アイピーモバイルが携帯参入断念へ、資金調達難航か
通信ベンチャーのアイピーモバイルが携帯電話事業への新規参入を断念する方針を固めた。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070408ib21.htm
9日にも正式決定し、携帯電話の新規参入用として割り当てられた電波を総務省に返上する見通しだ。基地局建設などに必要な数百億円規模の資金を調達できなかったためとみられる。
同社は05年11月に総務省から2ギガ・ヘルツ帯の周波数を割り当てられ、携帯電話事業への参入が認められた。当初は通信料金定額の高速データ通信サービスを06年10月から始める計画だったが、昨年7月、より高速大容量の通信サービスを行うとの理由で今春へ延期することを発表していた。
携帯電話事業への新規参入について、参入承認から2年以内のサービス開始などの条件があった。しかし、資金調達が難航し、基地局の建設は計画通りに進まず、最終的に条件を満たせないと判断した模様だ。
総務省はアイピーモバイルからの電波返上を認め、再割り当ての検討に入る方針だ。
総務省は05年11月、アイピーモバイルとともにソフトバンクとADSL(非対称デジタル加入者線)大手イー・アクセスの子会社のイー・モバイルの2社に携帯電話事業への新規参入を認めた。このうち、ソフトバンクはボーダフォン日本法人(現・ソフトバンクモバイル)を買収し、新規参入用として割り当てられた電波を返上しており、新規参入は、3月末から事業を開始しているイー・モバイルのみとなる。
(2007年4月8日22時45分 読売新聞)
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