアファイルを整理して収納し、再生できるコンテンツビューアー。

オンライン上のコンテンツを収納した“Online Box”には、3DBoxサーバーから配信される無料のブロードバンドコンテンツを受信して整理できる。コンテンツとしては、(株)東京放送(TBS)が提供する動画ニュース、(株)ウェザーニューズが提供する動画天気予報、吉本興業(株)の芸人が出演するフィルムやムービー、音楽や映画予告編、ゲームなどが用意される。今後も追加される予定。

一方“Offline Box”は、EM・ONEの“My Documents”フォルダーのファイルを引出しタイプのキャビネットにリアルタイムで分類できるもの。区分けは“ドキュメント”“ピクチャー”“ビデオ”“ミュージック”の4種類。

なお、今回提供される3D BoxはEM・ONE専用で、ほかのWindows Mobile 5.0搭載端末では動作しない。

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ニュースリリース

イーモバイル

イー・モバイル、2007年夏までのサービスエリア計画を発表

イー・モバイルは8月までのエリア計画を発表した。東名阪での拡大に加えて、東名阪以外の都市でもサービスを開始する。

2007年05月30日 14時29分 更新

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0705/30/news058.html

 イー・モバイルは5月30日、5月度の拡大エリアならびに8月までにサービスを開始する新規エリアを発表した。

 東名阪以外では、これまでに発表された札幌市、仙台市、福岡市、北九州市に加え、北関東地区の主要都市や静岡市など東海地区の主要都市、奈良市、広島市などで8月までに開始される計画となっている。

 拡大ならびに新規のサービスエリアは以下の通り(一部のみ、または追加拡大地域を含む)。

関東地区都道府県 拡大エリア

埼玉県 さいたま市西区・北区・見沼区・桜区・浦和区・南区・緑区、川越市、川口市、、所沢市、春日部市、狭山市、草加市、越谷市、入間市、鳩ヶ谷市、朝霞市、志木市、新座市、八潮市、富士見市、三郷市、吉川市、三芳町、松伏町

千葉県 千葉市中央区・花見川区・美浜区、市川市、船橋市、松戸市、野田市、習志野市、流山市、鎌ヶ谷市、浦安市

東京都 立川市、武蔵野市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小平市、日野市、東村山市、福生市、東大和市、清瀬市、武蔵村山市、多摩市、瑞穂町

神奈川県 横浜市鶴見区・神奈川区・西区・中区・南区・港北区・緑区・瀬谷区・栄区・泉区・都筑区、川崎市川崎区・高津区・多摩区・宮前区・麻生区、藤沢市、茅ヶ崎市、相模原市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、寒川町


東海地区都道府県 拡大エリア

愛知県 名古屋市緑区・名東区、清洲市、長久手町、大治町


関西地区都道府県 拡大エリア

京都府 京都市北区・左京区・東山区・右京区・伏見区・西京区・山科区、向日市、長岡京市、八幡市、久御山町

大阪府 堺市堺区・東区・西区・北区・美原区、池田市、吹田市、高槻市、枚方市、茨木市、八尾市、寝屋川市、松原市、大東市、箕面市、柏原市、羽曳野市、藤井寺市、東大阪市、四條畷市、島本町

兵庫県 神戸市灘区・東灘区・兵庫区・長田区・須磨区・中央区、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市


サービス開始予定地区開始月 新規エリア

7月 札幌市、仙台市、福岡市、北九州市

8月 宇都宮市、前橋市、高崎市(群馬県)、水戸市、つくば市(茨城県)、静岡市、一宮市・岡崎市・春日井市・豊田市・豊橋市(愛知県)、奈良市、広島市

イー・モバイル、5月の拡大エリアと今後の拡大予定を発表

イー・モバイルは、2007年5月30日、HSDPA 通信サービス「EM モバイルブロードバンド」のサービスエリアを、関東・関西・東海の各地域において拡大したことを発表した。

http://japan.internet.com/allnet/20070530/5.html

2007年5月1日から5月末日までの拡大エリアは、関東地域では以下のとおり。

埼玉県では、さいたま市西区の一部、さいたま市北区の一部、さいたま市見沼区の一部、さいたま市桜区、さいたま市浦和区の一部、さいたま市南区、さいたま市緑区の一部、川越市の一部、川口市の一部、所沢市の一部、春日部市の一部、狭山市の一部、草加市、越谷市、入間市の一部、鳩ヶ谷市の一部、朝霞市、志木市、新座市、八潮市、富士見市の一部、三郷市、吉川市、入間郡三芳町の一部、北葛飾郡松伏町の一部。

千葉県では、千葉市中央区の一部、千葉市花見川区の一部、千葉市美浜区、市川市の一部、船橋市の一部、松戸市の一部、野田市の一部、習志野市、流山市の一部、鎌ヶ谷市の一部、浦安市。

東京都では、立川市、武蔵野市、府中市、昭島市、調布市の一部、町田市の一部、小平市、日野市の一部、東村山市の一部、福生市の一部、東大和市の一部、清瀬市、武蔵村山市の一部、多摩市の一部、西多摩郡瑞穂町の一部。

神奈川県では、横浜市鶴見区の一部、横浜市神奈川区の一部、横浜市西区の一部、横浜市中区の一部、横浜市南区の一部、横浜市港北区の一部、横浜市港南区の一部、横浜市緑区の一部、横浜市瀬谷区の一部、横浜市栄区の一部、横浜市泉区の一部、横浜市都筑区の一部、川崎市川崎区、川崎市高津区の一部、川崎市多摩区の一部、川崎市宮前区の一部、川崎市麻生区の一部、藤沢市の一部、茅ヶ崎市の一部、相模原市の一部、大和市、海老名市の一部、座間市の一部、綾瀬市の一部、高座郡寒川町の一部

東海地域の拡大エリアは、愛知県の名古屋市緑区の一部、清須市の一部、愛知郡長久手町の一部。

関西地域の拡大エリアは以下のとおり。

京都府では、京都市北区の一部、京都市左京区の一部、京都市東山区の一部、京都市右京区の一部、京都市伏見区の一部、京都市山科区の一部、京都市西京区の一部、向日市の一部、長岡京市の一部、八幡市の一部、久世郡久御山町の一部。

大阪府では、堺市堺区、堺市東区の一部、堺市西区の一部、堺市北区の一部、堺市美原区の一部、池田市の一部、吹田市の一部、高槻市の一部、枚方市の一部、茨木市の一部、八尾市の一部、寝屋川市の一部、松原市、大東市の一部、箕面市の一部、柏原市の一部、羽曳野市の一部、藤井寺市の一部、東大阪市の一部、四條畷市の一部、三島郡島本町の一部。

兵庫県では、神戸市東灘区の一部、神戸市灘区の一部、神戸市兵庫区の一部、神戸市長田区の一部、神戸市須磨区の一部、神戸市中央区の一部、西宮市の一部、芦屋市の一部、伊丹市、宝塚市の一部。

上記地域は、5月末日でカバー範囲が全域に拡がった地域や、4月末日に比べてカバー範囲が拡がった地域が含まれる。

今後は、6月末までに、関東地域は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の国道16号線圏内およびその周辺地域を、関西地域は兵庫県神戸市および大阪府大阪市近郊都市をサービスエリアとする予定。

7月には札幌市(北海道)、仙台市(宮城県)、福岡市・北九州市(福岡県)、8月には宇都宮市(栃木県)、前橋市・高崎市(群馬県)、水戸市・つくば市(茨城県)、静岡市(静岡県)、一宮市・岡崎市・春日井市・豊田市・豊橋市(愛知県)、奈良市(奈良県)、広島市(広島県)の、それぞれ都市部から順次サービスが開始される予定。



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イー・アクセス、代表取締役2人の異動を前倒し

イー・アクセスは5月30日、イー・モバイルの代表取締役を兼務している2人の取締役の異動について、当初予定を前倒し、6月1日に実施すると発表した。

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20349866,00.htm

 同社は5月14日に、企業価値が高まったイー・モバイル株式の一部を売却し、自社株主に対し還元を図るとともに、バランスシートを強化すると発表。6月1日付でイー・モバイルを連結対象から外し、持分法適用のグループ企業にするとしていた。

 これと連動して、代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)の千本倖生氏と代表取締役副社長のエリック・ガン氏の2人は、イー・モバイルの代表取締役としてモバイル事業に専念するため、イー・アクセスの代表権を6月27日に返上することを予定していた。

 今回、これを6月1日に前倒し、モバイル事業に専念する体制を早期に確立するとしている。また、イー・モバイル取締役副会長の種野晴夫氏も、イー・アクセスの取締役を退任する。

 なお、代表権返上後も、千本氏は取締役会長に、ガン氏は取締役に留任する。

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イー・アクセス、代表取締役2人の異動を前倒し

IT・通信アンテナタワー | Tracked: 2007/05/31 18:30

 イー・アクセスは5月30日、イー・モバイルの代表取締役を兼務している2人の取締役の異動について、当初予定を前倒し、6月1日に実施すると発表した。  同社は5月14日に、企業価値が高まったイー・モバイル株式の一部を売却

PCをN904iの高速携帯で遠隔操作するリモートアクセスソフトを発売

キットピークはNTTドコモのHSDPA端末N904iからPCを遠隔操作できる高精細画像対応の「mobile2PC」を発売する。

2007年05月30日 10時36分 更新

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0705/30/news027.html

 キットピークは、携帯電話から離れた場所にあるPCを遠隔操作することができるリモートアクセスソフト「mobile2PC HIGH-SPEED/HD」を5月30日から発売した。

 新製品は、NTTドコモのFOMA N904iに対応し、HSDPAによる高速かつスムーズな操作応答性と480×704画素の高精細液晶画面を活かした高い視認性を実現している。例えば、PC上のマルチメディアデータを再生する場合は、アプリケーションやフォーマットを問わず、動画エリアを自動的に判別して携帯電話の画面サイズに変換、圧縮し、ストリーミングすることができる

 携帯電話画面は、縦長480×360画素または横長640×480画素での利用が可能。HSDPAの通信速度を生かして、動画は最大毎秒25フレームの滑らかな再生が行える。同ソフトの縮小表示機能を利用して、N904iの画面で70%の縮小表示を行った場合の表示面積は、XGA画面の約90%に相当するという。

 mobile2PCシリーズは、NTTドコモのFOMA 90xiおよび70xiシリーズで利用でき、PCの画面イメージを携帯電話側にキャッシュしてリモート操作を高速化する「高速スクロール」やTKIP相当の独自の暗号化機能を備える。また、パケット定額制にも対応している。

 同製品は、専用サイトで入手でき、価格は2980円(税込み)。従来版のユーザーは無償でバージョンアップできる。新規ユーザーも30日間の試用が行える。

イー・モバイル、8月中に全国の主要都市をカバー

イー・モバイルは30日、HSDPAを用いたモバイルブロードバンドサービス「EMモバイルブロードバンド」について、6月から8月の拡大予定と、5月の拡大実績を発表した。

http://www.rbbtoday.com/news/20070530/42233.html

 8月末までのエリア拡大では、全国のほとんどの政令指定都市にて利用できるようになるほか、大阪、名古屋、首都圏では、周辺の都市にまで広がる。

 また、5月のエリア拡大は順調で、6月末までの計画は達成されそうだ。

 詳細は以下のとおり。

■7月から開始

●北海道

 札幌市

●宮城県

 仙台市

●福岡県

 福岡市、北九州市

■8月から開始

●栃木県

 宇都宮市

●群馬県

 前橋市、高崎市

●茨城県

 水戸市、つくば市

●静岡県

 静岡市

●愛知県

 一宮市、岡崎市、春日井市、豊田市、豊橋市

●奈良県

 奈良市

●広島市

 広島市

■5月中にサービスを拡大した地域

●埼玉県

さいたま市西区の一部、さいたま市北区の一部、さいたま市見沼区の一部、さいたま市桜区、さいたま市浦和区の一部、さいたま市南区、さいたま市緑区の一部、川越市の一部、川口市の一部、所沢市の一部、春日部市の一部、狭山市の一部、草加市、越谷市、入間市の一部、鳩ヶ谷市の一部、朝霞市、志木市、新座市、八潮市、富士見市の一部、三郷市、吉川市、入間郡三芳町の一部、北葛飾郡松伏町の一部

●千葉県

千葉市中央区の一部、千葉市花見川区の一部、千葉市美浜区、市川市の一部、船橋市の一部、松戸市の一部、野田市の一部、習志野市、流山市の一部、鎌ヶ谷市の一部、浦安市

●東京都

立川市、武蔵野市、府中市、昭島市、調布市の一部、町田市の一部、小平市、日野市の一部、東村山市の一部、福生市の一部、東大和市の一部、清瀬市、武蔵村山市の一部、多摩市の一部、西多摩郡瑞穂町の一部

●神奈川県

横浜市鶴見区の一部、横浜市神奈川区の一部、横浜市西区の一部、横浜市中区の一部、横浜市南区の一部、横浜市港北区の一部、横浜市港南区の一部、横浜市緑区の一部、横浜市瀬谷区の一部、横浜市栄区の一部、横浜市泉区の一部、横浜市都筑区の一部、川崎市川崎区、川崎市高津区の一部、川崎市多摩区の一部、川崎市宮前区の一部、川崎市麻生区の一部、藤沢市の一部、茅ヶ崎市の一部、相模原市の一部、大和市、海老名市の一部、座間市の一部、綾瀬市の一部、高座郡寒川町の一部

●愛知県

名古屋市緑区の一部、清須市の一部、愛知郡長久手町の一部

●京都府

京都市北区の一部、京都市左京区の一部、京都市東山区の一部、京都市右京区の一部、京都市伏見区の一部、京都市山科区の一部、京都市西京区の一部、向日市の一部、長岡京市の一部、八幡市の一部、久世郡久御山町の一部

●大阪府

堺市堺区、堺市東区の一部、堺市西区の一部、堺市北区の一部、堺市美原区の一部、池田市の一部、吹田市の一部、高槻市の一部、枚方市の一部、茨木市の一部、八尾市の一部、寝屋川市の一部、松原市、大東市の一部、箕面市の一部、柏原市の一部、羽曳野市の一部、藤井寺市の一部、東大阪市の一部、四條畷市の一部、三島郡島本町の一部

●兵庫県

神戸市東灘区の一部、神戸市灘区の一部、神戸市兵庫区の一部、神戸市長田区の一部、神戸市須磨区の一部、神戸市中央区の一部、西宮市の一部、芦屋市の一部、伊丹市、宝塚市の一部

(安達崇徳@RBB 2007年5月30日 14:21)



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ソフトバンク、HSDPA対応のCF型通信カード『C01SI』を6月1日に発売

ソフトバンクモバイル(株)は30日、コンパクトフラッシュ型のデータ通信専用カード『Softbank C01SI』を6月1日に発売すると発表した。下り最大3.6Mbpsの通信が可能な“3Gハイスピード”(HSDPA)に対応している。 『Softbank C01SI』、付属のPCカードアダプタと組み合わせられる

http://ascii.jp/elem/000/000/038/38738/

『C01SI』はセイコーインスツル(株)製のデータ通信カード。PCカード/CFカードスロットを持つノートパソコンやPDAに装着できる。全国の政令指定都市や主要都市などの3Gハイスピード対応エリアでは、下り最大3.6Mbpsの高速通信が可能となる。それ以外の場所では下り最大384kbpsの通信となる。また、上り下りともに64kbpsの“64kデジタルデータ通信”も可能。

対応OSはWindows XP/2000/Me/98SE。また、専用サイト(http://www.sii.co.jp/sb/)からダウンロードできるソフトウェアを使えばWindows Vistaにも対応する。そのほか、Linuxの一部、Windows Mobile、Mac OS Xにも対応する。本体サイズは幅約42.8×奥行き66.5×高さ10.4mm、重さは約25g。

■関連サイト

ニュースリリース

ソフトバンクモバイル

イー・モバイル、EM・ONE専用の3次元ブラウザ「3D Box」を提供開始

イー・モバイルは5月30日、同社が提供するWindows Mobile 5.0端末「EM・ONE(エム・ワン)」専用として、3次元ブラウザ「3D Box」のダウンロード提供を開始した。また、3D Box向けのコンテンツ配信の提供も開始する。

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20349867,00.htm

 3DBoxは、3次元で表現された立体空間内のキャビネットと引き出しに、インターネットコンテンツとマルチメディアファイルを整理整頓するコンテンツビューア。高い操作性を持つ3Dインターフェースを備え、オンライン上のコンテンツを整理した「Online Box」と、本体メモリ内のフォルダやファイルをリアルタイムに整頓する「Offline Box」で構成される。

 3D Boxを使うことで、URLやファイルパスなどを入力することなく、直感的な操作によって、最新のお薦めブロードバンドコンテンツやお気に入りマルチメディアファイルに、いつでも簡単にアクセスできるようになり、EM・ONEのエンターテインメント機能が大幅に向上すると、イー・モバイルでは説明する。

 配信コンテンツには、TBSが提供する動画ニュースや吉本興業芸人出演のフィルムとムービー、ウェザーニュースが提供する動画天気予報などがある。そのほかにも音楽や映画予告編など、モバイルブロードバンドならではの実用性や、楽しさを重視したリッチコンテンツを無料で提供するとしている。

 コンテンツのラインアップは順次拡大する予定で、ゲームの英語脳育成ディクテーションソフトの「どこでも英会話」や右脳トレーニングソフト「右脳鍛錬ウノタン」などが、6月以降の提供予定にあげられている。

CNET Venture View 企業情報

イー・モバイル

2007年06月02日

PalmのノートPC型スマートフォンコンパニオン「Foleo」

ウィルコムの「W-ZERO3」がきっかけとなって、わが国でもスマートフォンが普及し始めている。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0601/hot489.htm

 確かにスマートフォンは一般的な携帯電話より多機能で、使いこなすと便利なのだが、常にネックとなるのがキーボードとディスプレイだ。いくらPCと同じQWERTY配列のキーボードといっても、豆粒のようなキートップでは長文の入力には負担に感じるし、3.5~4型クラスのディスプレイでは限界がある。メールに添付されたWordやExcelといったOfficeアプリケーションのデータ、あるいはPDFをスマートフォンで開けるといっても、3.5型のVGAでは文書全体を見通すことは困難で、非常用という感が否めない。こうした用途には、やはりノートPCが必要、というのが現時点でのコンセンサスではないだろうか。


●ノートPCのようで、そうではないFoleo

 この状況を変えるかもしれない製品が、5月30日に発表された。米Palmが発表した「Foleo」がそれだ。写真1がそのFoleoだが、一見するとノートPCと変わらない。その寸法(約270mm×170mm×24mm、重量1.125kg以下)を見ても、新しいサブノートPCかと思うくらいだ。

【写真1】Foleoの外観 【写真2】Foleoの外寸


 しかしFoleoはサブノートPCではない。スマートフォンのコンパニオンデバイスなのである。実際にはスタンドアロンで利用することが全くできない、というわけではないのだが、基本的なデザインコンセプトは、スマートフォンの外部ディスプレイ兼外付けキーボードに近い。つまり連絡先やスケジュール管理、あるいはメールの受信といった日常的なデータ管理はスマートフォンで行ないつつ、添付ファイルを開いたり、長文の返信を書く必要がある場合に利用するデバイス、という発想だ。

 従来、Windows Mobileを採用したスマートフォンは、フルスペックのWindowsが動くPCのコンパニオン、という位置付けだった。このFoleoでは、いわば母艦に相当するのがスマートフォンで、そのコンパニオンがFoleoということになる。この逆転の発想がFoleoの面白いところだろう。

 従ってメールの受信も本機で行なうというより、スマートフォンと同期させることでデータを取り込む、というアプローチを採る。スマートフォンで受信したメールを同期することで取り込んで、Foleoのフルキーボードと10型ディスプレイで表示し、必要があれば返信を書き、スマートフォンと同期して、スマートフォンから返信を送信する。そういうコンセプトである。

 デバイスとしてのFoleoを一言で表せば、Linuxアプライアンス、ということになる。1,024×600ドットの10型カラー液晶とフルキーボードをサポートし、ポインティングデバイス代わりのスクロールホイールを内蔵する(タッチスクリーンではない)。メールに添付されたPowerPointでプレゼンテーションを行なう目的用にか、VGA出力も用意される。

 ストレージはすべてフラッシュメモリベースだが、CFカードなどで拡張することができる。電源スイッチを入れると、HDDのスピンアップを待たず、ただちに前回終了時の状態に復帰する(インスタントオン)。スリープとかハイバネーションといったパワーステートはなく、電源スイッチでONとOFF、この2種類のパワーステートのみというシンプルさだ。

 ネットワーク機能はBluetoothとWi-Fiで、このいずれかを用いてスマートフォンと同期することになるが、基本的にはBluetoothで同期し、Wi-FiでWebブラウズを行なう、という利用法を想定しているようだ。WebブラウザとしてはOperaを内蔵する。本機のバッテリ駆動時間は5時間と、長時間駆動が可能なノートPCが普及しているわが国のユーザーから見ると物足りないかもしれないが、Wi-Fiを利用してWebブラウズを行なう実利用条件における5時間だとPalmは述べている。

 そのほかのインターフェイスとしては、内部にSDカードスロットを持つほか、ユーザーアクセス可能な拡張インターフェイスとしてCFスロットとUSBポートを備える。これらがサポートするデバイスについては、現時点で公開されていないが、ストレージスペースの拡張に利用可能なことはほぼ間違いない。

【写真3】OperaベースのWebブラウザ


 本機が採用するプロセッサについては発表されていないが、Linuxベース、Operaブラウザ、AV機能についてほとんど触れられていないことなどから、筆者はARM系のプロセッサではないかと思っている。価格が499ドル(発売記念価格、郵送による100ドルのキャッシュバック後)と、かなり手頃なこともARMだろうと思う根拠の1つだ。

 このFoleoと同期可能なスマートフォンに、PalmOSベースの「Treo」とWindows MobileベースのTreo(いずれもPalmの製品)が含まれるのは当然だが、実際にはWindows Mobileベースのスマートフォンであれば他社の製品でも利用できるという。また、Symbian OSなど他のOSを採用したスマートフォンへの対応も行ないたいとしている。たとえばスマートフォンをウィルコムのW-ZERO3から、イー・モバイルの「EM・ONE」に乗り換えても、Foleoはそのまま使える、というわけだ。

 もちろん、現時点ではFoleoの日本語版があるのかどうかさえ分からないわけだが、Linuxベースであることから考えて、日本語版を用意することは技術的には困難ではないだろう。


●Foleoに見る主従関係の逆転

 すでに述べたように、このFoleoでおもしろいのは、主従関係の逆転だ。これまで、大きな画面とキーボード(PC)が主で、小さな画面とキーボード(PDA/スマートフォン)は携帯性のために画面と入力を犠牲にした従、ととらえられてきた。Foleoのコンセプトでは、携帯性に優れどこにでも持ち運べるスマートフォンこそが“主”で、大きな画面とキーボードはそれが必要になった時に併用する“従”に過ぎない。

 また、WAN機能をスマートフォンという形で最初から分離しておく、というコンセプトも、古いようで意外と新しい。大型ディスプレイやキーボード側にWAN機能を統合すると、音声通話にヘッドセットが不可欠となる。スマートフォン前提のFoleoなら、音声通話にはこれまで通り、スマートフォンを使えば良い。逆にFoleoの利用を前提に、スマートフォン側はディスプレイやキーボードをさらに小型化し、通常の携帯電話端末に近づける、というアプローチも可能になるかもしれない。

 WAN機能を大型のディスプレイやキーボードを持った大型デバイスに統合した場合の問題の1つは、大型デバイスがキャリアとの契約に縛られてしまうことだ。特に、SIMロックされているわが国では、極めて購入しにくい商品となる。過去にPHS機能などを内蔵したノートPCがなかったわけではなかったが、いずれも成功したとは言い難い。

 Intelが4月のIDFで発表したMID(Mobile Internet Device)は、WAN機能としてのWiMAXのプラットフォーム統合を踏まえたオールインワンデバイスだが、もし特定のキャリアのサービスしか国内で提供されない場合、物理的なSIMカードがないとしても、そのキャリアとの契約を前提としたMIDを売れるのは、そのキャリアに限定されかねない。IntelはノートPCのプラットフォームにもWiMAXを統合するプランを持っているが、特定キャリアでしか使えないWAN機能が、プラットフォームへの統合に適しているのか疑問が残る。

 Foleoの面白いところの1つは、汎用スマートフォンOSとの連携を前提に、キャリアとの契約からフリーになっていることだ。確かにAV機能が貧弱なFoleoは、わが国のコンシューマー市場にはあまり向かないかもしれない。が、ビジネス用途を中心に、一定の需要は見込めるだろう。筆者も日本語版があれば欲しいと思うし、筆者ならAV機能を強化するより、もっと軽くして欲しいと思う。HDDを内蔵したノートPCの最軽量重量が800g台に突入した今、HDDを持たない本機が1kgを超えるのは、さすがにいただけない。軽量化の追求は高価格にもつながるから難しいところだが、もう少し頑張って欲しいところだ。

□Palmのホームページ

http://www.palm.com/jp/

□Foleoの製品情報(英文)

http://www.palm.com/us/products/mobilecompanion/foleo/

□バックナンバー

(2007年6月1日)

[Reported by 元麻布春男]

2007年06月04日

イー・モバイル、8月に北関東3県と静岡・奈良・広島でサービス提供へ

イー・モバイルは、HSDPAを採用したデータ通信サービス「EMモバイルブロードバンド」のサービスエリア拡大状況を発表した。8月には北関東3県や広島県などでも新たにサービス提供を予定する。

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/18258.html

 8月にサービス提供の開始が明らかになったのは、7県13市。北関東では栃木県宇都宮市、群馬県前橋市と高崎市、茨城県水戸市とつくば市、東海では静岡県静岡市、愛知県一宮市と岡崎市、春日井市、豊田市、豊橋市、近畿が奈良県奈良市、中国が広島県広島市で、それぞれ都市部から順次エリア化を予定するという。

 また、すでに公表済みの北海道札幌市、宮城県仙台市、福岡県福岡市と北九州市については、7月からサービス提供を開始することが明らかになった。イー・モバイルでは合わせて5月末までのサービスエリア拡大実績を発表したほか、6月までのエリア拡大計画も当初の予定通り進めていく。

サービス開始時期 対象地域

2007年7月 北海道:札幌市

宮城県:仙台市

福岡県:福岡市、北九州市

2007年8月 栃木県:宇都宮市

群馬県:前橋市、高崎市

茨城県:水戸市、つくば市

静岡県:静岡市

愛知県:一宮市、岡崎市、春日井市、豊田市、豊橋市

奈良県:奈良市

広島県:広島市



■ URL

  ニュースリリース

  http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=471

■ 関連記事

・ イー・モバイル、札幌/仙台/福岡/北九州で今夏前よりサービスを開始


(村松健至)

2007/05/30 11:53

2007年06月05日

ソフトバンクモバイル、HSDPA対応データカード「SoftBank C01SI」を発売

ソフトバンクモバイルは5月30日、3Gハイスピード対応のセイコーインスツル製ソフトバンクコネクトカード「SoftBank C01SI」を、6月1日に発売すると発表した。

