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アンリツ、HSDPA/HSUPA方式携帯電話端末ソフト試験が可能なシグナリングテスタを販売

シグナリングテスタMD8470A機能強化

第3.5世代HSDPA/HSUPA方式携帯電話端末のアプリケーション試験を実現

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=160663&lindID=4

 アンリツ株式会社(社長 戸田 博道)は、シグナリングテスタMD8470Aの機能を強化。

 第3.5世代HSDPA/HSUPA方式携帯電話端末のアプリケーション試験を可能としました。本機能に対応したMD8470Aの販売を5月24日から開始いたします。

 MD8470Aに新たに開発したW-CDMA/HSPAシグナリングユニットMU847010B、HSDPAソフトウェアMX847010A-11、HSUPAソフトウェアMX847010A-12および既に提供しているW-CDMA/GSMシミュレーションキットMX847010Aを搭載することで、HSDPA/HSUPA方式携帯電話端末のアプリケーション試験環境の構築が可能。3GPP規格Release 5/Release 6で規定されるすべてのHSDPA/HSUPA UEカテゴリ※1に対応した通信条件で、高速データ通信や大容量コンテンツを利用したアプリケーション試験が可能となります。また、高速データ通信中の音声着信、テレビ電話着信、SMS※2/MMS※3受信など各種サービスの割り込み試験も簡易にシミュレーションでき、HSDPA/HSUPA方式携帯電話端末のアプリケーション負荷試験を効率的に行うことができます。さらに、W-CDMA/GSMシミュレーションキットMX847010Aにスループット※4モニター機能を追加。試験時のデータ通信速度がリアルタイムで確認できるため、端末のスループット性能が評価できます。


◆HSDPA/HSUPA:High Speed Downlink Packet Access/High Speed Uplink Packet Access 

 第3世代携帯電話システムの一つであるW-CDMAのパケット通信を高速化した方式。HSDPAは3GPP規格Release 5で規格化された方式で、下り(基地局から端末)最大14.4Mbpsの高速データ通信が可能。HSUPAは3GPP規格Release 6で規格化された方式で、上り(端末から基地局)最大5.76Mbpsの高速データ通信が可能。回線品質やユーザ配分に応じて最適な変調方式や転送速度が適応的に選択される。


[開発の背景]

 第3世代携帯電話サービスの本格的な普及にともない、パケット通信を利用したアプリケーションの高度化とコンテンツの大容量化が急速に進展しており、ユーザーへのより高速なデータ通信提供とネットワークの容量拡大の必要性が高まっています。こうした中、W-CDMA方式の通信速度をさらに高速化した第3.5世代HSDPA/HSUPA方式携帯電話端末の開発が活発化しており、高速データ通信を利用したアプリケーションを効率良く検証できる基地局シミュレータの需要が高まっています。

 これまで、アンリツは基地局シミュレータとしてW-CDMA、GSM/GPRS/EGPRS、CDMA2000(R)1X/1xEVDO、TD-SCDMA方式に対応したシグナリングテスタMD8470Aを提供し、アプリケーションソフトウェア開発の効率化に貢献してまいりました。さらに今回、機能を強化し、HSDPA/HSUPA方式携帯電話端末のアプリケーション試験を可能としました。


[製品概要] 

 シグナリングテスタMD8470Aは、携帯電話端末のアプリケーション試験を可能とする基地局シミュレータです。W-CDMA/HSPAシグナリングユニットMU847010B、HSDPAソフトウェアMX847010A-11、HSUPAソフトウェアMX847010A-12、W-CDMA/GSMシミュレーションキットMX847010Aを搭載することで、HSDPA/HSUPA方式携帯電話端末のアプリケーション試験環境の構築が可能。3GPP規格Release 5/Release 6が規定しているすべてのHSDPA/HSUPA UEカテゴリに対応した通信条件でのデータ通信試験やスループット性能評価、また高速データ通信中の各種サービスの割り込み試験などを簡易にシミュレーションできます。


◆シグナリングテスタMD8470A

 MD8470Aは、HSDPA/HSUPAに加え、W-CDMA、GSM/GPRS/EGPRS、CDMA2000(R) 1X/1xEVDO、TD-SCDMAに対応しており、世界の移動通信ネットワークを携帯電話アプリケーション開発者の机上でシミュレーションできます。一台で、音声通話、Webブラウジング/コンテンツダウンロード、メッセージング機能など、携帯電話の各種アプリケーションの試験環境の構築が可能です。ユーザインタフェース用にWindows? operating systemを搭載したPCを内蔵していることから、外部サーバや制御用PCを不要とし、エンジニア一人ひとりがパーソナルな開発環境で効率良く携帯電話端末の機能試験を行えます。

 Windows は、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

 CDMA2000 は、Telecommunications Industry Association(TIU-USA)の登録商標です。


[主な特長]

□3GPP規格Release5/Release6に対応

 HSDPA/HSUPA対応のMD8470Aは、3GPP規格Release 5/Release 6が規定しているすべてのHSDPA/HSUPA UEカテゴリに対応した通信条件で、携帯電話端末のアプリケーション試験が行えます。

□スループット試験が可能

 W-CDMA/GSMシミュレーションキットMX847010Aに新たにスループットモニター機能を追加したことにより、試験時のデータ通信速度がリアルタイムで確認でき、HSDPA/HSUPA携帯電話端末のスループット性能検証が可能です。


[対象市場・用途]

□第3.5世代HSDPA/HSUPA方式携帯電話端末のアプリケーションソフトウェア開発


[営業情報]

□発売開始:平成19年5月24日

□予定販売台数:国内・海外計 300セット(初年度1年間)

□価格

 HSDPA/HSUPA試験に対応する最小構成価格: 860万円

 ・シグナリングテスタ MD8470A

 ・W-CDMA/HSPAシグナリングユニット MU847010B

 ・W-CDMA/GSMシミュレーションキットMX847010A

 ・HSDPAソフトウェア MX847010A-11

 ・HSUPAソフトウェア MX847010A-12

 ・サポートサービス MX847010A-20


<参考>

 上記の構成に加えGSM/GPRS/EGPRSに対応する下記オプションを加えた価格: 1230万円

 ・GSMシグナリングユニット MU847020B

 ・EGPRSソフトウェア MX847010A-01

 ・セカンドRFオプション MD8470A-02


[用語解説]

※1 UEカテゴリ

 3GPP TS25.306で規定されているHSDPA/HSUPA方式におけるUE(User Equipment)の変調方式やデータ速度による分類。

※2 SMS:Short Message Service

 携帯電話同士で短い文字メッセージを交換できるサービス。

※3 MMS :Multimedia Messaging Service

 SMSとの相互運用性を保ちつつ、音声や画像、動画などマルチメディアに対応したメッセージサービス。

※4 スループット

 一定時間内に転送可能なデータ量。通信パフォーマンスの重要な評価基準。

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