「SoftBank C01SI」

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20349842,00.htm

 3Gハイスピードサービスは、同社が提供するHSDPA対応の高速データ通信サービス。このサービスに対応するSoftBank C01SIは、ノートパソコンやPDAに接続して下り最大3.6Mbpsでの通信が可能になる。

 カードタイプはコンパクトフラッシュ(TYPE II)型。同梱されるPCカードアダプタなどと本体をCDケース型個装箱に収納して持ち運ぶことが可能。さらに、インターネット接続の管理や通信料などの目安を表示できるユーティリティーソフトウェアも同梱される。

 対応OSは、Windows XP、2000、Me、98SE、Vista、Mac OS X、およびPDA用としてWindows Mobile、Linux(シャープZaurus)。Windows Vista対応のソフトウェアは6月1日にダウンロードで提供される。価格はオープン価格となっている。

ソフトバンクモバイル、HSDPA対応のCF型データ通信カードを発売

ソフトバンクモバイルは、下り通信速度が最大3.6MbosのHSDPAに対応したコンパクトフラッシュサイズのデータ通信カードを発売する。

2007年05月30日 15時34分 更新

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0705/30/news069.html

 ソフトバンクモバイルは、3GのHSDPA通信に対応したコンパクトフラッシュサイズのデータ通信カード「SoftBank C01SI」(セイコーインスツル製)を、6月1日に発売する。

SoftBank C01SI

 C01SIは、ソフトバンクモバイルが提供するたHSDPA方式の高速データ通信サービス「3Gハイスピード」に対応したデータ通信カード端末。ノートPCやPDAなどに装着して、下り通信速度が最大3.6Mbpsの高速通信が行えるほか、通常のW-CDMA環境では、パケット通信時上り最大64Kbps/下り最大384Kbps、データ通信時上り/下り最大64Kbpsの通信が行える。

 本体サイズは、約42.8mm×66.5mm×10.4mm、重量約25gのコンパクトサイズ。インターネットへの接続操作や接続時間、通信バイト数(目安)、通信料(目安)などを表示できるるユーティリティソフトウェアを同梱する。動作環境は、PCがWindows 98SE/Me/2000/XP/Vista(Vistaは専用ソフトのダウンロードが必要)、Mac OS X、PDAがWindows Mobile、Linux(Sharp Zaurus)となっている。

ソフトバンクモバイル、HSDPA対応のデータ通信専用CF型カード「C01SI」

ソフトバンクモバイルは、データ通信専用CF型カード「ソフトバンクコネクトカード(SoftBank C01SI)」(セイコーインスツル製)を6月1日から発売する。

http://journal.mycom.co.jp/news/2007/05/31/020/

SoftBank C01SIは、HSDPAに準拠した高速データ通信サービス「3Gハイスピード」に対応。通信速度は、HSDPA方式の場合上り最大384Kbps / 下り最大3.6Mbpsとなっている。またW-CDMA方式の場合は、上り最大64Kbps / 下り最大384Kbps(パケット通信)、上り最大64Kbps / 下り最大64Kbps(64Kデジタルデータ通信)となっている。

対応OSは、Windows 98SE / Me / 2000 / XP / Vista、Mac OS X、Windows Mobile、Linux(Sharp Zaurus)。

また24回の割賦販売ではユーザーは月額2480円負担となるが、2200円の特別割引により毎月280円負担することとなる。また12回の割賦販売では4960円だが、2200円の特別割引により毎月2760円の負担となる。また、通常に購入する場合、店頭想定価格は1万円台後半となっている。

ソフトバンク、HSDPA対応のCF型データ通信カード発売

ソフトバンクモバイルは、下り最大3.6MbpsのHSDPA方式に対応したCF型データ通信カード「ソフトバンクコネクトカード C01SI」(セイコーインスツル製)を6月1日に発売する。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/34754.html

 「C01SI」は、下り最大3.6Mbpsの高速通信が可能な「3Gハイスピード」に対応したCFカード(TYPE2)型データ通信端末。昨年9月に「12月以降に発売」とアナウンスされていた製品がようやく登場する。

 現在都市部を中心に展開されている「3Gハイスピード」をサポートし、下り最大3.6Mbpsのデータ通信が可能。3Gハイスピードの圏外では、ソフトバンクの音声端末と同様にW-CDMA方式(下り最大384kbps)で接続される。利用できるのは日本国内のみ。

 Windows OSおよびMac OSのパソコンで利用可能で、Windows Vstaもサポートする。また、Windows Mobile搭載のPDAや、シャープのZaurusなどのLinux対応PDA端末でも利用できる。消費電力は約1.6W。

 大きさは約42.8×66.5×10.4mmで、おもさ約25g。パッケージにはPCカードアダプタも同梱され、さらに、本体やアダプタを持ち運べるCDケース型のケースも付属する。接続が容易に行なえるユーティリティソフトも用意される。

 価格はオープンプライスとなるが、端末を分割払いする「新スーパーボーナス」が適用される。24回払いの場合、毎月の支払い額は2,480円となり、これに割引が2,200円分適用され、毎月280円の端末代金を支払う形になる。12回払いの場合は、毎月の支払額は4,960円となり、2,200円の割引が適用されて、端末代金として毎月2,760円支払うことになる。

 なお、料金プランは従来通り「データバリューパックスーパー」「データバリューパックミドル」「データバリューパックレギュラー」が適用され、定額通信プランなどは用意されない。



■ URL

  ニュースリリース(PDF形式)

  http://broadband.mb.softbank.jp/corporate/release/pdf/20070530j.pdf

■ 関連記事

・ HSDPA対応のCF型データ通信端末「C01SI」


(津田 啓夢)

2007/05/30 17:00

イー・モバイル、EM・ONE向けのコンテンツビューアー無料配信

イー・モバイルは、モバイル情報端末「EM・ONE」向けのコンテンツビューアー「3D Box」の配信を開始した。利用料は無料。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/34748.html

 「3D Box」は、3D表示のインターフェイスで、インターネット上のコンテンツと端末内のマルチメディアファイルが閲覧できるコンテンツビューアー。端末の「My Documents」フォルダ内にある静止画や動画、音楽ファイル、電子書籍、ビジネス文書などに簡単にアクセスできる。

 また、ネット上では「3D Box」向けのコンテンツが用意され、TBSが提供する動画ニュースや吉本興業所属芸人の動画、ウェザーニューズが提供する動画天気予報などが無料で配信される。

 なお、「3D Box」は、EM・ONE以外のWindows Mobile 5.0対応端末では動作しない。



■ URL

  ニュースリリース

  http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=472


(津田 啓夢)

2007/05/30 12:22

イー・モバイルが「EM・ONE」専用のグラフィカルなブラウザ「3D BOX」の提供を開始

■トピックスの内容

http://www.wince.ne.jp/snap/cnBoard.asp?PID=2464

イー・モバイルは、Windows Mobile 5.0 を搭載した PDA「EM・ONE(S01SH)」専用のコンテンツブラウザ「3D BOX」の提供を本日より開始した。ソフトウェアのダウンロードは、EM・ONE 内の「ネットウォーカー」または同社サイトから行える。利用料金は無料。

3D BOX は、3D グラフィックでキャビネット化された音楽や動画などのオンライン / オフラインコンテンツから、好きなコンテンツを引き出すことでダウンロードして楽しめるブラウザアプリケーション。グラフィックを 3D 化することで、コンテンツのカテゴリなどを直感的に理解できるようになっている。また、Windows Media Player 10 Mobile と連動することにより、音楽ファイルや動画ファイルなども快適に楽しめる。

このほか、同ブラウザの“Offline Box(オフラインボックス)”を利用することで、Word や Excel 、PDF などのオフィス系ファイルも閲覧可能となっている。

【関連サイト】

・みんなでつくるイーモバイルマップ

・イーモバイル EM・ONE「S01SH」まとめサイト

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・ NECノート、25,000円販売中 - ノート、デスクトップ、良品販売中。中古PC、コピー特価販売中

・ EM・ONE関連アクセサリー - 液晶保護シート・ケーブルなどオリジナル製品がいろいろ!





||| "イー・モバイルが「EM・ONE」専用のグラフィカルなブラウザ「3D BOX」の提供を開始"関連リンク

イー・モバイル、EM・ONE向け3Dブラウザ「3D Box」と専用コンテンツ配信 (2007/05/30 Broadband Watch)

イー・モバイル、EM・ONE専用の3次元ブラウザ「3D Box」提供開始 (2007/05/30 マイコミジャーナル)

イー・モバイル、EM・ONE用コンテンツブラウザ「3D Box」提供開始 (2007/05/30 ITmedia +D)

イー・モバイル、EM・ONE向けのコンテンツビューアー無料配信 (2007/05/30 ケータイ Watch)

||| "イー・モバイルが「EM・ONE」専用のグラフィカルなブラウザ「3D BOX」の提供を開始"への感想・コメントは



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イー・モバイル、EM・ONE専用に開発した3次元ブラウザー「3D Box」を提供開始

EM・ONEのエンターテイメント機能が大幅に向上

3次元ブラウザー「3D Box」を提供開始

~動画ニュースなどブロードバンドコンテンツも無料配信~

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=161302&lindID=1

 イー・モバイル株式会社(本社:東京都港区虎ノ門、代表者:代表取締役会長兼CEO 千本倖生、以下イー・モバイル)は、EM・ONE(エム・ワン)専用に開発した3次元ブラウザー『3D Box(スリー・ディー・ボックス)』のダウンロード提供と、3D Box向けのコンテンツ配信を、本日(2007年5月30日)、開始いたしました。


【3D Box】

 3DBoxは、三次元表現された立体空間内のキャビネットと引き出しに、インターネットコンテンツと、マルチメディアファイルを整理整頓し、EM・ONEでエンターテイメントを楽しめるコンテンツビューアーです。高い操作性を持つ3Dインターフェイスを備え、オンライン上のコンテンツを整理したOnline Box(オンラインボックス)と、本体メモリ内のフォルダやファイルをリアルタイムに整頓するOffline Box(オフラインボックス)が統合されています。

 3D Boxを使うことで、インターネットアドレス、URL、ファイルパスを入力することなく、直感的な操作によって、最新のお薦めブロードバンドコンテンツとお気に入りマルチメディアファイルに、いつでも簡単にアクセスできるようになり、EM・ONEのエンターテイメント機能が大幅に向上します。 


【モバイルブロードバンドコンテンツ】

 TBSが提供する動画ニュース、吉本興業芸人出演のフィルムやムービー、ウェザーニュースが提供する動画天気予報、その他音楽や映画予告編、ゲームなど、モバイルブロードバンドならではの、実用性や楽しさを重視したリッチなコンテンツを無料で提供します。ラインナップは順次拡大予定です。


■3D Boxについて

<動作環境>:イー・モバイル EM・ONE専用 

※EM・ONE以外のWindows Mobile 5.0搭載端末では、動作しません。

<ダウンロードページ> http://emobile.jp/sp


■Online Box(オンラインボックス)について

・機能

 イー・モバイルが運用する3DBoxサーバーから配信される無料のブロードバンドコンテンツを受信し、キャビネットと引出しに整理します。オンライン環境で、いつでも無料のブロードバンドコンテンツをお楽しみいただけます。

・コンテンツラインナップ 

 現時点のコンテンツラインナップは、以下のとおりです。ラインナップは順次追加予定です。

 ※添付資料を参照


■Offline Box(オフラインボックス)について

・機能

 EM・ONE本体メモリ内の「My Documents」フォルダのファイルを、キャビネット、引出しに、リアルタイムに整頓します。お気に入りのマルチメディアファイルに、簡単にアクセスすることができます。

・対象ファイル

 

 ※添付資料を参照


以 上

● 関連リンク

イー・アクセス(株) ホームページ

● 関連資料

コンテンツラインナップ

対象ファイル

イー・モバイル、EM・ONE専用の3次元ブラウザ「3D Box」提供開始

イー・モバイルは、EM・ONE専用に開発された3次元ブラウザ「3D Box」の無料ダウンロードと対応コンテンツの無料配信サービスを開始した。

http://journal.mycom.co.jp/news/2007/05/30/013/

各コンテンツが3Dで格納される

コンテンツはサムネイル形式で直感的に把握できる


3D Boxは、三次元表現された立体空間の中にある”キャビネット”と”引き出し”に、インターネットコンテンツ、マルチメディアファイルなどを格納するシステム。オンライン上のコンテンツを整理するOnline Box(オンラインボックス)機能と、本体メモリ内のフォルダやファイルをリアルタイムに整頓するOffline Box(オフラインボックス)機能を備えている。これによって、従来ブラウザでのURLやファイルパスの入力といった作業を省略し、直感的操作でファイルやブックマークを管理できるという。

Online Boxは、同社が運用する3DBoxサーバから配信される無料ブロードバンドコンテンツを受信し、キャビネットに整理・格納するというもの。コンテンツにはTBS提供の動画ニュース、吉本興業の芸人が出演するフィルムやムービー、ウェザーニュースが提供する天気予報、ミュージシャンのビデオクリップや映画の予告などがある。6月以降にはインターチャネル・ホロンの提供する「右脳鍛錬ウノタン」「どこでも英会話」などのトレーニングゲームなども提供され、今後順次追加していく予定だという。

Offline Boxは、EM・ONE本体メモリ内のMy Documentsフォルダにあるファイルを、キャビネットや引出しにリアルタイムに整頓するという機能。格納される対象ファイルは、ドキュメント(Word / Excel / PowerPoint / HTML・XHTML / PDF / XMDF / Text)、画像(JPEG / PNG / GIF / Animation GIF / WBMP)、ビデオ(Windows Media Video)、ミュージック(Windows Media Audio / MP3)となっている。

関連記事

イー・モバイル、新サービスの予約受付開始、有楽町で記念イベント開催

[2007/3/1]

イー・モバイル期待の新端末「EM・ONE」詳報

[2007/2/19]


関連サイト

イー・モバイル

2007年06月07日

6778 アルチザネットワークス

3.5世代向け勢い止まらず再増額

http://www.toyokeizai.net/online/toushi/shiki/?kiji_no=188

 4日に07年7月期の業績予想を上方修正した。当社が今期業績予想を修正するのはこれで4回目。売上高は当初予想と変わらないが、経常利益は前回修正した予想をさらに30%上回る5.2億円となる見通しだ。

 絶好調の牽引役となっているのは、好採算の3.5世代携帯電話(HSDPAなど、データ伝送速度を向上させた第3世代携帯電話の上位規格、06年商用化)向けのモバイルネットワーク関連テスト装置。同製品は前期から当社業績を押し上げてきたが、今期に入ってもその勢いは止まらず期初計画を大きく上回る好走が続く。一方で、今下期投入計画だったIP基地局向けの新製品がやや遅れた。結果、売上高における好採算製品の比率が想定以上となり、利益が予想以上に出ている格好だ。

 加えて、今期は他社製品の販売も好調だ。当社は基本的に次世代無線技術に関してはHSDPAやLTE(3.5世代のさらに上位規格、3.9世代とも、10年ころ商用化見込み)関連製品のテスト装置の開発に注力しており、そのほかの接続技術は他社製品を販売する方針だ。その中でも、当社はWiMAX(長期距離・広帯域の無線規格のひとつ)関連製品に力を入れており、昨年9月にWiMAX関連の機能テスト装置を手掛ける米インベノーバと日本での販売代理店契約を結んだ。日本でもここのところ、WiMAXに対する関心が高まっており、インベノーバも予想以上の大当たりとなっている。

 来期は主役がいよいよ3.5世代向けから新製品に変わるとみられる。ちなみに、WiMAX関連製品に関しても、機能テスト装置の次に必要とされるアナライザ装置開発の米サンジョレと提携済みで、こちらも来期の稼ぎ頭はインベノーバ製からサンジョレ製になると見られる。いずれにしても、来期も業績的には好調基調が続くのは間違いない。

 なお、『会社四季報』の今期予想に関しては、3.5世代向け製品は引き続き好調なことを理由に会社予想よりやや高い数字に予想数字を修正する。また、今期表記程度の最終利益がでれば当社が配当を開始する余力は十分あるとみている。

【倉沢美左記者】

《東洋経済・最新業績予想》

(百万円)    売 上  営業利益 経常利益  当期利益 1株益¥ 1株配¥

単本2006.07  1,707 161 161 43 460.5 0 

単本2007.07予 2,550 550 550 280 2928 0-600 

単本2008.07予 2,800 600 600 310 3242 0-600 

単中2007.01  1,092 308 308 132 1422 0 

単中2008.01予 1,400 330 330 170 1778 0 



(株)東洋経済新報社 四季報オンライン編集部

(2007年06月06日 10時18分)

「2008年にはHSDPAチップ内蔵PCが登場する」,英アイセラのボーランドCEO

「2008年にはHSDPAチップを内蔵したノート・パソコンやPDA(携帯情報機器端末)が登場するだろう」──。英国の半導体ベンチャーであるアイセラのスタン・ボーランド社長兼CEO(最高経営責任者)は,6月5日に開催した日本向けの事業戦略説明会でこのような見通しを示した。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070606/273750/?ST=network

 同社は2002年4月の設立以来,日本市場にターゲットを絞り,約5年間かけてHSDPA(high speed downlink packet access)のチップ開発に取り組んできた。最初に商用化を実現したのは,ソフトバンクモバイルが6月1日に販売を開始したHSDPA対応データ通信カード「SoftBank C01SI」(セイコーインスツル製,写真1)である。

 アイセラのHSDPAチップ「Livanto ICE8020」(写真2)の特徴は,DXP(Deep eXecution Processor)と呼ぶ仕組みで通常は機能ごとに分かれているプロセッサを一つに集約し,モデムの機能をソフトウエア・ベースで実現した点。他社のチップに比べてサイズが小さく,スループットが高いという。

 今後は組み込み市場も狙う。パソコンや家電向けの組み込みチップ「ESPRESSO PC200」も開発しており,既にパソコンやPDAメーカー数社と交渉している。冒頭の発言も,こうした背景に基づくものだ。日本国内の売り上げ目標は,2009年度に50億円,2010年度に100億円。日本以外の国への展開も進めており,「既に海外の一部事業者が検証を終えており,大半は良い反応を得ている。品質に厳しい日本で商用化できたので世界でも十分通用できる」(ボーランドCEO)と自信を見せている。

[発表資料へ]

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(榊原 康=日経コミュニケーション)  [2007/06/06

MSとイノシス、モバイルCRMで協業強化--Dynamics CRMと携帯電話を連携

マイクロソフトとイノシス・コミュニケーションはこのほど、モバイルCRMの分野での協業を強化し、Microsoft Dynamics CRMと携帯端末を連携させるソリューション「moconavi-CRM for Dynamics」の携帯電話版の提供を開始した。

http://www.yomiuri.co.jp/net/cnet/20070606nt01.htm

 同ソリューションでは、携帯電話やWindows Mobile対応のスマートフォンからリアルタイムにDynamics CRMのデータを参照したり更新したりできる。今回、携帯電話版の第1弾としてドコモのFOMA対応製品を提供開始し、今後も順次、au、ソフトバンクの対応製品を提供する予定だ。なお、ウィルコム、イー・モバイルなどのWindows Mobile対応製品には対応済み。

 同ソリューションには、 Dynamics CRMとAPI連携するためのコネクタ、コネクタから受け取ったXMLデータを端末に渡すゲートウェイサーバ、およびサーバから受け取った画面レイアウトを動的に生成してデータ操作を可能にする端末専用アプリケーションが含まれる。

 販売価格は、サーバライセンスが50万円から、端末アプリケーション月額2000円から。(ZDNet Japan)

2007年06月08日

気になるけど高い

EM・ONEを購入して、モバイル環境での利用にやっと慣れてきた。エリアも拡大して、自分の日常的な行動範囲ではだいたい接続できる。結果的にノートPCを持ち歩くのをやめたので、ずいぶんと鞄が軽くなった。

http://blogs.itmedia.co.jp/musasabi/2007/06/post_f5ba.html

 とはいえ、すべてにおいてEM・ONEに満足しているわけではない。まず、地下では繋がらないのが痛い。聞いたところではすでに地下鉄の駅などでは既存キャリアの中継機器でいっぱいで、新規参入のイーモバイルの入る余地はないとか。そのため、今後も地下での接続は、あまり期待できないとか。もちろん噂ベースの話であり真実のほどは分からないが、地下鉄での移動が多い身としてはけっこうつらい。太陽を求め地上に、移動経路にあえてJRを加えたりでしのいでいる。

 もう1つ困っているのが、たびたびフリーズしてしまうこと。リセットボタンを押すこともしばしば。W-ZERO3[es]でもリセットはするとのことなので、EM・ONEだけ特別ということではないのかもしれないが、いまのところ決まった操作でというわけではなく、使っていると時々フリーズするという状態。Windows Mobile 6の日本語版が発表されたので、バグフィックスとアップグレードができると嬉しいのだが。イーモバイルに問い合わせた人の情報だと、いまのところ対応は未定だとか。

 ノートPCを持ち運ばなくなったので、USB接続の折りたたみのキーボードなんてものも購入してみた。Emacsライクなエディタもインストールして使う準備は万端なのだが、まだこの環境で原稿やブログを書いたことはない。それなりの長さのメールも、付いているキーボードで打っていたりする。USBのコネクタの口が筐体下部にあり、なんとも収まりが悪く、本体がうまく立てかけられないのがその理由の1つだ。Bluetoothのキーボードも検討中だが、値段がそこそこするのと入手できるコンパクトなものが英語配列で微妙に入力できないキーがあったりするので躊躇している。

 じつはノートPCを持ち運ばなくなったので、データを入れた4GBのUSBメモリを持ち歩いていた。しかしながら、Accessのデータなんかをここから起動すると、かなり遅くていらいいらしていた。ということで、2.5inchのハードディスクをポータブルのケースに入れて持ち運んでいたのだが、それが立て続けに2台がクラッシュしてしまった。とくに落とすとかそういったことはなかったのだけれど、持ち運びには向かないのか、はたまたたまたま運が悪いのか。この2回のクラッシュは、けっこうショックと影響は大きかった。

 やっぱり軽いノートがいいのかなぁなんて考えていたら、東芝からフラッシュディスク採用で光学ドライブ付いても900g以下なんて機種が出るとか。かなり欲しい。とは思ったものの、まだまだ高額。さすがにちょっと手が出ないか。

2007年06月09日

気になるけど高い

EM・ONEを購入して、モバイル環境での利用にやっと慣れてきた。エリアも拡大して、自分の日常的な行動範囲ではだいたい接続できる。結果的にノートPCを持ち歩くのをやめたので、ずいぶんと鞄が軽くなった。

http://blogs.itmedia.co.jp/musasabi/2007/06/post_f5ba.html

 とはいえ、すべてにおいてEM・ONEに満足しているわけではない。まず、地下では繋がらないのが痛い。聞いたところではすでに地下鉄の駅などでは既存キャリアの中継機器でいっぱいで、新規参入のイーモバイルの入る余地はないとか。そのため、今後も地下での接続は、あまり期待できないとか。もちろん噂ベースの話であり真実のほどは分からないが、地下鉄での移動が多い身としてはけっこうつらい。太陽を求め地上に、移動経路にあえてJRを加えたりでしのいでいる。

 もう1つ困っているのが、たびたびフリーズしてしまうこと。リセットボタンを押すこともしばしば。W-ZERO3[es]でもリセットはするとのことなので、EM・ONEだけ特別ということではないのかもしれないが、いまのところ決まった操作でというわけではなく、使っていると時々フリーズするという状態。Windows Mobile 6の日本語版が発表されたので、バグフィックスとアップグレードができると嬉しいのだが。イーモバイルに問い合わせた人の情報だと、いまのところ対応は未定だとか。

 ノートPCを持ち運ばなくなったので、USB接続の折りたたみのキーボードなんてものも購入してみた。Emacsライクなエディタもインストールして使う準備は万端なのだが、まだこの環境で原稿やブログを書いたことはない。それなりの長さのメールも、付いているキーボードで打っていたりする。USBのコネクタの口が筐体下部にあり、なんとも収まりが悪く、本体がうまく立てかけられないのがその理由の1つだ。Bluetoothのキーボードも検討中だが、値段がそこそこするのと入手できるコンパクトなものが英語配列で微妙に入力できないキーがあったりするので躊躇している。

 じつはノートPCを持ち運ばなくなったので、データを入れた4GBのUSBメモリを持ち歩いていた。しかしながら、Accessのデータなんかをここから起動すると、かなり遅くていらいいらしていた。ということで、2.5inchのハードディスクをポータブルのケースに入れて持ち運んでいたのだが、それが立て続けに2台がクラッシュしてしまった。とくに落とすとかそういったことはなかったのだけれど、持ち運びには向かないのか、はたまたたまたま運が悪いのか。この2回のクラッシュは、けっこうショックと影響は大きかった。

 やっぱり軽いノートがいいのかなぁなんて考えていたら、東芝からフラッシュディスク採用で光学ドライブ付いても900g以下なんて機種が出るとか。かなり欲しい。とは思ったものの、まだまだ高額。さすがにちょっと手が出ないか。

NTTドコモ、DoCoMo2.0が、iモードの成功を追体験できる条件

NTTドコモの2007年3月期決算は、連結営業利益が前年度比7.1%減の7735億円にとどまった。ライバルのKDDI(au、ツーカー含む)が前年度比88%増の385、ソフトバンクモバイルも前年度比76%増の1346億円と、過去最高の営業利益を計上したのと対照的だ。

http://www.nikkeibp.co.jp/news/it07q2/536018/

新年度に入ってからもドコモの苦戦は続いている。今年5月の携帯電話契約の純増数のシェアは、ソフトバンクモバイルの42.3%、KDDIの36.1%に対して、NTTドコモは21.6%に終わった。今年4月の純増シェアである14%より5月は挽回したが、2強1弱の構図は変わらない。

携帯電話の普及台数は今年4月末時点で9719万台。このうちドコモのシェアは54.2%を占める。ドコモの中村維夫社長は2007年3月期の決算発表会で「市場が飽和し、わずかな純増数しか予測できず」と言及する状態だ。

さらに今年からはイー・アクセスが出資するイー・モバイルがデータ通信を主体とした携帯電話市場に新規参入したほか、WiMAXと呼ぶ高速の無線アクセスサービスも始まり、競争環境は厳しさが増す。ドコモはどのように対応しようとしているのか。

詳しい内容は日経ビジネスオンラインのこちらをご覧ください。

 公開翌日以降、全文の閲覧には「ユーザー登録(無料)」が必要です。

HSDPA対応の“3Gブロードバンド・ルーター”が登場

台湾・台北市で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2007」では,PC関連だけでなく,スマートフォンなど携帯電話関連の展示も目立つ(関連記事)。そんな中,日本では見かけない携帯電話関連の製品として「3Gルーター」と呼ぶジャンルで新製品の展示があった。機能的にはブロードバンド・ルーターと同等で,携帯電話によるデータ通信を複数のパソコンなどで共有して使うことができる。海外では既に2005年ころから存在していたが,COMPUTEX 2007ではHSDPA(high speed downlink packet access)をうたう製品が展示されているのが新しい。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070607/274093/?ST=network

写真1●台湾Billion Electricのは「BiPAC 7300GX」

PCカード型のHSDPA対応データ通信カードを挿すことで,HSDPAによる通信を無線LANで共有できる。

[画像のクリックで拡大表示]

 台湾Billion Electricは,PCカード型のHSDPA対応データ通信カードを挿すことで,HSDPAによる通信を共有できる3Gルーター「BiPAC 7300GX」(写真1)を展示している。主に欧米市場での販売を想定し,出荷は6月末を予定している。

 対応するHSDPAカードは,米国のT-Mobileなどが採用しているベルギーのOption Wireless Technology製の「Option Globe Trotter HSDPA」など。なお,日本のイー・モバイルはOption Wireless Technology製のHSDPA対応データ通信カードを採用している(関連記事)。BiPAC 7300GXは,そのほか高速ADSL規格であるADSL2+にも対応。3GルーターとADSLルーターを兼ねる。またLAN側インタフェースは有線だけでなく,IEEE 802.11b/gの無線LANも使える。

HSDPAチップ内蔵型も登場

 PCカード型のHSDPA対応データ通信カードを挿すのではなく,本体にHSDPAのチップを内蔵する3Gルーターも登場した(写真2)。展示しているのは台湾LIGHTSPEED INTERNATIONAL。USIM(universal subscriber identity module)カードを挿すことで利用できるようになる(写真3)。HSDPAのチップは米Broadcom製。同社はOEM(相手先ブランドによる生産)メーカーであるため,写真の製品のきょう体はサンプルである。同社はこのほか,PCカード型HSDPA対応通信カードを挿すタイプの3Gルーターも用意している。

 同社の説明員によると,3Gルーターを利用する環境は「月額料金がフラットレート(定額料金)であることが前提」。日本でもイー・モバイルによる月額定額料金のHSDPAサービスが始まっている。屋内で電波を受信できれば,こうした3Gルーターの利用が期待できる。

写真2●台湾LIGHTSPEED INTERNATIONALが展示・デモしている本体にHSDPAのチップを内蔵する3Gルーター

[画像のクリックで拡大表示] 写真3●台湾LIGHTSPEED INTERNATIONALの3GルーターのUSIMスロット部分

[画像のクリックで拡大表示]

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(大谷 晃司=日経コミュニケーション)  [2007/06/07]

Intel,小型機器への3Gデータ通信機能の組み込みでベルギーOptionと協業

米Intelは台湾・台北市で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2007」で,HSDPA(high speed downlink packet access)データ通信カードなどを開発・製造するベルギーのOption Wireless Technologyとの協業を発表した。COMPUTEX会場近くで開かれたモバイル機器向けカンファレンスでIntelウルトラ・モビリティ・グループのジェネラル・マネージャであるアナンド・チャンドラシーカ上席副社長が,次世代のモバイル機器向けプラットフォームの通信機能を説明する際に明らかにした(写真1)。同日ベルギーOptionからもIntelとの協業が発表された(報道資料)。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070608/274108/?ST=network

 IntelとOptionが協業するのは,MID(mobile internet device)と呼ぶコンシューマ向け携帯型インターネット接続機器のためのWWAN(wireless wide area networking)モジュール。省電力化などに取り組む。WWANとは,主にHSDPAなど第3世代携帯電話(3G)の高速データ通信方式を使ったネットワークを指す。Optionの発表によると2008年前半にMID向けHSPA(high speed packet access)モジュール「GTM501」の出荷を予定している。

 Intelは2008年に「Menlow」(コード名)と呼ぶMIDやUMPC(ultra mobile PC)向けプラットフォーム(CPUやチップセット,通信モジュールなどで構成)の提供を計画している。通信機能としては無線LAN,WiMAX,HSDPA,Bluetoothなどを組み込む(写真2)。チャンドラシーカ上席副社長はカンファレンス後の質疑応答で,今回のOptionとの協業にかかわらず「WiMAXやWi-Fi(無線LAN),Bluetoothなどの技術を採用していく」と説明した。

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(大谷 晃司=日経コミュニケーション)  [2007/06/08

2007年06月11日

スマートフォンが面白くなってきた

「IT PLUS」の先週(6月4日―6月10日)の週間ニュースアクセスランキング1位は「ウィルコムのスマートフォン新機種『アドバンストW-ZERO3エス』【詳報】」だった。新機種はスライド式のキーボードを搭載するPHS端末で、最薄部が17.9ミリ、重さは157グラム。「世界最薄・最軽量」をうたい、注目を集めた。

http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITbq000011062007

 先週のニュースアクセス上位にはパソコンや携帯電話などIT関連機器の動向を解説する記事が多くランクインした。「高速・軽量パソコンが続々、富士通などフラッシュメモリー採用」(2位)、「次世代DVD、興味あるが買わない――みずほ総研調べ」(3位)、「ソフトバンクモバイルが初の純増数トップに――5月の携帯契約者数」(4位)、「大型テレビ、フルHD化と高付加価値で単価下落に歯止めか・BCN調査」(8位)などが続いている。


ニュース:アクセスランキング(6/4-6/10)順位 見出し

1 ウィルコムのスマートフォン新機種「アドバンストW-ZERO3エス」【詳報】

2 高速・軽量パソコンが続々、富士通などフラッシュメモリー採用

3 次世代DVD、興味あるが買わない――みずほ総研調べ

4 ソフトバンクモバイルが初の純増数トップに――5月の携帯契約者数

5 東芝、64ギガバイトSSD搭載など「dynabook」5機種を発表

6 NTTドコモ、「9」シリーズ系で最薄スライド端末「D904i」を発売

7 ソフトバンクモバイル、第3世代アクオスケータイ「912SH」を9日発売

8 大型テレビ、フルHD化と高付加価値で単価下落に歯止めか・BCN調査

9 ビクター、「世界最大」110型リアプロテレビを受注生産

10 KDDI、ワンセグ搭載の「W52H」と「W52SA」を7日発売


 スマートフォンの新機種の話題がランキングトップに入ったことは、NIKKEI NET読者層であるビジネスマンの高機能携帯への関心の高さを表している。ウィルコムの「アドバンストW-ZERO3エス」は「多少大きくても仕方がない」というキーボード付き携帯端末のイメージから一歩前進。「iPod」のような円形のホイールで使い勝手を高めたり、価格も2万円台と比較的手ごろになったりと、ビジネスマンの物欲をくすぐりそうだ。

 スマートフォンというと米ブラックベリーのイメージから法人利用を連想しがちだが、利用者はあくまで個人。3月末に発売された毎秒最大3.6メガビットの高速通信が売りのイー・モバイルのスマートフォン「EM・ONE(エムワン)」は、これまでのところ法人顧客より個人利用が多く「仕事での利用とあわせて、ワンセグ放送を見るなどエンターテインメント的な使われ方をしている」(広報室)という。発売後1カ月の売れ行きは、データカードとの合計で3万台、うち約半数が「エムワン」という。

 携帯電話の夏モデルではソフトバンクモバイルも「ウィンドウズモバイル6」搭載の2機種を発表。NTTドコモも夏にはブラックベリーの日本語版投入を予定している。月内には米アップルの携帯電話「iPhone」が米国で発売される見通しで、携帯端末の多様化からは目が離せない。


コラム:アクセスランキング(6/4-6/10)順位 見出し

1 PS3の潜在能力が発揮された「1.80」バージョンアップ

2 「N」もそろそろ反撃か?・ネット接続の快適さで攻めるNEC携帯

3 中国ユーザーを激怒させたシマンテック「誤作動問題」の事後対応

4 「テレビ局崩壊」を起こす本当の敵は誰か?

5 業務・システムの視点が欠落した「年金記録漏れ」問題の与野党議論

6 「紙」のセキュリティーが問題だ──情報流出ルート第1位、実は紙媒体

7 「ウィジェット」は情報氾濫の救世主となるか?・仏Netvibes創業者に聞く

8 Googleを支える「OSS」って何?・オープンソース超入門(1)

9 三次元コントローラーが変える文書閲覧の「作法」――SpaceNavigator SE

10 「ライトセーバー」に「C3PO」二次創作物のグレー問題・セカンドライフの真実(3)




[2007年6月11日/IT PLUS]

2007年06月12日

韓国KT、異なるネットワーク・端末を連動するプラットフォーム開発

韓国の通信会社KTは異なるネットワークや端末同士で、テレビ電話やメッセンジャーなどのコミュニケーションサービスを可能とする、統合コミュニケーションサービスプラットフォームを構築したと発表した。

http://journal.mycom.co.jp/news/2007/06/12/025/

KTによると、これは固定回線のネットワークや移動体通信などのサービスをIP化したシステム「IMS (IP Multimedia Subsystem)」を基盤としたプラットフォームだ。

このプラットフォームにより、異なる端末やネットワーク同士の相互連動が可能となる。たとえば自宅でノートPCをWiBro網に接続している人と、外出先でHSDPAに対応した携帯電話を利用している人との間で、音声および映像によるコミュニケーションが可能となるのだ。ちなみにここで使われる端末は専用端末ではなく、既存の端末で利用できるという。

しかもWiBroとHSDPAの連動だけでなく、WiBroとADSLなどのブロードバンド、HSDPAとFTTHなど、さまざまなネットワークおよびそれに対応した端末間の連動が可能となる。

ユーザーはこれにより「個人情報管理や住所録、インスタントメッセンジャーやマルチメディアメッセージ、映像会議などのサービスを(シームレスに)利用できるようになる」(KT)という。

KTは既にこのプラットフォームを、自社のWiBroネットワークのメッセンジャーやテレビ電話サービスで提供している。今のところはWiBroのみの対応だが、今後はHSDPAネットワークとの連動を通じて、WiBro - HSDPA間でメッセージのやり取りができるようにサービスを開発している。2007年下半期には実現する見込みだ。

ところで、WiBroとHSDPAを連動した場合、気になるのがネットワークの対応エリアだ。KTの場合、HSDPA網は子会社であるKTFのものを利用することが予想され、また同社のHSDPA網は3月初旬から全国サービスに対応している。一方、WiBroは2007年4月にやっとソウル全域でのサービスに対応、ソウル以外では利用できない。そのため「今のところWiBro以外の地域に出れば、接続も切れてしまう」(KT)という。

全国的な連動を可能にするには、WiBro以外のネットワーク連動も必要になる。今のところKTが考えている具体的なネットワークは、VoIPやブロードバンドなどで、これに関する技術を開発している最中だ。

ただし、WiBroやHSDPAといった規格との連動について、KT担当者は「技術的に可能ではあるが、そのネットワークを提供している事業者との連動、そして利用者のニーズといった課題にぶつかるので、すぐに実現するものではない」と述べている。

ネットワーク規格や端末に縛られない、自由なコミュニケーションが可能となるサービスが可能となれば、ユーザーの自由度は大きく増す。2007年下半期からのサービス拡大に期待したい。

関連記事

無線ブロードバンド通信「WiBro」がソウル全域で利用可能に

[2007/4/3]


関連サイト

Windows Mobile 向けのマインドマップ作成ツール「PocketMindmap」の日本語版が販売開始

ネオテニーベンチャー開発は、Windows Mobile 向けのマインドマップ作成ツール「PocketMindmap 日本語版」の販売を開始した。ソフトは同社のサイトより購入可能で、銀行振込およびクレジット決済での通常価格は 7,665 円(税込)。「MindManger」とのセット販売または「MindManger」および「スタートアドインパック」との 3 品セット販売時の単体価格は 6,000 円(税込)となっている。なお、6 月 30 日 17 時までは、キャンペーン期間としてセットおよび 3品セットの割引販売が行われる。

http://www.wince.ne.jp/snap/cnBoard.asp?PID=2482

PocketMindmap 日本語版は、Windows Mobile 上で動作するマインドマップツール。Windows Mobile 向けに開発された同ソフトでは、スタイラスやキーボードを利用して日本語のマインドマップを描けるほか、タスク管理機能によるタスクの設定、Pocket Outlook との連携、手書き図の作成などが行える。また、ActiveSync によって、PC と作成したマップの同期を取ることも可能となっている。

現在操作が保証されているのは、ウィルコムの「W-ZERO3」シリーズ、イー・モバイルの「EM・ONE(エムワン)」のみとなっている。サイトでは 30 日間利用可能な無料体験版も用意されているので、興味のある方は一度試してみてはいかがだろうか?

2007年06月15日

イー・モバイル、月額料金が無料になる「新規エリア開業キャンペーン」

イー・モバイルは13日、7月から8月の新規エリア開業にあわせ、6月15日より「新規エリア開業キャンペーン」を実施すると発表した。

http://journal.mycom.co.jp/news/2007/06/14/001/

同キャンペーンの対象となるのは、7月から8月に開業を予定するエリア内のイー・モバイル取扱店で契約したユーザー。内容は月額料金が一定期間無料になるというもの。

7月1日開業エリアキャンペーン

7月1日に開業を予定する札幌市、仙台市、北九州市、福岡市が所在する北海道、宮城県、福岡県内のイー・モバイル取扱店で6月15日より8月31日までに契約したユーザーが対象。対象者の月額料金が6月15日以降、8月31日まで無料になる。

8月1日開業エリアキャンペーン

対象店舗については現在未定だが、確定次第、同社Webページにて告知される。7月15日から9月30日までに契約したユーザーが対象。対象者の月額料金が7月15日以降、9月30日(予定)まで無料になる。

キャンペーン中においても契約時に必要な契約事務手数料の2,835円については無料とならず、契約月の発生分として請求される。なお、7月から8月の開業エリアについては随時、同社Webサイトに情報が掲載される。

関連記事

第3回 「新規参入に市場の活性化を期待」,総務省に免許方針案の真意を聞く

業界を騒然とさせた2.5GHz帯無線ブロードバンドの免許方針案。第3世代携帯電話事業者とそのグループ会社をなぜ免許交付の対象外としたのか。総務省総合通信基盤局電波部移動通信課の西潟暢央・課長補佐(写真1)に,今回の免許方針案に決めた経緯や狙いを聞いた。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070608/274124/

 なお,記事では話を分かりやすくするため「免許の申請・交付」と表現しているが,正確には「特定基地局の開設計画の申請・認定」という手順を踏む。特定基地局の開設計画の認定を受けた事業者だけが免許を申請できる。

第3世代携帯電話(3G)事業者を対象外とした狙いは。

 技術間競争と新規参入の促進を図るのが目的だ。3G事業者に免許を交付した場合は3Gサービスの補完で終わってしまう。既に多くのユーザーを抱える3Gサービスが優先で,2.5GHz帯無線ブロードバンドはどうしても片手間になる。サービスも既存3Gと競合する。既存の3G事業者が2.5GHz帯無線ブロードバンドでVoIP(voice over IP)サービスを提供するとは思えない。

 移動通信用は1社当たり30MHzと大きな帯域幅を用意した。これはソフトバンクモバイルが2GHz帯の3Gで利用している幅と同じだ。これだけの帯域幅があれば様々な使い方ができる。3Gの補完で終わらせたくない。既存3G事業者の垂直統合モデルに組み込むのではなく,新規参入事業者にモバイル・データ通信の新たなマーケットを作ってほしい。市場が大きく活性化されることを期待している。

事業者が連合体を形成するという見方も出ている。

 免許方針案の条件に合致していれば,全く問題ない。我々が関知することではない。望んでいるわけではないが,新規参入プレーヤが3G事業者のリソースを借りて参入することほど美しいことはない。同一グループの出資比率の合計が3分の1未満であれば,複数の3G事業者が連合体を形成するのも構わない。連合体を形成してほしいとは言わないが,共同でやるのは歓迎だ。

設備投資にかかるコストや無線インフラの構築の難しさを考えると,3G以外の事業者が新規に参入するのは厳しいのではないか。

 従来に比べて金融状況は良くなっている。アイピーモバイルの件(関連記事)はあったが,資金の調達が非常に困難という時代ではない。確かに参入のハードルは高い。しかし,新しいビジネスを提案して投資家を説得できないようであれば,そもそも事業としてどうなのかという話になる。無線インフラの構築の難しさに関しても,決して無理な話をしているわけではないと考えている。イー・モバイルのようにノウハウがない状態から3Gサービスで新規に参入した例もある(関連記事)。

70MHzの帯域幅を移動通信用に30MHzが2社,固定通信用に10MHzを割り当てる方針にした。

 移動通信用は20MHzを3社に割り当てる方法もあったが,その場合はガードバンド幅が増え,通信技術を絞る必要が出てくる。何のために4種類の通信技術の候補を検討したのかということになる。また20MHzよりも30MHzの方が自由度が高い。将来,20MHzシステムを導入する際も容易に移行できる。固定通信は20MHzシステムを導入できないことになるが,MVNO(仮想移動体通信事業者)で設備を借りる方法がある。

免許交付の審査条件に,MVNOに設備を貸し出すための計画の策定を盛り込んだ。

 MVNOに設備を貸し出さない事業者には免許を交付しないということだ。割り当てる帯域幅が30MHzと大きいので,周波数を有効に活用してもらいたい。免許を交付したのに全く利用が進まないといった状況では困る。一気に展開を進めるという点でも,MVNOへの設備の開放は重要と考えている(関連記事)。

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(榊原 康=日経コミュニケーション)  [2007/06/13

2007年06月16日

3インチWVGA+液晶とHSDPAに対応したデザインケータイ!NTTドコモ「N904i」

N904iは、NTTドコモの2007年夏モデル「904iシリーズ」のうちの1機種だ。イタリアのステファノ・ジョバンノーニ氏のデザインにより、これまでの“Nらしさ”を残しながら、洗練されている。また、904iシリーズで唯一、通信速度が高速化されたFOMAハイスピード(HSDPA方式)に対応しているほか、3インチのワイドVGA+液晶、320万画素カメラ、2種類のフルブラウザ、WMAおよびSD-Audio対応のミュージックプレイヤなどを搭載したハイスペックモデルとなっている。新サービス「2in1」や「うた・ホーダイ」にも対応しており、ワンセグこそないものの、904iシリーズの中でも、最も前評判の高い機種のうちの1つだ。そんなデザインも機能も兼ね備えたN904iの詳細をレビューしていく。開発者インタビューと併せて読んで欲しい。

■デザインケータイを90xiシリーズにも!3インチ大画面&スタイリッシュ

http://arena.nikkeibp.co.jp/article/review/20070612/1000867/

 形状としては王道の折りたたみ型を採用している。まさに「NECならでは」といったところだ。デザインは、イタリアのミラノを拠点としているプロダクトデザイナーであるステファノ・ジョバンノーニ氏とNTTドコモ、NECによるコラボレーションによるものとのこと。

 外側の色と内側の色をまったく違う色にしたツートンカラーで、閉じたときと開いたときのイメージがまったく異なる。角に丸みを持たせたフラットな面により、柔らかくすっきりしらイメージだ。きちんとNらしさを残しつつ、海外インテリアっぽさを加えた、といった感じだろうか。質感は全体的に良い。

 メインディスプレイには、シリーズ最大となる約3.0インチでワイドVGA+(480×854ドット)の26万2144色表示可能な半透過型LTPS TFT液晶を採用している。前モデルの「N903i」は、画素数がVGA+(480×690ドット)だったので、縦に164ドット広がったことになる。携帯電話としては最大級のサイズで、解像度も約332dpiと高精細だ。輝度約400cd、コントラスト比約800:1、色度域(色再現範囲)約72%と、いずれもN903iと同スペックだが、高性能。実際に画面を見ても、大きくて綺麗というのがすぐわかる。

▲カラーバリエーションは4種類で、左からOrange Cut(ブラック/オレンジ)、Pink Soda(ピンク/ホワイト)、Urban Blue(ブルー/シルバー)、Day and Night(ホワイト/ブラック)。それぞれ閉じたときの外側と開いたときの内側の色がまったく異なる

【拡大表示は画像をクリック】 ▲閉じた状態の表側。並び順は同じで、左からOrange Cut、Pink Soda、Urban Blue、Day and Night。ピンクだけやラメが入っている感じがあるが、各色ともにつや消し塗装で落ち着いた上質な質感

【拡大表示は画像をクリック】


▲閉じた状態の裏側。表面と同じくフラットなデザインで、中央に有効320万画素CMOSカメラとカメラ用LEDが並んでいる。右上のヒンジ部近くに見えるのがストラップホール。バッテリは3.8Vで780mAh(電池パック「D16」)。やや容量が小さいが、N703iDやSimpure N1で培われた消費電力を抑える技術を導入し、待受や通話時間だけでなく、使っていてバッテリが持つと実感できるように工夫

【拡大表示は画像をクリック】 ▲また、背面液晶は正方形に見えるが、実際の表示部は半分程度。約0.9インチで96×64ドット、白色1色の有機ELディスプレイ。バックの色が黒なので非常に閲覧しやすい。着信ランプが表示部の下についている。充電時には赤に光る。また、おサイフケータイのためのFeliCaチップのアンテナもこちら側にある

【拡大表示は画像をクリック】

■デザインだけでなく使いやすさも重視!サイズもより小さく


 N903iよりも液晶サイズが約0.5インチ大きくなっているにもかかわらず、本体サイズは約104×49×18.9mmと小さく薄くなっている。質量も約113gとハイスペックモデルとしては軽い方だ。そのためかバッテリパックの容量が小さくなっており、N903iでは850mAhだったが、N904iでは780mAh。

 キーの配置などはN903iと比べるとプッシュトークボタンが左側面に移り、サイドキーが左側のみとなった。その代わり、右側面にはイヤホンマイク端子やmicroSDカードスロットが並べられている。配置がより一般的になったが、特にN903iではmicroSDカードスロットの位置がバッテリカバー内に搭載されていたので、嬉しい改善だ。

 数字キーやソフトキーなどの配置は変更されていないが、文字入力時のキーアサインも変更されており、濁点が#キーから*キーに、逆トグル(逆順)がサイドキーから発話キーに変更されている。また、発話キーの長押しでUNDO(やり直し)が行えるようになったのも嬉しいところだ。

▲左側面にはディスプレイ側にミュージックプレイヤーボタンやスピーカー、キー側にプッシュトークキーや上下キーを配置。スピーカーは左右についており、ツインスピーカーでサウンド再生が可能。側面から見ると外側のブラックと内側のオレンジが鮮やかに調和して見える

【拡大表示は画像をクリック】 ▲右側面にはディスプレイ側にスピーカー、キー側にmicroSDカードスロットおよびイヤホンマイク端子を配置。各カバーはmicroSDカードスロットのものは開けやすいのだがイヤホンマイク端子の方は開けづらいのが気になった

【拡大表示は画像をクリック】


▲先端部にはディスプレイ側に赤外線端子、キー側に充電用端子および外部接続用端子を配置。オレンジ色の部分の中央でくぼんでいるのがマイク。中央のオレンジを黒い2つのボックスではさんでいるというイメージだそうだ

【拡大表示は画像をクリック】 ▲ヒンジ部には特に何もない。ただ最近の機種ではなるべくヒンジを目立たないようにデザインされているが、N904iでは「NECといえば折りたたみ」ということで、デザインをしたジョバンニ氏が折りたたみケータイの象徴であるヒンジを強調したデザインにしたとのこと。ねじもしくはバネのような筋模様のデザイン

【拡大表示は画像をクリック】


▲各キー配列の様子。キーライトはオレンジ色に見えるが各カラーバリエーションともに高輝度白色LED。十字キーの中央にはNEC製のハイスペック機としては定番のニューロポインターを搭載。各キー配列は従来機種と同様だ。ただし、文字入力時などにおいてこれまで逆トグルがサイドキーだったのに対し、他のメーカーの機種で比較的一般的な発話キーに変更されているなどいくつかキーアサインが変更されている

【拡大表示は画像をクリック】

ソフトバンク、薄型ワンセグ携帯「805SC」を16日発売

6月16日発売


805SC

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070614/sb.htm

 ソフトバンクモバイル株式会社は、薄型のワンセグ対応スライド式携帯電話端末「805SC」の発売日を、6月16日に決定した。


 805SCは、サムスン製の端末。スライド構造を採用しワンセグ端末で最も薄いという13.5mm厚を実現した。2.12型/240×320ドットの液晶を搭載し、ワンセグ視聴のほか、視聴中の音声通話着信やメール受信にも対応。ワンセグ映像のフルスクリーン表示も可能となっている。


 高速データ通信サービス「3Gハイスピード」(HSDPA)やBluetoothに対応。PCサイトブラウザを利用したパソコン用サイト閲覧も可能となっている。有効200万画素のCMOSカメラを搭載。microSDカードスロットも備えている。


 連続通話時間は約165分、待受時間は約230時間。外形寸法は100.6×51.4×13.5mm(縦×横×厚み)、重量は約101g。ボディカラーは、ホワイト、ターコイズブルー、ラベンダー、ローズの4色を用意する。

厚みは13.5mm 4色のカラーバリエーションを用意する



□ソフトバンクモバイルのホームページ

http://mb.softbank.jp/mb/

□ニュースリリース(PDF)

http://broadband.mb.softbank.jp/corporate/release/pdf/20070614_2j.pdf

□関連記事

【5月22日】ソフトバンク、ワンセグ対応ケータイ4モデルなど発表

-孫社長「913SHはワンセグで一番格好いい」

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070522/sb.htm

【1月25日】ソフトバンク、東芝製のワンセグ対応スライド携帯「911T」

-サムスン製「805SC」はワンセグ対応で最薄13.5mm

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070125/sbm2.htm

( 2007年6月14日 )

コ・アラ-チョン・イルウ、仲良く“エニーコール”広告!

コ・アラ-チョン・イルウがエニーコールHSDPAフォーン(映像通話フォーン)CFモデルに抜擢された。チョン・ジヒョン、イ・ヒョリなどに続きエニーコールの新しい顔でキャスティングされた二人は、先月5月14、15日両日、スイス、モントルで初めて息の合ったところを見せた。

http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=4&ai_id=73437

今回の“エニーコールHSDPAフォン”のCFは、遠く離れていても映像通話で、見たい人を近く感じることができるというコンセプトで撮影、スイスの美しい景色を背景に、二人の愛らしい表情が注目を浴びている。

コ・アラは「 携帯電話CFのモデルは一度してみたかったが、抜擢されて本当にうれしい。今後も視聴者の皆さんの期待に応えるよう頑張りますので応援してください」と感想を述べた。また“エニーコールHSDPAフォーン”CFは、今月2日から地上波およびケーブルTVを通じて放映され、好評を得ている。

2007年06月18日

イー・モバイル、新規開業エリアで月額無料のキャンペーンを実施

イー・モバイル(株)は13日、新たに7月1日または8月1日に開業する札幌や福岡エリアの取扱店などで契約したユーザーを対象に、月額料金を最大2ヵ月半無料にする“新規エリア開業キャンペーン”を実施すると発表した。

http://ascii.jp/elem/000/000/042/42938/

キャンペーンの内容は、開業時期によって分かれており、7月1日開業予定の札幌市、仙台市、北九州市、福岡市が所在する北海道、宮城県、福岡県内のイー・モバイル取扱店で、今月15日から8月31日までに契約したユーザーに対しては、8月31日までの月額料金を無料とする。

また、8月1日開業予定エリアでは、エリア内の指定取扱店で今月15日から9月30日までに契約したユーザーに対して、9月30日までの月額料金を無料とする。なお、8月1日開業予定エリアは現在のところ正式発表されていないが、エリア、指定取扱店とも同社のウェブサイトで発表される予定だという。

このほか、どちらのエリアについても、無料期間中は請求書発行サービスの月額157円についても無料となる。ただし、契約事務手数料の2835円については無料とならない。

■関連サイト

ニュースリリース

開業予定エリア

ソフトバンクモバイル

イー・モバイル、7~8月の新規開業地域で2カ月無料キャンペーン

イー・モバイルは、7月~8月に北海道や宮城県などで新規開業することにあわせ、新規開業エリアで契約したユーザー全員の月額利用料を2カ月間無料にするキャンペーンを実施する。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/34993.html

 同社が5月末に発表したエリア展開計画によれば、7月には札幌市、仙台市、福岡市、北九州市の都市部で、8月には宇都宮市、前橋市、高崎市、水戸市、つくば市、静岡市、一宮市、岡崎市、春日井市、豊田市、豊橋市、奈良市、広島市の都市部で利用できるようになる予定。

 あわせて同社では、7月1日に開業する北海道・宮城県・福岡県内のイー・モバイル取扱店で、6月15日~8月31日に契約したユーザー全員の月額利用料を2カ月分(7月・8月分)無料にする。

 また、8月1日開業するエリアについても、同様のキャンペーンを実施し、7月15日~9月30日までに契約したユーザー全員の月額利用料が2カ月分(8月・9月分)無料になる。請求書発行サービスの月額使用料(157円)も無料となる。ただし、契約時に発生する事務手数料(2,835円)は請求される。



■ URL

  プレスリリース

  http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=474

■ 関連記事

・ イー・モバイル、6~8月のエリア拡大計画を発表

・ イー・モバイル、HSDPAサービスを3月末スタート


(関口 聖)

2007/06/13 18:02

2007年06月19日

Nokia Connection 2007 - HSDPA対応ミッドレンジ向け新機種などが展示

フィンランドのNokiaは18日、シンガポールで開催中のプライベートイベント「Nokia Conneciton 2007」でミッドレンジ向け新製品3機種を発表。5月に発表された新機種などと合わせ、実機の展示を行っている。

小型のHSDPA対応端末"Nokia 6121 classic"

http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/06/19/nokiacon/

Nokia 6121 classic


Nokia 6121 classicは105x46x15mm、89gという小型軽量のキャンディバースタイルながら、下り最大3.6Mbpsの高速パケット通信に対応したHSDPA端末。4月に発表されたNokia 6120 classicのHSDPA対応周波数を変更したもので、6120 classicはHSDPA 850/2100MHzと北米の850MHzにも対応。一方6121 classicはHSDPA 900/2100MHzとオーストラリアや今後ヨーロッパで採用が予定される900MHzに対応している。GSM/EDGEは850/900/1800/1900MHzの4バンドに対応した。

プラットフォームははSymbian S60(3.1 Edition)を採用。画面解像度は240x320ピクセル。カメラは背面に2メガピクセル(4倍デジタルズーム、フラッシュ搭載)、前面にはTV電話用を配している。外部メモリはmicro SDカード、外部接続にはmicro USBを採用。本体色はブラック、パールホワイト、ピンク、サンドゴールド、ダークブルーの5色でアジアパシフィック地域では2007年第3四半期にオーストラリアとニュージーランドでの発売が予定されている。

音楽再生に優れたW-CDMA端末"Nokia 6267"

Nokia 6267は背面ディスプレイ下にメディアプレイキーを備えた折り畳みスタイルの音楽機能強化端末。W-CDMA850/2100MhzとGSM 4バンドに対応。内蔵メモリは30MBで、外部メモリを利用して最大4GBまで拡張することができる。内蔵のメディアプレーヤーはスキンを変更できるほか、バックグラウンドで音楽再生しながらメールを書くなど他の操作を行うことも可能だ。2.5mmのイヤフォンジャックを備え、市販のヘッドフォンを利用することができるほか、BluetoothはA2DPに対応しワイヤレスで音楽のステレオ再生にも対応している。プラットフォームは同社のSeries 40で、XHTML対応ブラウザやPush mailにも対応した。本体色はブラック、オレンジ、ラベンダー、エレクトリックブルーで国ごとに投入される色は異なる予定とのことだ。発売は2007年第3四半期の予定。

背面に音楽再生キーなどを備えるNokia 6267

メディアプレーヤーは好みのスキンに変更可能

上品なベーシック端末"Nokia 3500 classic"

前面のクリア感、背面のビビッドカラーが目を惹くNokia 3500 classic


Nokia 3500 classicは予定価格135ユーロと手ごろな価格ながら、クリアな前面の質感、ビビッドな本体カラーなど上品さを感じさせるベーシックなGSM端末だ。2Mピクセルカメラ、FMラジオ、Bluetooth、2,000件もの電話帳の保存に対応するなど日常的な利用に十分な機能を備えている。こちらも発売は2007年第3四半期の予定。

金属ボディが高級感を感じさせる"Nokia 6500 classic/slide"

会場には5月後半に発表されたNokia 6500 classic、Nokia 6500 slideの2機種の展示もされていた。どちらもミッドレンジ向け端末でW-CDMAに対応しており、本体に金属素材を多用した高級な質感が特徴となっている。また両機種が採用するでmicro USB端子は充電に加えPCやアクセサリの接続にも対応しており、他の外部接続端子を不要にしている。両端末とも今年第3四半期の発売予定だ。

Nokia 6500 classicはアルミコーティングボディーを採用、9.5mmと薄型のキャンディバースタイル。本体色はブラック、ブロンズと落ち着いた2色が用意されており、スタイルを重視した仕上がりとなっている。外部メモリスロットは搭載しないが内部メモリは1GBと大容量で、内蔵カメラで撮影した動画や音楽ファイルを多数の保存することもできる。カメラは背面に2メガピクセルのものを搭載。また前面のTV電話用カメラは画面上部のスピーカー部分に内蔵されており、本体のすっきりしたデザインを損わないような工夫がされている。

またNokia 6500 slideは本体にステンレス素材を採用したスライド形状端末。クリアコーティングがされており指紋の跡などがつきにくいという。同社ミッドレンジモデルとしてははじめてカールツアイス製のカメラユニットを搭載している。解像度は3.2Mピクセル、光学8倍ズームに対応しており、動画はVGA(640x480ピクセル)の撮影も可能となっている。またTV出力にも対応しており、撮影した写真や動画をTVの大画面で楽しめるほか、TV電話や他の操作などをTVに出力することも可能だ。内蔵メモリは20MBだが外部メモリにより4GBまで拡張可能だ。ほかにもFlickrやPictBridgeに対応するなど、携帯電話をカメラの代わりとしても十分利用できるだけの機能を搭載している。

Nokia 6500 classic

一体成型された特徴的な画面周りの金属パーツも展示されていた

スライド式のNokia 6500 slide

カメラはカールツアイス製ユニットを搭載する


関連記事

Nokia、HSDPAに対応したミッドレンジ端末「Nokia 6121 classic」

[2007/6/19]

Nokia、折りたたみ式・音楽専用ボタン搭載の3G端末「Nokia 6267」発表

[2007/6/19]

Nokia、ミッドレンジの薄型3G端末「6500 Classic」を発表

[2007/6/1]

Nokia、高性能カメラ付きのミッドレンジ3G端末「6500 Slide」を発表

[2007/6/1]

【連載】天まで届け! Nokiaへの愛 第1回 我が家の"お宝Nokia"をちょっとだけお見せします!

[2007/4/3]

「端末メーカ各社の国内動向-2006年度通期-」を販売開始

インターネットビジネスの総合シンクタンクであるサイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社(代表取締役 土屋 継 東京都港区)は、モバイル・マーケティング・レポートの企画・制作を行うエムレポート(代表 大門 太郎)がレポートにまとめた「端末メーカ各社の国内動向-2006年度通期-」の販売を開始しました。

http://japan.cnet.com/release/story/0,3800075553,00019123p,00.htm

報道関係者各位

平成19年6月19日

サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社

リンク

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サイボウズ・メディアアンドテクノロジー、

「端末メーカ各社の国内動向-2006年度通期-」を販売開始

~1強時代到来 通期はシャープの独壇場~

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■■ 要約 ■■

インターネットビジネスの総合シンクタンクであるサイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社(代表取締役 土屋 継 東京都港区)は、モバイル・マーケティング・レポートの企画・制作を行うエムレポート(代表 大門 太郎)がレポートにまとめた「端末メーカ各社の国内動向-2006年度通期-」の販売を開始しました。

【詳細ページ: リンク 】


■■ 資料概要 ■■

●通期に3強から抜け出たシャープ

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2006年度通期における携帯電話端末の国内出荷台数は、シャープがパナソニック モバイルコミュニケーションズや日本電気(NEC)を大きく引き離しました。2005年度には数十万台の差であった出荷台数が、2006年度ではシャープのみが1,000万台を突破し、続くパナソニック モバイルや東芝は500万台程度の出荷にとどまっています。その結果、シャープは3強から飛躍し、1強へと上り詰めました。


■■ キーワード ■■

●単独首位のシャープ!!

2006年度通期は上期に続き、シャープがパナソニック モバイルコミュニケーションズや東芝、NECを寄せつけず、国内最大手メーカに上り詰めました。出荷台数も1,000万台を突破し、500万台強のパナソニック モバイルや東芝に大差をつけています。

●通期出荷は4,700万台!!

2006年度通期の国内出荷は携帯電話番号ポータビリティ(MNP)制度導入があったものの、爆発的な出荷は発生せずに前年同期比0.4%増の4,712万台の出荷にとどまっています。

●通期投入は129機種!!

携帯電話事業者各社は携帯電話番号ポータビリティ(MNP)制度におけるユーザ移行対策に、これまでにないほどの機種数を市場投入しました。ただ、機種数の拡充による需要喚起が見込まれたものの、端末出荷に拍車はかからなかった恰好です。

●2007年度見込みは微増の4,800万台出荷!!

2007年度は2006年度下期の勢いを継続しつつ、「おサイフケータイ」やワンセグ対応、HSDPA方式端末の拡充が見込まれることから微増の4,800万台を見込みます。


■■ 「2.市場規模推移と予測(2006~2011年度)」より ■■

●通期は前年同期横ばいの4,712万台を出荷

社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)によれば、2006年度通期における携帯/自動車電話端末の国内出荷台数は前年同期比0.4%増となる4,712万台になったといいます。そのうち3G端末は同20.6%増の4,449万7,000台、2G端末が同73.9%減となる262万3,000台となり、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式端末を含む3G端末以上の比率は94.4%に達しています。


■■ 目次/図表 ■■

要約

キーワード

  表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移(2005~2006年度)

  表:携帯電話端末の半期別市場投入機種数推移(2005~2006年度)

1.市場概況

 通期に3強から抜け出たシャープ

  表:2006年度下期における主な端末メーカ別市場投入機種数

  表:2006年度通期における主な端末メーカ別市場投入機種数

2.市場規模推移と予測(2006~2011年度)

 通期は前年同期横ばいの4,712万台を出荷

  図:携帯電話端末の出荷台数推移と予測

    (2006~2011年度、エムレポート推定)

  表:携帯電話端末の出荷台数推移と予測(2006~2011年度)

 メーカ別国内シェア(2006年度下期)

  表/図:メーカ別国内シェア

 メーカ別国内シェア(2006年度通期)

  表/図:メーカ別国内シェア

 メーカ別国内シェア(2007年度通期予測)

  表/図:メーカ別国内シェア

3.端末メーカ各社の動向と今後の計画

 シャープの動向

  通期は前年同期比36%増になった売上高

  表:携帯電話/通信融合端末の半期別売上高推移(2005~2006年度)

  1,000万台を突破した通期販売台数

  表:携帯電話端末の半期別販売台数推移(2005~2006年度)

 パナソニック モバイルコミュニケーションズ(PMC)の動向

  通期は前年同期比約25%減になった売上高

  表:売上高と営業利益、設備投資額の半期別推移(2005~2006年度)

  表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移と予測(2005~2006年度)

 東芝の動向

  通期でauとボーダフォンに合計18機種を供給

  表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移と予測(2005~2006年度)

  2007年春モデルはユーザ層別に提供

 日本電気(NEC)の動向

  通期は黒字化を達成したモバイルターミナル部門

  表:モバイルターミナル部門の半期別売上高推移(2005~2006年度)

  通期でも国内出荷台数は大幅減

  表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移(2005~2006年度)

  折り畳み型の進化形を披露

  07年5月から音楽ビデオのダウンロード1回ごとに10円を寄付

  06年12月に都内カフェにギャラリーを開設

  06年11月にSuper3G商用端末メーカに選定

  将来的にau向け端末開発も検討

 富士通の動向

  通期は前年同期比12%増の国内出荷

  表:パソコン/携帯電話の半期別連結売上高推移(2005~2006年度)

  表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移(2005~2006年度)

  端末も鉄道貨物輸送を開始

 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの動向

  通期にNTTドコモとauへそれぞれ4機種を出荷

  表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移(2005~2006年度)

  07年2月にアロマケータイを投入

  07年2月に映像配信サイトを設置

 三洋電機の動向

  通期の国内電話機部門の売上高は前年同期比14%減

  表:電話機の半期別国内外連結売上高推移(2005~2006年度)

  通期出荷は前年同期比9%増

  表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移と予測(2005~2006年度)

  男性/女性それぞれにワンセグ対応端末を投入

  表:W53SA/W52SAの主な仕様

  端末事業の売却も視野に

 三菱電機の動向

  通期は販売停止に遭うも横ばいの国内出荷

  表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移(2005~2006年度)

  電池パック回収問題から出荷台数を下方修正

 通期は前年同期比約22%増の売上高を記録したカシオ計算機

  表:MNS部門の半期別売上高推移(2005~2006年度)

 通期売上高は前年同期比10%増の京セラの通信機器関連事業

  表:通信機器関連事業の半期別業績推移(2005~2006年度)

 参考:NTTドコモの動向

  2007年冬商戦向け端末の割賦販売を検討

  07年4月に端末メーカへ品質確保の徹底を通達

  07年1月にLiMo Foundationを設立

  2007年も50機種投入の見込み

 参考:07年5月に共通APIを発表したソフトバンクモバイル

4.海外メーカの動向

 SIMロック・フリー端末を投入したノキア・ジャパン

 米Motorolaの動向

  MOTORAZR(RED)で世界基金へ寄付開始

  07年1月から約200名のモトローラ大使を派遣

 07年4月からSecond Lifeで販促活動を開始したSamsung

 Pantech & Curitelの動向

  au向けA1406PTの供給台数が4月に100万台突破

  1日あたり4,000~5,000台の販売を記録したA1406PT

5.2006年度下期における市場投入端末

  表:2006年度下期における市場投入端末一覧

    (2006年10月6日~11月25日)

  表:2006年度下期における市場投入端末一覧

    (2006年12月1日~2007年2月14日)

  表:2006年度下期における市場投入端末一覧

    (2007年2月16日~3月31日)

6.関連リンク

  表:関連リンク(五十音順)



■■ 概要 ■■

【詳細】

商 品 名:端末メーカ各社の国内動向-2006年度通期-

発 刊 日:2007年6月13日

判  型:A4版27頁〔PDF資料〕

発  行:エムレポート

販  売:サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社

頒  価:15,750円(税抜15,000円+消費税750円)

ドコモ株主総会、iPhoneの導入や料金改革に意欲見せる

NTTドコモは6月19日、都内のホテルで第16回定時株主総会を開催した。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/35071.html

 冒頭、2006年度の事業報告を行ない、2006年度業績のほか、携帯電話の契約者数が5,262万契約に達し、そのうちFOMAの契約者数が3,553万契約と全体の2/3に達したことを示したほか、iチャネルなどの契約数が増加したことで、将来に向けた経営基盤が整ったと説明。パケ・ホーダイフルなどの新たなサービスの開始、HSDPAサービスの主要都市への展開を行なっていることなどを示した。

 また、平田正之副社長が、ドコモが今後対処すべき課題について説明。「コアビジネスの基盤強化による競争力の向上」、「さらなる収入拡大と創出」、「コスト削減への取り組み」をあげ、コアビジネスの基盤強化による競争力の向上では、製品、サービスの提供、高品質で安定したネットワークの提供、アフターサービスの充実、利用しやすい料金サービスの提供に取り組むことが、新規契約数の増加、解約の抑止につながるとした。

 収益の拡大については、HSDPAや国際ローミング、iチャネルの普及促進、音楽配信サービスの強化などによる携帯電話利用の促進策のほか、トラフィックに依存しない収益の拡大策として、クレジットサービスのDCMXの利用拡大に力を注いでいく姿勢を示した。

 さらに、コスト削減への取り組みとして、端末調達コストおよびネットワークコストの低減、代理店手数料の効率的な運用を行なうと語った。



■ ドコモ中村氏、MNP転出超を謝罪

5月から「DoCoMo 2.0」のプローモーションを開始

 また、事前質問に関する一括回答には、石川國雄副社長が回答。「MNPの影響については、転出が転入を上回る状況が続いているが、当社としては、一過性の対策ではなく、エリア、料金、サービスといった総合力の強化が必要だと考え、制度開始に向けて対策を進めてきた。だが、FOMAの通話エリアの印象が払拭できず、料金面でのイメージもあった。しかし、MNPの影響は、時間を追うごとに低減しており、サービス、端末などの施策により、早期に転出超過の状況から脱するように努力したい」とした。

 ブランド向上については、「コアビジネスの強化、収益の拡大に向けて、従来からのドコモブランドのイメージを刷新し、イメージを向上させることが重要である。5月からDoCoMo 2.0をスタートしたほか、マーケティング機能、プロモーション機能を融合するための体制を確立し、ドコモブランドの向上を図る。施策を明確化、具現化し、新たな価値感の創出によって、企業価値の増大に務めていく」と語った。

 なお、会場からの質問では、MNPに対する質問に中村維夫社長が回答。「昨年10月24日から開始したMNPでは、100万人出ていき、入ってきたのが40万人。大変申し訳なく思う。理由は2つある。第3世代をスタートして6年が経過したが、最初のネットワーク環境がひどかったこともあり、なかなか信頼いただけなかった。また、端末価格が高いこともあり、ドコモは利用料金も高いのではないか、という印象がある。MNP対策は、一過性のものではなく、抜本的に解決しなくてはならない問題。応急処置の対処療法はないと判断し、他社に負けないピカピカのネットワークを作る。また、auが先行していた音楽サービスにも、やっと追いついたと判断している。先進的なドコモを目指し、いまの失地を回復したい」と回答した。



■ 近く料金施策発表、「パケット定額を魅力あるものに」

 さらに、DoCoMo 2.0が若者向けのキャンペーンになっており、シニア向けの提案が少ないという質問に対しては、「シニア向けには、らくらくホンを提供しているが、今は機能をシンプルにしたものを提供している。それだけでなく、おサイフケータイ機能、カメラ機能などを搭載したものを増やしていきたい」と回答。また、伊東則昭取締役執行役員は、「DoCoMo2.0では、まず、サービス面を訴えているが、近々、料金面でもお客様の目に止まるものを出したい。パケット定額を魅力あるものにしていくことが求められている。料金施策で手をこまねいているわけではない」とした。

 国内の携帯電話市場が飽和状態になっており、今後の事業拡大の場をどこに求めるか、という点については、「今後は、法人市場が戦いの場所になる。若い人への普及は、ほぼ100%だが、それ以外の市場もある。また、海外で事業に関しては、3つのポイントがあり、国際ローミングで収入、音声通話中心となっているアジア市場におけるデータ通信需要、アジア市場で資本/提携戦略になる」(中村社長)とした。

 また、株主総会に出席している役員の高齢化や、女性役員がいないことに関しても質問が飛び、「今日は、取締役が中心なるために、出席者が少し年寄りに見えるが、執行役員には、若手を登用している。また、女性の執行役員も1人いる。女性役員は決して多いとは思っていない。若い力も生かしていきたい」(中村社長)と回答した。



■ WiMAXやFMC、3.9G、NGNなど今後ネットワーク展開について

 WiMAX事業に関しては、伊東取締役執行役員が回答。「当社では、WiMAX事業に自ら参加したいと表明していたが、総務省からのガイドラインでは、第3世代ネットワークを持っている事業者は単独で参加できないとしている。それに対して、当社は、参加する機会を与えてほしいとパブリックコメントを出しているところだ。ただ、事業を行なう会社に対して、1/3まで出資して参加できる。マジョリティはとれないが、やる道はあると考えている」とした。

 FMCサービスが魅力に欠けるとした質問に対しては、石川副社長が回答し、「移動と固定の融合は、法人の分野ではすでにやっているが、これを個人にも広げていきたい。海外での事例も研究しながらやっていく」としたほか、中村社長が「個人の電話で、090の携帯電話端末からかけても、家の中では、固定電話から発信していくということも検討しているが、収入に与える影響を考えていかなくてはならない」とした。

 また、NGN(次世代ネットワーク:Next Generation Network)に関しては、「ネットワークのオールIP化という点では、固定電話事業者と同じ方向に向かうことになる。この点では、ネットワークを共有していくことを考えたい。だが、固定電話は10年先の技術がわかるが、携帯電話には、3.9世代、WiMAX、第4世代などがあり、先が見えない。フレキシブルに動かなくてはならない。ネットワークの上にあるサーバーや制御の部分は、選択肢が数あるなかで決めてしまうのは大変危険である」としたほか、「2010年にサービスを予定している3.9世代は、いまの第3世代のネットワークを活用できるが、第4世代は、スピードは3.9世代の10倍になるものの、第3世代の時と同じように全部張り替えなくてはならない。これを張り替えてまでやるべきか。世界の趨勢がこれについてこれるのか。収入とコストを見ながら判断したい」と語った。



■ iPhoneの国内投入に期待感

海外ではまもなく「iPhone」が登場する

 今月末にも米国で出荷される予定のiPhoneに関しては、「GSMであるために、日本ではこの方式は使えない。だが、1年後には日本にも入ってくる予定であることから、ドコモが提供しているW-CDMA方式への対応を期待しており、可能であればドコモにも入れたい。アップルとの話し合いになるが、重要なものとして検討していきたい」(辻村清行取締役常務執行役員)と、導入に意欲を見せた。

 なお、午前10時にスタートした株主総会は、12時6分に終了。剰余金処分、自己株式取得、取締役および監査役選任の第1号議案から第4号議案まではすべて可決された。また、動議として株主から提案された年間配当金8,000円への増配に関しては、否決された。



■ URL

  NTTドコモ

  http://www.nttdocomo.co.jp/

  NTTドコモ 株主・投資家向け情報

  http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ir/

■ 関連記事

・ 米Apple、GSM対応の“iPodケータイ”「iPhone」

・ ドコモ辻村氏に「DoCoMo 2.0」時代の戦略を聞く

・ ドコモ、MNP導入への危機感が漂う株主総会

・ 5月の携帯・PHS加入者数、ソフトバンクが初の月間1位

・ 2.5GHz帯の次世代高速無線免許は新規事業者へ~総務省の方針案

・ ドコモの2006年度決算は増収減益、「DoCoMo 2.0」を掲げる


(大河原克行)

2007/06/19 13:49

ソニエリ、「振ってシャッフル」のウォークマン携帯を発表

Sony Ericssonが、8Gバイトメモリ搭載のウォークマン携帯、端末を振って音楽をシャッフルする携帯、500万画素のカメラ携帯などを2007年後半に投入する。

2007年06月15日 08時55分 更新

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/15/news025.html

 Sony Ericssonは6月14日、下期に投入する新型携帯端末6機種を発表した。

 ウォークマン携帯「W960」と「W910」は、いずれも第4四半期(10~12月期)に発売予定。8Gバイトのメモリを搭載したW960は、2.6インチのタッチスクリーンでの操作が可能。UMTSネットワークのほか、Wi-Fiにも対応する。一方のW910は、端末を振って楽曲のシャッフルやスキップなどの操作ができる新機能を装備したHSDPA携帯。音楽や3Dゲーム、ビデオ、高速ネット接続など、さまざまなエンターテインメントが楽しめる。W960(左)、W910(中央)、K850(右)


 同じく第4四半期に発売予定のサイバーショット携帯「K850」は、16倍ズームも可能な500万画素のカメラ機能が特徴。3バンドのHSDPA対応で、写真ブログやビデオブログの作成も素早くできる。

 W960、W910、K850はいずれもMicrosoft Exchange ActiveSyncに対応しており、ビジネスでの利用も想定している。

 第3四半期(7~9月)発売の「K530」では、同日発表したGPSアクセサリ「HGE-100」と組み合わせることで、音声ナビゲーションなどのGPS機能が利用できる。ジョギングやトレーニング時に、スピードや距離の測定も可能。K530(左)とHGE-100(右)


 Sony Ericssonではこのほかにも、130万画素のカメラ携帯「Z320」、小型の「Z250」を併せて発表。いずれも、第3四半期に発売の予定。Z320(左)とZ250(右)

Windows Mobile搭載機,HSDPA採用の2機種に軍配

スマートフォンの通信速度は対応する通信方式によってある程度決まってくる。今回取り上げた4機種は,利用する通信方式が異なる点をまず押さえておく必要がある。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070605/273585/?ST=system

 イー・モバイルのEM・ONEはW-CDMA方式を拡張した「HSDPA」(関連記事)という方式に対応している。規格上の最大速度は約14Mビット/秒だが,EM・ONEは下り方向の最大速度を3.6Mビット/秒,上り方向を384kビット/秒としている。

 ソフトバンクモバイルのX01HTもEM・ONEと同様にHSDPA方式。端末の処理能力により,下り方向の最大速度は1.8Mビット/秒。上り方向はEM・ONEと同様,384kビット/秒だ。NTTドコモのhTc ZはW-CDMAだけに対応。下り方向の最大速度は384kビット/秒で,上り方向は64kビット/秒である。

 ウィルコムのW-ZERO3[es]は,「W-OAM」に対応。ウィルコムのサービスは通信速度が上り下りで対称であるため,上り下りともに最大204kビット/秒になる(関連記事)。

 こうした規格上で示す通信速度はあくまで目安であって,実際にその通りの通信速度は出ない。これら通信事業者のサービスはどれも実際の通信速度を保証しない「ベストエフォート」で提供しているからだ。

 そこで,スマートフォンは実際にどのくらいの速度を出せるのかを東京都内の3カ所で実測した。具体的にはビジネスパーソンが多い新宿駅西口,東京駅丸の内口,東京ミッドタウンの3カ所である(図1)。測定は2007年4月中旬,平日の昼,夜の二つの時間帯で実施した。

図1●スマートフォン4機種の通信速度を測定した場所

新宿駅西口,東京駅丸の内口,六本木の東京ミッドタウンの3カ所で測定した。

[画像のクリックで拡大表示]


 通信速度の計測は1MバイトのPDFファイル,1MバイトのテキストのみのWordファイルについて,日経BP社内に立てたFTPサーバーとの間でダウンロード,アップロードの両方の速度を計測。時間帯による通信速度の揺らぎを考慮し,昼夜で下りと上りを各3回ずつ計測し平均速度を算出した。FTPサーバーに利用したマシンはCPUがPentium M 1.2GHz,メモリーは512Mバイト。FTPサーバー側の回線はNTT東日本のBフレッツである。

EM・ONEとX01HTが数百キロで通信

 結果は,HSDPAに対応したEM・ONEとX01HTの2機種が高速だった(図2)。EM・ONEは平均して下り方向が約484kビット/秒,上り方向が約276kビット/秒を出している。X01HTはEM・ONEには及ばなかったものの,下り方向で約405kビット/秒,上り方向で約213kビット/秒だった。両機種ともにHSDPA方式の優位性を明確に示したと言える。

図2●Windows Mobile搭載4機種の計測結果  [画像のクリックで拡大表示]


 残りのhTc ZとW-ZERO3[es]は携帯とPHSといった違いはあるものの,結果は五十歩百歩だった。下り方向の通信速度はhTc Zが約71kビット/秒,W-ZERO3[es]が約70kビット/秒,上り方向はhTc Zが約60kビット/秒,W-ZERO3[es]が約77kビット/秒だ。

 記録した下り方向の最高速度と最低速度も紹介しておこう。最高速度はEM・ONEが520.7kビット/秒,X01HTが470.5kビット/秒,hTc Zが116.2kビット/秒,W-ZERO3[es]が89.2kビット/秒だった。一方,最低速度はEM・ONEが428.6kビット/秒,X01HTが207.0kビット/秒,hTc Zが22.3kビット/秒,W-ZERO3[es]が40.9kビット/秒である。

 結果から分かるとおり,NTTドコモのhTc Zには速度で大きな揺れが目立つ。契約者数が最も多い同社だけに,こうした通信実験で影響を受けやすいのかもしれない。

<参考URL>

NTTドコモの法人向けWebサイト

KDDI(携帯電話サービス)の法人向けWebサイト

ソフトバンクモバイルの法人向けWebサイト

ウィルコムの法人向けWebサイト

電気通信事業者協会(TCA)の携帯電話/PHS契約数サイト

第1回 高速通信を武器に動き出すスマートフォン

第2回 Windows Mobile搭載機,HSDPA採用の2機種に軍配

第3回 通信速度と異なる体感,PDF閲覧は機種ごとに差 (2007/06/20公開予定)

第4回 解像度と輝度ならEM・ONE,HTC製は片手操作でも快適 (2007/06/21公開予定)

第5回 最新モバイル通信カードの速度測定,イー・モバイルは2メガ超も (2007/06/22公開予定)

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(原 隆=日経ネットマーケティング)  [2007/06/19]

高速通信を武器に動き出すスマートフォン

ひんやりとした寒さが残る3月の終わり,東京・秋葉原の「マルチメディアAkiba」には開店を待つ長い行列ができていた。お目当ては13年振りの新規参入携帯電話事業者となったイー・モバイル(関連記事)が発売する「EM・ONE」(エムワン)である。事前予約1万台という同社の予想をゆうに超え,発売日当日には予約分も含めて2万台弱を販売した(写真1,関連記事)。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070605/273584/?ST=system

写真1●イー・モバイルの「EM・ONE」登場でスマートフォン市場は活気付く

3月31日の端末発売当日に,予約を含め2万台弱を販売した。EM・ONEはWindows Mobile搭載でHSDPAに対応する。


 EM・ONEは携帯電話機とパソコンの中間に位置する「スマートフォン」と呼ばれる端末である。国内ではあまり耳慣れないジャンルだが,要は通信/通話機能を内蔵したPDA(携帯情報端末)と考えればよい。

 スマートフォンは2005年12月にウィルコムが発売した「W-ZERO3」(関連記事)が空前のヒット。2006年には,NTTドコモとソフトバンクモバイルが相次いでスマートフォン市場に参入した。

 そして2007年,EM・ONEは携帯電話事業者の端末ながら,通話機能を持たないデータ通信専用端末として登場した。しかも定額制の料金プランと最大でメガ・クラスの通信速度という,登場当時の固定ブロードバンドに近い通信サービスとセットになっている(関連記事)。

 かつて日本のPDA市場は,ソニーの撤退など大きく落ち込んだ時期がある(2005年公開の関連記事)。それから約2年を経て,PDAは通信機能を携えたスマートフォンに名を変えて復活しつつある。

携帯電話事業者の思惑と合致

 復活の影には,強力にして最大の支援者となった携帯電話/PHS事業者の存在がある。スマートフォンを数ある製品ラインアップの一つに加えるようになったのだ。

 市場が頭打ちになりつつある中で(参考サイト),携帯電話事業者がスマートフォンに目を向けたのは,法人市場の開拓という狙いがあるから。法人向けに「hTc Z」(関連記事)など3種類のスマートフォンを展開するNTTドコモは「もはや(個人ユーザー向けの)900や700シリーズが爆発的に普及することはない。重要性を増す法人市場にとって普通の端末では競争に負ける」(プロダクト部の田村穂積第四商品企画担当部長)という。

 2006年10月からスマートフォンの展開を始めたソフトバンクモバイルも,パソコンになじみが深いビジネスパーソンをターゲットに据えている。さらに,同社はノキア製の「X01NK」(関連記事)を4月26日に発売した。個人向けには展開せず,法人だけに販売する。

 携帯電話事業者はスマートフォンを利用しやすい料金の整備も進めている。以前から提供していたパケット通信料の定額メニューに加えて,ソフトバンクモバイルは3月1日から「パケット定額Biz」(関連記事),NTTドコモは4月1日から「Biz・ホーダイ」(関連記事)という名称で,スマートフォン搭載フルブラウザ経由のパケット通信を月額5985円の定額で利用できるサービスを開始。ユーザーの料金に対するの不安を取り除くことで,スマートフォンの市場拡大を援護する。

勢いに乗るWindows Mobile搭載機

 2007年5月末現在,携帯電話/PHS事業者が国内で販売するスマートフォンは全部で8機種ある(図1)。OS別に見ると,一般の携帯電話向けOSでは英シンビアンの「Symbian OS」が約60%のシェアを持つが,スマートフォンに限ると米マイクロソフトのWindows Mobileの採用例が急増している。

図1●携帯電話/PHS事業者が販売するスマートフォン

6月現在,スマートフォンを販売している携帯電話/PHS事業者はNTTドコモ,イー・モバイル,ウィルコム,ソフトバンクモバイルの4社。Windows Mobile搭載端末が5機種と最も多い。7月以降,さらにWindows Mobile搭載端末は増える。  [画像のクリックで拡大表示]


 現行のWindows Mobile 5.0を搭載したスマートフォンは,ウィルコムのシャープ製端末であるW-ZERO3と「W-ZERO3[es]」,台湾のHigh Tech Computer(HTC)が製造したNTTドコモの「hTc Z」,同じくHTC製のソフトバンクモバイルの「X01HT」,そして新規参入のイー・モバイルのシャープ製端末,EM・ONEの計5機種が発売されている。

 さらに今年は,新バージョンの「Windows Mobile 6」が登場する。2月にモバイル関連の展示会「3GSM」(関連記事)でお披露目され,日本でも6月6日にマイクロソフトがWindows Mobile 6の発表会を開催した(関連記事)。ソフトバンクモバイルはそれに先立つ5月22日,夏商戦向け端末発表会でWindows Mobile 6搭載機を発表(関連記事)。東芝製の「X01T」を7月下旬,台湾HTC製の「X02HT」を8月中旬以降に発売する。ウィルコムも7月中旬,Windows Mobile 6を搭載した「Advanced/W-ZERO3[es]」(型番はWS011SH)を発売する予定だ(関連記事)。

 マイクロソフトの梅田成二モバイル&エンベデッドデバイス本部長は,「(Windows Mobile搭載機種は)年内に10機種まで拡大する」としており,勢いはしばらく続きそうだ。

 第2回からはWindows Mobile搭載のスマートフォンである,イー・モバイルのEM・ONE,NTTドコモのhTc Z,ウィルコムのW-ZERO3[es],ソフトバンクモバイルのX01HTの4機種をレビューする。いずれの機種もOSとしてWindows Mobile 5.0を搭載する点は同じだが,搭載した通信機能や端末のスペックによって使い勝手は大きく変わる。通信機能と端末の使い勝手などをつぶさに調べていくと,自分に合った端末が見えてくる。

<参考URL>

NTTドコモの法人向けWebサイト

KDDI(携帯電話サービス)の法人向けWebサイト

ソフトバンクモバイルの法人向けWebサイト

ウィルコムの法人向けWebサイト

電気通信事業者協会(TCA)の携帯電話/PHS契約数サイト

第1回 高速通信を武器に動き出すスマートフォン

第2回 Windows Mobile搭載機,HSDPA採用の2機種に軍配

第3回 通信速度と異なる体感,PDF閲覧は機種ごとに差 (2007/06/20公開予定)

第4回 解像度と輝度ならEM・ONE,HTC製は片手操作でも快適 (2007/06/21公開予定)

第5回 最新モバイル通信カードの速度測定,イー・モバイルは2メガ超も (2007/06/22公開予定)

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(原 隆=日経ネットマーケティング)  [2007/06/18]

2007年06月20日

通信速度と異なる体感,PDF閲覧は機種ごとに差

通信速度だけでなく,実際に利用するうえで体感速度も比較した(図1)。(1)特定のWebページを見る際にWebブラウザの起動からインターネット接続,特定のWebページを表示するまでに実際にかかる時間,(2)約1MバイトのPowerPointファイルとPDFファイルを開くのにかかる時間――を計測した。

図1●体感速度を比較

各機種の実際の体感速度を計測するため,Webページの閲覧,PowerPointファイルの閲覧,PDFファイルの閲覧で4機種を比較した。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070605/273586/?ST=system

通信速度と異なるWebページの表示時間

 (1)のWebページの表示測定では,閲覧する特定のWebページとして日経BP社の案内マップ,http://corporate.nikkeibp.co.jp/information/corporate/map.shtml)を利用した。このページの表示を完了するまでの時間を機種ごとに3回計測し,平均値を算出した。計測するごとに,キャッシュを消去し,アプリケーションは終了させて,接続は手動で切断した。

 その結果,特定のWebページを表示するまでの時間は,通信速度とは全く異なる結果となった。最も速かったのはX01HTで最も遅かったのはEM・ONEだった。EM・ONEはブラウザの起動や通信の確立まではほかの機種と大差なかったものの,Webページの表示が終わるまでに時間がかかった。

PDF閲覧は標準搭載のソフトが影響

 (2)のファイルを開く時間の測定には,1MバイトのPowerPointファイルと1MバイトのPDFファイルの2種類を使った。本体メモリー内から各ファイル内容の表示を完了するまでの時間を機種ごとに3回計測し,平均値を算出した。計測するたびに,起動したアプリケーションは終了させた。EM・ONEとW-ZERO3[es]が搭載するPDFファイル閲覧ソフト「Picsel PDF Viewer」は計測環境をそろえるため,「ページ毎の読込」機能をオンにして計測した。

 1MバイトのPowerPointファイルを開くまでに要した時間は各端末に大差はなかった。搭載しているCPUの能力の差がそのまま反映された結果となり,EM・ONEが最も速かった。

 差が開いたのはPDFファイルを開くのに要した時間である。hTc ZとX01HTがEM・ONEとW- ZERO3[es]を大きく引き離した。理由は,出荷時に内蔵しているPDFファイル閲覧ソフトの違いにある。hTc ZとX01HTは米ウェステックの「ClearVue PDF Viewer」を搭載,EM・ONEとW-ZERO3[es]は英ピクセル・テクノロジーズの「Picsel PDF Viewer」を搭載する。

 最初のページを表示するまでの時間はhTc ZとX01HTがほかの2機種よりも約7秒速く,3秒程度。ストレスを全く感じさせなかった点は評価できる。

速度か,エリアか,料金か

 料金も端末を選ぶうえでは重要な指標だ。通話機能を持たないEM・ONEは月額料金が5980円。hTc Zの場合は,最も基本料金の安い「タイプSS」(3780円)とスマートフォン搭載のフルブラウザによるパケット通信が定額になる「Biz・ホーダイ」(5985円)を合わせて9765円。W-ZERO3[es]はPHS同士の通話が無料になる基本料金(2900円)と,「データ定額」(キャップ制を採用しており上限は3800円)で6700円。X01HTはブループランで最も基本料金の安い「SSプラン」(3570円)とスマートフォン搭載のフルブラウザによるパケット通信が定額になる「パケット定額Biz」(5985円)で9555円。いずれも割引サービスは省いた。

 通信速度や速度の安定性だけでスマートフォンの利便性は語れない。例えば,現時点では東名阪の一部だけでしか利用できないEM・ONEと全国で利用できるhTc Zでは,総合的にどちらの利便性が高いかは人によって判断が分かれるはず。料金も考慮する必要がある。

<参考URL>

NTTドコモの法人向けWebサイト

KDDI(携帯電話サービス)の法人向けWebサイト

ソフトバンクモバイルの法人向けWebサイト

ウィルコムの法人向けWebサイト

電気通信事業者協会(TCA)の携帯電話/PHS契約数サイト

第1回 高速通信を武器に動き出すスマートフォン

第2回 Windows Mobile搭載機,HSDPA採用の2機種に軍配

第3回 通信速度と異なる体感,PDF閲覧は機種ごとに差

第4回 解像度と輝度ならEM・ONE,HTC製は片手操作でも快適 (2007/06/21公開予定)

第5回 最新モバイル通信カードの速度測定,イー・モバイルは2メガ超も (2007/06/22公開予定)

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(原 隆=日経ネットマーケティング)  [2007/06/20]

今買うならどっち?――「D01NE」「D01NX」徹底比較

ノートPCでモバイルブロードバンドを実現するイー・モバイルのデータ通信カード「D01NE」と「D01NX」の徹底比較後編は、通信速度や消費電力、移動時の安定性や地下街・地下鉄での使い勝手を検証する。

http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0706/20/news012.html

 前回は、イー・モバイルのデータ通信カード「D01NE」「D01NX」の仕様や使い勝手の違いについて触れた。今回は、2製品の気になる送受信速度や消費電力の違いをチェックする。さらに、現状では電波が入らない場所が多い地下施設での利用や、高速移動時の通信速度などについても検証してみた。

→今買うならどっち?――「D01NE」「D01NX」徹底比較(前編)

CFカードタイプの「D01NX」とPCカードタイプの「D01NE」

D01NEとD01NXの送受信速度はどう違うのか

 PCカードタイプのD01NEとCFカードタイプのD01NXでは、カードの幅がそのまま可動式アンテナの長さの違いになっている。同じようにPCカードタイプとCFカードタイプが存在するAIR-EDGEの通信カードでも、ほぼ同じ環境であればPCカードタイプの方が通信速度が速いという傾向だった。当然、D01NEとD01NXについてもこの点が気になる人は多いだろう。

 そこで、同日・同時間帯の4カ所で、D01NEとD01NX、さらにD01NXに付属の外付けアンテナを接続しての送受信速度チェックを行ってみた。

「D01NE」「D01NX」速度比較

 1カ所での計測は3回づつ。計測が完全に中断した場合を除き、そのまま結果として採用している。1カ所目は都心部のカフェの窓際で、電波状態は比較的良好な場所だが、その差異は実用レベルではほとんど気にならないという所だ。D01NXでは外付けアンテナの効果も発揮されてはいるものの受信速度はD01NEを上回れなかった。この程度の差であれば、わざわざ外付けアンテナを取り付ける必要はないだろう。

 2カ所目以降は、意図的に電波状態の悪い場所を選んだ。D01NEを基準にすると、D01NX単体(外付けアンテナ無し)では電波状態によって受信速度が影響を受けやすく、明らかに見劣りする。一般的なインターネット利用では受信速度の方が重視されるのでD01NEの方が快適だろう。ただし送信速度に関しては必ずしもそうではなく、むしろD01NXが上回ることもあった。

 D01NXに外付けアンテナを組合わせると状況は大きく変わる。3カ所中2カ所でD01NX+外付けアンテナがD01NEの受信速度を大きく上回り、残る1カ所でも拮抗した。また、送信速度も向上する傾向がある。取付けるのが面倒というマイナス材料はあるが、メリットは大きく、組合わせる事でD01NEと同等かそれ以上の送受信速度を得られそうだ。

 ただし、D01NX+外付けアンテナへの過大な期待は禁物だ。圏外表示になる場所で外付けアンテナを装着すると、アンテナバーが0~1本となる事もあったが、インターネット接続は難しかった。

 基地局からの電波は受信できるが、端末からの電波が基地局まで届かなかったのだろう。検証結果からも分かるように、外付けアンテナの効果が大きいのは受信であり、利用可能エリアを大きく広げるまでには至らないようだ。

消費電力の違いもチェック

 前回も軽く触れたが、2製品での消費電力の違いも気になる所だ。ヘビーユーザーであれば、通信速度よりもこちらの方を重視す人もいるだろう。

 そこでD01NEとD01NXに加え、ノートPC内蔵の無線LAN(Intel 2945ABG)と、ウイルコムのUSB接続データ通信ユニットである“DD”「WS002IN」(W-SIMはRX410IN。契約は2xパケット通信)も加えて消費電力の違いもチェックしてみた。筆者のノートPCでは、D01NXの付属ユーティリティを常駐させておくと消費電力が目に見えて多くなる傾向があった。そのため、今回はD01NE/D01NXともに付属ユーティリティは利用していない。なお、D01NEの付属ユーティリティでは消費電力の変化はほとんど見られなかった。

 消費電力の計測は、バッテリー駆動の状態で、WindowsXPのパフォーマンスモニターである「BatteryStatus」の「DischargeRate」を利用し、PC全体での消費電力を計測した。計測時の条件を同一にし、測定値のバラツキが無くなってから計測を開始しており、相対比較としては問題ないだろう。計測時間は180秒間で、1秒単位で計測結果をログファイルとして記録している。

 計測は計8パターンで行った。D01NE/D01NX/WS002INでは、ノートPCに装着しただけの待機時と、通信状態の計6パターン。さらに無線LANを使う場合の通信時と待機時。無線LANは公衆無線LANの整備状況を考慮し、あえてIEEE802.11bで接続している。

 通信状態での計測は、接続後30秒くらいでFTPサーバーに接続し、ファイル受信を開始。最高通信速度が期待できる受信環境下で、データ送受信の有無による消費電力の変化を見た。

 なお、D01NEとD01NXの受信速度は1.5~2Mbps程度。WS002INは約60Kbpsで、無線LANは5Mbpsだった。WS002INは回線契約の関係上、2xパケット接続である点を考慮し、評価してほしい。

「D01NE」「D01NX」消費電力の比較

 まず、D01NEとD01NXの違いを比較してみよう。PCにカードを装着するだけなら、消費電力にほとんど変化はない。通信時は、データ送受信の有無に関わらずD01NXの方が消費電力が少なくなっている。さらにD01NXの消費電力が、データ送受信中でもD01NEの待機時を下回っていることに注目したい。通信速度では若干D01NEが有利なため、消費電力とのトレードオフとも言えるが、モバイル用途としては無視できない差が生じている。

 他の機器とも比べてみよう。PCとUSB接続するWS002INは、ただ接続しているだけでも消費する電力が多い。通信時もD01NE/D01NXを上回ったのは意外な結果だ。より新しいW-SIMの「RX420AL」や「RX420IN」に替えれば、消費電力が多少下がる可能性は高いが(W-SIM単体での消費電力は低い)、それでもD01NE/D01NXと比較すると不利と言えそうだ。ちなみに筆者は、ExpressCard/34カード仕様の「WS008HA」も所有しているが、こちらはさらに消費電力量が多いため比較は見送った。

 ノートPC内蔵の無線LANでは、待機時と通信時の消費電力の差が大きかった。OSの省電力機能がうまく働いている結果だろう。今回の比較に限れば、消費電力はD01NEより少なく、D01NXより多い。繰り返しになるが、今回は公衆無線LANスポットの利用を想定してIEEE802.11bで接続している。より高速なIEEE802.11gやIEEE802.11a接続では、消費電力が1mAh程度高くなる。

 以上の結果をまとめると、D01NEとD01NXが既存(PHS・無線LAN)のワイヤレスインターネット接続機器と比較して、消費電力面で不利になることはないだろう。

 今回、カードタイプのウィルコム端末はテストしていないが、通信時消費電力のカタログ値はDDと同じか、それを上回る。少なくとも、ウィルコムからイー・モバイルに乗り換えても、ノートPCのバッテリー動作時間が大幅に短くなる事はなさそうだ。

 無線LANと比較すると、D01NEの待機時消費電力がやや高い。使わないときはこまめに切断し、バッテリー残量を温存――という使い方が必要だろう。関連キーワード

2007年06月21日

解像度と輝度ならEM・ONE,HTC製は片手操作でも快適

イー・モバイルのEM・ONE(写真1),NTTドコモのhTc Z(写真2),ウィルコムのW-ZERO3[es](写真3),ソフトバンクモバイルのX01HT(写真4)の4機種の基本スペックを表1にまとめた。今回試験したスマートフォンは,いずれもパソコンと同じ文字配列のキーボードを備えるが,その使い方は通常のパソコンとは全く異なる。本体の両サイドを両手で持って,左右の親指を使って入力するのが基本だ。

写真1●イー・モバイル「EM・ONE」

キーピッチは9.5mmと4機種中最も広い。

[画像のクリックで拡大表示] 写真2●NTTドコモ「hTc Z」

8.5mmのキーピッチで操作には慣れが必要。

[画像のクリックで拡大表示]

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070605/273573/?ST=network

写真3●ウィルコム「W-ZERO3[es]」

カーブのあるキーボード配列。

[画像のクリックで拡大表示] 写真4●ソフトバンクモバイル「X01HT」

キーピッチはhTc Zと同じ8.5mm。

[画像のクリックで拡大表示]


表1●4機種の主な機能やスペックを比較  [画像のクリックで拡大表示]


 使い勝手のうえで,キーピッチとキーの数は重要。パソコンと同じ感覚で利用するには,キーピッチは広くキーの数は多い方が再現性が高い。キーピッチが最も広いのはEM・ONEで9.5mmだった。次いでW-ZERO3[es]の9.0mm,hTc ZとX01HTは同じで8.5mmである。キーの数はEM・ONEが49個,W-ZERO3[es]が53個,hTc ZとX01HTが39個となっている。以下ではそれぞれの特徴を見てみよう。

キーボードに手の負担を減らす工夫

 まずEM・ONEは「カーソルボタン」で上下左右の操作をする。そのためEM・ONEのキーボードは矢印キーが省略されている。その分,利用頻度の高い[Enter]キーと[Space]キーを大きめに作ることができた。

 W-ZERO3[es]のキーボードは打ちやすさを考慮して配列にカーブを持たせている。スマートフォンの本体を両手で持っている状態だと,実は左右下部のキーは非常に押しづらい。それをカーブによって左右下部のキーボードの位置を内側に寄せることで回避している。空いたスペースには利用頻度の高い[Enter]キーとファンクション・キーを配置。このあたりはノートパソコンで手の負担を軽くするためにキーボードにカーブを持たせているシャープならではの工夫と言える。

 hTc ZとX01HTはキーの数が少なく,実際には左下に配置したファンクション・キーを組み合わせることで入力操作をすることが多い。このためパソコン並みの操作をするまでに慣れるには時間がかかる。ただし,一度慣れてしまうとキーボードの幅が狭いため,親指を動かす距離が少なくて済み,手の負担は軽い。

 日本語の文字変換で優位性が見えたのは,ジャストシステムの日本語変換ソフト「ATOK」を搭載するEM・ONEとW-ZERO3[es]。予測変換候補を表示するうえ,学習機能も備えるため,スムーズに日本語を入力できる。OSが標準で備えるIMEだけのhTc ZとX01HTは,文節で区切った変換をしてくれないケースが多かった。

 本体が搭載する液晶の解像度と輝度が最も優れているのはEM・ONEだ(図1)。本体サイズが大きい分,液晶サイズは4.1インチで横長。「Windows Mobile 5.0ではワイド液晶をサポートしていなかったが,米マイクロソフトに頼み込んでバージョンアップしてもらった」(イー・モバイル)と言うだけあって,Webページの閲覧時などには横スクロールが少なく済む。見た目の輝度も明るく,色合いも鮮やかだ。

図1●輝度・解像度はEM・ONEが他を圧倒

画面にどれだけの情報を表示できるかを示す解像度。EM・ONEが最も高く,hTc Z,X01HTの両機種が最も低い。  [画像のクリックで拡大表示]


 W-ZERO3[es]は640×480ドットの解像度を持ち,輝度も高い。ただし,液晶サイズが2.8インチと小さく解像度が高いため,表示する文字サイズは小さくなってしまう。

 hTc ZとX01HTの液晶は解像度,輝度ともに低い。ほぼすべてのパソコン用Webページをそのまま表示することは不可能だ。ただし,輝度はビジネス利用で問題になるレベルではない。

ボタンの設定変更やホイールで操作を楽に

 最後にチェックしたのは,操作インタフェースだ。スマートフォンの基本操作はタッチパネル式液晶を付属のスタイラスペンでタッチするのが基本。ただし,両手での操作を余儀なくされるため場所を選んでしまう。そのため,各社ともに多彩な操作インタフェースを別途,用意している。

 EM・ONEは唯一,Windows Mobileをポインティング・デバイスで操作できる。さらに状況によって,操作スタイルを使い分けられる2種類のスライド方式を採用している。キーボードで入力するときは液晶部分を上方面にスライドしてキーボードを露出させる。閲覧の際は液晶部分を左方面にスライドさせて(図2左上),ポインティング・デバイスと本体側面に備えるスクロール・ホイールだけを使う仕組みだ。

図2●操作インタフェースに各社が施した工夫

スタイラスペンを使わずに操作ができるよう,各社ともに本体の操作インタフェースに工夫を凝らす。

[画像のクリックで拡大表示]


 W-ZERO3[es]は本体側面にある音量ボタンの設定を変更することで,スクロールボタンとして利用できる。キーボードを収納して片手で操作する際には,非常に使いやすい場所にある。

 hTc ZとX01HTは側面に設置したスクロール機能を持つジョグホイールとそのすぐ下に配置されている[OK]ボタンの配置が絶妙だ。ホイールでスクロールしたあとすぐに決定ボタンを押せる。縦画面で見ている場合はWebページのスクロール回数が増えるが,ジョグホイールのおかげでそれほどストレスを感じない。X01HTはhTc Zにはないテレビ電話用の専用ボタンを搭載するほか,通話・終話ボタンを左右両端に配置している。

<参考URL>

NTTドコモの法人向けWebサイト

KDDI(携帯電話サービス)の法人向けWebサイト

ソフトバンクモバイルの法人向けWebサイト

ウィルコムの法人向けWebサイト

電気通信事業者協会(TCA)の携帯電話/PHS契約数サイト

第1回 高速通信を武器に動き出すスマートフォン

第2回 Windows Mobile搭載機,HSDPA採用の2機種に軍配

第3回 通信速度と異なる体感,PDF閲覧は機種ごとに差

第4回 解像度と輝度ならEM・ONE,HTC製は片手操作でも快適

第5回 最新モバイル通信カードの速度測定,イー・モバイルは2メガ超も (2007/06/22公開予定)

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(原 隆=日経ネットマーケティング)  [2007/06/21]

ソニエリの新ウォークマン携帯やサムスンの薄型HSDPA端末が登場

シンガポールで開催中の「CommunicAsia 2007」(関連記事)では,ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズやサムスンといった大手端末メーカーが最新の携帯電話機を展示中だ。いずれもHSDPA(high speed downlink packet access)による高速データ通信が可能でありながら,音楽機能や薄型化など付加価値を付けているのが特徴で,アジア地域に向けた強烈なアピールを繰り広げている。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070620/275359/?ST=network

 ソニー・エリクソンは,会期直前の6月15日に発表した新型ウォークマン携帯「W910i」(写真1)や500万画素のカメラ機能を備えたサイバーショット携帯「K850」を展示中。いずれも通信機能はHSDPAとGSMに対応する。W910iは音楽再生に特化したモデルで,1回振ることで曲送りを,3回続けて振ることで曲をシャッフルできる機能を新たに備えた。実際に“振る”機能を試してみたが,まだ未調整の部分も多く,うまく動作しないこともあった。2007年の第4四半期に出荷予定という。

 一方のサムスンは,CommunicAsiaに合わせて多数の端末を発表。厚さがわずか12.1mmのHSDPA端末「Ultra Edition II SGH-U700」や(写真2,写真3),厚さ10.9mmのGSM端末「Ultra Edition II SGH-U600」を展示し,来場者の注目を集めていた。

 なお展示会場には日本の端末メーカーの姿が無く,アジア地域でのプレゼンス低下を示すかのようだった。そんな中,日本勢で唯一存在感を示していたのがNTTドコモ。1台の端末で2つの電話番号を利用できる「2in1」や,FeliCa機能を使った「おサイフケータイ」や「モバイルSuica」などをブースで積極的にアピールしていた(写真4)。

 NTTドコモによると,CommunicAsiaにはここ数年来継続的に出展を続け,「アジアに向けて,ドコモの取り組みを紹介している」(NTTドコモ)とのこと。来場者の注目が高いのはFeliCa機能という。非接触型ICチップについては,フィンランドのノキアが最近になって,FeliCaの上位規格となる「NFC」(near field communication)搭載端末の出荷を始めている。先を進みすぎているがゆえに日本の端末メーカーが苦しんでいるのも事実だが,その取り組みは世界の方向と一致していることも事実だ。

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(堀越 功=日経コミュニケーション)  [2007/06/20]

富士通「LOOX U」開発者インタビュー

すでに海外向けには発表されていた富士通のUltra Mobile PC(UMPC)の日本版として企業向けの「LIFEBOOK U」と一般市場向け「LOOX U」が発表された。詳しいスペックやモデルラインナップは製品発表時の記事に譲り、今回はLOOX Uの開発者へのインタビューを紹介したい。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0620/mobile383.htm

 インタビューに応じていただいたのは、富士通のパーソナルビジネス本部 ソリューション開発統括部 PC/ユビキタス企画グループ プロジェクト部長 日野正康氏と、パーソナルビジネス本部PC事業部モバイルノート技術部プロジェクト課長の遠山賢治氏の2人である。

パーソナルビジネス本部 ソリューション開発統括部 PC/ユビキタス企画グループ プロジェクト部長 日野正康氏 パーソナルビジネス本部 PC事業部 モバイルノート技術部 プロジェクト課長 遠山賢治氏


 今回発表されたLIFEBOOK UとLOOX Uは区分けはされているものの、LOOX Uに置いてもOSがWindows XPに限定されるなど、個人向けとしては、ちょっと変わった位置づけとなっている。

    • 企業向けのLIFEBOOK Uが先行した形になりましたし、個人向けのLOOX Uは様子を見ながらという印象があります。

 「ペンコンピュータは、伝統的に富士通が強い分野でもありますし、まずは企業向けを最初に発表させていただきました。しかし、もちろん個人向けも同時に開発を進行させており、個人向けの製品開発をおろそかにしているわけではありません。我々は個人向けPCにおいて、AV機能とモバイル機能で優位な製品を開発することに明確にフォーカスしています。この2分野において、積極的に新しい技術を投入することで、我々だけではなく顧客や業界全体を牽引していきます。LOOX Uは、そうした我々の決意、意気込みが製品となって表れたものです」

    • 富士通は古くはオアシスポケット、比較的最近ではLOOX Sなど、小型/軽量コンピュータの開発に情熱を注ぎ込んできました。とはいえ、(VAIO Uという先例はあるもののUMPCとしては)日本ベンダーとして初めてこの市場に参入した背景を教えてください。

 「携帯性の高いPCを作ることを目標としていれば、UMPCが生まれるのは自然なことでしょう。Intelが新たに小型コンピュータを作るためのプラットフォームを出すというので、その新しいプロセッサ、新しいチップセットを用い、富士通独自の企画で開発を行ないました」

    • IntelのUMPCプラットフォームは来年(2008年)、大きく消費電力を下げてさらに小型のデバイスにも対応していきます。スマートフォンなどは、そのタイミングでスタートするようですが、今回のタイミングから参入したのはなぜでしょう?

 「以前から、少しでも小型化できる可能性があるならと模索しており、今年のプラットフォームでも十分に魅力的な商品を提供できると考えたためです。小型PCを求めるお客様は、今年も、そして来年もいらっしゃいます。その時点でもっとも小型/高性能を実現できる組み合わせで製品を開発しようということです」

    • 企画の基本コンセプトをお聞かせ願えますか?

システム手帳サイズを目指した設計


 「システム手帳のサイズを目指しました。LOOX Uの開発を行なった当初は、W-ZERO3が市場に登場した直後で、PDAが携帯電話と融合しながら機能や性能を向上させた時期と重なります。我々はW-ZERO3とは異なる方向、つまりPCのアーキテクチャを小型化することで、PCをPDA的にも使いこなせる、持ち歩ける製品とすることを目標にしたのです」

    • 最終的に今回のサイズとなったわけですが、UMPCと一言で言っても、さまざまな選択肢があったと思います。液晶パネルのサイズ、キーボードサイズとレイアウト、もちろん熱設計や内蔵可能なコンポーネントの取捨選択などもあるでしょう。

 「どのような商品が、モバイルコンピューティングを行なうユーザーに求められているのか。まずは全体のサイズや形状を検討しました。ペン専用という選択肢もありましたが、我々は小型タブレットPCでコンバーチブル型の経験があったため、ペンコンピュータとしても、小型ノートPCとしても使える現在のデザインに決まりました」

 「次にWSVGA(1,024×600ドット)という解像度で、どこまでのサイズならば実用的に使えるだろう? という視点で、可能な限り小さくしたのが5.6型というサイズです。我々は欧州を中心に北米にも、特にモバイルに強いベンダーとして認知されており、特定業種向け端末だけでなく、一般企業向けや個人ユーザー向けにも使っていただいています。それらすべてのユーザーに対して価値ある商品を提供するには、コンバーチブル型がもっとも適していると考えました」

    • 先ほどオアシスポケットの話をしましたが、結果的には、当時、あれだけ小さいと思っていたオアシスポケットよりも小さいPCになりました。キーボードのサイズやレイアウトはどのように決めましたか?

 「富士通社内でも、オアシスポケットというのは1つのベンチマークだったのですが、実際にオアシスポケットを持ってきて比べてみると、LOOX Uの方が小さいんですよ。オアシスポケットのキーボードは、タッチタイプができるギリギリのサイズでした。LOOX Uはタッチタイプは難しいかもしれませんが、キーボードを見ながらならば、両手を使って普通のスタイルで打つことができます。指を並べてギリギリ打てる限界というのが、このサイズになった理由の1つ。もう1つは、立ったまま液晶パネルを開き、親指でキーをタイプするとき、真ん中のキーにも指が届くには、本体の横方向のサイズにも制限が出てきます。親指がきちんと届くギリギリのサイズに、普通にタイプできるギリギリのキーピッチ。これらを満たすことを前提にすると、キーの数は減らさなければならない。そこで練り込んでいって生まれたのが、今回のデザインというわけです」

    • まずは企業向けモデルからの出荷ですが、企業からのUMPCに対する実際のニーズというのは存在するのでしょうか?

 「電子カルテなど医療関係の用途や、生命保険の販売員向けなど、特定用途向けユーザーには、とても強いニーズがあります。まずは、そうした強く小型PCを求めているお客様に届けなければなりません」

 「もう1つは、普段の机の上で使っているPCとは別に、会議や外出時に便利なセカンドPCを使うと便利ですよという提案をしていきたいですね。メールでのコミュニケーションや、社内のイントラネットアプリケーションへのアクセスはもちろん、PowerPointを移動時間にチェックしたり、書類をレビューするなどの使い方です」

    • 現在のPCは、OS、アプリケーション、それにネットワークを含めたシステム全体が、1台のPCを前提に開発されている場合がほとんどですよね。2台のPCを使い分けようとすると、運用上の工夫をかなりしなければなりません。これではユーザー層が広がらないのでは?

 「モバイルといってもいろいろなスタイルがあり、たとえば自社ネットワーク内を移動しながら、どこでも情報を参照したい、コミュニケーションを取りたいといったニーズがあります。そうした環境であれば、いつでも社内のデータやメールにはアクセスできますよね。またWiMAXやHSDPAなどを、将来的には内蔵できるよう配慮して設計をしていますから、今後、環境が整ってくればWANに接続し、そこから直接企業内のネットワークに接続させるということも可能です」

    • ということは、やはり基本的には常にネットワークに接続していることを前提に、用途提案を行なっているということですね。ただ、現実には今現在、オールウェイズコネクトは理想論で、現実的には何らかの複製データを持ち歩かないと仕事にならない事が多いのではありませんか?

 「データへのアクセスの手法に関しては、当然、中間解もありますよね。もっとも手軽なところでは、USBメモリに対して暗号化したデータを吐き出して持ち歩くとか。さまざまなソリューションベンダーが、もちろん富士通も含めてですが、解決策を模索しているところです。顧客ごとに解決策は異なりますが、いくつか手はあるのではないかと考えています」

    • コンシューマ、ビジネスを問わず、実際に小型のノートPCとして持ち歩く場合、ほとんどのユーザーが携帯電話と一緒に持ち歩いているハズですよね。富士通製ノートPCのほとんどは、欧州版にBluetoothを搭載しており、LIFEBOOK Uにも内蔵モデルが存在しますが、LOOX Uにはその設定はありません。

 「携帯電話と共に使うことも、ある程度は意識しています。SDカードスロットは(アダプタは必要だが)携帯電話とのデータ受け渡しに使えます。おっしゃるように欧州版のUにはBluetoothが搭載されていますが、国内はまだBluetooth搭載の携帯電話が十分に普及していないため、採用を見送っています。ただし、これは企業向けモデルの話で、コンシューマモデルがどうなるのか、まだ仕様は決まっていません」

SDカードスロット(左)、CFスロット(右)を備える


    • ということは、コンシューマモデルには搭載される可能性もあると言うことですね?

 「可能性はあります。現時点ですでにモバイルコンピューティングをノートPCで実施している方々は、Bluetoothを強く望んでいるのでしょう。しかし、一方でより幅広いユーザーに“セカンドPC”としてLOOX Uを使っていただくには、価格も下げなければなりません。そうしたことを勘案した上で、コンシューマモデルの商品仕様を決めます」

    • LOOX Qの海外版であるLIFEBOOK Qには、HSDPA内蔵モデルがあります。LIFEBOOK Uにも同様のモデルが用意されていると思いますが、国内モデルへのHSDPA内蔵に関して何か進展はありませんか?

 「海外でのHSDPA内蔵モデルは、まだ発売は決まっていません。しかし、内蔵できるように“仕込み”はしているので、いつでも搭載モデルは追加可能です。国内に関しても、時期が来ればスグに出したいですね。H"-inを搭載したLOOXを発売した経験もありますし、通信機能をモバイル機に搭載するという意欲は強く持っています」

    • 大手の携帯電話会社がHSDPA内蔵PCを販売するというのは、今のところあまりリアリティがないように思います。富士通自身が企業向けに展開しているMVNO(自社ネットワークを持たずにサービスを提供する携帯電話会社のビジネス形態)の通信サービスを使って提供という可能性は?

 「現在、富士通はPHSだけでなく3G携帯電話も含めたMVNOのサービスを提供しています。可能性がないか? と言われればあるでしょう。現時点で直接連動しているわけではありませんが、モバイルコンピューティング普及やビジネスに関する方向性は、通信サービスを提供している部門とも話をしています。携帯電話端末も含め、富士通全体がモバイルに関しては同じ方向を向いているとお考えください」

    • 個人向けモデルを幅広いユーザー層に……となると、ソフトウェアやLOOX Uと連携するネットワークサービスなども含めて、UMPCならではの使い方提案も必要でしょう。何かアイディアは持っていますか?

 「昔のポケットボードやシグマリオンのように、道具として持ち歩いてもらいたいですね。1つ考えているのは、mixiなどのSNSやブログ、Webメールなどに、シンプルにアクセスして活用できるようなことを考えたい。またTVの画像ファイルを閲覧するツールとして使ったり、ワンセグを見たり、逆にポートリプリケータにつないで大きな画面で普通のPCとしても使えるようにしたり」

 「ある程度、新しい使い方はお見せしたいと思いますが、あまり色を付けすぎると敷居が高くなりすぎますから、汎用的に使っていただける範囲で考えています」

    • 最後にSSD搭載モデルの可能性についてお聞かせ願えますか?

 「私自身(遠山氏)、とてもSSDというテクノロジに注目しており、LOOX QにSSDを入れて使うなど、実践しながらその可能性を模索はしています。ただ現状、コストがあまりにも高い。しかし、価格面でユーザーにも受け入れていただけるようなモデルが作れるならば、検討はしたいと思います。LOOX Uは1.8インチHDDの中でも薄型のタイプを使っているため、現時点でその空間に搭載可能なSSDは容量の小さい物しかありません。薄型で容量の大きい物が登場し、価格的にもこなれることが前提になります」

□富士通のホームページ

http://jp.fujitsu.com/

□LOOX Uの製品情報

http://www.fmworld.net/product/hard/pcpm0704/biblo_loox/lu/

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【6月12日】富士通、5.6型ワイド液晶搭載超小型PC「LOOX U」

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0612/fujitsu.htm

【5月16日】富士通、重量約580gの超小型PC「LIFEBOOK U」

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0516/fujitsu.htm

□バックナンバー

(2007年6月20日)

[Text by 本田雅一]

2007年06月22日

イー・アクセスとソフトバンク、無線通信技術で合同勉強会

イーアクセスとソフトバンクは21日、新しい無線通信技術(WiMAX:ワイマックス)を携帯電話事業に応用するための実験・勉強会を共同で開催すると発表した。ワイマックスの実証実験や市場性の分析、新しいビジネスモデルについて検討する。

http://kigyoka.com/kigyoka/public/news/news.jsp?id=681

 ワイマックスは携帯電話に並ぶ通信距離・可動性と、無線LAN以上の通信速度を持つ通信規格で、携帯電話事業での実用化が期待されている。両社が総務省からワイマックスの2.5GHz帯の免許を取得できた際には、共同で出資して会社を作り、事業を行う方針。出資比率、設立時期などは未定。

「ワイマックスで免許を取得して事業をしたいと考えている以上、もっと勉強する必要がある。今後、ドコモなど他のキャリア他の会社とも協力していきたい。あと2?3社のパートナーを誘って内容を共有して、携帯電話業界をオープンなものにしたい」とイー・アクセスの千本倖生会長は語った。また、ソフトバンクモバイルの宮川潤一取締役は「ワイマックスの実用化にはまだ勉強が必要。2社で深堀りすることが必要だと思った。今後は3社目の会社にも声をかけて、日本をワイマックス天国にしたい」と語った。(和田あずさ)

イー・モバイルが提携 ソフトバンクと次世代通信

携帯電話会社のイー・モバイルとソフトバンクモバイルは21日、次世代高速データ通信(周波数2・5ギガヘルツ帯)の事業免許の取得を目指すための共同事業会社を設立することで合意したと発表した。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/33524_all.html

 総務省は新規参入を優先するため、既存の携帯電話会社以外の事業者に免許を取得させる考えを示しているが、携帯会社でも3分の1以下の出資なら事業参加が可能。このため、イー・モバイル陣営は、参入を表明している通信会社、アッカ・ネットワークス(東京)との連合も視野に入れている。ただ、NTTドコモやKDDIも他社との連合で参入を計画しており、3陣営がアッカ取り込みで競い合う可能性が高まっている。

Nokia、HSDPAに対応したミッドレンジ端末「Nokia 6121 classic」

フィンランドNokiaは18日、HSDPAをサポートした3G端末「Nokia 6121 classic」を発表した。高速データ伝送技術のHSDPAに対応しつつ、価格はミッドレンジに抑えた。予想価格は260ユーロ(税抜)で、欧州地区など主要市場で今年第3四半期に提供を開始する。

http://journal.mycom.co.jp/news/2007/06/19/002/

6121 classicは、GSM/W-CDMAおよび、W-CDMAの高速パケット伝送技術HSDPAをサポートしたスマートフォン。同端末でHSDPAを利用した際の最高下りデータ転送速度は3.6Mbpsという。

インタフェースには自社技術「S60 3.1Edition」を採用した。サイズは105×46×15mm、重さは89g。microSDカードスロットを持ち、最大2GBまで記憶領域を拡張可能。バッテリ持続時間は、スタンバイ状態で230時間(W-CDMA利用時)、最高通話時間は2.4時間(W-CDMA利用時)。

MP3、M4A、eAAC+、WMAに対応したメディアプレイヤーを内蔵、Visual Radio、FMラジオも利用できる。添付ファイル電子メールのやり取りが可能で、ブラウジング、ダウンロード、PCとの同期も容易に行えるという。

4倍デジタルズームに対応した2メガピクセルカメラを背面に内蔵、フラッシュ撮影、パノラマモードでの撮影も可能という。正面にもカメラを搭載し、TV通話を利用できる。ディスプレイは2インチQVGA(240×320)。

中国移動:TD-SCDMAの第2期建設地を選定中

中国移動(チャイナモバイル)が、TD-SCDMAネットワークの第2期建設候補地の選定を進めているという。中国移動が独自に行うもので、北京五輪(北京オリンピック)の開催都市とは関係ないという。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0621&f=it_0621_003.shtml

  現在TD-SCDMAのテストネットワークは、北京市、上海市、天津市、広州市(広東省)、深セン市(同)、瀋陽市(遼寧省)、厦門市(福建省)、青島市(山東省)、保定市(河北省)、秦皇島市(同)の10都市で建設が進められており、青島市の中国電信(チャイナテレコム)、保定市の中国網通(チャイナネットコム)以外は、全て中国移動が担当している。

  中国移動はユーザーの便宜を図るため、自社の建設担当都市のネットワークのカバー率の目標を現有のGSMネットワークの95%に設定。更に端末メーカーに対しHSDPAのデータカードと携帯電話をサポートするように要求しているという。TD連盟によると、10月には更に高速なTD-HSDPAデータカードが市場に出るという。(編集担当:入澤可織)

■関連ニュース

・TD-SCDMA用番号、10-12月に10都市で配布か(2007/06/07)

■関連トピックス [経済 > IT > 情報・通信]  [経済 > 中国企業 > 中国移動]

2007年06月24日

イー・モバイル、Mac OS 対応の HSDPA データ通信端末を発売

イー・モバイルは、2007年6月22日、受信最大3.6Mbps の HSDPA 通信サービス「EM モバイルブロードバンド」で利用できる USB モデムタイプ データ端末「D01HW」を6月23日に発売することを発表した。

http://japan.internet.com/allnet/20070622/2.html

「D01HW」は、サイズ約89.4×42.6×14.5mm、質量約40g のデータ端末で、USB インターフェイスの採用により幅広い PC で利用可能。また、Windows だけでなく Mac OS にも対応している。

なお、対応する Mac OS は、PowerPC 搭載の場合 Mac OS X 10.3.7~10.4.9、Intel 搭載の場合 Mac OS X 10.4~10.4.9となる。

イー・モバイルオンラインストアでの端末価格を含む初期費用は、データプラン、ライトデータプラン共に「ベーシック」が3万3,980円、「いちねん」が9,980円となっている。

D01HW





関連記事

イー・モバイル、2段階定額制を採用した「ライトデータプラン」を導入

イー・モバイルとソフトバンク、WiMAX 事業免許取得に向け協力

「3G ハイスピード」対応ソフトバンクコネクトカード「C01SI」発売

ソフトバンクモバイル、スリムな HSDPA スライドケータイ「816SH」

SBM、VGA 液晶搭載の HSDPA 対応モデル「SoftBank 815SH」

イー・モバイル利用者の平均通信量は月間1.4Gバイト--ライトプランも導入

下り最大3.6Mbpsの高速無線データ通信サービスを提供するイー・モバイル。どれだけ利用しても月額5980円という定額制が売りだ。利用者の平均通信量は月間1.4Gバイトにものぼるという。

http://japan.cnet.com/news/com/story/0,2000056021,20351399,00.htm

 これは、6月22日に開催した新端末および新料金プランの発表式上で、代表取締役社長兼COOのエリック・ガン氏が明らかにしたもの。3月末にサービスを開始し、現在のユーザー数は約5万人。うち2万人がキーボード端末「EM・ONE」(S01SH)、残りの3万人がカード型端末の利用者だ。

 1.4Gバイトという利用状況について、ガン氏は「当初の予想通り」と話す。親会社であるイー・アクセスのADSLサービスとほぼ同じだからだ。同日発表した新端末「D01HW」はUSBモデム型でデスクトップPCでも接続できるようにし、ADSLと同等の感覚で利用して欲しいと話す。

 現在の加入者数もほぼ当初の予想通りとのことで、7月1日からは利用者拡大に向け、二段階の定額料金プラン「EMモバイルブロードバンド」を提供開始する。月額基本料金は3480円とし、月額利用データ量が17Mバイトを超えると、1パケットあたり0.0105円の従量課金とする。ただし、6480円を上限とし、52Mバイト以上を利用する場合は定額となる。イー・モバイルによれば17MバイトとはPCメール換算で1日約3.1通、PCサイトの閲覧で同2~3ページといい、メールを中心にEM・ONEを利用するライトユーザーをターゲットとしている。

 利用エリアの拡大や端末ラインアップの増強で、9月末に10万人、2008年3月末に30万人の利用者獲得を目指す。

イー・モバイル、「EMモバイルブロードバンド」サービスで二段階定額制を導入

『EMモバイルブロードバンド』にライトデータプランを導入

月額2,480円から利用可能に

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=163267&lindID=1

 イー・モバイル株式会社(本社:東京都港区虎ノ門、代表者:代表取締役会長兼CEO 千本倖生、以下イー・モバイル)は、『EMモバイルブロードバンド』をより手軽にご利用頂けるよう、これまでの「データプラン」に加え、「ライトデータプラン」を導入、7月1日より提供開始いたします。

1. プラン内容

 「ライトデータプラン」は、これまでの完全定額制「データプラン」に対し、ご利用データ量に応じた二段階定額制を採用します。ご利用端末の種別に関わらずご利用いただくことが可能です。

2. 料金

 月間ご利用データ量が17MBを超えると、月額基本使用料3,480円にパケット通信料が従量的に加算されます。ただし、6,480円(約52MB相当)を上限とし、それ以上加算されることはありません。

料金プラン【ライトデータプラン】

■月額基本使用料:  3,480円

 (年とく割適用時   2,480円)

■無料通信分:    1,480円分

■パケット通信料:  0.0105円/パケット

■上限料金:     6,480円

 (年とく割適用時   5,480円)

※ 契約事務手数料2,835円が別途かかり、初回月額基本使用料に合算して翌月請求されます。

<ご利用の目安>

 17MB(約14万パケット)とは、PCメール(188KBと想定)で1日当たり約3.1通、PCサイト(200~300KBと想定)で1日当たり2~3ページ閲覧にそれぞれ相当します。

 また、52MB(約42万パケット)とは、同じくそれぞれ、約9.5通、6~9ページに相当します。ライトデータプランは、メールを中心にEM・ONEをご利用になるライトユーザーの方むけのプランです。

<「データプラン」からのプラン変更>

 同一長期契約割引間のプラン変更(例:「データプランにねん」から「ライトデータプランにねん」へ)については、カスタマーセンター等へお申し出いただくだけで変更が可能です。異なる長期契約割引間の変更(例:「データプランにねん」から「ライトデータプランいちねん」へ)を希望される場合、旧契約を一旦解約し、新たにご契約を頂くことになります。

 長期契約期間途中の解約は契約解除料が発生いたします。

 変更にかかる手数料は必要ありません。新たなプランは翌月より適用となり、日割による月中変更はできません。

3. キャンペーン

【ライトデータプランデビューキャンペーン】

 2007年7月1日から2007年7月31日までの間に、新規契約として「ライトデータプラン」に加入された方を対象に、7月の月額料金を無料とします。

 (契約事務手数料は有料、翌8月にご請求)

 ただし、6月13日に発表しました「新規エリア開業キャンペーン」の対象となる方は、本キャンペーンの対象外となります。

 詳しくはホームページ http://emobile.jp をご覧下さい。


以 上

<お客様からのお問い合わせ先>

イー・モバイル カスタマーセンター

TEL:0120-736-157(受付時間 9:00-21:00 年中無休)

URL: http://emobile.jp

● 関連リンク

イー・モバイル(株) ホームページ

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2007年06月26日

イー・モバイル、Mac OS対応のHSDPAデータ通信端末(USBモデムタイプ)を発売

日本初、完全定額制のMac OS対応

HSDPAデータ通信端末(USBモデムタイプ)を発売

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=163272&lindID=4

 イー・モバイル株式会社(本社:東京都港区虎ノ門、代表者:代表取締役会長兼CEO 千本倖生、以下イー・モバイル)は、受信最大通信速度3.6Mbps(※1)のHSDPA通信サービス『EMモバイルブロードバンド』で利用いただける、Mac OS(※2)にも対応した初めての、モバイルブロードバンドユーザー向け完全定額制データ端末(USBモデムタイプ)を、2007年6月23日に発売開始いたします。

※1 数値は規格上の理論値(最大値)であり、実際のデータ転送速度を示すものではありません。

※2 Mac及びMac OSは、米国アップルコンピュータの商標または登録商標です。


D01HW(Huawei社)【料金】

【料金プラン】

■データプラン(ベーシック)

 月額基本使用料: 5,980円

 (年とく割適用時: 4,980円)

 初期費用(端末価格含む)(※3)

 <イー・モバイルオンラインストア価格>: 33,980円

■データプラン(いちねん)

 月額基本使用料: 5,980円

 初期費用(端末価格含む)(※3)

 <イー・モバイルオンラインストア価格>: 9,980円

■データプラン(にねん)  

 月額基本使用料: 5,980円


【料金プラン】

■ライトデータプラン(※4)(ベーシック)

 月額基本使用料: 3,480円~6,480円

 (年とく割適用時: 2,480円~5,480円)

 初期費用(端末価格含む)(※3)

 <イー・モバイルオンラインストア価格>: 33,980円

  

■ライトデータプラン(いちねん)

 月額基本使用料: 3,480円~6,480円

 初期費用(端末価格含む)(※3)

 <イー・モバイルオンラインストア価格>: 9,980円

   

■ライトデータプラン(にねん)

 月額基本使用料: 3,480円~6,480円

   

※3 契約事務手数料2,835円が別途かかり、

初回月額基本使用料に合算して請求されます。

※4 ライトデータプランの詳細については、

本日同時発表しました報道資料をご参照下さい。


【特長】

・Mac OSに対応(Windows OSでも利用可能)

・USBインターフェース採用で幅広いPCで利用可能(Mac、デスクトップなど)

・本体を挿すだけでインストールが完了(ゼロインストール)

 ※Windows OSのみ

・利用環境によって選択可能な長短2本のケーブルを標準で同梱


【仕様】

・種別: USBモデムタイプ 

・型番: D01HW 

・サイズ(W×H×D): 約89.4mm×42.6mm×14.5mm 

・質量: 約40g 

・インターフェース: USB1.1/2.0準拠(USB2.0 High Speedは非対応) 

・同梱物: 本体、取扱説明書、かんたんセットアップマニュアル、

       保証書、D01HW用CD-ROM、USBケーブル2本(短19cm、長82cm)

・対応OS: Mac OS X(PowerPC(※5)搭載)10.3.7~10.4.9

        Mac OS X(Intel(※6)搭載)10.4~10.4.9

        Windows Vista(32bit版)

        Windows XP Service Pack 2以降

        Windows 2000 Professional Service Pack 4以降

※上記に該当する場合でも、パソコン本体・接続されている周辺機器、使用するアプリケーションなどお客様がご利用の環境によっては、正常に動作しない場合があります。

※5 PowerPCは米国IBM Corporationの商標登録です。

※6 IntelはIntel Corporationまたはその子会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。


以 上

<お客様からのお問い合わせ先>

 イー・モバイル カスタマーセンター

 TEL:0120-736-157(受付時間 9:00-21:00 年中無休)

 URL:http://emobile.jp

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MacでもHSDPAが定額利用可能に--イー・モバイルの新データ通信端末「D01HW」

いつもWindowsの陰で涙をのんでいるMacユーザーには朗報だ。イー・モバイルの新端末は、Macでも高速無線通信を定額制で利用できる。

http://review.japan.zdnet.com/news/c20351387.html

 いつもWindowsの陰で涙をのんでいるMacユーザーには朗報だ。イー・モバイルの新端末は、Macでも高速無線通信を定額制で利用できる。

 イー・モバイルは6月22日、Mac OSに対応し、下り最大3.6Mbpsの通信が可能なHSDPA端末「D01HW」を発表した。23日より販売を開始する。

 USBモデム型で、Windows PCであれば本体を接続するだけで自動的にソフトがインストールされる。「プラグアンドプレイの感覚で使える」(代表取締役社長兼COOのエリック・ガン氏)。

D01HWはMacに対応。HSDPA対応データ端末でUSBモデム型は日本初だ

 これまでイー・モバイルはPCカード型の「D01NE」とCFカード型「D01NX」を提供していたが、いずれもMacには対応していなかった。「3月の発売以来、Macユーザーからの強い要望があった」(イー・モバイル)といい、中国の機器メーカーであるHuaweiに製造を依頼して作り上げた。

 新規契約のみの対応で、価格は端末を含む初期費用が3万3980円、月額基本料が5980円となる。ただし1年契約の場合は、初期費用が9980円となる。また、同日発表された、利用量に応じた二段階定額制のデータプラン「ライトデータプラン」も利用可能で、この場合は月額基本使用料が3480円となる。

 すでにイー・モバイルの端末を持っているユーザーが端末を買い替えたい場合は、既存の契約を解約し、新たに契約する必要がある。このため、すでに端末を1年もしくは2年契約で利用しているユーザーは、解約料金を別途支払う必要がある。この点について、イー・モバイルでは「現在対応を検討中」と述べるにとどめている。

 23日には1000台限定で、1年契約を結んだ加入者に限り端末を1円で販売する。また、量販店のAppleコーナーでプロモーションをしていく。

 このほか、7月末には同じくMac対応のExpressカード型端末「D02OP」も販売する。2007年秋にはCFカード型もMac対応となる予定だ。

 D01HWのスペックは以下の通り。

大きさ:長さ89.4mm×幅42.6mm×厚み14.5mm

重さ:約40g

インターフェース:USB1.1、2.0準拠

対応OS:Mac OS X 10.3.7~10.4.9、Windows Vista(32bit版)、Windows XP Service Pack 2以降、Windows 2000 Professional Service Pack 4以降

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ノキアシーメンス、次世代通信方式“LTE”のデモを実施

シンガポールで現地時間19日から22日まで開催された“CommunicAsia 2007”(関連記事)において、フィンランドのノキアシーメンスネットワークス(Nokia Siemens Networks)社が次世代モバイル通信方式“LTE”(Long Term Evolution)のデモを披露した。

http://ascii.jp/elem/000/000/045/45828/

LTEはHSDPA(下り高速回線)、HSUPA(上り高速回線)を含む“HSPA”(3.5G)に続く次世代の通信方式で、“スーパー3G”“3.9G”などとも呼ばれている。下りに“OFDMA”(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、上りに“SC-FDMA”(Single-Carrier Frequency Division Multiple Access)通信方式を採用し、さらに複数のアンテナを使用する“MIMO”(Multiple Input Multiple Output)技術を利用することが可能で、通信速度はダウンリンク100Mbps、アップリンク50Mbpsを実現する。

LTEでHD映像をストリーミング表示


デモ環境はIPスループット35Mbpsで、ビットレート30MbpsのHD映像と3ヵ所に設置されたウェブカムのリアルタイム映像を同時に表示。

LTEでは30Mbps前後のビットレート(左)が、HSDPAに切り替えた途端にガクッと落ちた(右)


これをHSDPAに切り替えると、HD映像のトランスレートは1.44Mbpsにまで低下。画像が荒くなり、またウェブカムの映像も小さいものとなった。

映像送信のための設備。上にあるウェブカムの映像も一緒にリアルタイム配信していた

アンテナ部


LTEは高速性のほかに、コスト削減が行なえるのも特徴のひとつ。GSMやHSPAなどでは、無線基地局に“BTS”(Base Transceiver Station)や“RNC”(Radio Network Controller)といった無線制御装置が、基幹回線側にも“SGSN”(Serving GPRS Support Node)といった機器が必要だが、LTEはIPパケットのみの通信方式を採用し、音声通話に関してはVoIPで行なうため、これらの機器が不要になるという。

■関連サイト

Nokia Siemens Networks

■関連記事

超巨大通信イベント“CommunicAsia 2007”を見てきた!

ノキアシーメンスは日本市場に食い込めるか!?

2007年06月27日

イー・モバイル、定額制でMac OS対応USBモデムタイプデータ通信端末

イー・モバイルは、同社が運営するHSDPA通信サービス「EMモバイルブロードバンド」において、Windows/Mac OS X両対応のUSBモデム型データ端末「D01HW」を6月23日に発売する。

D01HW端末(実際に発売される製品の外観は異なる可能性がある)

http://www.rbbtoday.com/news/20070622/42919.html

 D01HWは、本体をUSBポートに装着するだけでドライバのインストール不要で利用できるEMモバイルブロードバンド専用USBモデム。同社直販サイト「イー・モバイルオンラインストア」での端末費用を含む初期費用は、完全定額制の「データプラン(ベーシック)」が3万3,980円、「データプラン(いちねん)」、および「データプラン(にねん)」が9,980円、従量制の「ライトデータプラン(ベーシック)」が3万3,980円、「ライトデータプラン(いちねん)」、および「ライトデータプラン(にねん)」が9,980円。

 サイズは89.4×42.6×14.5mm、重量は約40g。インターフェイスはUSB 1.1/2.0(USB 2.0 High Speed非対応)。対応OSは、MacOS X 10.3.7~10.4.9(PPC)、MacOS X 10.4~10.4.9(Intel)、Windows Vista(32bit)/XP SP2/2000 Professional SP2以降。

(富永ジュン@RBB 2007年6月22日 19:38

イー・アクセス、モバイルWiMAX事業においてソフトバンクモバイルとの共同研究を発表

イー・アクセス(株)は21日、都内・日比谷の帝国ホテルに報道関係者を集め、同社のモバイルWiMAXに関する取り組みを説明するとともに、ソフトバンクモバイル(株)との“フィージビリティスタディー(費用対効果調査)の共同研究”を開始すると発表した。

http://ascii.jp/elem/000/000/044/44983/

説明会では、イー・アクセス 代表取締役会長の千本倖生(せんもとさちお)氏、イー・モバイル(株) 代表取締役社長兼COOのエリック・ガン(Eric Gan)氏、ソフトバンクモバイル(株) 専務執行役兼CTOの宮川潤一(みやがわじゅんいち)氏が出席した。 イー・モバイル 代表取締役社長兼COOのエリック・ガン氏(左)、ソフトバンクモバイル 専務執行役兼CTOの宮川潤一氏(中)、イー・アクセス 代表取締役会長の千本倖生氏(右)


まず、千本氏がモバイルWiMAXにおけるイー・アクセスのこれまでの取り組みを説明した。同社は2006年7月にモバイルWiMAXの実証実験を東京23区内で初めて開始し、下り10Mbpsの平均転送速度を達成。今月からは慶應大学湘南藤沢キャンパス内にモバイルWiMAXの基地局を設置し、郊外エリアでのモバイルWiMAXの通信機能やHSDPAとのシームレスな通信機能を確認するとともに、電波が届きにくい郊外地域でのビジネスモデルの検討などを行なうとしている。

2006年に行なわれたモバイルWiMAX実証実験の様子 今月より慶應大学湘南藤沢キャンパスで実施されているモバイルWiMAX実験の概要


また、同社のモバイルWiMAXの事業者免許の取得について、「免許を取得したいという強い意志がある」としており、総務省が提示した免許条件に従って、免許取得に向けて積極的に取り組むとしている。また、総務省の新規事業者への割り当て重視施策については、「インターネットのオープン性を重視した考え方」と評価していることを明らかにした。

総務省が提示した免許付与の各条件に対して、イー・アクセスは大半をクリアーできるとして、免許取得への強い意志を表わしていた


そのほか、モバイルWiMAX事業展開および免許取得に向けて、ソフトバンクモバイルと共同でフィージビリティスタディーを行なうと発表。千本氏は「モバイルWiMAXは、将来性という面では大いにあるが、展開に向けての研究もまだまだ行なう必要があり、一社だけで行なうには非常にリスクが高い」と説明し、ソフトバンクモバイルの宮川氏も「総務省が発表した免許方針を受けて、まだまだ事業性については慎重に検討し、勉強していく必要がある。自社で進めきれるかと検討していたときに、イー・アクセスさんより話があり、やはり一社ではリスクが高いということで、共同で行なうことに合意した」と述べた。

イー・アクセスとソフトバンクモバイルのほか、パートナー企業を募る 日本におけるWiMAXの市場性の分析やビジネスモデルの検討などを共同で行なっていく


ただ、共同でどのような事業を進めていくかという具体的な点に関しては、「まだ共同研究を発表した段階であり、事業について語るのはまだ早い」と、出席者3名が口を揃えて答えていた。

■関連サイト

イー・アクセス

ソフトバンクモバイル

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最大で下り3.6Mbpsの通信速度を実現 イー・モバイル、Mac対応のUSBデータ端末『D01HW』を発表

イー・モバイル(株)は22日、データ通信サービス“EMモバイルブロードバンド”用のデータ受信用端末にUSB接続タイプの『D01HW』を追加し、23日に発売すると発表した。Windowsに加え、Mac OS Xに対応するのが特徴になる。イー・モバイルオンラインストアにおける価格は、端末本体を含む初期費用が“データプラン(ベーシック)”で3万3980円、“データプラン(いちねん)”で9980円。月額基本使用料は5980円。

http://ascii.jp/elem/000/000/045/45322/

EMモバイルブロードバンドは、受信の最大通信速度が3.6MbpsというHSDPA通信サービスだ。D01HWをWindows環境で使用する場合には、USBケーブルで接続するだけで、別途ドライバーをインストールすることなく使用できる。

対応OSは、Windows Vista/XP(SP2)/2000(SP4)、Mac OS X 10.3.7以上。本体サイズは、幅42.6×奥行き14.5×高さ89.4mmで、重量が約40g。使用環境に応じて使い分けられるよう、長さの異なる2種類のUSBケーブルが付属する。

なお、イー・モバイルによれば、PCカード版/CF版端末のユーザーが、D01HW本体を買い足し、USIMカードを差し変えて利用することはできないという。同社広報は、「そうしたニーズは把握しており、今後の要望の多さに応じては対応も検討するが、現段階では個別の回線契約が必要」とコメントしてくれた。


■関連サイト

イー・モバイル

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イー・モバイル、5月のサービスエリア拡大および今後のエリア拡大計画を発表

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利用頻度少なければ割安に=新料金プランを導入-イー・モバイル

3月末に高速データ通信専門で携帯事業に新規参入したイー・モバイルは22日、パソコンのメール換算で1日3通程度の利用頻度のユーザー向けに割安な料金プラン「ライトデータプラン」(月間のデータ利用量が17メガバイトまでは月3480円)を7月から提供すると発表した。新料金プランは同社専用の多機能端末「エム・ワン」による通信、パソコンにカードなどを差し込んで行う通信のいずれにも適用する。

http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2007062200799

イー・モバイル、低価格プランを7月から導入

イー・モバイル(東京・港)は22日、パソコン向けなどのデータ通信サービスで新料金プランを7月1日に導入すると発表した。月額利用料は3480円で、一定のデータ通信量を超えると追加料金がかかる。追加料金の上限は6480円。メールなどを中心にパソコンの利用頻度が少ない利用者には割安になるとみている。

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070622AT1D2207N22062007.html

 月額3480円で、17メガ(メガは100万)バイトまで利用できる。17メガバイトは毎日パソコンのメールを3通送受信したり、ホームページを2―3ページ閲覧したりする程度のデータ通信量。17メガバイトを超えると1パケット(128バイト)あたり0.0105円の追加料金が発生する。(19:07)

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イー・モバイル、2段階定額制プラン“ライトデータプラン”を7月1日に追加

イー・モバイル(株)は22日、通信量が少ないユーザー向けのデータ定額プラン“ライトデータプラン”を7月1日に追加すると発表した。月額3480円から利用でき、通信量によって料金が変動する。

http://ascii.jp/elem/000/000/045/45467/

これまで同社の料金プランは、月額5980円で定額の“データプラン”のみだった。新たに追加されるライトデータプランは、月額3480円で、月間のデータ通信量は17MBぶんまでが利用できるプラン。17MBを超えた場合は、1パケットあたり0.0105円の通信料がかかるが、6480円(約52MB)が上限となり、それ以上通信しても料金がかからない2段階定額制を採用する。

ライトデータプランは、“年間割引”と併用でき、その場合は月額3480円が2480円に割り引かれ、上限も6480円から5480円に割り引かれる。また、既存の“データプラン”からのプラン変更は月単位で変えられるが、1年や2年契約の“データプラン”を契約している場合は、年間契約の解除料が必要となる。

また、このプランの開始に合わせて“ライトデータプランデビューキャンペーン”を実施する。7月1日から7月31日までの間、新規契約でライトデータプランを選択したユーザーについては、7月の月額料金を無料とする。なお、“新規エリア開業キャンペーン”(関連記事)の対象者はライトデータプランデビューキャンペーンの対象外となる。

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イー・モバイル、新規開業エリアで月額無料のキャンペーンを実施

イー・モバイルとソフトバンク、WiMAX 事業免許取得に向け協力

イー・モバイルは、2007年6月21日、「モバイル事業に関する説明会」を開催し、2.5GHz 帯 WiMAX 事業免許取得に向け、ソフトバンクモバイルと共同で検討を進めていくことを明らかにした。

http://japan.internet.com/allnet/20070622/5.html

説明会には、イー・アクセス取締役会長、イー・モバイル代表取締役会長兼 CEO 千本倖生氏と、イー・モバイル代表取締役社長兼 COO エリック・ガン氏が出席。

千本会長が登壇し、同社が東京都心で WiMAX の実験を初めて行った事業者であることや、都内での実証実験において下り10Mbps 超を実現したことなどを映像を交え解説した。

都内での実証実験で下り10Mbps を実現

*クリックして拡大



さらに、今後の WiMAX 事業に関して話を移すと、ソフトバンクモバイル取締役 専務執行役員 CTO の宮川潤一氏が登場し、両社が、WiMAX 事業免許取得に向け、共同で事業化の Feasibility Study の検討を行っていくことを明らかにした。

Feasibility Study の内容として、まずは、両社がこれまで行ってきた WiMAX の実証実験の結果を持ち寄り、さらに掘り下げた実証実験を共同で行っていくという。

そのほかに、「日本における WiMAX の市場性の分析」「地方のデジタルデバイド消費に向けた取り組み」「WiMAX 標準化の推進」について検討していく。

また、これまでの WiMAX を使った携帯電話ビジネスモデルとはまったく異なる、「WiMAX を使った新しいビジネスモデルの検討」を並行して行っていくとしている。

この新しいビジネスモデルに関して「特に、オープンで水平分業モデルの実現、あるいは MVNO モデルの事業化が重要なポイントになると考えている」と千本会長は述べている。

総務省が5月に発表した2.5GHz 帯無線局の免許方針案(PDF)では、3G事業者の出資率、あるいは3G事業者への出資比率が3分の1以上となる団体は免許交付対象外としている。

両社では、この方針を前提とし、免許を取得するための事業会社の設立や事業化についても検討していく。ただ、このままでは出資率がオーバーしてしまうので、全国のキャリアに参加を呼びかけるという。

同日、アッカ・ネットワークスも WiMAX 事業開始を目指した子会社の設立を発表しており、いよいよ、WiMAX 事業参入に向け、各社本格的に動き出したようだ。

左から、イー・モバイル代表取締役社長兼 COO

エリック・ガン氏

ソフトバンクモバイル取締役 専務執行役員 CTO

宮川潤一氏

イー・アクセス取締役会長

イー・モバイル代表取締役会長兼 CEO

千本倖生氏

2007年06月28日

富士通「LOOX U」開発者インタビュー

富士通からIntel Ultra Mobile Platform 2007を採用したUMPCとなるLOOX Uが発売された。若干のディスカウントの特典がついた100台限定のモニター募集は発表の翌日にはもう締め切られ、急遽追加での募集がかけられるなど、富士通の直販サイトのみでの受注にしては順調な船出をしたようだ。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0627/ubiq191.htm

 そうしたLOOX Uをデザインしたエンジニアなどにお話を聞く機会に恵まれたので、その時の模様をお伝えしたい。また、LOOX UのPCI Express Mini Cardスロットは2つ用意されているが、うち1つは空きであった。これが何のためにあるのか、考えていきたい。



●PCらしさにこだわって小型化したからこその“コンバーチブルデザイン”

富士通 総合デザインセンター シニアデザインディレクター 石塚昭彦氏


 富士通のデザインチームは、LOOX Uを設計するにあたり、実に多くのモックアップを作って、実際にどう見えるのかなどを何度も何度もチェックしたという。「今回の製品を作るに当たり、どんな機能を搭載すればいいのか、使い勝手を含めて確認するために何度も作る必要があった」(富士通 総合デザインセンター シニアデザインディレクター 石塚昭彦氏)という。

 そうしたプロセスの中で特にこだわったのは、PCらしいデザインというポイントだ。「ポータブルなデジタル機器はPCのみならず、PDAやゲーム機などさまざま登場している。そうした中で富士通の独自性を出すには、と考えていった結果、すでにLOOX Pなどで実績のあるコンバーチブルに行き着いた」(石塚氏)とした。

 最近このクラスの製品ではスライド式のキーボードというのが1つの流行になってきているが、「あえてPCらしいデザインにこだわってもらっている」(富士通 パーソナルビジネス本部 PC事業部 モバイルノート技術部 遠山賢治氏)と言うように、液晶が回転することでノートPCのようにも見え、タブレットPCのようにも見えるデザインになったのだ。

富士通 パーソナルビジネス本部 PC事業部 モバイルノート技術部 遠山賢治氏 LOOX Uをデザインする途中に作られたデザインモック。最終デザインにいきつくまでには実に多数のモックが作られている



●液晶下部切り込みはポインティングデバイスの使い勝手を実現するため

 “PCらしい使い勝手”というこだわりは、液晶のデザインにも影響している。「ポインティングデバイスを、液晶のヒンジ部になる位置に設置した。これは、どちらのモードであっても操作できるというメリットがあるが、そのために液晶の下部をカットする必要がでてきたためカットした」(富士通 総合デザインセンター ユビキタス・ソリューションデザイン部 デザイナー 益山 宜治氏)との通り、液晶下部にある切り込みは、両手でLOOX Uを持ったときに親指で操作するスペースを確保するためのものだ。

 「キーボードに関しても他社の類似製品に比べて大きめにした。それによりPCらしさもより強調できると思う」(益山氏)と、デザイン上の問題だけでなくキーボードの入力しやすさにもこだわったため、キーボードもこうした製品としては大きめのものを採用することにしたのだという。

 筆者のデザインへの全体的な感想としては“メカっぽいな”、もう少し砕けた言い方するなら“ガンダムっぽいな”というのがあったのだが、益山氏は「そういうメカっぽい感じをイメージしたというのはあります。そういう風に感じていただけるなら成功かなと思います」と、デザイナーとしてもそういうメカっぽさを狙っていたと述べている。なお、益山氏によれば、最終案ではもう少しラインをスムーズにしてメカらしさを後退させたものと、今回のようなデザインを採用したものと2案あったのだが、メカっぽいデザインをということで今回のデザインが採用されたとのだという。

富士通 総合デザインセンター ユビキタス・ソリューションデザイン部 デザイナー 益山 宜治氏 試作段階で作られたデザインのラフ。こちらも多数が作られ何度もデザインが検討されたという



●小さなパッケージのメリットを生かすための基板デザイン

 以前の記事でも説明したとおり、LOOX Uで採用されているIntel Ultra Mobile Platfrom 2007の最大の特徴は、CPU、ノースブリッジ、サウスブリッジという3つのチップの合計の実装面積が、従来製品に比べて1/3になっていることだ。そのため、より小型の基板を作ることができるのだ。

 LOOX Uもその最大の特徴を活かして、従来製品よりも小型の基板を作ることに成功した。しかし、半導体チップの実装面積が小さくなった反面、基板の設計はより難しくなっている。なぜかといえば、チップからでているピンのピッチ(幅)が従来のピッチに比べて小さくなっているので、より高度な実装技術を利用しなければ効率的な配置ができないからだ。

 そこで、富士通ではLOOX Uの基板設計にあたり、さまざまな小型化技術を利用したという。例えば、ノートPC向けでも超小型製品向けだけに採用されているような2段ビルドアップ(*1)の10層基板が採用されている。「設計にあたり、0.6×0.3mmといった超小型の抵抗を採用するなど、できるだけ小型化できるように部材にも注意を払っている。そのほかにも、パッドオンビア(*2)のような技術を利用してスペースを有効利用を図っている」(遠山氏)など、パッケージのサイズが小さくなったメリットを最大限に活かす基板設計が行なわれたという。

 基板を見ていて気がつくのは、A110やIntel 945GUなどBGAパッケージの半導体が黒いパテのような素材で固められていることだ。これは「BGAの半導体の強度は十分だと考えているが、それでも念には念を入れてアミダーフィルという素材で補強している」(遠山氏)とのことで、より強度を増すための措置のようだ。

 なお、メインメモリは512MBのモデルでも、1GBのモデルでも8チップ構成で、マザーボードの両面に実装されている。チップセットのIntel 945GUのメモリコントローラはシングルチャネル構成になっており、8チップでもデュアルチャネルにはならない。

 気になる熱設計だが、右上にアクティブなファンが用意されており、これを利用してCPU、チップセットなどを冷やす設計になっている。遠山氏によればファンレスの設計も可能だったとのことだが、ワーストケースを考えて、アクティブファンを内蔵させる設計にしたという。

 それでも、Intel Ultra Mobile Platfrom 2007のプラットフォーム全体での熱設計消費電力は以前の製品とほとんど変わらないレベルであるので、部分的に熱い場所(ヒートスポット)がどうしてもでてきてしまうという。そこで、「弊社のノートPCではヒートスポット対策として、ケースの裏側にカーペットを貼り付けている。これによりユーザーがヒートスポットを触ったとしても体感温度を和らげる効果がある」(遠山氏)と、対策方法を説明した。そうしたカーペットなどはつけない方が、コストや軽量化では明らかにメリットがあるが、それでも実際にユーザーが使うシーンを考えて妥協できなかったとのことだ。

(*1)ビルドアップ基板

基板の上にさらに追加の基板を積層することでより柔軟な配線を可能にする基板のこと。より小型の基板を作るときに適した技術だと言われている。

(*2)パッドオンビア

内部で各層が信号をやりとりするための穴(ビア)の上にハンダ付け用のパッドを設けたもの。

裏蓋を外すと、1.8インチのHDDとPCI Express Mini Cardスロットにアクセスすることができる フロントのパネルを外したところ

基板の表側。中央に見える緑のチップは、上がA110/800MHz、下がIntel 945GU。945GUの右隣に見えるのがICH7U。左隣はメインメモリ 基板裏側。PCI Express Mini Cardスロットが2スロット用意されており、CFカードスロットも用意されている。右下の穴はファン用の穴

全構成パーツ バッテリ、無線LANモジュール、SDカードスロット、キーボード、HDD 底部に張られているカーペット。ヒートスポットから発生する熱を和らげる役目を果たしている



●もう1つのPCI Express Mini Cardの使い道は?

 LOOX Uをバラしていくと、おやっと思うのは、PCI Express Mini Cardスロットが2スロット用意されていることだ。1スロットは購入時のオプションとして用意されている無線LANカードのためなのだが、それでも1スロットは余ってしまう。もし、このもう1つのPCI Express Mini Cardスロットが必要ないのであれば、最初から1スロットにしておいた方がコストの観点からよいのは言うまでもない。だが、わざわざ用意されているのには何らかの意図があると考えるのが妥当ではないだろうか。

 筆者はこのもう1つのスロットは、間違いなく無線WAN、具体的に言うのであればHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)の内蔵モジュールのためではないかと考えている。最近、海外向けのノートPCではPCI Express Mini Cardのスロットを2つ搭載し、無線LANともう1つにHSDPAの通信モジュールを搭載させるという製品が増えてきている。実際、富士通も海外向けのノートPCで、HSDPAの機能を内蔵した製品をリリースしており、本製品も海外向けにも出される可能性が考えられる(実際IDFで展示されていたのは海外向けのモデルだった)ことも考えれば、その可能性が最も高いと言える。

 重要なことは、ワイヤレスWAN、もっと俗な言い方をするのであれば“モバイルブロードバンド”は、UMPCのような製品が成功するための鍵であるといえる。Intelのアナンド・チャンドラシーカ上級副社長(ウルトラモビリティ事業部ジェネラルマネージャ)は「ウルトラモビリティの新しい市場ができるためには、定額制のモバイルブロードバンドの普及が最大の鍵だ。なぜなら、こうした製品の最大のキラーアプリケーションはインターネットだからだ」と、モバイルブロードバンドこそがUMPCの成功の鍵だと語っている。

 ここで思い出してほしいのは、我々の生活が高速な定額制ブロードバンドにより変わったと言うことだ。それがなければ、Googleに代表されるような“Web 2.0”などと総称されるWebサービスを提供する会社の勃興などあり得なかったし、YouTubeのようなサービスが注目されることもなかっただろう。そうしたサービスの担い手は、未だに多くの部分がPCであり、今やそのほとんどがx86ベースとなっているのだ。

 それが、今年の3月より始まったイーモバイルのHSDPAサービスや2008年にサービスが始まる予定のWiMAXなどにより、今や定額制ブロードバンドもワイヤレスになろうとしている。そうした中、さまざまな企業が提供するWebサービスなども、実際にはx86ベースのPC(今やアップルとてここに含まれる)から利用されているのがほとんどであり、定額制ブロードバンドがワイヤレスになるなら、PCとて本当の意味でワイヤレスにならないといけない、そのためにはもっともっと省電力な半導体が必要になる……そういうトレンドの中で登場してきているのがIntelのLPIAであり、AMDのBobcatなのだ。


●CFカードを利用することで“モバイルブロードバンド”を利用可能に

 だとすれば、そのLPIAの最初の製品となるIntel Ultra Mobile Platform 2007を搭載するLOOX Uとて、モバイルブロードバンドを内蔵させたいと考えるのが自然な流れだし、富士通のエンジニアたちがそれに気が付いていないはずもない。

 ただし、そこには日本ならではの問題が存在している。それがサービスを提供するキャリアとの関係だし、JATE(電気通信端末機器審査協会)の認定を通すという作業だ。もっとも後者のJATEの認定を通すことそのものはあまり問題でない。JATEの認定作業というのは書類をきちんと揃えて費用さえ払えば、決して通すことが難しいものではないと言われている。

 とすると、ハードルとなると考えられるのは、キャリアとの関係だ。現在、日本のキャリアは、自社ネットワークに対応する機器は、端末メーカーからOEM供給してもらい自社のブランドで販売するという戦略をとっている。

 まず議論しなければいけないことは、PCメーカーが端末メーカーとなりうるのかという議論だが、ここは不可能ではないかもしれない。というのも、携帯の端末メーカーをみると、NEC、パナソニック、ソニーエリクソン、富士通など、PCメーカーを兼ねているところも少なくないからだ。

 残る問題は、インセンティブ販売モデルという携帯電話の特異なビジネスモデルに、PCをどう当てはめていくかという点になるだろう。一般的に、携帯電話でインセンティブがつかない本当の価格は7万円前後と言われているが、それでも本製品の14万円弱という価格からすれば半分でしかない。

 個人的な理想としては、キャリアからではなく富士通のようなPCメーカーからSIMロックなしでHSDPA機能を内蔵したUMPCがリリースされることを期待したい。すでに日本でもノキアがそうした方法で、スマートフォンなどをビジネス向けに販売しているが、そのPC版という位置付けでの販売だ。もちろんPCメーカーとしては、どこかのキャリアで使えることを保証しない限り販売できないだろうから、どこかのキャリアがそうした販売方法をうんと言わない限り販売できないだろうが、ぜひともそういう動きに期待したい。

 なお、本製品の場合には、CFスロットが標準で用意されているので、イーモバイルが販売しているCFカードスロット用の通信カード“D01NX”を利用することで、大都市圏では定額制のモバイルブロードバンドがすでに利用可能だ。HSDPA内蔵なんて待ってられないよ、というユーザーにはそういう使い方がお奨めとなるのではないだろうか。

□富士通のホームページ

イー・モバイル、Macに対応するUSB接続のHSDPAデータ端末「D01HW」を発表

イー・モバイルは22日、受信最大通信速度3.6MbpsのHSDPA通信サービス「EMモバイルブロードバンド」対応のUSBモデムタイプのデータ端末「D01HW」(Huawei製)を発表した。6月23日より販売を開始し、本体価格は同社オンラインストアにおいて、データプラン(ベーシック)で33,980円。データプラン(いちねん)の場合は9,980円。

http://journal.mycom.co.jp/news/2007/06/22/050/index.html

「D01HW」


同端末は、ユーザーの電話番号等の情報が記録されたSIMカード(EM chip)を差込み、USB接続で利用するデータ通信端末。対応OSは、Windows 2000 / XP / Vista、Mac OS X 10.3.7~10.4.9(PowePC)、Mac OS X 10.4~10.4.9(Intel)。

Windows環境では、USBでPCと接続するとで、面倒な作業なしですぐにインストールが完了する「ゼロインストール」機能を備える。Mac OSの場合はCD-ROMからのインストールとなる。USB 1.1/2.0に対応するが、USB 2.0のHigh Speedには非対応。本体サイズは約89.4×42.6×14.5mmで、重さは約40g。同梱するUSBケーブルは長短2本で、約82cmと約19cm。

イー・モバイル、データ通信端末きょう発売 マックにも接続できます

携帯事業に13年ぶりに新規参入したイー・モバイル(東京都港区)は22日、国内では初めて米アップル製パソコンに接続可能なデータ通信端末を23日に発売すると発表した。中国の通信機器大手の華為技術製で、受信時に最大毎秒3・6メガビットの高速通信を実現しているのが特徴だ。価格は通常契約が3万3980円で、1年契約の場合は9980円と割安になる。

http://www.business-i.jp/news/top-page/topic/200706230010o.nwc

 同データ通信端末のOS(基本ソフト)は、アップルのマックOSでも米マイクロソフトの「ウィンドウズ」でも使用可能。端末の発売に合わせてキャンペーンも実施し、先着1000人に端末を1円で提供する。

 一方、同社は22日、7月1日から導入する新たなデータ通信の料金プランも発表した。比較的利用度の低い利用者向けに月額基本料が2480~3480円のプランを用意。電子メールで1日3・1通、インターネットのサイトを同2、3ページ閲覧するようなケースであれば同プランの上限である17メガビットに抑えられるという。データ通信量が17メガビットを超えた場合でも、5480~6480円を上限とし、それ以上の料金は取らない。

 同社はこれまで、どれだけデータ通信を使っても月4980~5980円の完全定額制プランしかなかった。ただ、NTTドコモや「au」を展開するKDDIが2段階の課金でデータ通信の定額制を提供しており、柔軟性のある料金プランの設定で対抗。エリック・ガン社長は「9月までに合計10万契約を目指したい」としている。



イー・モバイル、月額2480円の新“ライト”プラン

イー・モバイルは6月22日、最大受信速度3.6Mbpsの定額制HSDPA通信サービス「EMモバイルブロードバンド」にライトデータプランを追加した。月間の通信データ量が17MBまでなら、月額2480円で利用可能になる。これまでの「データプラン」では、通信量無制限で月額5480円の固定料金だった。17MBを超えた分については従量課金となる。約52MB以上の場合、月額使用料は5480円(料金はいずれも1年または2年契約の割引適用時)。

http://www.atmarkit.co.jp/news/200706/22/emobile.html

 既存のデータプラン契約者は、カスタマーセンターへの申し出だけでライトプランに変更できる。変更手数料はかからない。

 通信データ量の目安としてイー・モバイルは、17MBとは、メール(1通188KBと想定)で1日当たり約3.1通、Webサイト(200~300KBと想定)で1日当たり2~3ページ閲覧に相当と説明している。同じく52MBとは、メールが約9.5通、Webページが6~9ページに相当するという。

 同社は併せて、Mac OSに対応したUSBタイプのデータ通信端末を、6月23日に発売すると発表した。利用可能なプランは、Windows向けサービスと同様で、ライトプランも使える。

2.5GHz帯の免許方針案にドコモとKDDIが反対意見。イー・アクセスは賛成

総務省は22日、2.5GHz帯の周波数を使用する広帯域移動無線アクセスシステム(BWA)に関する免許方針案に対する意見募集結果を公表した。企業や地方自治体、個人など、合計50件の意見が提出された。

 総務省の免許方針案では、全国展開する移動体通信事業者向けの周波数は新規に参入する最大2社に割り当てるとしている。既存の第3世代移動通信事業者およびグループ会社は、3分の1以下の出資による事業参加が許容され、直接の割り当て対象からは外れることになる。

 NTTドコモとKDDIの2社は、既存事業者を対象外とする項目に対して反対する意見を提出。両社では、既存事業者も差別することなく、開設計画の申請を受け付ける機会を与えるべきだとしている。

 イー・モバイルおよびイー・アクセスでは、同指針案を基本的に支持する意見を提出した。ソフトバンクモバイルは意見を提出していないが、「基本的には受け入れられる」姿勢だという。同社では、「2.5GHz帯の免許獲得に向けて、引き続き検討を進める」としている。なお、イー・アクセスとソフトバンクグループでは、6月21日付けでWiMAXに関する協力関係を結んでいる。

 また、2.5GHz帯にWiMAXで参入を目指しているアッカ・ネットワークス、それに次世代PHSで参入を目指すウィルコムは、どちらも免許方針案に賛同する旨の意見を表明した。なお、既存事業者を含めて、2.5GHz帯ではWiMAXで参入する検討している企業が圧倒的多数を占めている。

 インテル、三洋電機のメーカーなどは、全国バンドの一部2,545~2,555MHzにおける2014年末までの運用制限に関して、隣接の衛星通信サービスとの共用を考慮しながらも、BWAサービスの普及状況を踏まえ、早期に運用制限を解除するよう要望している。

 このほか、固定的利用を目的とした地域バンドに対する意見も提出された。佐賀県、新潟県、和歌山県など地方自治体は、固定系地域バンドを設けた点について基本的に賛同する意見を表明した。

 総務省では、提出された意見に対する考え方を整理した上で、電波監理審議会に開設指針案を諮問するなどの所定の手続きを進めていく考えだという。


■ URL

  報道資料

  http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070622_5.html

■ 関連記事

・ 総務省、2.5GHz帯の免許方針案を公表。移動体は新規参入の最大2社に割当


(村松健至)

2007/06/22 21:46

イー・モバイル、Mac対応のUSBデータ端末を発売、2段階の定額料金プランも

 イー・モバイル(千本倖生会長兼CEO)は、3.5世代(3.5G)携帯電話サービス「HSDPA」を利用したモバイル端末向けの定額制データ通信サービス「EMモバイルブロードバンド」に対応したUSB接続のデータ通信端末「D01HW」を6月23日に発売した。

http://bcnranking.jp/products/01-00014528.html

 端末価格を含む初期費用は、直販サイトの「イー・モバイルオンラインストア」で、データプラン(ベーシック)の場合が3万3980円、データプラン(いちねん)の場合は9980円。

 「D01HW」は、中国Huawei製のHSPDA対応データ通信端末。USBポートさえあればWindows PCにもMacintoshにも接続して利用できる。Windows PCでは本体をUSBコネクタに接続するだけでインストールが完了する。対応OSはWindows Vista(32ビット版)、XP、2000、Mac OS X 10.3.7以降。約19センチと約82センチのUSBケーブルが付属する。

 また同社は、従来の完全定額制プラン「データプラン」に対し、利用データ量に応じて2段階で課金する定額制を採用した新料金プラン「ライトデータプラン」を7月1日から開始する。

 月額基本料金は3480円で、1480円分の無料通信サービスが付く。「年とく割」を適用した場合の料金は、月額2480円。月間の利用データ量が17MBを超えると1パケット0.0105円で通信料が加算される。ただし、上限の6480円を超えた場合にはそれ以上加算はされない。

 イー・モバイルでは新料金プランのスタートを記念し、「ライトデータプラン」に加入したユーザーを対象に、7月の月額料金を無料にするキャンペーンを実施する。キャンペーン期間は7月1日から7月31日まで。

昨日の敵は今日の友? イー・アクセスとソフトバンクがWiMAXで共同検討

イー・アクセスとソフトバンクは6月21日,モバイルWiMAXの事業化に向けたフィージビリティ・スタディ(事前調査)を共同実施することで合意したと発表した。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070621/275504/?ST=network

 両社は互いに事業検討や実証実験の結果を持ち寄り,モバイルWiMAXの事業性や技術課題などについて共同で検討を進める。今後,両社の取り組みに参加する企業を募り,モバイルWiMAXの事業会社を数社共同で設立。2.5GHz帯の免許申請に動く見通しだ。

 イー・アクセス取締役会長でイー・モバイル代表取締役会長兼CEOである千本倖生氏は,「オープンな水平分業が実現できるか,総務省が割り当て事業者を決める今秋に向けて取り組みを進める」と意欲を語った。ソフトバンクモバイルの宮川潤一取締役専務執行役員CTOは,「総務省の免許方針案では,我々だけでは事業化できない。全国の通信事業者と話し合って,3社,4社,5社と多くの事業者と組めるようにしていきたい」とした。

 総務省が5月に公表した2.5GHz帯の免許方針案では,第3世代携帯電話(3G)事業者とそのグループ会社は割り当ての対象外だ。ただし,3G事業者とそのグループ企業でも,3分の1未満の出資による事業参加は可能とされている(関連記事)。イー・アクセスとソフトバンクによる共同検討の実施は,3G事業者同士が連合体を形成し,さらにほかの出資者を募ることで,互いの出資比率を3分の1以下に抑えるという狙いもある(関連記事)。

 事業化することになった場合は,インフラ運営専業の「ゼロ種事業者」を設立して,その事業者で2.5GHz帯の割り当てを狙う見込みだ。周波数割り当てを受けた事業者が構築したインフラを,イー・モバイルやソフトバンクモバイルなどがMVNO(仮想移動体通信事業者)の形で借り受けることを想定しているという。「NTTやKDDI,アッカ・ネットワークスの参加もウェルカムだ。モバイルWiMAXのインフラ構築には巨大な資金が必要になるので,インフラを事業者間で共通化していきたい」(ソフトバンクモバイルの宮川専務)とする。

 フィージビリティ・スタディでは,「そもそもビジネスとして成り立つかどうかから検討する」(イー・モバイルのエリック・ガン代表取締役社長兼COO)。ビジネスとして成立しないと判断した場合は,「事業化しないという決定もありうる」(同)という。ソフトバンクモバイルの宮川専務も「2.5GHz帯は周波数が高く,使いやすい周波数ではない。事業モデルについても,どうやって採算を取るのかきちんと検討しないといけない」と慎重な姿勢を示した。

 また,ソフトバンクモバイルの宮川専務は「今までの歴史でこの2社が並んだ会見は一度もなかった」と感慨深げに語った。というのも,これまでの両社の関係は,決して良好とは言えないものだったからだ。ADSLや3G携帯電話ではライバル関係にあり,ADSLの干渉問題を巡ってはソフトバンクがイー・アクセスCTOに3億円の賠償と謝罪を求めて訴訟を起こしたこともあった(関連記事)。それが一転,両社とも苦しい立場に立たされているモバイルWiMAXの事業化では,過去の確執を乗り越えて手を組んだ格好である。

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(白井 良=日経コミュニケーション)  [2007/06/21]

イー・アクセスとソフトバンク、共同でWiMAX事業化を検討

イー・アクセスとソフトバンクは、モバイルWiMAX戦略において共同で事業化を検討していくことを明らかにした。イー・アクセスが開催した報道関係者向けの事業戦略説明会で明らかにされた。今後実施されるモバイルWiMAXの免許付与をにらみ、技術的な課題や事業会社の設立などを共同で検討していくという。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/35131.html

 イー・アクセス 取締役会長の千本 倖生氏は、記者向けの説明会でモバイルWiMAXに関する戦略を明らかにした。同氏は、イー・アクセスが都内や郊外でモバイルWiMAXの実験を積極的に実施しているとし、2006年の7月に実施された実験では下り最大10Mbpsといった高速通信に成功しているとした。郊外では慶應大学の湘南藤沢キャンパスで実施している実験を取り上げ、「都市だけでなく、地方でもやらなければいけない」との考えを述べ、「地方における導入では、沿革介護や医療、緊急通報など、高速データ通信ならではの事業形態についても検討に着手している」とした。

 総務省から示されている、モバイルWiMAXの免許付与の方針案については「基本的に賛成という立場」だという。千本氏は「ブロードバンドの普及は、オープン性と、激しい競争が繰り広げられたから。既存の垂直統合型モデルは、我々は排除する」と述べて、既存の通信事業者がそのまま参入できない条件に理解を示した。一方で、イー・アクセスとして「是非とも免許を取得したい」との考えも示し、免許取得にむけてさまざまな取り組みを行なっていくとした。

総務省の方針案について 免許付与条件に対する取り組み



ソフトバンクモバイル 取締役 専務執行役員 CTOの宮川氏。手前に置いてある厚いファイルは実験結果をまとめたものだが、まだまだ勉強が必要という

 ソフトバンクとの事業化の共同検討については、説明会の中でも最後に明らかにされた。千本氏は、「ソフトバンクモバイルと、2.5GHz帯のモバイルWiMAXについて共同でFeasibility Studyを検討していく」と述べ、これまで両社がそれぞれ行なってきた実験結果やノウハウを持ち寄り、日本での市場性の分析、地方のデジタルデバイドの解消、標準化の推進、新しいビジネスモデルなどを共同で検討していくという。

 2007年の秋に予定されている免許付与をにらんだものとなるが、総務省からは、免許が付与される事業会社は既存3G事業者の出資比率が3分の1以下、という方針が示されており、イー・アクセス、ソフトバンクで共同の事業会社を設立していくのかという基本的な部分も含めてこれから検討していくという。

 説明会には、ソフトバンクモバイル 取締役 専務執行役員 CTOの宮川 潤一氏も出席した。宮川氏は「モバイルWiMAXの事業性についてはまだまだ勉強していかなければいけない」とし、モバイルWiMAXの事業化が現段階ではリスクが高いと判断しているとの認識を示した。総務省から“3分の1ルール”が示されたことで、「モバイルWiMAXについて、2社でもう少し深堀していこうとなった」とし、「ほかのキャリアにも声をかけていくので、3社、4社と増えていくかもしれない」と述べて、今回の共同の検討は、モバイルWiMAXの事業化を検討する企業の受け皿になり得るものであるとした。

 両社では、2007年秋の免許付与をひとつの期限としており、事業会社の設立の有無や出資比率、ビジネスモデルなど、さまざまな点について両社で検討していくという。

共同の検討について 基本的ながら、幅広い分野を検討課題とした



■ URL

  イー・アクセス

  http://www.eaccess.net/

  ソフトバンク

  http://www.softbank.co.jp/

■ 関連記事

・ アッカ、WiMAX事業を行なう子会社「アッカ・ワイヤレス」設立

・ WiMAXフォーラムが日本オフィスを設立

・ KDDI株主総会、WiMAXに積極的に取り組む姿勢は変わらない

・ イー・アクセス、慶應大・湘南キャンパスでモバイルWiMAXの実験

・ 2.5GHz帯の次世代高速無線免許は新規事業者へ~総務省の方針案


(太田 亮三)

2007/06/21 19:19

イー・モバイル、新規サービスエリアを公開

イー・モバイルは7月に開業する札幌、仙台、福岡の各市でのサービスエリアを公開した。

2007年06月27日 20時08分 更新

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0706/27/news112.html

 イー・モバイルは6月27日、6月度の拡大エリアならびに7月1日に新規開業するサービスエリアを発表した。

 新規開業エリアと拡大サービスエリアは以下の通り(一部のみ、または追加拡大地域を含む)。

7/1開業エリア都道府県 新規エリア

北海道 札幌市中央区・北区・東区の各一部

宮城県 仙台市青葉区・宮城野区・若林区・太白区の各一部

福岡県 福岡市博多区・中央区・早楽区、北九州市戸畑区・小倉北区の各一部


関東地区都道府県 拡大エリア

埼玉県 さいたま市西区・北区・見沼区・浦和区・緑区・岩槻区、川越市、川口市、、所沢市、春日部市、狭山市、入間市、鳩ヶ谷市、富士見市、蓮田市、ふじみ野市、三芳町、松伏町

千葉県 千葉市中央区・花見川区、市川市、船橋市、松戸市、野田市、柏市、流山市、鎌ヶ谷市

東京都 八王子市、調布市、町田市、日野市、東村山市、福生市、東大和市、武蔵村山市、多摩市、稲城市、羽村市、瑞穂町

神奈川県 横浜市鶴見区・神奈川区・西区・中区・磯子区・港北区・戸塚区・港南区・緑区・瀬谷区・栄区・泉区・青葉区・都筑区、川崎市高津区・多摩区・宮前区・麻生区、藤沢市、茅ヶ崎市、相模原市、海老名市、座間市、綾瀬市、寒川町


東海地区都道府県 拡大エリア

愛知県 名古屋市守山区・緑区・太白区、豊橋市、岡崎市、一宮市、春日井市、清洲市


関西地区都道府県 拡大エリア

京都府 京都市北区・左京区・東山区・右京区・伏見区・山科区、西京区、向日市、長岡京市、八幡市、久御山町

大阪府 堺市中区・東区・西区・北区・美原区、池田市、吹田市、泉大津市、高槻市、貝塚市、枚方市、茨木市、八尾市、泉佐野市、寝屋川市、大東市、箕面市、柏原市、羽曳野市、高石市、藤井寺市、東大阪市、四條畷市、島本町、忠岡町、田尻町

兵庫県 神戸市東灘区・灘区・兵庫区・長田区・須磨区・中央区、西宮市、芦屋市

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2007年6月のサービスエリア拡大実績及び7月1日拡大予定について

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=163639&lindID=1

 イー・モバイル株式会社(本社:東京都港区虎ノ門、代表者:代表取締役会長兼CEO 千本倖生、以下イー・モバイル)は、HSDPA通信サービス『EMモバイルブロードバンド』のサービスエリアを、2007年6月に新たに下表のとおり拡大いたしました。また、すでに発表しております2007年7月1日の拡大予定エリアについても、その詳細を、あわせてお知らせします。

 これからも、サービスをより便利に快適にご利用頂くため、主要都市部へのエリア展開を早期に実現すべく全力で基地局建設を進めて参ります。


<2007年6月1日から6月末日までの拡大エリア>

<2007年7月1日の拡大予定エリア>

 添付資料をご参照ください。

● 関連リンク

イー・モバイル(株) ホームページ

● 関連資料

2007年6月1日から6月末日までの拡大エリアなど

2007年06月29日

2006年度の携帯電話販売数はシャープがパナソニック、NECを大きく引き離す

ライブドアは28日、同社の企業向けマーケティングリサーチサービスのレポート販売サイト「SurveyReport」において、エムレポートがまとめた「端末メーカ各社の国内動向-2006年度通期-」のまとめを発表した。

http://www.rbbtoday.com/news/20070628/43050.html

 発表によると、2006年度通期の携帯電話の国内出荷台数はシャープがトップで、「3強」の残り2社となるパナソニックモバイルコミュニケーションズと日本電気を大きく引き離した。出荷台数はシャープのみが1,000万台を突破し、パナソニックモバイルコミュニケーションズ、東芝は500万台強程度にとどまっている。

 2006年度はMNP制度の導入があったにもかかわらず、携帯電話の国内出荷数は前年同期比0.4%増の4,712万台だった。このうち、3G端末は同20.6%増の4,449万7,000台、2G端末が同73.9%減の262万3,000万台。HSDPA方式端末を含む3G端末以上の比率は94.4%に達した。

 一方、MNP制度によるユーザー移行対策として通算投入機種数は129機種と例を見ないほどの数となった。なお、2007年度はおサイフケータイやワンセグ対応、HSDPA方式端末の拡充が見込まれることから出荷数は微増となる4,800万台が見込まれている。

(富永ジュン@RBB 2007年6月28日 16:41)



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2007年06月30日

“3GモデルじゃWiMAXは作れない”――齊藤東大名誉教授

通信分野で長年提言を行ってきた齊藤忠夫東大名誉教授は、今の携帯電話ビジネスモデルをWiMAXに持ち込まないように呼びかける。

2007年06月28日 20時43分 更新

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0706/28/news133.html

 「今の3G携帯電話のモデルでは日本はオープンになれない」――イー・アクセス/イー・モバイルが主催するWiMAXセミナーが6月28日行われ、基調講演に登壇した齊藤忠夫東京大学名誉教授はこのように語った。

 「ユビキタス時代の無線ネットワークとWiMax」と題した講演で齊藤氏は冒頭、ムーアの法則がコンピュータの普及ペースにも当てはまるとし、コンピュータ技術の進化とアプリケーションの多様化がPC時代の到来をもたらしたと述べた。

齊藤忠夫氏

 「1960年代には誰も予想しなかったが今では1人に1台がコンピュータを持つ時代。このペースなら2020~2030年頃には1人が100台のコンピュータと通信端末を持つようになる」(齊藤氏)

 PCは多くのユーザーにとって日常生活に無くてはならないものとなったが、こうしたライフスタイルの変化に合わせて、無線通信もアナログからデジタルへの移行やPHS、WiFiの誕生など、さまざまな技術、サービスが登場してきた。

 「すでにいくつもの無線サービスがあり、ユーザーは複数のサービスを使ってユビキタスを実現できるはず。だが多くのユーザーは1つのサービスしか利用しない。この原因は携帯電話のビジネスモデルにある」と齊藤氏。

「ユビキタスはさまざまな無線サービスが相互に接続されることが重要」と齊藤氏

 回線や端末、コンテンツを携帯電話事業者が丸ごと提供する垂直統合型のビジネスモデルは、ユーザーにとってはサービスが複雑な場合に選択の手間を省くメリットがあるが、同時に他のサービスに乗り換えづらいデメリットもある。齊藤氏は、ユビキタス実現の大きな障害になると指摘した。

 齊藤氏は総務省のモバイルビジネス研究会の座長も務めているが、26日に発表した研究会の報告書では、携帯電話の新しいビジネスモデル実現に向けて、販売奨励金制度やSIMロックの見直し、WiMAXなど次世代高速無線サービスとの連携、新規事業者の参入を促がすオープンなビジネス環境の導入を求めている。

 また齊藤氏は、さまざまな無線サービスの相互接続の重要性も指摘する。「国内ではNTTの民営化以降、通信事業者が標準化に大きな影響力を持つようになったが、各社それぞれが独自の技術に注力し、結果として世界のサービスともつながる標準化がなされてこなかった。」

 一方、WiMAXでは標準化推進団体のWiMAX Forumが技術・ビジネスの両面から世界標準となるべきWiMAXのあり方を提案してきた。特にハードウェアやソフトウェアは「プラグフェス」と呼ばれる、WiMAX対応機器同士の相互接続試験を世界各地で行っている最中だ。

 齊藤氏は、20日に開設されたばかりのWiMAX Forum日本オフィスの代表も兼任する。「WiMAXは真のユビキタスが実現するための第一歩。日本の電波制度は世界と比べてもオープンなため、日本流の良さを世界に訴えていくとともに、逆に世界の流れに国内の事業者も合わせていくことのできるWiMAX環境を整備したい」と抱負を語り、次世代無線サービスの普及に向けたオープンなビジネス環境の実現を訴えた。

千本倖生氏

 イー・アクセスの千本倖生取締役会長(イー・モバイル代表取締役社長兼CEO)は、「3.9GやWiMAX、LTE(Long Term Evolution)など次世代無線サービスが注目されるが、具体的なビジネスモデルを描くのはまだ難しい。イー・モバイルも数十MbpsのサービスまではHSDPAでカバーできるが、それ以上の高速サービスがどうあるべきかはソフトバンクさんとの協力関係のようにしっかりと勉強していたい」と話した。

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